【野球】早大に力負け、完全優勝許す 早大②

5月31日(日)東京六大学野球春季リーグ 早大2回戦

試合後、慶大ファンにあいさつする横尾主将(写真右)。

試合後、慶大ファンにあいさつする横尾主将(写真右)。

前日の完封負けで優勝の可能性はなくなってしまったが、早大の完全優勝阻止へ意地を見せたい一戦。しかし同点の3回に先発の加嶋宏毅(商4)が勝ち越し打を浴びると、試合の主導権は早大に。5回と9回にもそれぞれ追加点を奪われ、打線も早大の先発小島を打ち崩すことができず、完敗となってしまった。春のリーグ戦は6勝5敗の勝ち点3、3位で全日程を終了した。

 
早大
慶大
 

早大:○小島、吉野和―道端

慶大:●加嶋、小原大、亀井、三宮、加藤拓―小笠原

 

◆慶大出場選手

  ポジション 選手名(学部学年・出身高校)
[6] 山本泰寛(環4・慶應義塾)
[8] 梅野魁土(環4・福岡大大濠)
[9] 谷田成吾(商4・慶應義塾)
[5] 横尾俊建(総4・日大三)
[3] 沓掛祥和(商3・慶應義塾)
  原田直道(商4・慶應義塾)
[4] 照屋塁(環2・沖縄尚学)
  山口翔大(環3・桐光学園)
[7] 齋藤大輝(商3・慶應義塾)
  重田清一(環3・佐賀西)
[2] 小笠原知弘(環4・智辯和歌山)
[1] 加嶋宏毅(商4・慶應志木)
  小原大樹(環3・花巻東)
  亀井倫太朗(商2・慶應義塾)
  山本瑛大(商3・South Torrance)
  三宮舜(商4・慶應義塾)
  北村祐樹(商4・丸亀)
  加藤拓也(政3・慶應義塾)
 

今季初先発となった加嶋

今季初先発となった加嶋

1回戦の敗戦で、優勝の芽は摘まれた。しかし、慶大にも意地がある。早大の完全優勝阻止に向けマウンドに上がったのは、今季初先発となる加嶋宏毅(商4)だった。

初回、いきなり先頭の重信をストレートの四球で歩かせてしまい、犠打を決められ1死二塁のピンチを迎える。しかしここで早大強力打線の象徴、3番茂木と4番丸子を続けて力ないセカンドゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。2回表は先頭の石井に二塁打を打たれるも、続く6番道端の右方向へ転がすバスターをファースト沓掛祥和(商3)が横っ飛びで好捕。ひざをついたままの三塁送球で石井を刺し、3万人の観衆を沸かせた。しかしその後2死二、三塁の場面で早大先発小島の当たり損ねのセカンドへの打球が内野安打となってしまい、1点を先制される。

その裏慶大は、四球の横尾俊建(総4)を二塁、強襲安打で出た沓掛を一塁に置いて8番小笠原知弘(環4)がライト前への同点タイムリーを放ち、すぐさま追いついた。

思い切りの良い投球を見せた亀井。来季の飛躍に期待したい

思い切りの良い投球を見せた亀井。来季の飛躍に期待したい

それでも、ここで簡単に突き放すことができるのが今年の早大の強さの要因。3回表、2死三塁の場面で打席には4番丸子。ここで慶大はプルヒッターの丸子に対して内野手が極端に右へ守備位置を変える「丸子シフト」を敷いたが、無情にも打球は無人のサード定位置方向へ転がり、勝ち越しを許した。

5回表からは小原大樹(環3)が登板。しかし先頭の重信にこの日2本目のヒットを打たれると、3番茂木の打球は左中間へ。レフトの齋藤大輝が(商3)が追いつくかと思われたが、落下地点寸前で転倒。三塁打となり、小原大の大学初登板以来続いていた無失点記録が18回3分の2でストップした。さらに齋藤はこのプレーで左足を負傷。そのまま担架で退場してしまった。なおも続く1死満塁の局面で、亀井倫太朗(商2)が今季2試合目のマウンドへ。勢いのある球で道端を3球三振に斬って取ったが、続く中澤にも3球勝負を挑んだところ、「詰めの甘さが出た」と痛打され2点の追加を許し、4点ビハインドの背負う展開となった。

