【バレーボール】 流れに乗れず3敗目 早大戦

DSC_6083 開幕週は白星を挙げられなかった慶大。今日の相手は開幕2連勝といいスタートを切った早大。ライバル相手にリーグ戦初勝利をつかみたいところであったが、力の差を見せつけられる形となってしまった。  

 

4月18(土)春季関東大学男子1部バレーボーリーグ 第3戦 慶大×早大 @早大戸山記念会堂

 

得点
慶大 セット 早大
18 25
14 25
16 25
 

この試合は早慶戦ということもあり、観客席には應援指導部がかけつけ、会場はより一層の盛り上がりを見せた。 第1セット、出だしからミスが目立ち思うように得点できない慶大。一方、早大は主将・福山のクイックを中心としてコンスタントに得点し、点差をつけていく。その後は野瀬(環4)を中心としたレセプション、つなぎが安定するも高さのあるブロックに阻まれ、なかなか決めきれない。後半、16-22の場面で黒田(環2)の1枚ブロックが決まるが、続くサーブはミス。もどかしい展開のまま、18-25でセットを落とす。

 

鋭いサーブを放つ尾木

鋭いサーブを放つ尾木

第2セット、いきなり7連続失点を喫する厳しい立ち上がり。流れを変えたい慶大は清水(環3)をコートに入れ、チームの立て直しを図る。スタートから交代で入った佐藤は高さを生かしたネット際のプレー、清水は左腕から繰り出される力強いスパイクで存在感を示した。試合は増田(環2)のブロック、ブロードが連続で決まるなどしたが、相手のクイックにうまく対応できない。終始早大に試合のペースを握られ、結果的に14-25と大差で落とす。

 

後がない第3セットも序盤からリードを許し、早々とタイムアウトを要求する苦しい展開。3-7の場面では清水のサービスエースが決まるものの、その後が続かず連続得点とはいかない。終盤は相手の攻撃にいいようにやられ、16-25で試合終了。セットカウント3-0でストレート負けとなった。

 この試合は、序盤につけられた点差が試合展開を厳しいものにしてしまったことが敗因の一つと言える。そのなかでも途中出場の佐藤・清水両選手がコートに立ち、自分の持ち味を発揮しチームに適応していたことは大きな収穫であった。次戦は法大戦。「自分たちのバレーをやって」(野瀬)初勝利をつかみにいく。   

(記事 岩井邦夫)    

 

野瀬主将

(先ほどのミーティングの内容)自分たちのバレーをしようとこのリーグに臨んでいるので、今日みたいに自分たちがやっていないことをやろうとしてミスというのは情けないことですし、自分たちのバレーを3か月間やってきてちょっと早稲田が強かったというだけで、3か月間がなくなるようならもともと勝てないんですけど、もっと自分たちのやってきたことに自信を持とうという話をしました。(明日の試合に向けて)いい意味でも悪い意味でもリーグ戦なので、この一勝で先がなくなるというとはないので、きりかえて明日こそ自分たちのバレーをやって白星をとれるように頑張りたいです。

 

サイド 布川智規(商3・桐朋高)
セッター 尾木将(政2・修道高)
センター 上田悠貴(総4・生野高)
サイド 池田 裕哉(環3・北嵯峨高)
サイド 黒田 彪斗(環2・富山第一高)
センター 増田 拓人(環2・習志野高)
リベロ 野瀬将平(環4・東福岡高)
途中出場 吉田純(環4・東亜学園高)
佐藤凛太郎(環4・東北高)
林智之(商4・高知学芸高)
清水 拓朗(環3・弥栄高)
 

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