5月23日(土)春季関東大学男子1部バレーボールリーグ第10戦 慶大×筑波大@日本体育大学健志台米本記念体育館
得点 | ||
慶大 | セット | 筑波大 |
25 | 1 | 19 |
18 | 2 | 25 |
27 | 3 | 25 |
13 | 4 | 25 |
13 | 5 | 15 |
第1セット。序盤は相手のサーブミス、タッチネットなどで4連続ポイントを上げて試合を優位に進める。また要所での上田悠貴(総4・生野高)のブロックも決まり、最大で慶大が7点をリードする。このリードを保ちながら最後のポイントも相手のサーブミスでこのセットを取る。明治戦に続いて2戦連続で大事な最初のセットを取ることに成功。
第2セットは流れに乗り切れない。前半はお互い相手にリードを許さず、接戦となるが徐々に相手にサーブで押され始め中盤で痛い4連続失点。相手に流れを渡してしまう。一度は黒田彪斗(環2・富山一高)のサーブポイントなどで2点差に追い詰めるものの、相手が得意とするクイックに苦しめられ、18-25でこのセットを落とす。
第3セットは苦しい展開に。セット開始早々に自分たちの2つのミスで5連続ポイントを奪われる。しかし途中出場の佐藤凛太郎(環4・東北高)のブロックやセットの後半での相手のミスにも助けられ、24-24に追いつく。最後は黒田のサービスエースと布川智規(商3・桐朋高)のスパイクで27-25としてこのセットを取る。
勝利を決めたい第4セット。第3セット同様、セット前半に失点を重ねてしまい、6-14と劣勢に。この後も強いサーブから相手にリズムを作られ、自分たちのバレーをさせてもらえず、13-25でゲームは第5セットへ。
リーグ戦5度目となるフルセット。先にリードを奪って勝った明治戦の形にしたい慶大であったが、相手のブロックに苦しめられ、3-9と大きく点差をつけられてしまう。だが上野素希(文3・甲陽学院高)のクイックを皮切りに黒田をはじめとするサイドスパイカーも再び目覚めて一気に13-14と追い上げを見せるが、最後は自分たちのミスでゲームセット。
フルセットの末敗れはしたものの、宗雲監督が「チームは上向き」とチーム状態は良い。また最終戦・国士舘戦に勝利すれば1部残留への希望もまだ残る。リーグ4位と好調の国士舘に慶大がどこまで自分たちのバレーを貫けるかが、勝負のポイントとなるだろう。
(記事:後藤理央)
宗雲監督(今日の試合を振り返って)いろんな思いがありますね。せっかくフルセットまで行って最後あの点差から追い上げて、いつもだったら逆の立場でうちがリードしている所をひっくり返されるのを、自分たちがせっかく追いついたのに逃げ切られるという最後の終わり方が良くなかったですね。(今日のサーブ・レシーブは良かったですが、)うちは出来としては良かったと思います。相手のサーブが1セット目は入らなくて、2セット目は入っていてサーブの波でこっちの勝ち負けが決まっていたという感じでした。(明日の国士舘戦に向けて)チームは上向きなので今日悔しい思いをした学生は明日取り返してくれるのではないかなと思うので明日に期待します。
サイド | 黒田彪斗(環2・富山一高) |
セッター | 尾木将(政2・修道高) |
センター | 上田悠貴(総4・生野高) |
サイド | 池田裕哉(環3・北嵯峨高) |
サイド | 布川智規(商3・桐朋高) |
センター | 上野素希(文3・甲陽学院高) |
リベロ | 野瀬将平(環4・東福岡高) |
途中出場 | 吉田純(環4・東亜学園高) |
佐藤凛太郎(環4・東北高) | |
林智之(商4・高知学芸高) | |
清水拓朗(環3・弥栄高) | |
伊藤祥樹(環1・清風高) |
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