【ラグビー】魂のラグビーで大熱戦制す!準決勝進出が決定/大学選手権第3戦 流経大戦

試合終了の瞬間、勝利の喜びを分かち合う選手たち

試合終了の瞬間、勝利の喜びを分かち合う選手たち

大学選手権第3戦は慶大と同じくここまで2勝の流経大との対戦。勝った方がファイナルステージに駒を進めることとなる。試合は序盤から慶大ペース。開始直後から得点を重ね、一時は24-7まで点差を広げることに成功する。だが、後半途中から関東大学リーグ戦1位の流経大がその実力を見せ始め、立て続けのトライで同点に。白熱した試合は後半36分にSO矢川のPGで勝ち越した慶大が3点のリードを守り切り27-24で勝利。2季連続の準決勝進出を決めた。

 

第51回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 セカンドステージプールB vs流経大

2014/12/27(土)14:00K.O.@江戸川区陸上競技場

 

得点
慶大   流経大
前半 後半   前半 後半
T
G
PG
DG
17 10 小計 17
27 合計 24
 

得点者(慶大のみ)

T=吉田貴、神谷、石橋、川原

G=矢川2

PG=矢川

 

ポジション
1.PR 青木周大(商4・慶應) →16眞鍋泰明(経4・慶應)
2.HO 神谷哲平(総4・桐蔭学園)
3.PR 吉田貴宏(総4・本郷) →18大塚健太(環3・國學院久我山)
4.LO 小山田潤平(経4・慶應) →19西出翼(経3・慶應NY)
5.LO 白子雄太郎(商4・慶應)
6.FL 廣川翔也(環2・東福岡)
7.FL 木原健裕(総4・本郷) →20古岡是道(法4・慶應)
8.No.8 森川翼(環4・桐蔭学園)
9.SH 宮澤尚人(法4・慶應) →21星卓磨(政4・慶應志木)
10.SO 矢川智基(環3・清真学園)
11.WTB 金澤徹(商1・慶應) →23中村敬介(経3・慶應)

→22名頭薗泰輝(商4・慶應)

12.CTB 石橋拓也(環4・小倉)
13.CTB 川原健太朗(環4・小倉)
14.WTB 吉迫雅俊(商2・慶應志木)
15.FB 下川桂嗣(商4・修猷館)
 

モールではHO神谷のコントロールが光った

モールではHO神谷のコントロールが光った

前半は慶大ペースで試合が進む。開始早々、マイボールラインアウトからモールで押し込み、最後はPR吉田貴がグラウンディング。幸先よく5点を先制する。その後も攻め続けると17分、敵陣での流経大ボールのスクラムでプレッシャーをかけターンオーバー。そこから相手のペナルティを誘い、再びゴール前でラインアウトのチャンスを得る。するとここではラインアウトからボールを受けた吉田が相手の隙を突き前進。タッチライン際でHO神谷に渡し、そのまま神谷がトライを決めた。なおも慶大の流れは続く。27分、敵陣で相手のキックをFL廣川がチャージ。転がったボールを自ら拾い上げ、倒れ込みながらCTB石橋にパスをつないだ。これを石橋がきっちりとインゴールに持ち込み17-0。試合開始から慶大が一気に流経大を突き放した。しかし、ここから徐々に相手も力を見せ始める。外国人選手をはじめ大型の選手の強さに対し慶大は受けに回ってしまいじわじわと攻め込まれると36分、ついにトライを許してしまった。前半はこのまま17-7で終了。慶大が10点のリードをもって試合を折り返した。

 