9回裏無死、代打で左前打を放った原田直道(商4)。ベンチで常に声を出し続けたムードメーカーが、今季最終戦で結果を残した

9回裏無死、代打で左前打を放った原田直道(商4)。ベンチで常に声を出し続けたムードメーカーが、今季最終戦で結果を残した

反撃したい打線も、リーグ戦初先発の小島を攻めたてることができず、奪われた三振の数は実に11個。7回に北村祐樹(商4)が代打で2試合連続安打となるタイムリーを放ったものの、反撃もそこまで。8回からリリーフした吉野和も打ち崩せず、最終回にはダメ押しの追加点を奪われ、早大の完全優勝を許してしまった。

慶大の春が、終わりを告げた。結果は3位。それでも、スタートダッシュには失敗したものの、「途中は持ち直した」(大久保監督)との言葉通り、明大3回戦からは投打がかみ合った試合運びで5連勝。早慶戦まで優勝への望みをつなぎ、土曜日の1回戦は最高の盛り上がりを見せた。この追い上げは、選手全員の優勝への執念がもたらしたものだと言えよう。しかしこの2連戦を見ると、投打共に早大に力負けしている印象は拭えなかった。経験豊富な4年生が多い今年の慶大の実力は、まだ十分に発揮されていない。「悔しい。」この2日間、何人もの選手が何度も口にしたこの言葉が、秋の逆襲に向けての原動力となる。

「Exceed the limit, become a legend. ~Look at me, Look at us~」今秋、慶大が伝説となる戦いに向けて、ナインは牙を研ぎ続ける。

 

【Today’s Legend】  チームを鼓舞し続けた正捕手 小笠原知弘

2回裏2死一、二塁、右前適時打を放った小笠原。守備だけでなく打撃も光るシーズンだった

2回裏2死一、二塁、右前適時打を放った小笠原。守備だけでなく打撃も光るシーズンだった

打撃好調の小笠原は、この試合も2回裏の同点タイムリーを含む2安打を放ち、リーグ7位の打率.333で今シーズンを終えた。開幕スタメンこそ須藤隆成(環3)に譲ったものの、2試合目からは全試合スタメンマスクを被り、司令塔として存在感を発揮し続けた。大久保監督も、強肩強打のプレースタイルはもちろんのこと、明るい性格面についても「チームを鼓舞してくれる本当に良い選手」と信頼を寄せている。最後のシーズンとなる秋のリーグ戦、小笠原が最高の笑顔で有終の美を飾る。

 

 

記事:菅谷

◆打撃成績
   
[6] 山本泰 遊ゴロ   三ゴロ     空三振 空三振    
[8] 梅野 右飛   右安     左飛   一ゴロ  
[9] 谷田 空三振   空三振     死球   遊ゴロ  
[5] 横尾   四球 途終 三ゴロ   三ゴロ   見三振  
[3] 沓掛   投安   遊ゴロ     遊ゴロ    
原田直                 左安
[4] 照屋   見三振   空三振     右安    
山口                 中飛
[7] 齋藤   空三振              
重田         見三振   空三振   遊併打
[2] 小笠原   右安①     空三振   左安    
[1] 加嶋   遊ゴロ              
小原大                  
亀井                  
山本瑛         空三振        
三宮                  
北村             右安①    
加藤拓                  
◆投手成績
  投球回数 打者数 球数 被安打 三振 四死球 失点 自責
●加嶋 18 56
小原大 0 1/3 24
亀井 0 2/3
三宮 27
加藤拓 34
 

 

