【野球】 対戦校インタビュー “Be Ready!” ②法政大学

日本一を目標に掲げる慶大野球部。そんな陸の王者の前に立ちはだかるのが、東京六大学野球連盟の5大学だ。彼らは慶大の連覇を阻むべく、その爪を研いできた。今回、慶大の敵となる他大学の監督・主将・投打の主力に新チームの手応えや、慶大への対策を伺った。

 
対戦校特集の第2回は法政大学を取り上げる。昨季は東大に連敗を喫し勝ち点を献上したが、3位とAクラスは死守した今年は下級生から経験を積んできたメンバーが4年となり、六大学最強という文句が過言でないほどの戦力を整えた。そんな法政大学の青木久典監督と向山基生主将(営4・法政二)、通算15勝のエース菅野秀哉投手(キャ4・小高工)、通算7本塁打の4番中山翔太(人4・履正社)に迫った。
 

青木久典監督

優しく受け答えしてくださった青木監督

――昨年を振り返って

春秋ともに3位なので良くも悪くもなくという感じですかね。もうちょっとやれたのかなとは思います。

 

――春は4連敗から6連勝と波がありました

秋もそうだったと思うんですけど、なかなかスタートダッシュが良くなくて、その後チームがまとまってくるという感じでした。結束の部分を強化したいなと思って昨年は生活の方もうるさく言っていました。

 

――秋は特に投手に苦しみました

土日としっかり決まる投手が菅野一枚しかいなかったので、やり繰りが難しかったです。なかなか1週目からピークに持っていけなかったこともその結果に繋がったかなと思います。

 

――打線の方はいかがですか

春はまだチームが出来上がっていない状態でした。若手中心というようなメンバーで臨んだので、経験不足もあり、そこが響いてバッターは波に乗れなかったのかなと思います。その分秋は経験を積んだことでバッターは本来の能力をしっかり出してくれたのではないでしょうか。

 

――菅野投手はエースとして回りました

でも、彼に望むものはもっと高いものです。春であれば尻上がりに良くなりましたが、スタートは状態が良くなかったですし、秋は波が激しかったです。彼くらいの力量であればシーズンを高い水準の中でしっかりゲームメイクして、相手をしっかり抑えることはできると思うので、やってほしいですね。

 

――中山選手は全試合4番で活躍しました

良かろうが悪かろうが、4番で使い続けるつもりでした。その中で、最低限の仕事はしてくれたと思います。僕の中で、4番というのはすぐに誰もがなれるものではなく、経験しながら作り上げるものだと考えています。1年間プレッシャーやコンディションの作り方は大変だったと思いますが、よく乗り切ってくれました。

 

――去年を踏まえて、成長した姿に期待しているということですか

そうですね。真の4番として、六大学の4番としてしっかり活躍して貢献してくれるんじゃないかと期待しています。

 

――今年の新チームの印象は

若い時から試合で使って経験を積ませてきたので、4年の集大成かなと思っています。非常に4年同士仲がいいですし、今年のスローガンに「結束」を掲げて、チーム一丸となっているので、期待しています。

 

――「結束」というスローガンについては

主将副将の幹部たちが何点か出した中で僕が決めました。自分が思っていることと、学生たちが思っていることが、合致していたので、これだなと思いましたね。

 

――チームとしてまとまりたいという思いだったのですか

法政の強みと弱みがありまして、強みは個々の能力の強さ、ポテンシャルの高い選手が集まっていることです。弱みは個々が強すぎて一つのチームとして戦っていけない部分がありました。やはり、優勝しないと意味がないのでね。そういう意味で結束という部分は学生たちもわかりながら考えてきたと思っています。非常によく法政のことをわかっているなと思いました。4年の仲がいいというのも、傷の舐め合いをするわけではなく、しっかりとそれぞれが機能しています。そんな姿を見ていると、ここまで経験させてきてよかったなと思います。

 

