【ソッカー男子】慶大から2選手が出場!快勝に大きく貢献 関東大学サッカーオープニングフェスティバル

 リーグ戦開幕まで約1ヶ月半。大学サッカーの開幕を告げるデンソーカップに先立ち、関東選抜の2チーム同士が対決する関東大学サッカーオープニングフェスティバルが行われた。慶大からは関東Aに増田湧介(環3・清水東高)、久保飛翔(環2・済美高)の2選手が選出。試合は仲川(専大)らのゴールで関東Aが3-0と快勝をおさめた。増田はボランチとしてフル出場、久保もリードした場面で途中出場を果たしチームの完封勝利に大きく貢献した。

 関東大学サッカーオープニングフェスティバル

2014/2/22(土) 13:00KO@味の素フィールド西が丘

関東選抜A3-0関東選抜B

【得点者】

[A]45分 仲川輝人(専大)(アシスト:砂川優太郎(中大))、64分 星雄次(法大)、90+1分 小牟田洋佑(駒大)

 慶大からの選出者

A:増田湧介、久保飛翔

  大雪の影響で予定されていた2試合の練習試合が中止になった関東Aにとっては、この日がチーム初の対外試合となった。増田は2ボランチの一角としてスタメンに入った一方、久保はベンチスタートとなる。試合序盤は連携面で「なかなか合わない」(増田)場面が相次ぎ、関東Bがボールを保持する展開に。しかし、関東Aの各選手の守備意識が高く関東Bにシュートを打たせない。特に増田はボランチとしてボールを持った相手を潰しにかかり、関東Bの屈強なFW陣にも球際で負けない身体の強さをアピールした。すると次第に流れは関東Aへ。増田もボランチを組む星野(専大)とバランスを取りつつ、機を見計らっては前線まで攻め上がっていく。36分には増田がミドルシュートを放つ。そして前半終了間際、砂川(中大)のスルーパスに仲川(専大)が抜けだし、鮮やかなループシュートで関東Aが待望の先制点を奪う。

中盤の底でゲームをコントロールした増田

中盤の底でゲームをコントロールした増田

後半も増田は引き続きボランチとして出場。流れをものにした関東Aは64分、ゴール前の混戦から最後は星(法大)が押し込みリードを2点に広げる。増田は反撃に転じる関東Bの攻撃の芽を摘みつつ、中盤でのつなぎ役として攻撃の組み立てにも貢献する。そして75分には川崎(流経大)に代わり久保が投入される。緊張も見られ硬さも目立った久保だったが、クロスに対し身体を張って対応するなど「気持ちの部分」での強さを見せた。アディショナルタイムには小牟田(駒大)のゴールで勝負を決めた関東Aが3-0で勝利。増田、久保共に最後まで集中した守りでゴールを割らせなかった。

 

途中出場を果たした久保

途中出場を果たした久保

慶大を代表し関東選抜でプレーする両選手。特に増田は関東Aの中心選手として、さらに慶大ソッカー部の主将として1つ1つのプレーが周りに与える影響は非常に大きい。そして2人の活躍がソッカー部に勢いをもたらすだろう。2月末に開幕するデンソーカップでの活躍に期待だ。

(記事 飯田駿斗)

 

以下、慶応義塾大の試合後のコメント 

増田湧介(環3・清水東高)

―今日の試合を振り返って

「しっかり結果として勝てたというのは非常に良かったことで、後半は押し込まれる時間も多かったですけど、その中でしっかり結果を残せたのは大きかったと思います」

―雪の影響で練習試合が中止になって実質今日が初めての試合だったが、連携面については

「なかなか合わないところがまだあったので、そこに関しては選手同士で話し合ってもっと詰めていきたいですし、合宿の中で短い時間でしたけどその中である程度出来た部分もあったと思います」

―デンソーカップに向けて

「自分にとっては最後のデンソーカップなので、まだ一回も優勝したことがないので最後良い形で終われるように優勝して帰ってきたいと思います」

 

久保飛翔(環2・済美高)

―今日の試合を振り返って

「少ない出場時間でしたが、自分の通用するものが何であるのかとか今後伸ばさなくてはいけない部分が分かる試合だったので、自分にとっては良い試合だったと思います」

―大学では初の選抜での試合ということで、普段の試合と違ったことは

「大学に入って初めての選抜ということで緊張してしまって、正直自分の力が全然出し切れていないというのがこの合宿を通しての印象で、そこは気持ちの部分で何とかなると思うのでそこは変えなくてはいけないところだと思います」

―デンソーカップに向けて

「僕はバックアップで(大会には)行かないんですけど、誰かが怪我した時のためにチームでしっかり練習して関東Aの勝利に貢献したいです」

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