◆監督・選手コメント

大久保秀昭監督

(この2連戦を振り返って)なんとか意地を見せて完全優勝を阻止しようとは思いましたが、完敗でしたね。先制、中押し、ダメ押しと、早大の今季の戦いぶりをそのままやられてしまったなと。最後まできっちりいい試合をやられてしまいました。(現段階では少し力があるということですか)うん、この春の段階ではね。課題としては投手陣が1点でも少なくということで、ゲームを作っていけば打線も1~2点ならワンチャンスでなんとかできるのでそうしていきたいかな。そういう試合ができれば負けても次につなげることができますし。そういう点では今日みたいなゲームはやりたくないですね。(その中で今日は三宮投手が昨日のリベンジを果たす見事なピッチングでした)そうですね、いい意味で開き直っていましたし、安定して今日のようなピッチングをしてほしい投手なので、加嶋もそうですが秋には4年生の意地を出してほしいです。(攻撃では小笠原選手が気を吐いていました)キャッチャーとしての読みもありますし、思い切りも良くてこの春は良い活躍をしてくれたと思います。ただ、うちのピッチャーは制球が少し難しいところがあるので、キャッチャーはその点大変ですが、チームを鼓舞してくれる本当に良い選手だと思うので、秋のラストシーズンでは持てる力をすべて出してほしいです。(みなさん心配してると思いますが、齋藤選手のケガの具合は)今日の試合中にレントゲンを撮りに行って、あしたもう一度詳しい検査をするということになると思います。(慶大の監督としての初シーズンを終えて)連敗でスタートして連敗で終わったということで、最初と最後よくなかったですね。途中は持ち直しましたが、現状はリーグで3番目のチームということを受け止めて、試合で発揮される集中力を練習でも出しながら高めていきたいですね。勝たせてあげられなくて選手やファンの皆様には申し訳ないなと思っています。(試合後のミーティングでは拍手も聞こえましたが)梅野がベストナインを獲ったことと、受験組で頑張って今日もベンチ入りをした樋口や國富といった選手をたたえました。そういった選手は下級生の励みにもなりますから。(今シーズンの収穫と課題は)収穫は、負けられない崖っぷちからの集中力を発揮できたことです。課題は打線のつながりと、投手では加藤は奮闘してくれてるんですけどもう少し無駄な四死球を減らしてくれればなと思っています。攻撃のリズムにもつながってくるので。(秋季リーグに向けて)4年生にとって最後のシーズンになりますので、悔しい思いではなく良い思いをさせてあげたいなと思います。若い選手も出てきていますので、チーム力も一段階上げられるように練習を頑張っていきたいと思います。

横尾俊建主将(総4)

(今日の試合について一言)秋に向けて頑張りたいと思います。(2位争いに加えて負けられない早慶戦、どのような気持ちで臨んだか)優勝がなくなったので、2位でも3位でも変わらないです。あとは勝ち点を取ることだけを考えてやりました。負けてしまったのでしょうがないです。(今日のベンチの雰囲気は)開き直っていい感じの雰囲気でした。(今季の振り返り)結果通りの感想ですね。(春シーズンの課題を夏どのように克服するか)それはまたこのオフでじっくり考えて、少しでも早くみんなが立ち上がって、秋に向けて頑張ることがまずは課題なのかと。課題を見つけることも課題ですし、これからです。(日本代表に選ばれたユニバーシアードはどのように臨むか)本当にそれこそチームプレーなので、自分というより、チームが勝てるように、チームに貢献したいというのが一番大きいです。(秋に向けて一言)まだ秋のことについては全然考えられていないので、まず反省して、ここからまた課題を見つけられたらと思います。

善波優太主務(経4)

(今季を振り返って)みんな頑張っていたのですが、まだ実力不足だったのかなと思います。しかし、その中でも頑張って接戦に持ち込めたと思います。(3位という結果について)優勝を目指していたので私も悔しいですし、選手たちも悔しがっていました。秋は何としても、もう一度優勝を狙っていきたいです。(主務として大変だったことは)主務は裏方なので日々の積み重ねが大切です。自分が目立つ場所は特にないのですが、初めて神宮のベンチに入り、選手がグラウンドで頑張っている姿を見られたことは、うれしかったです。大変だったことはないです。(今季初めて神宮のベンチに入られたと)はい。ベンチに入って記録を書いたことは嬉しかったです。また、憧れの舞台であった早慶戦も優勝が絡む結果となり、満員のお客さんで迎えられて嬉しかったです。(今季は主務という立場で臨む初めてのリーグ戦でしたが一番やりがいを感じたことは)マネージャー室を仕切るのは自分ですし、マネージャーが裏で仕事をしないと選手も思う存分プレー出来ないので、一番上の責任がありました。(今季のリーグ戦を終えて選手にどのような言葉をかけたいですか)本当にお疲れ様ということと、秋は何としても優勝しようね、ということだけです。(秋のリーグ戦に向けて)あくまでプレーするのは選手たちなので、かわらず選手たちの要望に応えてサポートしていきたいです。