――戦力を揃えながらも優勝から遠ざかっている理由はその弱みにあるということですか

それも一理あると思います。試合に出ているものたちは優勝を目指して一つになっているんですが、それ以外の人たちのベクトルが違う方向を向くことがありました。そんな人が1人でもいたらチームは強くならないと思っているので、そこが試合の勝負を分けるところに出て来ている部分もあると思います。

 

――4年目ということで、選手全体にそのような思いも浸透してきたのでは

勝負の年ですね。どれくらいできるのか、結果を出せるのかいい意味で楽しみです。

 

就任4年目、最強世代を率いて優勝を目指す

――オープン戦の手応えは

連戦を組んでいるので、投手の良し悪しや疲れで勝ったり負けたりはもちろんあるのですが、その中で、だいぶ大人のチームになってきたかなという収穫はあります。

 

――投手陣では明暗が分かれているということですか

持っているポテンシャルの違いが出ることもありますが、いかにそこを上げてあげるかがこちらの役割だと思うので、試合を経験させながらいいところで代えて自信をつけさせてあげたりしています。投手の底上げはできているのかなと思います。新戦力もいい選手が入ってきているので、新2年3年はお尻に火がついた感じで練習から取り組んでいます(笑)それも底上げの要因かもしれないですね。

 

――打線の方はいかがでしょうか

あまり心配はしていないです。ただ、リーグ戦2カ月を戦っていくと、好不調があったりけが人があったりします。そこで監督は欲張りなもので、1枚目だけじゃなくて2枚目の選手も1枚目と変わらずやってもらいたいと思ってしまいます。2枚目の選手もそのくらいまで伸びてきてもらいたいです。だから、オープン戦は欲張りながらやっていますね(笑)

 

――向山主将はどんな方ですか

野球に対して誠実で、自分のこともそうですが、よりチームのことを考えているいいキャプテンだなと思います。頭がいいので、僕が考えていることをすぐ察しながら突っ走ってくれるところもいいところだと思います。

 

――慶大と違って主力に内部生が少ない中で、向山選手が主将になった意義は大きいのでは

大島公一さん(H2卒)以来で30年ぶりですかね。本当に貴重な存在です。付属からくる選手は慶應さんと一緒でいい選手もいますし、向山に関しては能力的にもスポーツ推薦の子とも変わらないので、そういう意味では迷いなく彼しかいないと思って決めました。付属生が頑張ってくれると、学校全体が盛り上がると思うし、彼が主将になってくれたということは大きな意味で素晴らしいことだと思います。

 

――慶應が優勝した理由とは

やはり大久保秀昭監督はこれまでのキャリアも素晴らしいですし、今までのエンジョイベースボールだけでなく、慶應にこれまでなかったメリハリや厳しさを作っていました。また、しっかりチームが勝つために個々が仕事をしながら、一枚岩なところを戦ってて感じました。他大学の方には失礼かもしれませんが、いろんな意味で一番脅威を感じていたくらいです。一体感がありました。さすが大久保さんはいいチームを作られたなと思います。

 

―唯一慶大が勝ち点を落としたのが法大戦でした

あまりそこに意識はしていません。たまたま春秋と慶應さんから勝ち点を取っただけに過ぎないのかなと思っています。

 

――慶大対策というものは

やっぱり投手が若い時から経験をしながら、優勝したということはすごく自信になったと思います。一冬超えたことによって、力をつけてきていると思います。まずはその投手陣を打ち崩すためにはどうすればいいかと対策を練っています。バッターに関しては新しい顔が出てくると思うので、未知数な部分があると思います。昨年投げた投手陣をどう打ち崩すかを考えていきたいです。

 

――春のシーズンへの意気込みを

2週目からなので、あと1ヶ月あります。いま最後で追い込みをやっているところですが、残りのオープン戦をチームが機能するために課題をしっかり潰して万全な状態で我々の第1週にピーキングを持っていけるようにしっかり頑張っていきたいなと思っています。

 

向山基生主将

インタビューに答える向山

――昨年を振り返って

春季・秋季ともにリーグ戦で3位という結果でしたが、とても悔しいです。満足してはいけないと思いますし、次に生かしていきたいと思っています。

 

