【ソッカー男子】早慶戦企画第10弾!グラウンドマネージャー対談 小田さん×立松さん

慶大ソッカー部において必要不可欠な存在。それがグラウンドマネージャーだ。今回は、グラウンドマネージャーを務める4年生の小田悠太朗(経4・慶應志木高)さんと立松和樹(経4・慶應志木高)さんのお二人に早慶戦に懸ける思いなどを伺った。

 

――自己紹介をお願いします。

経済学部4年の小田悠太朗です。3年時からグラウンドマネージャーを務めておりまして、今はトップチームのコーチをしています。

 

同じく経済学部4年の立松和樹です。僕はCチームのほうを担当しています。

 

グラウンドマネージャーの小田さん

グラウンドマネージャーの小田さん

――グラウンドマネージャーの仕事内容について教えてください。

小田 学生に指導することはもちろんのこと、マネジメント面にも力を入れていて、選手との対話することだったり、練習試合の相手を決めたり、監督と連絡をとってスケジュールを決めたり、そういうことをやっています。

 

――4年生になってグラウンドマネージャーをやっているとは入部したときに思っていましたか?

小田 いや、全くしていませんでしたね。

立松 同じく全く想像していませんでした。

 

――相手のいいところ、直して欲しいところを教えてください。

小田 めっちゃあるよね多分(笑)

立松 オレは結構はっきりあるよ(笑) 彼のいいところは真面目というかコツコツと計画性を持ってできるところかなと思います。そこはマネできないなと思いますね。直してほしいところは、同部屋なのですがとにかく汚い。清潔感をもっと持ってほしいです(笑)

小田 全然汚くないから(笑)

立松 いやいやいやいや(笑)

小田 立松のいいところは相手のことをしっかりと考えているところで、そこはグラマネに生かされているのではないかと思いますね。Cチームの選手と話でもそういうことは聞きますね。よくないところは、計画性がなかったり、ちょっとだらしないところがあったりするところですかね(笑)

 

――指導するチームはどう決まったのですか?

小田 グラマネになるときになるならトップチームということを学年に伝えていて、立松の了承を得ていたので、そういう経緯で決まりました。

 

――グラマネになった一番のきっかけは何ですか?

立松 同期からの熱い思いですかね。

小田 最後にこのチームに貢献したい。自分の力で何かを成し遂げたいという気持ちでいたので、学生コーチになりました。

 

――グラマネになるにあたってグラマネの先輩方からどのようなお話をされましたか?

立松 プラスになるという話を聞きました。選手からグラマネになるときに、みんな嫌だなという思いから入ると思うんですけど、自分の実際にグラマネをやってみて、サッカーをやりたいなと思うこともあるんですけど、楽しい仕事だなとはすごく思います。魅力を上の人から聞きましたね。やってよかったです。

小田 僕も先輩から言われていたのは、チーム一員ということを実感できるということを言われていました。

 

――昨年の早慶戦では、試合後グラマネの人がベンチで泣き崩れているシーンが印象的でした。

小田 僕も去年チーム付きとしてベンチのそばで、宮部さんのそばで仕事をしていたんですけど、本当に悔しそうにしていて、来年は自分たちで勝ってその姿を一つ上のグラマネの先輩方に見せられればと思っています。

 

――チームの底上げというものについてどう考えていますか?

立松 僕は、Cチームの選手はトップから一番遠い位置にいて、もちろんトップで試合に出ることを目標にしていると思うんですけど、それはあまりに大きい目標でモチベーションを保つのは難しいと思うので、まずは目の前の試合に勝つことに全力を尽くさせることを意識しています。

 

グラウンドマネージャーの立松さん

グラウンドマネージャーの立松さん

――前期を振り返っていかがですか?

小田 試合の内容としてはもっと勝てた試合があったので、そこをより突き詰めて後期を戦いたいですね。

立松 結果を見れば悪くないと思いますし、Cチームもいい雰囲気でできていますし、それが少なからずトップにいい影響をもたらしていると思います。

 

――昨季と同じような順位で前期を終えました。昨季は後期に失速してしまいました。

小田 本当なら総理大臣杯に出て経験を積みたかったのですがそれができなかったので、天皇杯や神戸定期戦などで、密度の濃い夏にしていきたいと思います。

立松 たぶん今順位的には去年と同じ位置につけていると思うんですけど、勝ち点的には去年と同じようにやってしまうと降格まであるような状況なので、去年の教訓を生かして優勝できるように全員でやっていきたいです。

 

――今年の早大の印象を教えてください。

小田 早大らしい堅いイメージがあるのと、去年よりもツートップが強力な印象があります。前期の早大戦では中盤で結構やられてしまったのでそこを改善したいです。

 

――早慶サッカー定期戦に懸ける思いを聞かせてください。

立松 単純にまだ勝ったことがないので純粋に勝ちたいです。昨季の後期の早大戦では勝つことができて、その前日にはBやCでも試合をしてそれをいい形で勝つことができて、チーム一丸として勝ちえたことなのかなと思うので、今回も下のチームもしっかりと準備していきたいと思います。

小田 定期戦では勝てていないので勝ちたいです。昨季の後期の早大戦で早大に勝って、あれだけ先輩たちが喜んでいて、感動したのでシンプルに勝って部員全員で喜びたいです。

 

――同じ4年生として期待している選手を教えてください。

 

立松 山田融ですかね。久保がいない間キャプテンとして戦ってきて、チームを引っ張ってくれていたので、アイツの存在は重要だと思うので、期待しちゃいますね。

小田 断然、黄将健です。最近調子も上がってきていますし、前期最終節でもゴールを奪っているので期待しています。

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――意気込みをお願いします。

 

立松 僕らは当日プレーで貢献することはできないので、準備の面で貢献していきたいなと思います。

小田 準備はとても大切で、相手チームの分析だったり、自チームの分析、コンディションのメンテナンスの部分をもっと追究して、当日選手が気持ちよくプレーできる環境を作ってあとは選手に託したいなと思います。

 

小田さん、立松さん、ありがとうございました!!

 

(取材:太田悠貴)

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