中村裕学生スタッフ(法4・今シーズンの一塁コーチャー)

(今日の試合を振り返って)完敗ですね。先制されて、中盤に追加点取られて、だめ押しされて、手がつけられなかったです。(今日の早大先発の小島投手は初対戦だったが)自分は打席に入らないのであまり分からないですけど、真っ直ぐもグイグイ押してきていたし、早大の道端捕手がスローカーブとかも有効的に使っていてそこに少しやられたかなと。意識していなかった部分だったので。あとは、早いカウントで追い込まれて外のボール球で打ち取られることが多かったので、もう少し考えて攻撃しなければいけなかったかなと思います。(今季の早大を見てどう思ったか)強いな、の一言ですね。打線も穴がなくて良いチームかなと思います。(この2日間で得た今後の課題はなんだと思うか)コーナーをたくさん決められて、ストライクゾーンが広く、追い込まれると手が出せなくなっていたと思います。課題は左投手への克服ですかね。今季は左投手相手にあまり打てなかったので。(今季を振り返って秋季に向けて一言)実力を出せた選手もいれば、まだまだそうではない選手もいて。特に、谷田とか泰寛とかはまだまだできる選手だと思っているので、秋までにしっかりと調子を整えて、最高な状態に戻れば優勝できると思うので頑張ります!

吉野勇斗学生スタッフ(商4・今シーズンの三塁コーチャー)

(今日の試合を振り返って)一度同点に追いついて、そこから我慢しなければいけないところでまた離されて点差が開いてしまったので、早稲田のペースで試合が進んでいるな、と感じました。(多くの人が応援に駆けつけましたが)改めて早慶戦の歴史の凄さを感じましまし、スタンドで見ているのと、グランドで立っているのと雰囲気も違ったので、そういう環境でコーチャーをやらせて頂いていることをありがたく感じました。(今シーズンを振り返って)序盤でつまずいてしまったんですけれども、その後明治戦、立教戦と立て直せたので、そこは収穫だったと思いがあります。来シーズンは、その序盤でつまずかないことを課題にしたいです。(秋季リーグに向けて)一球で試合が決まってしまうこともあったので、その一球に対する執着心を植え付けさせるようにしていきたいと思います。

梅野魅土(環4)

(ベストナインおめでとうございます。賞をとったことはありましたか?)こういう賞をとったのは初めてです。正直無理かな、と思っていたので、びっくりしました。うれしかったです。(チームは3位で終わりました。)負けるときっていうのは打線がつながらない、0点に抑えられることもあって、そういうときでも点を取ることが秋への課題かなと思います。(早慶戦初安打も出ました。)なんとか野手の間を抜けてくれたのでよかったです。(しかしこのカードは7打数1安打でした。)全然打てなくて、塁に出ることもできなかったのが申し訳ないと思います。回の先頭で回ってきたこともありましたが、塁に出れなくて攻撃のリズムを作ることができず、波に乗れなかったかな、と思います(安打で出ましたが、今日は盗塁に失敗してしまいました)牽制の上手い投手なので研究したんですけど、2死だったので早めに行きたくて焦ったという感じです。(盗塁数で並んでいた早大・重信は今日2盗塁でした。目の前で見ていてどうでしたか?)しっかり走ってしっかり決めているな、と。速いな、って思いました。(どちらが速いと思いますか?)いい勝負かなって思いますけど、もしかしたら向こうが速いかな。(秋に向けて一言お願いします。)春は3位と悔しい結果でしたが、あと1シーズンしかないので、チームとしては優勝、自分としてはそれに貢献するためにがんばります。

小笠原知弘(環4)

