【ラクロス(男子)】「KING」体現の快勝! 佐藤仁一郎がハットトリック、下山颯太は公式戦初得点 10-2で六大学戦首位締め/六大学戦第5戦vs立教大

男子ラクロス

快晴の青空の下で行われた六大学戦最終戦。試合は序盤から拮抗した展開となったが、開始6分ごろにAT・佐藤仁一郎(政4・慶應)が先制点を挙げると、続くポゼッションでも追加点を奪い、慶大が主導権を握った。その後はディフェンス中心の展開となり一時は1点差に詰め寄られるも、AT・福田天真(法4・國學院久我山)の得点で流れを渡さず、第1Qを3―1で終える。第2Qでは立ち上がりに失点を許すも、MF・宮地拓人(政4・慶應)のアシストから再び福田天が決めて突き放し、さらに主将DF・峰岸諒(環4・慶應湘南藤沢)を起点とした守備からの展開で追加点を奪取。5-2とリードを保って前半を折り返した。後半に入っても勢いは衰えず、MF・桐原怜音(政4・慶應湘南藤沢)の得点を皮切りに、AT・佐藤がこの試合3得点目を記録するなど着実に加点。さらにMF・宮地や新2年MF・下山颯太(経2・慶應)にも得点が生まれ、9-2と大きく突き放す。最終Qでも慶大は攻守にわたり安定したプレーを見せ、ディフェンス陣も集中を切らさず試合を締め、10-2で快勝を収めた。

 

 

◇スタメン

AT

#4  福田天真(法4・國學院久我山)

#31 佐藤仁一郎(政4・慶應)

#3  鈴木孝人(法3・学習院高等科)

MF

#24  泰松基紀(経4・海城)

DF

#16 中本孝太郎(政4・慶應)

#5  峰岸諒(環4・慶應湘南藤沢)

#25 小島龍之介(経4・慶應)

#19 築地泰志(経3・本郷)

FO

#99 溝部航貴(総4・國學院久我山)

G

#92 間下俊(経3・慶應)

 

◇得点

 

 

快晴の青空の下、試合の幕が切って落とされた。第1QはFO・溝部航貴(総3・國學院久我山)のFOでスタート。序盤は両者譲らない展開が続く。試合が大きく動いたのは開始6分ごろ。副将AT・福田天真(法4・國學院久我山)のアシストを受けたAT・佐藤仁一郎(政4・慶應)が鮮やかなゴールを決め、先制に成功した。流れをつかんだ慶大は続くポゼッションでもパスをつなぎ、再びAT・佐藤が鋭いシュートを突き刺して追加点を決め、スコアを2-0とした。主導権を引き寄せたかに見えたが、その後はディフェンス中心の展開となる。FO・水本太一(経3・慶應)を中心にグラウンドボールの回収で攻撃の起点をつくろうとするも、なかなかオフェンスに結びつけられない。すると開始10分ごろ、立大に得点を許し1点差に詰め寄られた。それでも慶大は崩れない。直後の攻撃でAT・安藤泰征(総3・慶應湘南藤沢)のパスを受けたAT・福田天が相手の隙を突いてゴールを奪い、3-1と再びリードを広げた。その後も攻守が目まぐるしく入れ替わる展開が続く中、ディフェンスではG・間下俊(経3・慶應)が好セーブを連発し会場を沸かせる。流れを渡さぬまま、第1Qを終えた。

点につながるアシストを決めるAT・安藤

 第2Q、慶大は守備から試合を再開。ディフェンス陣が激しいチェックで相手の攻撃を阻むも、わずかな隙を突かれて失点を許す。しかし、ここで流れを渡さないのが慶大の強さだ。開始5分ごろ、MF・宮地拓人(政3・慶應)のアシストを受けたAT・福田天が鋭い一撃を突き刺し、スコアを4-2とする。続くフェイスオフ後は再びディフェンスに回るが、主将DF・峰岸諒(環4・慶應湘南藤沢)が自陣からクリアに持ち込み、そのプレーに呼応したAT・福田天が相手守備を切り裂く。単騎で持ち込み、そのままゴールを奪取した。その後も一進一退の攻防が続いたが、慶大は攻勢を維持。5-2とリードを保ったまま第2Qを終え、試合は後半戦へと突入する。

