【ソッカー男子】第1節 新戦力が躍動するも悔しい逆転負け 中大戦

新しいユニフォームを身にまとう荒鷲イレブン (C)Masaaki KATO

第86回関東サッカーリーグ戦【前期】1部リーグ 第1

 ついに荒鷲イレブンの新たな戦いが幕を開けた。昨年のチームからメンバーが大きく入れ替わった慶大。日差しの強い快晴の中、奇しくも昨年悔し涙を飲んだ西が丘のピッチで今季の開幕戦が行われた。試合は早い時間に先制点を奪い、近藤(総1)ら期待の新戦力の活躍で慶大らしいサッカーを展開したが、サイドが上がったスペースを突かれ2失点。開幕戦は悔しい逆転負けを喫し黒星スタートとなってしまった。

 2012/4/8()13:50KO @国立西が丘サッカー場

慶應義塾大学1-2中央大学

  {得点者}4分 赤木努(慶大)、40分 古賀鯨太郎(中大)、55分 六平光成(中大

 昨年インカレ3位という輝かしい成績を残した慶應ソッカー部。主力であった多くの4年生が抜けたが、須田監督が今年のテーマとして掲げるチーム内での「競争」を勝ち抜いた、1年生の近藤を筆頭に磨見(文2)、や岩田(総3)など若手や昨年まで試合に出場することのなかった選手がスタメンとしてピッチに送り出された。

先制点を喜ぶイレブンたち

 キックオフと同時に慶大は中盤でテンポよくボールを回しサイドから攻撃を仕掛ける。前半6分、ゴールから右寄りの位置でFKを得た慶大。蹴るのは今節中盤を任された赤木(経4)。ボールに向かってゆっくりと助走をとると、左足から放たれたボールは美しい曲線を描き中大ゴールに吸い込まれる。幸先良く先制点を挙げた慶大はその後も中盤の選手が流動的に動き、「ボールと人を動かしてつないで攻撃」(藤田主将・政4)する慶大らしいパスサッカーを展開する。中でも、初出場ながら「戸惑うこと」(近藤)はなかったという1トップの近藤は積極的にシュートを放つなど随所に得点への強い気持ちを見せた。前半22分には松下(総3)のロングフィードに森田(経4)が抜け出し、チャンスを迎える。相手選手の体を張ったディフェンスに惜しくも得点することはできなかったが、松下の前線への正確なフィードと森田の裏へ抜け出すスピードを強く印象付けるプレーだった。良い流れで前半を終えられるかと思った40分、1本のパスから慶大の右サイドが上がった裏のスペースを突かれる。キーパーと1対1の局面を作られ、古賀に落ち着いてゴールに流し込まれ失点。1-1で前半を折り返す。

中盤で抜群の存在感を発揮し、チームをけん引した藤田主将

 後半に入っても慶大はパスをつないでサイドから攻撃する形を幾度となく作る。後半9分にはペナルティーエリア内のこぼれ球に抜け出した磨見がグラウンダーのシュートを放つも左ポストに阻まれる。その直後の後半10分、逆に慶大の左サイドが上がったスペースを突かれ、またもキーパーと1対1の場面を作られると六平に得点を奪われ逆転される。全体的に疲れが見え始めた慶大に須田監督が動く。得点した赤木に変えて1年生の端山(総1)を投入。その端山は投入直後の後半20分に思い切りの良いミドルシュートを狙うも枠を外れる。その後もサイド攻撃を中心に攻めるも1点リードし、引いて守る中大守備陣をなかなか崩し切ることができない。迎えた後半29分、森田に変えて昨年の早慶定期戦以来の出場となる武藤(経2)を投入。まだ「膝の調子も万全ではない」(武藤)という武藤だったが、持ち前のフィジカルの強さ、スピードを発揮し相手DFの脅威となった。後半45分には左サイドを突破した端山から武藤を経由し、近藤がシュートを放つもゴール左に外れる。試合終了の笛が鳴るまで懸命に得点を狙いにいった慶大であったが、結局中大ディフェンスの厚い壁を打ち破ることはできず試合終了。開幕戦は惜しくも1-2の逆転負けとなってしまった。

この日1トップに入った近藤はスタメンフル出場を果たした

 敗れはしたものの、「パーフェクトではないけれど自分たちのサッカーはできた」(須田監督)、今節の慶大。しかし、引いている相手を崩し切れずに「ただ回しているだけ」(増田・環2)で「攻撃の中での怖さがちょっと足らなかった」(増田)という課題も垣間見えた。リーグ戦は今日開幕したばかり。開幕戦は22節のうちのひとつ」(藤田)に過ぎない。この試合を糧に「最後にインカレ出場という目標を達成できるよう」(藤田)更なる練習を重ね、新たな荒鷲イレブンがより高みへと羽ばたいてくれることに期待したい。

