【バレーボール】 初勝利へ足踏み続く 法大戦

 DSC_6183未だ勝利のない慶大バレー部。4戦目に対戦したのは法大。喉から手が出るほど欲しい初勝利を懸けて挑むが、自分たちのバレーができず苦しいリーグ戦の戦いが続く。

 

4月19(日)春季関東大学男子1部バレーボーリーグ 第4戦 慶大×法大 @早大戸山記念会堂

 

 

得点
慶大 セット 法大
21 25
25 22
18 25
19 25
 

 

スタメンは昨日と同じメンバーで臨んだ試合。第1セット、昨日の早大戦からの悪い流れを断ち切ることができず、序盤からリードを奪われる厳しい展開に。その中でも徐々に黒田(環2)のサイドからのスパイクが決まりだすが、時すでに遅し。気が付けば20-25でこのセットを落とす。

 

第2セット。自分たちのミスから相手に6連続ポイントを奪われるなど、第1セットと同様の流れで試合が進む。しかし黒田のスパイクさらにはセンター・上田(総4)のブロックで中盤ついに逆転に成功。ブロックの圧力で相手のスパイクのミスも誘い、良い流れでこのセットを25-22で二試合ぶりにセットを取る。

 

第3セット。スパイクミスが目立ち、相手のペースで進む。また第2セットに機能していたブロックでの得点ができず、このセットは力負けで18-25となる。

 

後がなくなった第4セット。サーブで再び流れを引き戻したい慶大であったが、サーブミスで逆に相手の思うつぼに。ピンチサーバーとして吉田(環4)や清水(環3)を起用し、相手のリズムを崩しにかかるが、止められず結局このセットを19-25で落とし、リーグ4戦目での初勝利はならなかった。

 

4戦を終えて勝ち星はないものの、次戦からは戦いの舞台を東海大へ移す。まだリーグ戦は半分も終わっていない。この1週間の立て直し次第でリーグ戦の結果も変わってくる。もう一度自分たちのバレーに立ちかえり、勝利に突き進んで行いってもらいたい。

(記事 後藤理央)

 
宗雲監督
 
(今日の試合を振り返って)一体感はないですね。やる気がないわけではないけど、昨日の試合(早大戦)の後、夜どれだけ考えたかとだと思うんですが、腹くくって試合に臨んでいなかった奴が何人かいる。
(上田のブロックや黒田のスパイクなど、希望の光も…)もちろん良い部分は認めなきゃいけない。ただ単発的なので点にはなるが、ゲームを通してはできていない。上田のブロックの次にサーブミスをしたりとか自分たちでゲームの流れをノッキングしている。まだ考え方が甘い、全体を見ながらやっていない。(主将とは何か話しましたか?)早慶戦の負けは相手が強いから負けたから自分たちのバレーの方針は変えないということを確認しただけです。ただ試合中に選手が奮起をしないことが問題で、押されてる時にミスをして少しでも良い方向に進めようという気がないことにショックであることに対してはみんなにも話しました。今日は動きが固かったですね。(来週の一戦に向けて)仮に全敗してもいいんですけど、3月の合宿の時に自分たちのチームスタイルが見えてきて、それをやりとげてくれと話をしているのですが、早くも崩れているのでそれを立て直すだけですね。自分たちのやりたいバレーを目指していけば、結果がでるかもしれない。今はやってきたことをゼロにする勢いなのでそれをもう一回確認したいなと思いますね。
 

上野素希選手

(試合を振り返って)3連敗していることもあって、勝ちたい試合だったのですが、気持ちが裏目に出て、みんな固くなってしまいました。(途中からの出場だった)ずっと出たいなと思っていたので、張り切ってプレーしました。(次の試合へ向けて)結果を出したいです。自分たちの力を緊張とかで出し切れていないので、修正したいです。

 

サイド 布川智規(商3・桐朋高)
セッター 尾木将(政2・修道高)
センター 上田悠貴(総4・生野高)
サイド 池田 裕哉(環3・北嵯峨高)
サイド 黒田 彪斗(環2・富山第一高)
センター 増田 拓人(環2・習志野高)
リベロ 野瀬将平(環4・東福岡高)
途中出場 吉田純(環4・東亜学園高)
林智之(商4・高知学芸高)
清水 拓朗(環3・弥栄高)
上野素希(文3・甲陽学院高)


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