10月31日に行われた関東大学女子バレーボールリーグ入替戦。現在4部に所属する慶大は、リーグ戦を5勝2敗の2位で終え、昨季春以来の3部復帰を目指して山梨大と対戦した。終始主将の芳賀(商3)を中心に粘り強く戦うも、結果はストレートで敗戦。来春の4部残留が確定した。
10月31日(日) 秋季関東大学女子バレーボールリーグ3部–4部入替戦 慶大-山梨大 @国士舘大学多摩校舎
得点 | ||||
慶大 | セット | 山梨大 | ||
0 | 22 | 1 | 25 | 3 |
21 | 2 | 25 | ||
22 | 3 | 25 |
第1セット序盤は挑戦者としての慶大に硬さは見られず。良い立ち上がりを見せる。先制されるも3-3から大森(文3)が2本のサービスエースでかせいだ点差を、ブロックとレシーブ連携した守備で守っていく。しかし終盤同じくサービスエースで16-16と追いつかれるとここから激しく主導権を奪い合う展開。お互い連続得点を重ね、タイムアウトで相手の流れを断ち切ろうと試みるも、20点以降で地力の差をみせた山梨大が一歩抜け出す。一方慶大は折笠(総3)のスパイクで食らいつくも、22-22から連続ミスをおかしてしまい万事休す。22-25でこのセットを落とす。
第2セットは序盤にサーブカット、トスが乱れ6連続失点で流れを奪われる。しかしここから徐々に追い上げ16-16と追いつくも、レシーブで粘った長いラリーをことごとく奪われ流れを引き寄せるにはいたらない。結局このセットも20点以降に4連続失点を喫するなど終盤に気持ちを切らしてしまい21-25。後がなくなってしまう。第3セットはお互いサーブで崩しあう展開。慶大は影山(文2)がこの試合初めてとなるブロックポイントを奪い、サービスエースで11-10と逆転するもそこから4連続失点。高橋(文3)のトスから鈴木(商1)、川口(商3)のサイドで応戦するも点差をつめられず。このセットを22-25で落とし、ストレートでの敗戦が決まった。
結果は0-3であったものの、随所に慶大のつなぐバレーがみられ、スコア以上に3部との差は大きいものではないことが改めて確認することが出来た一戦となった。長いラリーを得点に結びつけることが出来ず、悔しい失点が続いた。3年生主体のこのチーム。今月末に行われる全日本インカレでは金星を狙う。
By Hideki Tsubonuma
出場選手
レフト 折笠 愛(総3)
レフト 鈴木 詩織(商1)
ライト 川口 結花(商3)
センター 大森 菜央(文3)
センター 影山 千紘(文2)
セッター 高橋 沙織(文3)
リベロ 芳賀 礼佳(商3)
途中出場 和田 佳名恵(経3)
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