(記事 西野英樹)

コメント

須田監督

(今日の試合を振り返って)勝負なんで勝つこともあるし、負けることもあるので、もちろん勝てればいいのですが。内容的には、パーフェクトではないけれど自分たちのサッカーはできたということで、パーフェクトに満足はしていないけれど良くやってくれたとは思います。去年の4年生が多く抜けているので、新しく入ってきた選手であったり、コンスタントに出場していたわけではない選手たちが多く出ていている中で、これだけできたというのは、良くやってくれたと思います。同時に、これが本番の試合なんだということを、彼らが分かってくれたんじゃないかなと思います。練習とは違う、本番で思う様にプレーできなかったという選手たちも多くいたと思うんですけど、それが分かっただけでも、良かったと思います。(裏を狙われていたが)そこは、やはり課題点ではあると思いますけど、裏でやられたらしょうがないという感じですね。逆に引いて、相手に前を向かせてやられるということがトレーニングマッチで多かったので、後ろは気にするなということでやってきました。もちろんそこは修正点なんですけど、しょうがないと思います。(流れの中で点が入らないということに関して)シュートがポストに当たったりというところもあるので、そこのところは個人の問題なので、練習をしてもらって。一ついえば、スイッチのところ、すなわちここだ、というところでのプレーのスピードアップの部分があまり無かったのかなと思います。縦パスがあまりないというところがあったんで、ボールはしっかりと回せていたんですけど、怖さというところでは欠けていたのかなと思います。そういう縦パスがあれば、相手も嫌だと思うので、しっかりとトレーニングをして生きたいと思います。(近藤選手について)中々ああいう選手というのはあまりいなくて、ディフェンスとディフェンスの間にスペースがあれば入っていって、シュートが打てる時は、ガンガン打っていくという選手なので。ただ、彼の場合は経験が豊富で、ユースでもやっていましたし、世界での経験もあるということで、新人ということで考えているのではなくて、1年生だけど中心選手として活躍してもらいたいなと思います。(ミドルシュートを積極的に打っていたが)後半の場合は、相手も引いていたので中々崩し切ることが出来ないというところがあって、そういう時はシュートを遠目から打っていけば、逆にディフェンスが前に出てくるので。もちろんそれは指示でもあるし、個人個人が判断して打っていたのだと思います。(昨年までベンチ入りしていた選手がベンチ外だったが)誰が入っても変わらないのかなと。24,25人は誰が入っても遜色なくやってくれるのかなと。今年のテーマは競争ということで今日も20人集めて最後までサブのメンバーは迷っていたんですが、顔つきとかから18人を選びました。2月からのトレーニングで成長した選手というのが、たくさんいるので、我々としては楽しみだし、選手の中では競争をしてもらいたいと思います。(怪我から復帰した武藤選手について)時間制限をつけてやってくれと医者の方に言われているので、まだまだかなと。徐々に時間を延ばしながらやっていければと思います。(昇格組や、昨年下位に沈んだチームが相手となる、これからの試合に向けて)あまり変わらないんじゃないかなと思います。昇格組であっても、明治相手に引き分けという結果も残していますし、チャンピオン専修相手にいい戦いもしていたので。下位のチームというよりは、我々は常にチャレンジャーなので、日々のトレーニングの中で競争しながら成長していくんだという気持ちで練習して、一戦一戦戦っていきたいと思います。

藤田主将

(新チームとしての初戦だったが、どのように臨んだか)チームとしては個人として戦うんではなくて、チーム一丸となって戦うというところを意識してやっていきました。戦術的な部分ではボールと人を動かしてつないで攻撃しようと、守備では前線からしっかりはめて奪いにいこうという形でやりました。(その一方で裏を取られる場面もあったが)もちろん下がらないといけないこともあるんですけど、前からいってそこで取りきることを今はやっているので、しょうがない部分もあるのかなと思います。(パスはきれいに回せていたが、決定機が少なかった)そうですね。得点もセットプレーだけだったので。毎回引かれた相手をどう崩すかというのは課題なんですけど、うまくいかなかったです。僕がというよりもチーム全体として裏に抜ける動きがあっても良かったのかなと思います。(今日の試合全体の手ごたえは)ボールをある程度保持できて攻撃できたので、その点は良かったです。相手が逆転してから引いてくれたのでやりやすかったんですけど。(試合前に主将としてかけた言葉、監督からの指示は)須田さんに言われたのは苦しい時に頼られるのは主将と副将だからそういう部分で自分が先頭に立って、みっともないプレーはできないなと思いました。(主将としてプレーして去年までと違いを感じたことは)すごい自覚が芽生えて、ホントに下手なプレーはできないし、負けられないなという思いが強くなりました。(新1年生など公式戦で初めて一緒にプレーする選手も多かったが)開幕までずっと一緒にやってきて、しっかりしたコンビネーションもできたので、今日の試合でも問題なく出来ていたと思います。(今後への意気込みは)本当にリーグ戦長いですし、22節のうちのひとつだというふうにしっかり切り替えて、最後にインカレ出場という目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。