決勝PGを蹴ったSO矢川、ボールの行方を見守る

決勝PGを蹴ったSO矢川、ボールの行方を見守る

そして始まった後半。勢いを増した相手に慶大は苦しめられ、自陣に押し込められる時間が続く。それでも厳しいディフェンスで耐え、12分には自陣でラックからこぼれたボールをPR青木がターンオーバー。受けたCTB川原が約65mの独走トライを決めた。SO矢川が右端からの難しいゴールも決め24-7。慶大がまた一歩勝利に近づいた。だが、ここから流経大が逆襲。17分、慶大は自陣でマイボールラインアウトを奪われると、そこから強い相手選手に突破を許しトライされてしまう。さらにピンチは続き、24分、26分と立て続けの失点でついには同点に。引き分けでは準決勝に進むことができない慶大はなんとか得点できるチャンスをうかがう。そして残り時間約5分、矢川の見事なタッチキックで敵陣深くに入り、相手のラインアウトからターンオーバー。パスをつないでいくと36分、中央付近のラックで流経大がオーバーザトップの反則を犯す。PKを得た慶大は迷わずショットを選択。「ここで外したらキッカーじゃない」(矢川)。会場全体を包む緊張感の中、この運命のキックを矢川がしっかりと決め、27-24と勝ち越しに成功。残りの時間を慶大は必死に守り抜き、ついにノーサイドのときを迎えた。接戦の末の勝利で2季連続の準決勝進出を決めた。

 

前半は流れに乗り点差を広げたものの、後半は「こちらの足が止まってしまった」(和田監督)と、疲れもあり流経大のアタックの強さに苦しんだ。それでも、最後まで諦めず倒れては立ち上がり、低く刺さるタックルを相手に浴びせ続ける。目指していた慶大らしい粘り強い戦いぶりが見られた。次はいよいよ準決勝。昨季と同じく帝京大との対戦となる。昨季はここで敗れ、大学ベスト4に終わった。それを超えるため「打倒帝京、大学日本一」を目標に掲げた今季。ついに王者に挑む権利をつかみ「ここがスタートライン」(FL木原)と選手たちは気を引き締める。目標の日本一に向けて――。この一年磨き上げた慶大のラグビーで帝京大を倒しに行く。

 

出足鋭く相手に立ち向かう

出足鋭く相手に立ち向かう

【ケイスポ的MOM】チーム救った粘りのディフェンス CTB石橋拓也

最後は全員で守り切り勝利をつかんだこの試合。なかでも、この男の存在感が光っていた。ゴール前に迫ってくる相手に対し果敢なディフェンスを見せた石橋。確実に相手を仕留めるタックルで何度もチームのピンチを救い、「アタックはあまり出来なかった分、ディフェンスを頑張りました」と自身のプレーを振り返った。王者・帝京大に対し厳しい戦いが予想される準決勝。慶大勝利のためにはこの男の活躍が欠かせない。

 

(記事 吉山祐未)

 

 

コメント

和田康二監督

(試合を振り返って)厳しい試合だったんですけど、4年生中心に苦しい時間帯も守り切ってくれて、選手はよく頑張ってくれたと思います。流経大さんも留学生中心に力強いアタックをされていて、本当は走り勝とうと思っていたんですけどこちらの足が止まってしまいました。(青木選手や廣川選手のタックルがよかった)とにかく今日は一人目が下、二人目がボールとダブルタックルを徹底しようということでした。前半から廣川も青木もそのほかの選手もよくロータックルをしてくれたと思います。ただ、もっと強い選手を前で止めたかったんですけど、トライされたりゲインされたところは甘くなってしまっていました。帝京さんも同じように強い選手がいるのでディフェンスからやっていきたいと思います。(修正点は)中5日ですのでできることは限られています。まずは選手をフレッシュな状態にすることが重要だと思います。ラインアウトは慶應としては強みにしたいと思って挑んでいるんですけど、今日の後半苦戦した原因は間違いなくラインアウトだと思いますので、まだ修正が可能だと思います。

 

