関東サマートロフィ
シニア男子 フリースケーティング
・小曽根孝浩(環3) 88.68点 総合得点124.59点 第7位
前日のショートプログラムはジャンプのミスが響き7位となった小曽根。フリーでは滑り込んできた「LuvLetter」で挽回を目指す。冒頭の三回転フリップは手をついてしまうが、少しずつ成長がうかがえる。3回転サルコウを決めると、続いて連続ジャンプも成功。美しいポジションのスピンと共に切ないメロディが鳴り響くと、会場も一気に小曽根の世界観に浸った。一つ転倒があったが、その他アクセルジャンプ等こらえながらも着氷した。結果、フリーの得点は3位となったが、ショートプログラムの得点と合わせて変わらず7位に。ショートプログラムの完成度を上げていけば、またさらに得点が伸びるだろう。
全日本へとつづく試合がいよいよ来月に近づいてきた。夏の練習を通してまた成長した慶大スケーターたちの、活躍に期待したい。
(記事・須佐奈月 写真・森田悠資)
小曽根孝浩(環3)
(今日の演技を振り返って)フリップがパンクしてしまいましたけど、できていない中でも良い演技ができたと思います。アクセルがちょっと悔しかったです。(今大会通して感じたことは)ショートプログラムの滑り込みがまだまだ足りないのと、フリーでも最後もっと集中してのれるような練習をしていかなければならないので、課題に取り組んでいきたいと思います。(夏の練習の調子はいかがですか)調子は上がり切ってはいませんが、まあ上がってきてはいるので。あと一か月ぐらいシーズンまでありますが、そこで完全に仕上げなきゃいけないかなと。今回が良い指標になったので、自分に対する反省もできるような大会になったと思います。(本シーズンに向けて意気込みをお願いします)あと2シーズンなので、思い切りできるのも今年で最後かもしれないし、今年はスケートだけに没頭して、全日本目指して頑張っていきたいと思います。