――昨年は、春季の開幕前にけがをされてしまったそうですが

リーグ戦開幕の10日ほど前にあったオープン戦で死球を右手首に受け、骨折してしまいました。2年の時から試合に出させてもらっていたので、春からも中心選手として活躍する準備をしていただけに、とても残念でした。3カ月ほどは復帰することができなかったので、それまでは腕を使わない下半身トレーニングなどを行っていました。

 

――けがを乗り越えて臨まれた秋季リーグ戦は振り返っていかがですか

打撃に関して、数字だけで見たら悪くはないと思いますが、まだまだ満足することのできない結果です。シーズンを通していい状態で臨めるよう、さらに上を目指して今季も頑張りたいと思います。本塁打は3本ぐらい打ちたいですね。

 

――秋季リーグでは、東大に15年ぶりの勝ち点獲得を許してしまいました

応援してくださる方々に申し訳ないと思いますし、情けないという思いが一番強いです。ですがその時はリーグ戦の中盤だったので、当時の主将・森(龍馬=H30キャ卒・現明治安田生命)さんを中心にチームで話し合い、うまく気持ちを切り替えてその後の試合に臨むことができました。

 

――近年優勝を逃し続けてしまっている要因は

僕自身も明確な理由はわかりませんが…(苦笑)今年のチームに関しては「練習をするときとしないときのメリハリをしっかりとつける」というところを意識しながら、主将としてみんなをまとめていこうと決めています。

 

――新チームの印象は

経験のある選手がとても多く戦力は整っているので、自信はあります。僕以外の選手たちもチームを引っ張っていってくれていますし、僕としてもやりやすいです。

 

――投手陣は、柱となる選手が抜けました

そうですね。熊谷(拓也=H30キャ卒・現NTT東日本)さんや長谷川(裕也=H30経卒・現JR東日本東北)さんが抜けてしまいましたが、菅野もいますし、1・2年投手陣も頼もしいです。なので、大きな戦力ダウンだとは感じていません。

 

――オープン戦を踏まえて、今季はどのように戦っていきたいですか

オープン戦では、1点ずつ積み上げていくという形で、点差が離れても堅実な野球をしているという印象があります。リーグ戦でも継続していきたいです。

 

――主将に決まった時期は

昨年の4年の方々が引退されてから、1週間ほど考える時間があったようです。川口(凌=人4・横浜)、中山、小林(満平=法4・中京大中京)、僕の4人で実際に主将役を交代しながらやってみて、監督が見極めていました。

 

――主将に決定した時の心境は

正直、驚きました。ですが監督も甘い気持ちで自分を任命してはいないと思うので、「やってやるぞ」という気持ちしかなかったです。

 

――なぜご自身が選出されたと思いますか

自分は付属生ですし、いろいろな選手との距離感が近いからだと思います。また、力で引っ張っていってほしいというのが監督の願いなのだと思います。

 

――目指す主将像は

結果としては「勝てるキャプテン」になれれば何でもいいです(笑)去年の森さんから見習いたいと思っているのは、チームの状況に関わらず常にみんなをしっかり前に向けさせるということです。そのためにも、自分がいつも平常心でいられるようにしたいです。チームの精神的なムラを無くすことを心がけながら、しっかりと引っ張って行きたいと思います。

 

走好守に秀でる頼れる主将だ

――チームスローガンは「結束」です

法大は個人の能力が高いので、さらにそこでみんなで束になることが勝つための最善の策だと思っています。あと実はこれ、前回リーグ優勝した時のスローガンと同じなんです(笑)少し験担ぎさせていただきました。

 

――新4年にも強力な選手が揃っています

自分の調子が良くないときにもカバーしてくれますし、頼もしいメンバーばかりで今年も楽しみです。

 

――特に期待している選手は

投手では、三浦銀二(キャ1・福岡大大濠)です。野手では、吉岡(郁哉=営4・智辯学園)という一塁手です。彼は昨年まであまり出場機会がなかったのですが、今年は今までの成果が出てきていると思います。同じ4年ですし、一番期待しています。また、選手ではないのですが、上原(大喜=経3・鎌倉学園)など…アナライザーという、選手の打撃フォームを撮って毎日送ってくれるメンバーがいます。強力な分析者たちもいるので、「鬼に金棒」ですね(笑)とても心強いです。