激しいボールダウンをするDF・中本

試合は後半戦へ。さらに相手を引き離したい慶大は、第3Qに入っても勢いが止まらない。ボールを保持した慶大は着実にパスをつなぎ、MF・桐原怜音(政4・慶應湘南藤沢)のシュートがゴールネットを揺らして追加点を挙げた。一時は相手にボールを奪われる場面もあったが、すぐさまMF・中村太一(文3・学習院高等科)のチェックやDF・築地泰志(経3・本郷)のグラウンドボールを拾いきり、流れを引き戻す。そして開始8分ごろ、パスを受けたAT・佐藤がゴール前から鋭いシュートを突き刺し、この試合3得点目をマークした。勢いに乗る慶大は攻撃の手を緩めない。MF・宮地も素早い反応でゴールを決め、さらに点差を広げた。さらにAT・佐藤のアシストを受けた新2年のMF・下山颯太(経2・慶應)が、公式戦初得点となる狙い澄ましたシュートを決める。これにフィールドの選手たちが一斉に駆け寄り、歓喜の輪が広がり会場を沸かせた。その後も慶大は攻撃の勢いを維持したまま、9-2で第3Q終了のホイッスルを迎えた。

公式戦初得点を決めたMF・下山(右)と駆け寄るAT・福田天(左)

 

迎えた第4Q。攻防の激しい展開が続く。相手にボールを奪われる場面もあったが、相手のクリアに素早く反応したMF・岩﨑優輝(政2・慶應)がボールを奪取し、慶大の攻撃へとつなげた。6分ごろにはMF・宮地がこの試合2得点目となる安定したシュートを決め、スコアを10-2とする。その後も慶大は攻撃の流れを維持しつつ、ディフェンス陣も堅い守りで相手の得点を許さない。終始主導権を握ったまま、試合はそのまま終了のホイッスルを迎えた。六大学戦最終戦は慶大が白星で締めくくり、通算4勝1分で首位フィニッシュ。今季のスローガン「KING」を体現する好スタートとなった。 次戦は5月17日、日吉競技場で行われる伝統の早慶戦。慶大ラクロス部男子の熱い戦いに注目が集まる。

試合後の主将・峰岸

 

(記事・取材:野口ことみ)

 

▽以下、選手インタビュー:宮地拓人、下山颯太

◇MF・宮地拓人(政3・慶應)

ーー今日の試合を振り返って

立教の試合を見て、ウィークポイントやオフェンスの歳に注意すべきところを事前にオフェンス陣で共有できていたので、1Qから点を取ることができ、流れを掴めた試合だったと思います。

 

ーーご自身のプレーを振り返って

FFO(フルフィールドオフェンス)の機会が多かった分、攻撃機会に恵まれなかったものの、結果を残すことができてよかったです。

 

ーー本日2得点、1アシストと活躍されましたが、そのお気持ちは?

どちらも綺麗な形ではなかったですが、得点にこだわっていたのでホッとしています。

 

ーー早慶戦まで1ヶ月を切る中、今後の練習や練習試合への意気込みをお願いします!

僕のポジションは競争が熾烈なので、練習から結果にこだわり続けるようにしたいです!

 

◇MF・下山颯太(経2・慶應)

――今日の試合を振り返って
前回の東大戦から、チーム全体で強度高くプレーすることを意識して練習に取り組んできました。第3Qまではオフェンスが着実に得点を重ね、ディフェンスも相手の得点を最小限に抑えるなど、ミスなく進めることができたと思います。ただ、第4Qは全体的に雰囲気が緩んでしまったので、次戦に向けて改善していきたいです。

 

――公式戦初得点おめでとうございます。率直な感想は?
得点が決まった瞬間は「よかった」という気持ちが大きくて、とにかくホッとしました。練習試合では得点できていたものの、六大学戦ではなかなか結果につながらず、苦しい時間が続いていました。最終戦で得点を決めることができたので、ここからさらに成長していきたいです。

 

――早慶戦まで1カ月を切る中、今後に向けて
この1カ月もこれまでと変わらず、自分と真剣に向き合いながら練習に取り組んでいきたいです。上級生から多くの刺激を受けながら成長し、早慶戦の舞台に立てるよう努力していきます!

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