松岡副将

(今日の試合を振り返って)開幕戦ということで気持ちは入っていたんですけど、いい時間帯に先制点が取れて、入りとしても良かったので非常に悔しいです。(失点シーンについて)やはりまだまだディフェンスラインでの意思疎通が出来ていなくて、1失点目に関しては自分が釣り出されてしまったので、そういうところが出来ていなかったなと思うのでしっかりと話し合いたいと思います。(新しい選手が多く出ていたが)新しく入ってきた選手たちは、堂々とやってくれたと思うし、貫太(近藤選手)にしても1年生なのに積極的に攻撃に顔を出していたので、このまま新しく入ってきた選手はチャレンジを続けていって欲しいと思います。(今シーズンの個人としての目標)後ろからチームを支えて失点を最小限に抑えるというのが自分の目標で、ヘディングであったり対人の部分では絶対に負けないで、見ていて信頼してもらえるような選手になりたいです。(最後の学年ということで、シーズン終了後のプロ入りも視野に入れていると思うが)やはり1年間出て、見てくれている人は見ていると思うので、今年はやはりチャンスだし、そういうこともしっかりと見据えてやっていきたいと思います。そこは、意識するというよりは、チームとして良い結果を出して、その中で自分も良いプレーをして、その中でプロ入りという結果がついてきてくれたらいいなと思います。

赤木

(今日の試合を振り返って)先制点を自分が取れたということはまあすごく良くて、自分としても初ゴールだったのですごくうれしかったんですけど、ちょっとこう点を取ったあとに引いてしまったというか受けてしまった部分があって、それがやっぱりよくなかったかなと思います。(FKを決めたシーンについて)そうですね。練習していて、監督からもそこに関しては期待されていたのでよかったですね。(キッカーは前もって決まっていたのか)そうですね。僕が蹴るって決めていました。(決める自信はあったか)最初は中に合わせようと思って、角度がなかったんですけど。まあ最初だったので思いっきりいこうと思って。(失点シーンを振り返って)シーズン前からああいったカウンター気味の失点というのが多くてどうしてもこう前からプレッシャーをかけるチームなので、あそこはリスクがあるんですけど。ああいうふうにしてしまうのは前線のプレッシャーの問題もあるので、自分としても責任を感じている部分はあります。(FW起用について)まだ1か月ちょっとしかやっていなくて、監督からも運動量の部分とあと左利きというところでテンポが変えられるのではないかというところなので。自分の持ち味は出せているんじゃないかとは思います。(今日見えた課題は)やっぱり点をとった後。せっかく先制点を取って、さっきも言ったんですけどその引いてしまう部分があったのでもう1点とりに行くというのをチームとしてもてればいいかなと思いました。(次節に向けて)とにかく連敗はできないので、次は勝つことがすべてだと思うので絶対に勝ちたいと思います。

森田

(今日の試合を振り返って)開幕戦ということで仲間の思いにも答えたくて勝ちたかったんですけど結果的に残念な結果に終わってしまいました。(見えた課題)守備の面ではリスクマネジメントが課題というのと、攻撃に関してはもっと攻撃陣で工夫ができたらと思います。(なかなか得点できない展開が続いたが)点がなかなか入らなくて焦れてしまったところもあったが、チームとしてはボールキープして相手を崩しに行くということを考えていたので焦らないでということを心がけていました。(新メンバーとの連携はどうだったか)新メンバーは自信をもってやってくれていましたし、経験不足の面は去年から出ていたメンバーなどのサポートもありましたが、もっとバランスを見てやらなくてはならないなと思いました。(次の試合に向けて)リーグ戦なんで前向きに考えて、今日出た課題というのをもう一回みんなと話し合ってやっていきたいと思います