 

――慶大の印象は

去年までは打撃中心のチームだなという印象です。岩見(雅紀=H30総卒・現東北楽天)さんや清水翔太さん(H30総卒)もいらっしゃったので。ですが今年からは、投手陣が中心という印象の方が強いです。

 

――特に警戒している選手は

投手だと、佐藤選手(宏樹=環2・大館鳳鳴)です。対戦したことはないのですが、タイトルも獲られていますし、対戦するのが楽しみです。

 

――向山主将から見て、昨季に慶大がリーグ優勝できた理由を分析していただくと

岩見さん、清水さんの4・5番を中心とした打線が勝負強かったからなのではないかなと思います。

 

――昨年のリーグ戦で慶大が唯一勝ち点を獲れなかった相手が法大でした

秋季では4回戦までもつれましたし、いい試合ができたと思います。力は互角だったと思うので、今年は勝って2回戦で終わらせたいと思います!

 

――今年の慶大への対策は

野手陣だったら柳町(達=商3・慶應)と郡司(裕也=環3・仙台育英)をしっかりと抑えられれば勝てるのではないかなと思います。

 

――今年の目標は

チームでは、リーグ優勝することです。そのためにも1・2カード目でしっかりと勝利し、最初からいい流れでリーグ戦を進めていけるようにしたいと思います。個人では、数字はあまり気にしていませんが、首位打者を狙っています。

 

――最後に意気込みを

慶大も強力だとは思いますが、今年は僕たちが絶対に優勝します!

 

菅野秀哉投手

インタビューに答える菅野

――昨年の成績を振り返っていかがですか。春からお願いします

春は怪我をしていて出遅れてしまいました。反省しないといけないと思うので、今シーズンはしっかり入れるようにしたいです。

 

――秋はいかがでしたか

負けたこともあったのですが、勝ち星を5つあげられたことは自分の中で自信になりましたし、完投する試合も増えてきたので良い自信になったと思います。

 

――昨シーズンは4完投でした。自身にとって完投の意味は

1戦目を任されているからにはしっかり完投していい流れに持っていけるようなピッチングをしたいなと思ってるので、一人で0に抑えていきたいなとは思っています。

 

――ここまででいい意味で印象に残っている試合はありますか

あんまないですね(笑)覚えてないです(笑)勝ったら良しで、負けたら反省します。なので勝った試合はあまり覚えていないですね。

 

――では悪い意味で印象に残ってしまっている試合は

東大戦でゲームを作れずにすぐに変わってしまったというのは反省点かなと思います。

 

――昨年法大が勝ち切れなかった原因は

やはり投手が打たれたというのが一番大きかったなと思います。野手はしっかり打っていたと思うので、投手がいかに0で抑えられるのかというところが大事になってくるのではないかなと思います。

 

――新チームの印象は

バッティングがいいですし、1年の時からずっと出ている選手が多く神宮慣れもしていると思うので、新チームは強いのかなとは思います。

 

――新チームの戦い方は

投手がしっかり抑えていければ野手がしっかり点をとってくれるので、投手が鍵になってくると思います。

 

――今年のチームのスローガン"結束"の意味は

メンバーだけが野球をやればいいというものではないので、チーム全員が優勝をするんだという目標に向かってやっていければ、しっかり優勝できるのではないかなと思います。

 

――今年の新4年は経験を積んだ選手達が揃っていると思います

しっかり試合に出ているので、4年が引っ張っていければ後輩もしっかり付いてきてくれると思うので、4年が頑張って意地を見せていければいいなと思います。

 

――今年は投手陣の顔ぶれが少し変わってくると思いますがいかがですか

若い投手が出てくると思います。若い投手は勢いがあると思うので、その勢いのまま投げてくれれば抑えられると思うので、ビビらずしっかり投げてもらえればいいなと思います。

