【空手】チーム一丸となって臨んだ全日本 全日本大学空手道選手権大会(団体)

 

1回戦、2回戦ともに出場した中嶋

1回戦、2回戦ともに出場した中嶋

11月18日、日本武道館にて全日本大学空手道選手権大会(団体戦)が行われた。今年最後となる大会、会場は全国各地から厳しい予選を勝ち抜けた選手たちの熱に覆われる。慶大は男女ともに団体組手戦に出場。男子は中嶋、羽鳥の1年生コンビの活躍で初戦を突破するも2回戦敗退。女子は善戦むなしく初戦敗退となった。

全日本大学空手道選手権大会 11/18(日) @日本武道館

 

試合結果

 

男子団体1回戦

慶大◯ 3-2 ●福岡大

 

先鋒 又村(政4)◯6-1

次鋒 宍戸(商3)●0-6

中堅 南光(商2)●3-5

副将 中嶋(政1)◯6-0

大将 羽鳥(経1)◯6-4

 

男子団体2回戦

慶大●0-3 ○同志社大

 

先鋒 南光●1-6

次鋒 中嶋●2-5

中堅 又村●4-6

(勝者決定のため試合終了)

 

女子団体1回戦

慶大●1-2 ○福岡大

先鋒 大森(政1) ●0-6

中堅 屋敷(政2) ●5-6

大将 山岡(理4) ○6-0

 

 

又村主将は闘志あふれるプレーでチームを引っ張る

又村主将は闘志あふれるプレーでチームを引っ張る

今年最後となる公式戦、慶大は主将又村を中心に選手一丸となり試合に臨んだ。様々な応援が飛び交う中行われた男子1回戦、先鋒又村の気迫のこもった戦いがチームにいい流れをもたらす。続く次鋒戦、中堅戦と宍戸、南光が善戦するも敗れる。追い詰められた慶大、中嶋は負けられない部分での戦いとなったが、序盤から積極的に攻め終始中嶋のペースで勝利を取る。大将羽鳥も自分の戦いをし、慶大の勝ちが決まった。2回戦の相手は強豪同志社大、各選手共に善戦するが敗れる。女子1回戦の相手は男子1回戦と同じ強豪福岡大。中堅屋敷が接戦繰り広げるも敗れ、大将山岡が勝利するも惜敗という形になった。

 

(記事 堀越雄太)

 

コメント

 

又村主将

(最後の大会でしたが)実感はわかないね。あとあとから感じると、勝てたなーと思います。最初の3人で一気に勝つ流れだったんだけど、負けてしまって。チームはよかったです。みんながやってくれました。特に初戦は俺も勝ったし、途中で負けが続いたけど、大将戦までいって、大将は1年生だったんだけど、そこで勝ってくれなきゃ2回戦すら行けなかった。個人としてはなんでだろうって感じだけど、チームはよかった。(今日も気迫のこもったプレーでしたが)最後の全日本で、この日のためにやってきたわけだから。早慶戦とはまた違った思いがありました。(2回戦は惜しかったが、振り返って)あれは負けちゃったけど、俺の持ち味が出た組手だったの。得意技全部出して全部決まった。それでも負けたけど、持ち味が出せてよかったです。(後輩に期待したいこと)本当は個人個人に言いたいけど、3年生はこれから最上級生になるわけだから、チームワークだね。腹割って話すのもそうだし、仲良くやらないといけない。信頼が築けないといけないから、同期みんなで引っ張っていってほしい。2年生は男女で二人しかいないんだけど、二人ともキーマンだから、上級生になる意識を持って、今まで通り頼りになるプレーをしてくれればと思うね。1年生は今年一番入ってきたんだよね。若さと勢いがあるから、来年もそれは変わらないね。もっと新1年生を入れて、数は力だから。ありがとうと言いたいね。とにかく、ありがとう、頑張れって。

 

中嶋

 

(初めての全日本団体組手ということだったがどのような気持ちで臨んだか)やっぱり、4年生が最後なのでしっかり自分の役割を考えて最後の4年生の試合なのでいい終り方をしたいなと思って頑張りました。(1回戦は負けられない場面での試合となったが)1回戦ではすごい集中できて今は何も覚えてないです。すごくいい集中で臨めたのでよかったです。(今後の課題、意気込み)やっぱり、もっと前で勝負しろ勝負しろと言われていて、今日1回戦目は前で勝負できていたんですけど2回戦目で、ちょっと後ろに下がっちゃったりという場面が多くなって負けたのでそこをもっと強化していきたいです。

 

羽鳥

 

(今日の試合を振り返って)団体戦で戦うということを今年の目標としてやってきて、実際に自分が出ない試合で負けてしまったら自分の試合のことのように感じて、チームとして戦っているなというのがありました。(一回戦では大将としての出場となったが)結構最初の方は、勝たなければならなかった試合だったので焦ったんですけど、いざ始まってみると、逆に背水の陣みたいになって、自分の力になったというか、前に出ることができて良かったと思いました。(二回戦について)二回戦は出れなくて、負けてしまったんですけど、自分が出てないけれども負けたことが本当に悔しくて、チーム一丸となって戦うことができたということが感じられた試合でした。(大学での1年間を通じて)大変なこともありましたけど、一緒に頑張ることとか、すごく楽しく、充実している毎日だったと思います。(空手に関して良かった点や課題は)良かった点は、前に出て組手ができるようになったことです。課題としては、自分の組手自体がそんなに通用していないので、もっと対人の練習をしていかないといけないなと思いました。(今後に向けて)来年は、今年よりも1試合でも多く勝つというという感じで、4年になるまでにいい結果を残せるように、毎日を積み重ねて4年間を過ごしていきたいと思います。

 

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