木原健裕主将

(試合を振り返って)今日の前半の入りはしっかり陣地を取って、用意してきたFWのプレーでトライを取って点差をつけたんですけど、途中から相手の大型の選手にゲインされて受けに回ってしまって相手に流れが行ってしまったのかなと思います。ただ、最後に守り抜いて勝ったことは、まだまだ僕たちも満足していない部分はあるんですけど、これが勝負だなというふうに感じました。まだここがスタートラインだと思うので、この一週間しっかり修正して、次に向けて切り替えていきたいと思います。(修正点は)調子が狂ったのはラインアウトのところです。セットプレーは次の試合も必ず重要になってくると思うので修正したいです。あとはリアクションです。タックルした後のディフェンスのセット、周りを見て冷静に判断して強い選手に対して一人目が下、二人目が上とボールを殺しにいかないと今日みたいに上でボールをつながれてしまうので、そこを修正したいと思います。(序盤からトライを重ねたが)春の試合で最初2トライをしてそこから相手の強いランナーに走られて点差が開いてしまったので、2トライ取った後にもう一個しっかり取らないとやられるとみんなで考えていました。入りは結構イメージ通りで、3トライ目を取れたということが大きかったかなと思います。(追いつかれたときはどう声をかけたか)イメージしていないことが試合で出てきて少し焦っていた部分があるんですけど、次何をするんだということを考えて、あとは相手に対してしっかりリアクションするだけなので、とにかく次に何をするかということだけを落ち着いて頭をクリアにして考えようと話しました。

 

青木周大副将

(最終戦、どんな気持ちで臨んだか)負けたら引退なので、結果だけにこだわってとにかく相手の外国人を止めるぞという強い気持ちで臨みました。(流経大の対策は)低く刺さることしか考えていなくて、逃げたら負けてしまうと思ったので、絶対にビビらず、僕がケガしてもリザーブがいるから大丈夫だという気持ちで体を張っていきました。(大柄な外国人を相手して)やっぱり体が硬いし、大きいし、強いしという感じで強かったです。でもビビッていたら持っていかれたと思うんですけど、勇気を出してタックルしたことで止まったところも凄くあったと思うので、まだまだ甘い部分もありましたけど、今日は良かったのかなと思います。(後半は苦しい展開だったが、どんな気持ちで)春に流経大に負けた時から僕らも苦しい時期が続いていたので、春と同じ展開になったのでここで負けてしまったら春と同じだぞ、と肝に銘じていました。後半に木原や宮澤が変わってしまって、自分がどれだけチームを引っ張っていけるかということを考えて、声で引っ張り続けようと思っていました。(矢川選手の決勝PGの瞬間の気持ち)矢川なら決めてくれると信じていましたし、その3点を守るんじゃなくて、その3点からさらに追加して点差を広げるという声を外から出すようにしました。結果追加点はなりませんでしたけど、攻める姿勢がいい結果を招いたのかなと思います。(3試合を終えて、良かった点と悪かった点)FWやBKの活躍も両方あり、チームとしての連動性が生まれてきたところは良いと思うんですけど、まだ慶應としてのタックルというか、本当にタックルの調子がいい時って、失点する気がしない状態になるんですけど、まだまだそこまでの完成度にはなっていないですね。逆にそれを目指して5日間頑張る目標ができました。(帝京大戦に向けて)去年ここで帝京に負けて先輩たちを引退させてしまって、本当に悔しくてしょうがなくて、その時、部としても相手が帝京なら仕方がないみたいな雰囲気が少しあったのが僕は納得いってなくて、相手がどこだろうが勝てないことは絶対にないと思うので、自分のラグビー人生の集大成を決勝につなぐためにまずは帝京大戦で全力を出し切りたいと思います。

 

