10日、関東大学サッカーリーグ開会式が行われた。1部・2部総勢24チームの部員が、西が丘へと集結。第1節、神大戦を翌日に控えた慶大イレブンももちろんこれに参加。「今年は昨年を越える成績を残せるように部員全員が『本気』で戦う」ことを誓った。
今季の慶大は、4バックこそ変わらないものの、中盤では新たなシステムを採用。3ボランチをフラットに置くことで、ボランチがウイング・ハーフの役目をも兼任する。注目は、中盤に並ぶ3人のセンターを務める大塚(総3)。滝川二高時代の活躍ぶりから、早くリーグ戦で観たいとの声も高かった大型ボランチがいよいよ主力としてシーズンを迎える。全体に小柄な慶大に、185センチの長身がもたらす効果にも期待したい。
トップ下は今季慶大の10番を背負う河井陽介(政3)。1年次から開幕スタメンを飾ってきた河井もいよいよ3年目。直前の怪我の影響が気になるところだが、明日は試合開始から出場する模様。冬のシーズンオフにも関東選抜、全日本選抜、Jチームでのキャンプ参加など精力的に活動を重ねてきた成果を発揮することができるのか注目だ。
また、今季はフォワードも、1トップから2トップへと変更。高さはないものの、速さのあるフォワードを2枚並べて、裏を狙う。
初戦の相手、神大は昨季2戦1分1敗と、相性が悪い。ロングボール主体にエース三平(現湘南)が裏を狙い続けるカウンターサッカーには苦しめられた。しかし、今季はその三平と、守備の要・藤川(現水戸)が卒業。これを機に、勝利をおさめて相性の悪さを払拭したい。
注目の神大戦、キックオフは明日11日、11:30@ニッパツ三ツ沢球技場にて。
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