【ソッカー男子】開幕前取材 第2弾 松岡淳副将

  昨シーズン、チームとともに大きな成長を遂げた松岡淳(商4)。昨シーズンは前主将の笠松(総卒)とCBのコンビを組み、慶大のディフェンスラインに大きな安定感をもたらし、慶大のインカレ出場に貢献した。今シーズンは副将にも選ばれ、自信を持って開幕を迎える松岡が目指すものは、2年連続のインカレ出場に他ならない。

今シーズンは副将を務める松岡

 

「(昨シーズンは)シーズンを通してチームが成長できて良かった

 

―昨シーズンを振り返って

松岡 最終的にリーグ戦3位、インカレ3位という結果が残せたので、シーズンを通してチームが成長できて良かったと思いました

―昨シーズンで一番印象に残っている試合は

松岡 やはり筑波大戦ですかね。絶対に勝たないといけない試合だったし、まさにここぞという所で勝つことができました。

―昨シーズンのご自身の出来について。また、点数をつけるとしたら

松岡 個人としては、去年から試合に出始めたので、開幕前は不安とかもあったのですが、シーズン通してやっていく中で、自分としても成長できている部分はあったので、それを重ねるうちに手応えを感じていた。10点満点としたら7点です。

―同じCBで前主将の笠松選手から学んだことは

松岡 笠松君はラインコントロールだったり、ディフェンスの面で、チームに対してすべて自分がやるんだっていうくらいの働きをしてくれていたので、チームに対しての働きかけを試合の中でできるという点で笠松君はうまかったので学ぶことができました。

―昨シーズンのチームに足りなかったものは

松岡 失点してからの追い上げはすごくあるんですけど、エンジンがかかるのが遅いというか、スロースターターという面があったので、それが立ち上がりからできたらもっと楽な試合があと何試合かできたのかなと思います。

―昨シーズンを通してチームが得たものは

松岡 前期はすごく失点が多かったんですけど、後期になって失点が激減したので、試合の中での経験を通してチーム力が高まっていった。ディフェンス面は経験とかがとても重要になるので、シーズンを通しての成長がディフェンス面ではできたかなと思います。

―いよいよ新シーズンが始まりますが、現在のチームの雰囲気は

松岡 少し前までプロのチームといっぱいやっていて、ボロボロで。1試合5失点とかしていたんですけど、今週になってディフェンスの部分でもやることがはっきりしたという所があるので、今の状態としては悪くは無いですね。

―現在のご自身のコンディションは

松岡 最近チームのコンディションが良くなってきていて、自分のコンディションも徐々にできてきているな、と思います。

「チーム全体としてまとまりを持って戦っていきたい」

―今シーズンから副将をつとめることについて。また、その経緯は

松岡 まず副将という前に4年生としてチームにできることはたくさんあると思うので、今までは自分のことでいっぱいで、まず自分のことをやるという感覚でした。4年生の一人としてチームを引っ張るという部分で求められていることが多いと思っていますし、後輩だとかチーム全体に良い刺激を与えられたらなと思います。副将になった経緯は、去年のシーズン通して試合に出て、サッカーの面で活躍できたので、同期の選手が頼りにしたいと言ってくれて。

―副将をつとめるにあたって須田監督から言われたこと

松岡 副将になるとき、去年は成長した選手の一人だから、今年もその勢いで成長してくれといわれました。ただ、副将になってからはチーム全体への働きかけがまだ足りないと言われて、それは自分としても感じていたことでもあったので、試合の中で頼られる存在になりたいなと思います。

―副将をやるにあたって、松岡選手が心がけていること

松岡 シーズンがまだ始まっていないこの時期は、チーム作りとしてサッカーの面で求められることが多くて、今の段階ではチームを開幕へ向けて、主にディフェンスの部分でディフェンスリーダーとしての役割を意識しています。シーズンが始まったらチーム全体としてまとまりを持って戦っていきたいと思っています。

―新しく入ってきた一年生の印象は

松岡 すごく上手くて、トップの試合で出ている選手もいっぱいいますし、自分のプレーを持っていて、ピッチで表現してくれているなと感じています。

―新入生で特に注目している選手は

松岡 (近藤)貫太(総1)はやはり代表にも選ばれていますし、去年の河井君(政卒)と同じ所をやっていることもあって、将来はそんなふうになってくれたらなと、すごく期待しています。

―新入生とは普段からどのようなコミュニケーションを取っているか

松岡 新入生は初めて大学サッカーを経験するので、フレンドリーに接して、プレーしやすい環境にしてやりたいとは思っています。

―一方で四年生が多く抜けたが

松岡 去年はプロがたくさん出て、一人一人の力が強かったので、今年はチームとして連携だとか、チーム力で勝負したいと選手も監督も言っているので、抜けた4年生の穴はチーム力でカバーしていきたいと思っています。

―松岡選手からみた、現チームの調子は

松岡 シーズン入った頃よりは上がった印象です。なかなか点が取れず失点が多い時期もあったんですけど、今日も良い試合ができたので、徐々にチームができてきているなと思っています。

「抜けた4年生の穴はチーム力でカバーしていきたい」

―今シーズンは選手が大きく入れ替わりましたが、昨シーズンと比べて戦術面での変化は

松岡 去年はポジションを固定して個人で打開という部分が多かったんですけど、今年は選手が皆ポジショニングを変えて流動的に動いて、選手の連動とか、動き出しを意識してやろうということになっています。

―松岡選手のプレー面での役割は

松岡 まず、CBなのでディフェンスのリーダーとして後ろから支えて、プレー面ではヘディングで弾くだったり球際の強さや力強さを出していきたいと思っています。

松岡には、笠松に代わるDFリーダーとしての役割も求められる

―CBはどの選手が一番やりやすいか

松岡 (松下)純土(総3)と今はやっていて。純土は元々ボランチの選手でポゼッションとかもすごくうまいので、攻撃の面に関してはやりやすいです。ディフェンス面では二人でもっとコミュニケーションを取って、開幕までに完璧な状態を作りたいと思っています。

―今シーズン、チームのキーマンとなる選手は誰か

松岡 藤田(政4)ですかね。1年の頃から試合に出ていて、一番頼りになる存在なので、中盤を支配して、ゲームを支配して欲しいなと思います。

―松岡選手が目標とする選手は

松岡 ピケのプレーは、ポゼッションもうまくて高さもあって、ああいう選手になりたいなと思います。

―再びインカレの舞台に立つために、松岡選手が一番必要だと思うことは

松岡 去年は困ったときに点を取ってくれる選手がいて、個の力がすごくあったので、そこを補う面でもチーム作りの部分でコミュニケーションを取って、サッカーのコンセプトも統一して、チーム力というものを高めて、チームとしてまとまって戦術も理解して戦いたいと思います。

―今シーズンのご自身の個人的な目標は

松岡 セットプレーで点を取りたいなと、5点くらい取れたらいいなと思います。

―最後に今シーズンの意気込みをお願いします

松岡 去年インカレを経験できたのは大きくて、今年もあの舞台に戻って、全国の舞台に挑戦したいので、チームを引っ張って再びインカレの舞台に戻れるように頑張ります。

By Takayuki Fukui

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