(今日の試合を振り返って)負けてしまいましたが、力不足なところも見えたし、早稲田の強さもわかったかなという感じです。バッティングもそうですし、バッテリーも含めた守備でも力不足を感じました。先に点をとられてしまうと勝てなくて、とられた分をはね返すだけの打力がなかったので、そういった点をこれからの課題としてやっていきたいです。(先発の加嶋投手はどうだったか)調子は悪くなかったです。今シーズンはあんまり投げていませんでしたが秋は投げると思うので、これから詰めてやっていきたいなと思います。(5回のタイムで小原投手にどのような言葉をかけたか)失点をしてしまったのはしょうがない、という話をしました。齋藤も怪我をしてしまったので。(チーム全体としては1回戦と比べて安打が出ていた)ここ二試合、なかなか塁に出られなくて。早慶戦までのカードでは最後の一打がでないという感じでしたが、今回は完敗でした。塁に出ている数が相手と全く違うし、そういったところが上手くまわらなかったから勝てなかったのかなと思います。(小笠原選手ご自身は2安打でした)やっぱりなんとか自分が塁に出て、チームを奮起させたいという気持ちだったので、「見とけよ!」と思っていました。(今シーズン全体を振り返って)まだまだ甘いですけど、僕としては充実したシーズンでした。でもまだこれからですね。そこで頑張って、どこまでいけるかだと思っています。次こそは早稲田に勝てるように頑張ります。(秋に向けて一言)試合に出られるように頑張ります。

加嶋宏毅(商4)

(今日の試合を振り返って)絶対に勝ちたかったんですけど、勝てなくて悔しいです。(今日の先発はいつ告げられたのですか)昨日試合後に、監督から言われました。(その時の気持ちは)今シーズン初先発だったのですが、緊張はなくて、むしろ嬉しい気持ちがありました。絶対にやってやるぞと意気込んで投げました。(今日の投球を振り返って)結構打たれてしまったのですが、要所は締められたので最低限のことはできたかなと思います。不運な部分もありますけど、失点は失点なので、しっかり投げられるようにまた頑張ります。(今季はクローザーからのスタートでした)抑えと言われてシーズンを迎えたのにも関わらず、法大2回戦でリードを守りきれなくて。怪我をしてから自分の本来の投球が上手くいかないのが自分の頭の中でずっと残ってしまって、リーグ戦の最後まで引きずってしまったので、秋はしっかり万全な調子で臨みたいと思います。(秋季への意気込みを)4年でラストシーズンなので、優勝したいですし、楽しくシーズンを終えられるようにまずは夏に頑張って鍛え直していきたいと思います。

北村祐樹(商4)

(今シーズンを振り返って)最初の法大戦はスタメンで出られましたが、明大戦でつまづいてしまい、そこから照屋の調子が良くて悩むこともありましたが、結果的に早慶戦で打つことができたので、秋に何か繋がるものがあったかなと思います。(今日の安打について)負けていてここで打たないと逆転できないという気持ちだけだったので打てて良かったです。(初対戦の早大小島投手について)左投手は得意なので、そんなに悪いイメージはなく、真っ直ぐだけを狙っていきました。(早慶戦を振り返って)やっぱり勝ちたかったのでチーム的には悔しかったですが、自分たちの力がそこまでだったのだと思います。秋は早慶戦で絶対優勝できるようにしたいです。個人的にはもう少し試合に出たかったです。(秋に向けて一言)秋はラストシーズンで野球もこれで終わりなので後悔のないように思い切ってプレーしたいです。

三宮舜(商4)

(今日の試合にどのような気持ちで臨まれましたか)優勝はなかったのですが早稲田には負けたくないなという気持ちで試合に臨みました。(球が走っていましたが自身の投球を振り返って)調子が良くて思い切って自分のやることをやろうと思いました。(今季を振り返って)個人的には好不調が激しかったので反省点が多いシーズンだったと思います。(秋季に向けて)調子を安定させて、実力をもっとつけて、秋は最後のシーズンなので絶対に優勝したいと思います。

原田直道(商4)