松下

(今日の開幕戦を振り返って)ほぼ僕らのペースでサッカーをできていたので、カウンター2発でやられたのはすごく大きいです。自分たちのサッカーをできていただけに、負けたのはやっぱり悔しいです。(敗因は)カウンターでの失点だったので、相手も強いチームでしたし、僕らがリスクマネジメントを怠った部分をつかれて失点してしまったと思います。(今日は負けてしまいましたが、その中でも良かったところは)自分たちのサッカーで相手より優位に試合を進められたことは、負けた中でも良かったことだと思います。シーズンを通してこのサッカーを続ければ、これから勝ち点を増やしていけると思います。(今後の課題は)リスクマネジメントに関して、今日はこちらの攻撃の時間が長かったので、その分、僕を含めた後ろの選手は90分間常に集中し続けることが大事だと改めて感じました。(1年生を含めた、新しいメンバーとの試合だったが)近藤貫太も端山豪も1年生らしからぬというか、1年生だと感じさせないくらい堂々とプレーしていたので、僕としても後ろから見ていて頼りになりますし、非常にいいプレーをしてくれたと思います。(近藤選手は泣いているようにみえたが)はい。泣いていましたね。(近藤選手にはどんな言葉をかけたか)開幕戦とはいえ22試合中の1試合なので、気にするなと。次週もあるので切り替えていけと声をかけました。

増田

(今日の試合を振り返って)自分たちが主導権握る試合が後半に関してはできたと思うんですけど、ただ回しているだけというか。怖さがなかったことが次の試合に向けての課題かなと思います。(今日は開幕戦ということで、監督からはどのような指示を受けていたか)1月に新チームが始動して、それまでずっと自分たちのサッカーを追求してトレーニングきたんで、自信をもって、後は一人一人ハードワークするサッカーをしようということを言われました。(今日の敗因は)やっぱりさっきも言ったんですけど、縦パスだったりドリブルで仕掛けたりとかそういった攻撃の中での怖さがちょっと足らなかったと思います。(負けた中でも良かった点は)前半の立ち上がりの方は前からプレスかけれていましたし、そういった時間帯っていうのはやっぱり自分たちが主導権握ってうまくサッカーできていたんで、そういう徐々に時間帯を増やしていければ常に自分たちのサッカーができると思います。(今日は去年と大きくメンバーが入れ替わったがそういう選手たちとの連携はどうだったか)新チームが始まってずっとやってきたチームメートなので、全く問題なくできたと思います。(次節への意気込みを)やっぱり連敗しないことが一番大事だと思うんで、今日は勝ち点3取れなかったですけど、気持ち切り替えて来週の神大戦に臨んでいきたいと思います。

武藤

(今日の試合を振り返って)やっぱり1-2で負けている状態で自分は投入されたってことで点を決めなきゃいけなかったとは思いました。(今日は15分という短い時間の出場でしたが、それはあらかじめ決まっていたことだったか)そうですね。膝の調子も万全ではないので、15分か20分っていうことはあらかじめ伝えられていました。(監督からはどのような指示を受けてピッチに入ったか)得点の状況が1-2だったので、同点に追いつくために点を取れってことで出場させてもらったと思うんですけど、期待に応えられなくてとても残念です。(新チームで去年とは違うメンバーとプレーしたが、連携は)自分はそんなに練習を長いことやっていたわけではないんで、膝の状態とかもあって練習とかそんなに参加できてなかったんですけど、チームのコンセプト決まっていたんで、今日はできたと思います。でも、結果に繋がらなかったのが残念でした。(勝利のために足らなかったものは)やっぱり決定力というか、大事なときに決めていたり、一回のミスで失点してしまったりっていうので勝負の瀬戸際のとこでもう少し頑張れたら勝負できていたんじゃないかなと思います。(逆に今日の試合で良かった点は)チームのやること、コンセプトというのがだせたと思いますし、前からいくだとか、そういうことはチームとして連動していたと思うんで、そこは次に繋がるとは思います。(最後に次節への意気込みを)次節も出場時間は限られてくると思うんですけど、そこでしっかり結果を出せるように、また一週間努力していきたいと思います。

