【ソッカー男子】早慶戦企画第7弾!井上大選手インタビュー

前期リーグ戦の11試合、アミノバイタル杯1回戦、そのすべての試合でフル出場を果たした井上大選手(環3・國學院久我山高)。慶應一家で育った彼は、早慶戦の舞台にずっと憧れてきた。1年から2年、そして3年になった今季にかけて、彼の意識はどう変化したのか。攻守で活躍し続ける“イノマサ”に迫る。

 

運動量をもっと活かせるようにプレーしていきたい

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――チームの前半戦の戦いを振り返ってください

「昨年同様、堅守速攻というテーマでやってきたんですけど、去年と違うことは前線にタメを作れる選手が増えたということで、攻撃のバリエーションが増えたかなと思います。」

 

――今季はここまでリーグ戦全試合先発フル出場で来ています。ご自身の出来を100点満点で表すなら何点ですか?

「60点くらいです。」

 

――その理由は?

「ディフェンダーとして一番評価されるのは無失点ということなので、今季13失点の中で自分が関わっている失点が半分以上あって、その全てに原因があるので、それは前期を振り返って反省しなければいけないと思います。そして、もう一つ攻撃面で右サイドバックの溝渕がすごく攻撃的な選手で前に関わるプレーが多いので、自分自身もそういうプレーをしたいと思うんですけど、あまり前に関わることができなくて攻撃に厚みを持たせられなかったので、攻守においてあまり自分で納得のいく出来ではない前期でした。」

 

――後半戦は数字でどれくらいの結果を残したいですか?

「そういうのを立ててしまうとダメなので、まずは得点に関わるというのと、自分のサイドから崩されないようにして、無失点の試合を増やす。この二つを後期は意識したいと思います。」

 

――今季ここまで意識して取り組んでいることはありますか?

「監督から、ヘディングであったり闘う部分のことを強く言われているので、そういうところは意識しています。」

 

――その中で今年「ここが成長したな」とか「ここはまだまだだな」と感じていることはありますか?

「自分のプレーの特徴というのは自分自身あまりよく分からなくて、何でもそつなくこなすという形でやってきたんですけど、それではこの先サッカーをやっていくうえで上に通用しないので、運動量には自信があるので、そういうのをもっと活かせるようにプレーしていきたいと思っています。」

井上

――今季ここまで一番印象に残っているのは何戦ですか?

「神奈川大学との試合で、結果は0-0ですごく押し込まれ気味の試合だったんですけど、個人的には一番調子が良くて、今までの試合ではあまりなかったインターセプトしてからドリブルで前に上がっていくという形ができたので、自分にとってはその試合がベストゲームだと思っています。」

 

――今季は松木選手と左サイドでコンビを組むことが多いですが、先輩として何か意識していることはありますか?

「ピッチの中に入ったら先輩後輩は関係なく、僕は松木に意見を言うし松木も僕に意見を言うしフラットな関係なんですけど、1年生ということですごく前へ前へという気持ちがあるので、基本的にあまり松木に守備をさせるのではなくて攻撃でプレーしてほしいので、なるべく前でプレーしてもらうようには意識しています。」

 

――ピッチ外ではどんな関係ですか?

「いやもう…松木にはなめられてます(笑)」

 

――コンビとしての手応えは?

「松木の特徴は足元よりもヘディングが強いというのとゴール前に入っていくところなので、僕と松木の二人で崩すというシーンはあまりないですけど、守備の面でもすごくハードワークしてくれるので、やりやすいです。」

 

――国士舘大戦では味方の得点時にパフォーマンスで盛り上げていましたが、あれにはどういう経緯があったんですか?

「自分は高校時代から点を取ったことがなくて、喜ぶとかはあまりないんですけど、たまたま将健くんが点を取った時に将健くんがベンチの方に行っちゃって、遠くて行けなかったんで、水を飲もうと思って行ったらちょうどスタンドの前で、よっしゃーってやったらスタンドが盛り上がってくれたんで、なんかいい感じでした(笑)」

 

「勝ちたい」と思わないと結果が付いてこない

 

井上2――井上選手がご自身の特徴・武器だと思っている部分は何ですか?

「運動量と、外から見ていたらあまりわからないかもしれないですけど、自分は1対1の守備が結構得意で、間合いを詰めればあまりやられる気がしないので、運動量と距離を詰めた1対1は自分の特徴だと思っています。」

 

――目標としている選手は?

「自分が目標にしているのはアビダルで、攻撃も守備もバランスよくやっていて、何でもオールラウンドにこなせるので、すごく目標にしている選手です。」

 

――5月に行われたリーグでの早慶戦は0-1で敗れてしまいました。プレーしていて今年の早稲田にどのような印象を受けましたか?

「正直、去年よりは自分は今年いけそうな気がするんですけど、やっぱり早稲田は慶應に対してすごくハードワークしてくるし、早稲田が自分たち(慶應)の前の2試合をスカウティングしていて、すごくポゼッションしてくるチームだったんですけど僕たちとの試合では今までどおりすごく前にボールを入れてきてFW2枚に収めてっていう違う戦い方をしてきたので、相手はすごく慶應に意識をもって戦ってくるなと思いました。でもやっている感じは去年早稲田と試合をした時よりも全然やれる気がしたので、定期戦は絶対勝ちたいと思います。」

 

――では、倒せるイメージはできていますか?

「はい、あります。」

 

――井上選手にとって、早慶戦とはどのようなものですか?

「夢の舞台で、僕は内部出身ではないんですけど、父が體育會野球部で母がメジャレッツ(チア)だったんですよ。で、弟も今體育會野球部なので、昔から早慶戦を見てきたので、こういう舞台に立ちたいなっていうのは国学院久我山高校にいた時からありましたし、何なら高校選手権よりも早慶戦に出たいなっていう思いの方が強かったので、そういう夢の舞台に2年連続で立てるチャンスがあるっていうのはすごく嬉しく思っています。でも去年思ったんですけど、『出たい』って思うだけではだめで『勝ちたい』って思わないと結果が付いてこないんで、今年は去年と違って絶対に勝利を目指したいと思います。」

 

――昨年初めて早慶戦に出場してどうでしたか?

「去年は、僕とポジション争いをしていたのが副将の選手だったので、『まず試合に出たい』という思いが強くて正直勝ち負けよりも自分が試合に出る出ないっていう方がメインになってしまって、いざ試合になった時に、それが直接影響したかはわからないですけど、最後の最後で足が一歩出なかったり足が攣りそうになってしまったりと気持ちの面でそういったミスが出てしまったので、今年は最初から自分がどんな立場でも勝つことを目標にやっていきたいと思います。」

 

――今年の早慶戦に向けて意気込みをお願いします。DSC_0056

「去年はとても悔しい思いをしたし、自分が入学してから早稲田に勝ったのは去年のリーグでの早慶戦だけなので、今年は早稲田を倒してみんなで一緒に喜びたいです。」

 

――最後に、今年の早慶戦で「自分のここを見てほしい!」というところを教えてください。

「運動量に注目してほしいです。」

 

(取材 小林将平)

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