(最終回の打席を振り返って)早慶戦の出場が初めてだったので、なんとか爪あとを残せるようにと思って打席に入りました。(大観衆の中でプレーしていかがでしたか)とても嬉しかったですし、秋はスタメンで出たいなという気持ちが一段と大きくなりました。(素晴らしいクリーンヒットでしたね)本当にがむしゃらで、甘い球来い来い、来た!という感じでした。会心でしたね。(今シーズンの戦いぶりを振り返って)スタートダッシュに失敗してしまって前半は波に乗れなかったんですけど、後半は打撃力と投手力が噛み合ってここまで来れたので、秋は春のリベンジをしたいと思います。(個人としては)試合には2試合しか出ていないんですけど、ベンチで常に声を出し続けることができたので、よかったと思います。秋はもっと声出します。(秋のレギュラー獲りに向けてどんな練習を)最近パワー不足を感じる部分があるので、ウエイトトレーニングと食事に気を付けて、体を大きくしたいと思います。守備も重点的に取り組みたいですね。(秋季リーグに向けて一言)有終の美を飾りたいと思います。

谷田成吾(商4)

(今シーズンを振り返って)うーん、きついシーズンでした。(最後まで本来の打撃が戻らなかったが、重圧はあったのか)いや、そういうのは関係なく、単純に自分の力不足です。(チームの成績はどのように考えているか)最後の最後で優勝から遠ざかってしまったので、すごく悔しい思いを持っています。(夏はどのようなことに取り組むか)詳しくは考えてないですけど、やりたいことはたくさんあるので、とりあえず休んでから。日本代表もあるのでしっかり練習して、バットを振り込んで頑張っていきたいと思います。(ユニバーシアードの意気込みは)今のままでは役に立たないと思うので、それまでしっかり練習して日本の勝利に貢献したいです。(修正点はどのあたりか)うーん、まだちょっとわからないですね今日も打てると思って臨んで打てなかったので。また考えたいと思います。(秋に向けての抱負)このままでは終われないので、春のぶんも秋はいい結果残せるように頑張りたいと思います。

山本泰寛(環4)

(昨日優勝がなくなり、心境に変化はありましたか)優勝がなくなって、やっぱり気持ちの切り替えは難しいなと思いました。緩みというか気持ちが入らなかった部分はあります。(今日も相手先発が好調でしたが、個人的に対策したことは)まっすぐがいいというのは聞いていたので、振り負けないようにと思っていました。(早慶戦を通して、自身の守備は安定していましたね)そうですね、自分の守備自体は安定してよかったと思います。でもピッチャーから全体の守備へつなげていかないといけないな、と思いますね。(3位という結果は悔しいものだと思います)はい、最後まで優勝が残っていたなかで3位になったことは本当に詰めが甘いと言うか…。悔しいです。(今季の自身の成績を振り返ってみて)本当に波が激しかったです。前半戦悪くて中盤に上げたんですけど、最後は落ちてしまって。結果が出なかったので打撃面は悔しいですけど、守備で球際など取るべきところはしっかりできたので、そこは評価してもいいかなと思います。(秋へ向けて、成長していきたい点は)チームとしては、打撃のチームと言っていたのでチーム打率をもっともっと上げることです。個人としても打撃の部分があまり良くなかったので、その部分を中心にやっていきたいです。

小原大樹(環3)

(春季リーグお疲れ様でした)ありがとうございます。(1年次から続いていた無失点が止まってしまいましたが)それは僕個人とかでなく、チームに勝ちを持ってこれなかったことが悔しいので、ゼロとかどうかというのは特に意識してないです。(記録が止まって)悔しいことは悔しいですが。(レフトの齋藤選手が怪我で退いてしまいましたが、どのような気持ちでしたか)ああいう時にこそ抑えるのがピッチャーだと思ってマウンドに戻ったのですが、そこで抑えられなかったのは実力が足りないなというふうに思っています。(今シーズンを振り返ってみていかがですか)課題が多いシーズンになってしまったので、先ほど監督とも少し話したのですが、秋につながるように残りの短い期間ですけどしっかり練習して、レベルアップをして完成度を高いものにしていきたいと思います。(最後に、秋に向けてコメントをお願いします)秋こそは完全優勝します!

