アミノバイタルカップ2014 第3回関東大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選 2回戦
2014/6/2(月)14:20KO@時之栖スポーツセンター裾野Gグラウンド
慶應義塾大学4-0産業能率大学
【得点者(アシスト者)】
慶:11分 加瀬澤力(宮地元貴) 13分 増田湧介(加瀬澤力) 15分 宮地元貴(加瀬澤力) 58分 増田湧介(加瀬澤力)
◇慶大出場選手
GK峯達也(政4・桐光学園高) |
DF溝渕雄志(環2・流通経済大学付属柏高) |
DF望月大知(環2・静岡学園高) |
DF久保飛翔(環3・済美高) |
DF井上大(総2・國學院久我山高) |
MF山浦新(総4・東京ヴェルディユース) |
MF浅間翔大(理4・暁星校) |
MF澤根祐(商4・清水東高)→HT 飯高颯生(環3・大宮アルディージャユース) |
MF増田湧介(環4・清水東高) |
FW加瀬澤力(総2・清水東高)→68分 川田悠介(環4・桐蔭学園高) |
FW宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)→57分 平戸奨眞(法4・暁星高) |
1回戦からスタメンを1人変えて臨んだ慶大。1回戦でゴールを決めた山本(政2・國學院久我山高)に代えて加瀬澤(総2・清水東高)入った。試合は序盤から慶大のペースで進む。4分、CKから増田(環4・清水東高)がネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴール。続く11分、スローインから澤根、宮地(総2・東京ヴェルディユース)とヘディングでつなぎ、最後は加瀬澤の見事なボレーシュートが決まり早い時間に先制点をあげた。さらに13分、加瀬澤のスルーパスに抜け出した増田が左足で冷静に流し込み2点目。格下相手に前線からプレスをかけて相手を圧倒する慶大。15分にはCKから宮地が押し込み3点目。リードを広げた慶大は、その後は自陣でしっかりとブロックを作り相手にチャンスらしいチャンスを作らせない。点を取りたい産能大が徐々に攻撃に人数をかけてくるも、慶大は良い形でボールを奪いカウンターを仕掛ける場面が増えてくる。追加点こそ奪えなかったが終始相手を圧倒して前半を終える。
ハーフタイムに澤根(商4・清水東高)に代えて飯高(環3・大宮アルディージャユース)を投入した慶大。前半と変わらず、しっかりとした守備から試合に入るといった意識で後半に望んだ。流れが次第に慶大へ傾いていくと58分、溝渕(環2・流通経済大学付属柏高)のロングスローから飯高が混戦の中からシュート。これは惜しくもディフェンダーにブロックされるも、CKのチャンスに。加瀬澤の蹴ったボールにニアサイドで増田がそらすとこれがゴールへ吸い込まれ4点目。その後は平戸(法4・暁星高)、川田(環4・桐蔭学園高)を投入し、前線の選手を入れ替える。終盤には川田、増田がそれぞれ惜しいシュートを放つも結局追加点は奪えず、4-0のまま試合終了のホイッスルがなった。
1回戦同様、相手を終始圧倒し続けた慶大。準々決勝に勝つことができれば全国の舞台へと駒を進めることができる。その準々決勝の相手は今日の試合で現在関東1部リーグ4位の明大を延長戦の末破った青学大。2部リーグでは今ひとつ調子が上がらないが、一発勝負での勝ち方を知っているチームだ。昨年のアミノバイタルカップ準々決勝もこのカード。昨年はPK戦の末勝利をあげている慶大。今年も難敵青学大に勝利し全国への切符を手にすることができるか。(記事 青山直樹)
◆慶大の試合後のコメント◆
増田湧介主将(環4・清水東高)
(今日の試合を振り返って)
今日もしっかり守備からリズムを作って、得点もたくさん取れて次に進むことができたので良かったです。
(産能大の印象は)
1人1人がしっかりハードワークしてくるし、チームとしても戦い方が統一されていたので、すごいやりづらかったし、良いチームだったと思います。
(普段は守備から試合に入るということでしたが、今日は早い時間に3点取れましたが)
早い時間に点が取れると自分たちのペースで試合を進めることもできるし、早い時間に点が取れて良かったと思います。
(次も中1日で青学大戦ですが)
次の青学大戦は大阪行きの切符をかけた試合なので、絶対に勝ちたいと思います。
加瀬澤力(総2・清水東高)
(今日の試合を振り返って)
久々のスタメンということで、準備万端でした。チームが勝って良かったです。
(早い時間に3点を取った)
いつでも点を取りに行こうと思っていて、相手が油断している隙をつけて3点取れて良かったです。
(その後は引いた守備をした)
相手がゲームに慣れてきたのと、しっかりと守ることを心がけました。
(自身のプレーを振り返って)
4点とも絡めたのは良かったですが、前半に決定機を逸してしまったので、もっと精度を上げてスキルを磨いていきたいです。
(全国まであと一勝)
昨年出て、自分の中でも大きかったので、明後日勝ちたいです。
コメント