 

――そんな投手陣の軸である菅野選手にとって”エース”とは

負けない投手がエースだと思っています。しっかり試合を作って日曜日のためにもしっかり抑えないといけないと思うので、エースがしっかり抑えられればいいと思います。

 

――その中で期待する投手は

投手は1年生も結構いい選手が入ってきて、三浦銀二と古屋敷(匠眞=営1・八戸工大一)は特にいい球を投げるので期待したいと思います。

 

――野手はいかがですか

中山と向山ですかね。

 

直球変化球ともにレベルが高い六大学屈指の右腕だ

――憧れの人はいますか

プロ野球選手でいったらダルビッシュ有選手(現シカゴ・カブス)とか、ストイックにトレーニングをしているのでそういう点は見習っていきたいと思います。

 

――慶大の印象は

バッティングが良いという印象で、打ち取るのが難しいなというのがあります。

 

――昨年の慶大優勝の要因は

岩見さんがホームランを打って流れを変えるという感じがしていたので、岩見さんに打たれないようにとは思っていたのですが、打たれてしまってそちらの流れに行ってしまって大変でした。(笑)投手もいいと思います。

 

――今年の慶大の対策は

柳町と郡司をいかに抑えるかというのが鍵かなと思います。

 

――慶大戦は得意ですか

苦手ではないです。(笑)

 

――今年はドラフトもあります

プロに行きたいと思っているので、リーグ戦でしっかり投げてチームが優勝できれば自分の結果も残ってくると思うので、チームの結果を第一に考えてやっていければなと思います。

 

――チームとしての目標は

完全優勝ですね。

 

――個人としての目標は

5勝して防御率0点台というのを目標にしたいと思います。

 

中山翔太選手

インタビューに答える中山

――昨年を振り返って

悔しいシーズンでした。

 

――春と秋、それぞれで振り返って

春は優勝できたと思うので、それがもったいなかったです。秋は、東大に勝ち点を取られたので、それが悔しかったです。

 

――昨年は春秋全試合で4番でした

自分が打たないといけないかなと思っています。

 

――新チームの印象は

向山を中心に上級生が下級生の時から出ていたので、みんなで引っ張っているような感じがします。

 

――副将としての役割は

今まで通りやっていたらみんながついてきてくれているなと思っています。

 

――チームカラーは

ガンガン攻めて、序盤から相手を圧倒するような感じです。

 

――監督はどのような方ですか

面白い人です。練習以外では、本当に楽しく接してくれます。

 

――今年のスローガンは”結束”です

個人の能力はあるので、それが一つになれば負けないかなという理由で決めました。

 

――新4年は強力な選手が揃っています

最強かなと思います!

 

――期待する選手は

菅野です。昨年も菅野がいっぱい勝ってくれたので、今年も同じように頑張ってもらいたいです。

 

規格外の打撃力には注意しなければならない

――交友もあった岩見選手の中山選手から見たすごさは

パワーですかね。

 

――慶大の印象は

点差が開いていても、最後まで粘り強く向かってくるんで、気が抜けないようなイメージがあります。

 

――昨季、慶大が優勝できたポイントは

点を取れるところでしっかり取って、(相手に)1点もあげられないところでしっかり守りきっていたところかなと思います。

 

――今年はドラフトもあります

バッティングもそうですけど、守備と走塁もいけるぞっていうのをアピールしていきたいです。

 

――チーム、個人それぞれの目標は

チームとしては日本一です。個人としては、打撃に関することはすべて1位を狙いたいと思います。

 

――その個人の目標に向けて、行っていることは

冬場は結構振り込んで、スイングなどを固めてきたので、今の感じで行けば大丈夫かなと思います。

 

――リーグ戦に向けて意気込みを

気持ちを全面に出して、100%の力を出せるように頑張りたいです。

 

(取材・尾崎崚登、川下侑美、新池航平、髙山実子)

ご協力いただいた法政大学野球部の方々、スポーツ法政新聞会の方々、ありがとうございました。

なお4名への取材は3月21日におこないました。

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