宮澤尚人副将

(今日を振り返って)とにかく勝ててよかったのです。前半はある程度思い通りにできたのですが、後半はセットプレーが安定しなかったこととディフェンスで受けてしまって流れが悪くなってしまったところが反省点です。(プレッシャーは強かったか)アタックで前に攻めてくる圧力はすごく感じました。今日は、こっちがアタックを何回も重ねるチャンスがなかったので、ディフェンスの圧力よりは相手のアタックの勢いを強く感じました。(流経大相手に準備してきたこと)留学生選手がキーマンになるため、二人で止めていこうと話してきたのですが、後半自分たちの足が止まってきたときに、なかなか二人で止めに行けず、また裏を繋がれたり、ラインブレイクをされたりもしたので、それが後半苦戦した要因でした。80分間リアクションし続けることは次絶対しなければならないことだと思っています。(怪我の状態は)今はまだどうなるか分からないですが、出来ることを全てやって試合に出られたら全力で頑張ります。

 

神谷哲平

(現在の率直な心境は)素直に嬉しいの一言に尽きます。(今日の試合を振り返って)前回京産大戦で僕らFWはスクラムなど安定しなくて、そこが今回課題だったのでそこを修正出来たこと、そして勝てたことは良かったのですが次の試合に向けてディフェンスの課題が残ったのでそこを修正したいです。(流経大の印象は)FWがとても強力で、BKには外に動ける外国人選手もいて、縦に強いチームだなという印象でした。(ラスト5分間はどのような心境でプレーしたか)振り返ってみると、必死だったので何か考えてたことも無かったんですけど、ただ4年生として、この時間を守り抜くか守り抜けないかが、今後の自分の人生を左右すると思って、必死にやっていたことだけは覚えています。(試合終了の瞬間は)安堵の気持ちでいっぱいでした。(準決勝の帝京大戦に向けて)帝京という相手と準決勝で戦えることを誇りに思うし、その舞台で今まで自分達がやって来たラグビーで勝ちに行くだけだと思います。

 

吉田貴宏

(今のお気持ちは)うれしい気持ちが一番に来るんですけど、目標は帝京を倒すことにあるので。去年ここで燃え尽きちゃった感があって今年は目標をひとつ上に上げたので、うれしいんですけど気持ちを次に向けなきゃなという思いです。(今日の試合を振り返って)絶対苦しい場面は来るという話で挑んで、入りは良かったんですけどやっぱり苦しい場面来ました。でも一年間が出たというか、一年通して苦しい時期もあったんですけど折れないでやってきてよかったかなという感じですね。(先制トライを決めたが)モールなのでたまたま僕が最後にボール持っていただけでFW全員のトライです。(ご自身の出来は)もうちょっとセットプレーを安定させたかったというのがあるんですけど、でも大きい相手に対してタックルにいっぱいいけていたので、満足まではいかないですけど次につながるかなと思います。(後半のピンチの場面はどういったことを意識していたか)気持ちもやられちゃうと一気に試合も傾いちゃうので、やられている時こそ攻めるというか受けないで前に出ようという気持ちでやっていました。(準決勝に向けて)去年やられているので去年の借りを返すという意味で帝京に勝ちたいと思います。

 

小山田潤平

(今日の試合を振り返って)前半はいい流れでいけたんですけども、後半は外国人選手に勢いにのられてしまって、相手のペースで試合を運ばれてしまったのが良くなかったところです。(外国人選手の勢いは脅威だったか)前半はみんな元気だったのである程度マークしてて、それに体がついてきてました。でも、後半になって疲れが出たときに足が動かなくなって、一対一になるとやっぱり相手が強いので行かれちゃったかなと思います。(ラインアウトを振り返って)前半はイメージ通りできたんですけど、後半は最初の3本か4本ぐらいイメージ通りいかなかったです。ミスは絶対あるんですけど、同じミスを立て続けにやっちゃったところが良くなかったので、ミスを続けないようにしていきたいと思います。(準決勝進出を決めた今の気持ち)やっと去年と同じところに戻れたな、と。目標としているのは帝京を倒すことで、やっとスタートに立てた感じなので、そこからもう一回気を引き締めてやってって、チャンピオンに挑んでいきたいと思います。(準決勝への意気込み)どんなゲームになってもただひたすらに勝ちたいので、見てる人につまらないと言われようとただただ勝ちにいくラグビーをしたいです。