(今日の試合を振り返って)リーグ戦初出場だったんですけど、前日すごく緊張していて。でも、アップの時点で体が動いたのでいけると思ったんですけど、結果的に2失点してしまって反省材料がいっぱいあるので、それを次に生かせていけたらと思います。(開幕戦での先発はいつ伝えられたのか)正式に伝えられたのは昨日で。前の練習試合とかでも先発ではなくて、それでもキーパーコーチの高橋さんに先発でいくかもしれないと言われていて、準備はしていてくれと言われていたんですけど、先発と言われたのは昨日で。びっくりしました。(失点シーンを振り返って)両方とも1対1というシーンで、1点目はしっかり止まって対応することができなくて、それをハーフタイムに高橋さんに指摘していただいてその反省を生かして後半に入ったんですけど、後半の2失点目は逆にその止まるということを意識しすぎて相手との間合いを上手くつめられなくて失点してしまったので。またリーグ戦、次の試合まで1週間あるのでそこを修正して試合に臨めればいいと思います。(今日見えた個人的な課題は)その1対1で2失点してしまったんですけど、逆にその1対1のシーンを作らないようにコーチングであったりとか自分の裏の飛び出しとかを指摘していければ、その1対1のシーンを作らずとも失点を防げるんじゃないかなと思います。(チームとしての課題は)1点目をセットプレーで先制したのはよかったんですけど、流れの中で点が取れていないのでそのシュートチャンスというのはいくつかあったと思うんですけど、それを決めきれなかったところがチームとしての課題だと思うので、そのシュートの精度であったりだとかそういうところを補強していければと思います。(次節に向けて)また1週間あるのでいい準備をするのはそうなんですけど、やっぱりうちにはいいキーパーがいっぱいいるので、他のキーパーと切磋琢磨しながら来週も自分が試合に出られるように、(スタメンを)勝ち取っていきたいと思います。

磨見

(今日の試合を振り振りかえって)非常に残念な試合でした。いい形で個人的に攻撃ができていて、チームとしても良い形で攻撃が出来ていたんで、カウンターでやられてしまって非常に悔しいです。試合全体として、そんなに悪い試合ではなかったというか自分たちのやりたいことはできていたんで、その中で勝ち点が取れなかったということで残念でした。(リーグ戦初出場となったが)最初、ボールが足につかなくていまいちかなと思ったんですけど、途中から決めるべきところで決められなかったり、1失点目のところも寄せきれずに、自分のところから決められているのでそういったところでは甘さが出てしまったのかなと思います。(個人としての今シーズンへの目標)やはり、個人で打開できるような4年生達がいなくなったことで、チームとして戦っていかなくてはいけないと思うので、その中で自分は自由にやらせてもらっているんで、結果を出して攻撃の選手なので点に絡めるようにやっていきたいです。(ポジション争いについて)今は、怪我人がいるから出ることが出来ているので、怪我人が戻ってきても試合に出ることが出来るように練習の時からアピールするしかないと思うので、競争に勝ち残れるように頑張っていきたいです。

近藤

(試合を振り返って)開幕戦ということでみんなモチベーションも高かったんですけど、そういう中で勝ち点3が取れなかったのはすごく悔しいです。(試合後には涙も見られたが)センターフォワードである以上は得点という形でチームに貢献したかったんですけど、そういう意味で言うと今日はノーゴールですし、チームとしては1点取りましたけどセットプレーという形なので、決して満足できる結果ではないと思っています。(大学に入って初めての公式戦だったが手応えは)大学のチームとも練習試合はしていたので、特に戸惑うことはなくて、ただ自分のやるべきことをやるだけだと思っていました。(プレー面で意識したことは)今日はシュートを増やそうということを意識してやっていたんですけど、それがなかなか枠に飛ばなかったり、相手のプレッシャーとかもありましたけど、そこで相手を外して決められなかったのは自分の力不足だと思っています。(最後の崩しの局面が課題か)そうですね。まさにそこが課題だと思っていて、パスで崩す中でも間に入った時にドリブルで抜いていく個の力だったり、局面を打開する力がないと崩せないと思うので、今日はそこが欠けていたなという印象です。(序盤からドリブルやミドルシュートなど、色々なバリエーションで崩そうとしているように見えたが)特に後半は相手が引いてきたので、ミドルシュートだったりドリブルで仕掛けたりだとか、そういうことで相手を引き出そうとは思っていましたけど、引き出せなかったのは力不足かなと思います。(大学で伸ばしたいところ)スペースへの飛び出しだったりドリブルでの仕掛けは自分の持ち味だと思っているので、そこだけは消さないように、なおかつ結果にこだわってやっていきたいと思います。

 

慶大出場選手

GK峯達也(政2)
DF松岡淳(商4)
DF 松下純土(総3)
DF山浦新(総2)
DF岩田修平(総3)
MF 増田湧介(環2)
MF 藤田息吹(政4)
MF赤木努(経4) →62分端山豪(総1)
MF森田達見(経4) →74分武藤嘉紀(経2)
MF磨見朋樹(文2)
FW近藤貫太(総1)

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