加藤拓也(政3)

(今日の試合を振り返って)リーグ戦最後の試合となってしまい、負けて終わってしまったので残念でした。(投手の交代が多い試合だったが)初めから8回と言われていたので準備をしていました。ちゃんと抑えようという気持ちでマウンドに上がりました。(今日の調子は)そんなに悪くもなかったのですが、点を取られてしまったのでそこは良くなかったと思います。(昨日の投球数が多かったが今日に向けての準備は)帰ってバイクを漕ぐなどの有酸素運動をして、今日に臨みました。(今季を振り返って)勝った試合も負けた試合もあったのですが、フォアボールが絡んだ失点も多かったので、そこをもう少し減らしていけたらな、と思います。(秋季リーグへの意気込み)もっともっとレベルアップしなければならない部分がたくさんあるので、そこをしっかり練習して、一回り成長した姿を見せられればな、と思います。

沓掛祥和(商3)

(今日の試合を振り返って)前半はいい感じで攻撃も出来ていたんですけど、後半点取られてからちょっと。あとは小島投手にやられました。(その小島投手について)腕を上から振り下ろしいて、ストレートは思ったより速かったです。(今日のヒットで打率が3割になりましたが、打撃について)今回リーグ戦を通して3割打てなかったら、坊主になる約束を横尾さんとしていたので、3割に乗ってよかったです。(2回には好守もありましたが、4回にはエラーもありました。守備について)ファインプレーをした時は、バントをすると思っていましたが、いきなり打ってきて。サードで殺すと横尾さんがジェスチャーしてたので、絶対アウトにしようという気持ちで。エラーについてはこれから練習していきたいですね。(今季を振り返って)バッティングのチームだったがチーム打率が良くなかったです。僕もそうですし、秋は4割台打てるように頑張りたいです。(秋に向けて一言)次は絶対優勝します。

亀井倫太朗(商2)

(今季を振り返って)春秋連覇という目標でやってきた中、3位で終わってしまって悔しいシーズンになりました。(今日の投球を振り返って)早慶戦で、秋よりも人がたくさん入っていましたが、自分自身楽しむことは出来ました。2アウトを取った後の次のバッター(中澤)のところで、2ストライクからちょっと甘く入ったボールを打たれてしまって。僕があそこで抑えていれば試合もどうにかなったと思うので、最後の詰めの甘さが出てしまいました。(1アウト満塁と大ピンチの中での登板でしたが、どのような心境でマウンドに上がりましたか)そんなにプレッシャーはなくて、逆に1アウト満塁だからこそ開き直って投げられました。初球が入ったっていうのも大きかったですね。思い切り投げられたので。(今日の投球で通用したところは)1つ目のアウトを取ることが出来て、2つ目も2ストライクまではあの状況で自分の思った通りに球が行ったので、そこまでは通用したと思うんですけど、最後の最後で真ん中付近にボールが入ってしまって。そういった所を突き詰めて秋に向かっていきたいです。(課題はやはり最後の詰め、といった部分ですか)今季全然投げさせて貰えなかったのはそういった詰めの甘さだったり、自分の実力不足だと思うので、オープン戦からしっかりやっていきたいです。(来シーズンに向けて)秋こそ1勝したいです。

照屋塁(環2)

(今日の試合を振り返って)勝ち点取れなかったということで、ちょっと悔しいです。(早大先発の小島投手の印象)コントロールも良くて、いいピッチャーだったなと思います。(その小島投手から放った第3打席でのヒットを振り返って)1,2打席目で考えすぎて結果が出なかったんで、3打席目はとにかく思いっきりやっていこうと思ってました。結果が出てよかったです。(今シーズンを振り返って)課題も多く見つかったんで、しっかりそれを次につなげて、秋に向けて頑張っていきたいなと思います。(来季に向けて強化していきたいことはなにか)もっと実戦も積んで全体的に強化したいです。あとは、基本的な基礎体力もこの夏にしっかり増やしていきたいなと思います。(来季への意気込み)秋は早稲田を倒して優勝したいです。

 

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