【バスケ】 終始流れをつかむことができず、悔しい惨敗   vs青学大

この日の相手は青学大。リーグ戦最終週で試合も残すところあと僅か。2連勝で気持ちよく終えたいところであったが、ミスが目立つ慶大。1Qから4Qまで青学大にリードを許してしまう。所々でメンバーを入れ替え立て直そうとするも結果は61-92。点差を大きく広げられ勝利を献上してしまった。

 

2015/10/31(土) @青山学院大学相模原キャンパス

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 17日目 vs青学大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

13

17

18

13

61

青学大

22

30

25

15

92

スターティングメンバー

PG

#13 西戸良(総3・洛南高)

SG

#21 鳥羽陽介(環1・福大大濠高)

SF

#5 大元孝文(環4・洛南高)

PF

#4 福元直人(環4・福大大濠高)

#7 黒木亮(環4・延岡学園高)

主要選手スタッツ(背番号/選手名/成績)

#5 大元孝文 17得点 4スティール  

 

前半から途中出場を果たした中島。相手をかわすフローターを見事に決めた。

前半から途中出場を果たした中島。相手をかわすフローターを見事に決めた。

前回と同じスターティングメンバーを並べ開始した1Q。先制点は慶大、黒木が開始20秒でミドルシュートを決める。次いで大元が3ポイントシュート。悪くない試合の入りであった。一方の青学大も劣らずミドルシュート、3ポイントシュートと同様に決める。打ち合いの出だしとなったが、慶大はシュートが落ち始めオフェンスが失速してしまう。1Q残り3分、トカチョフ・サワ(環2・國學院久我山高)がミドルシュートを決めると同時に相手のファールを誘いバスケットカウントで更にもう1点決める。9点のビハインドを背負い、第2Qへ。

 

2Q開始30秒、青学大#18笠井のファールによる大元のフリースローから始まった。いつも通り確実に2点決める大元。しかし安心もつかの間、青学大にディフェンスをあっさりとかわされ、ノーマークでシュートを打たせてしまう光景が目立つ慶大。連続17点奪われてしまう。好調の青学大に対し、プレーがうまくいかない不調の慶大にとってはフラストレーションの溜まる展開となった。第2Qは、一気に点差を広げられ後半へ向かう。

 

 

チームのムードメーカーである清家は、力強いインサイドプレーで相手へ立ち向かった。

チームのムードメーカーである清家は、力強いインサイドプレーで相手へ立ち向かった。

続く第3Q、その出だしでサワが得点を決めこのピリオドの先制点を奪う慶大。その後青学大のファールを誘いフリースローのチャンスを作るも2回ともミスをしてしまい確実に得点を決めることが出来ない。攻守共に青学大に及ばず。前半からの悪い流れを止められず29点の差をつけられ最終ピリオドへ。

 

迎えた最終ピリオド、青学大に何としても追いつきたい慶大。残り2分中島一樹(総4・高崎高)ゴール下からのシュートを決める。次いで清家智(経4・慶應義塾高)がミドルシュートを奪う。ベンチメンバーを中心に青学大に立ち向かうが、相手ペースの流れを変えることは出来ず、試合結果は61-92。青学大に惨敗を喫してしまった。

 

長丁場のリーグ戦で激戦を演じてきた疲れのせいか、今回の青学大戦では思うような結果を残すことは出来なかった。しかし選手たちはベンチを含めチーム一体となって試合を楽しんでいたように見えた。このチームの雰囲気や一体感を活かして活躍を見せてくれる事であろう今後に期待したい。

(記事:大場 春佳)

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