 

白子雄太郎

(試合を振り返って)今日は4年生が多く入っている試合で、去年はベスト4までいけたのでここで終わるわけにはいかないという気持ちで臨んだ試合だったので、まずは目標通り勝利を収めて1月2日への切符を手に入れることができてよかったと思います。(後半で相手に追い上げられてしまったが)自分たちでリズムに乗れた時に継続できなくて、自陣でつまらないミスをしたりペナルティをしたりと受けてしまったことが後半相手をリズムに乗せてしまった要因だと思います。(同点に追いつかれ、そして勝ち越した場面について)残り7分で自陣のスクラムであそこからアタックするかキックするか悩むところだったんですけど、まだ7分時間があったので風上ということもあってまずはテリトリーを取ろうという話をチームでして、矢川がいいキックを蹴ってくれて敵陣でプレーできてペナルティももらえました。決め切ってくれた矢川のナイスプレーというのもあるんですけど、後半勝ち越してからは理屈じゃないところなので、足動かしてリアクションしてという慶應の目指すプレーが最後の最後自ずと引き出されてきたのかなと。それを意識して最初からできるようなチーム作りをしていきたいと思います。(セカンドステージを3連勝で終えて)しっかりと勝ち切っていい流れがきていると思うので、リアクションなど後半慶應のラグビーができたところをまた帝京戦でも体現して頑張りたいと思います。(帝京大戦への意気込みは)今日は単発でのトライが多くてラッキーなトライもあったので、もっとFWがボールをもらってチーム全員で取るようなトライをして帝京戦に勝ちたいと思います。

 

廣川翔也

(今日を振りかえって)今日はきつい試合でした。前半結構いい流れでこれて、でも最後取られて完璧とはいかないゲームで、前半の最後の悪い流れに乗られて本当にきつい試合でした。本当に最後は慶應らしい試合ができていい所もあり悪い所もありっていう試合でした。(前半のトライにつながるプレーについては)リラックスしてやれたからですかね。ガチガチにならなかったからですね。(前戦での課題は克服できましたか)最後もやっぱり体を動かそうっていう気持ちになったし、あの試合に救われて今日は4年生に恩返しっていったら言い過ぎですがそれに近い仕事はできたかと。(準決勝に進めることについて)帝京ですね。かえって失うものは何もないのでひたすら挑戦者としてがむしゃらにラグビーするだけですかね。

 

森川翼

(試合を終えて感想は)勝ってよかったです!(今日に向けてどのような準備をしてきたか)相手の分析もしてきたんですけど、相手に重い選手も多かったので、自分たちのリアクションをよくして、起き上がる速さで勝負しようと思っていました。(2014年を振り返って総じてどのような一年でしたか)正直すごい苦しい一年で。もちろん木原というすごい大きな心の支えとなるキャプテンもいて、試合を引っ張るスタンドオフの宮川さんの存在が大きかったなと今年初めに感じていて。もちろん今矢川がすごい頑張ってくれていますけど、その中でも春勝てなかったり苦しかったときもあって。結局すごいきつい練習もして、ここまでこれたのは本当に良かったと思っています。(ファイナルステージに向けて)ここまできたらやるだけやるので自分たちが今までやっていたことを全て気持ちと体で表現したいと思っています。

 

矢川智基

(今日の試合を振り返って)苦しい展開だったんですけど、特に後半は、、、勝ちたい気持ちが勝ったのかなという風に思います。(キックについて振り返ると)前半風下で、後半風上になるはずだったんですけど、ちょっとアゲインストだったので、どうしようかなと思ったんですけど、とりあえず相手が個々が強いチームだったので、敵陣でプレーしたいなと思って、キックはまぁ思いっきり蹴りました。(最後のPG、凄い緊張感でしたがいかがでしたか)ここで外したらキッカーじゃないなというか、決めなきゃいけない場面だったので責任感と四年生の為に無心で蹴りました。2014年振り返ると)僕は今年から公式戦のスタメンとして定着して出させてもらったので、去年は数試合だけだったので、定着してスタメンで出させて頂いて色々ゲームメイクといったところで色々な経験が出来て、自分の為になるシーズンでした。1月2日、帝京戦への抱負)今年の慶應の目標の帝京なので、チャレンジャーらしくひた向きにプレーしたいと思います。

 

金澤徹

(今日の試合を振り返って)最初抜けそうな場面で勝負しなかったので、あまりいい出来ではないですね。(立ち上がりについて)立ち上がりの悪さについては練習中からも意識していて、流経大は後半強いので前半から飛ばしていこうと思いました。(帝京大戦に向けて)出れたらトライを取りたいです。

 

石橋拓也

(今日を振り返って)勝ててよかったと思います。(流経大の印象は)留学生選手が力強くて、一人で止めるのはきつかったなという印象です。(ブレイクダウンは)そんなにそこのプレッシャーは強くなかったので、球出しはスムーズにできたのですが、アタックできる機会をあまり与えてもらえませんでした。少ない機会を取り切ったという印象です。(後半相手にペースを掴まれたが)風向きが変わってしまい、キックもあまり伸びずに上手く敵陣に侵入できなくなってしまい、苦しかったです。(自身の手応えは)アタックはあまり出来なかった分、ディフェンスを頑張りました。(トライシーンを振り返って)あれは廣川のトライだと思っています。(セカンドステージを振り返って)全部勝って終われたので良かったのですが、修正点も多く見られたので、帝京大戦ではそこを直して戦いたいと思います。

 

川原健太朗

(本日を振り返って)本当に勝てて良かった。万歳、やったー(笑)。みんなで掴み取った勝利だと思います。(トライシーンを振り返って)青木からボールもらった瞬間に絶対に行けると思いました。周りからは足遅いと言われていたのですが、トライとるゾーンしか見えてなかったので、走りきってトライ取りました。(流経大の印象は)外国人中心の個々の強さがあるチームで、ディフェンスが大変でした。組織で勝てたのかなぁと思います。(大学選手権3試合ありましたが)負けたら引退ということをずっと考えていて、1試合1試合負けられないという特別な思いがありました。今日はすごく厳しい戦いだったのですが勝てて良かったと思います。昨年のベスト4と同じところに立てて良かったです。(次の試合に向けて)失うものは何もないので頑張ります。ひたすらチャレンジしていきます。応援よろしくお願いします。

 

吉迫雅俊

(今日の試合を振り返って)今日は外国人の選手が多かったので、ディフェンス時には2人でタックルすることで対応しました。(流経大の印象は)春戦ったときと同様前半容易にトライできたんですが、後半相手に勢いがでてきたなという感じです。ただ春に戦ったときとは違い今回は勝利できてよかったです。(チームとしてできたことできなかったこと)リアクションの速さはよかったと思います。できなかったことはタックルの時低くささることです。(一旦追いつかれたときどのようにプレーしたか)四年生を引退させないためにも、練習通りしっかりと自分のプレーをしました。

 

下川桂嗣

(今日の試合を振り返って)勝ててよかったってそれだけです。(立ち上がり突き放すことができたが)流経大が後半のチームで、僕たちも立ち上がりが悪いということで練習中から試合の入りを意識していてそれがでました。(自身のプレーを振り返って)納得出来るプレーではありませんでしたが、少しでもチームに貢献出来たと思います。でもまだ満足はしてないので、帝京大戦では今日出た課題を修正していきたいです。(同点に追いつかれたときに意識したこと)パニックになることが一番いけないことだったので、まだ同点だから敵陣でプレーしようと思って、少し焦りもありましたがそんなでもなかったですね。(帝京大戦に向けて)今季は打倒帝京大を掲げてきたので、メンバーに選ばれたらみんなの想いを背負って戦いたいです。

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