【アイスホッケー】第2ラウンド初勝利はまたも持ち越し 日体大戦

リーグ戦も残すは2試合。白星を挙げられるか

リーグ戦も残すは2試合。白星を挙げられるか

第2ラウンドでは勝ち星のない慶大。この日の相手・日体大は前回対戦で逆転負けを喫しており、リベンジが期待された。試合は一進一退となりながらも、常に先手を取られる苦しい展開。結局最後まで追い付くことはできず、痛い敗戦となってしまった。

 

平成27年度関東大学アイスホッケーリーグ戦

2015年11月21日(土) 19:30F.O. @DyDoドリンコアイスアリーナ

慶應義塾大学2-4日本体育大学

 

Period

1P

2P

3P

Score

慶大

0(13)

1(12)

1(11)

2(36)

日体大

0(6)

2(18)

2(14)

4(38)

※()内はシュート数

 

2得点を奪った滝

2得点を奪った滝

互いに決定機を作れない立ち上がりとなる中、慶大が初めて放ったシュートは2分だった。滝智弥(政1)が思い切りよくスティックを振るも、枠を外れてしまう。その後は押し気味に試合を運び、8分には鈴木啓介(環4)が独走。フィニッシュまで持ち込むが、スコアを動かすことができない。すると、次第にゴール前までパスがつながらない場面が目立ち、攻撃面に課題を残したまま20分間が終了。だが守備面では、18分に小池玲央(環3)のファインプレーでピンチをしのぐなど、相手に打たせたシュート数を6本に抑えた。

 

第2ピリオドでは、いきなりのピンチを田中寛之(経2)のセーブで切り抜けると、パスワークから攻略を図る。しかし、チャンスをものにできずにいると、逆襲から大事な先制点を奪われてしまう。さらに5分、永田雅宗(総1)が退場。数的不利になったが、高い位置でパックを奪った鈴木がGKと一対一に。抜きに掛かるも、好反応に遭い絶好機を逃した。流れをつかみ切れない慶大は14分、相手が得意とするカウンターから再び失点。終盤になっても鈴木のショットがポストを直撃など、運にも見放されたかに思われた。それでも、47秒を残したところで滝がゴール。チームに希望を持たせる追撃弾となった。

 

ディフェンスで奮闘する小池。アシストも記録

ディフェンスで奮闘する小池。アシストも記録

勝負の第3ピリオド。パワープレーでのスタートとなったが同点に追い付くことができない。すると、ゴール前を崩されてビハインドは2点に。さらに、苦しい状況に追い打ちをかけるように2人を失う。防戦一方となったものの、機を見てスラッブショットを放つなどゴールへの意欲を出していく。それでも時間は刻一刻と経過し、終了間際にはタイムアウトを経てエンプティ(GKをベンチに下げて攻撃型の選手を入れること)を敢行。決死の反撃に出るも、逆にがら空きのゴールにロングシュートを決められてしまった。残り10秒で滝が2得点目を奪い、最後の意地を見せるが反撃もここまで。入れ替え戦回避に向けた、大事な一戦を落としてしまった。

 

オフェンス陣も相手の対応に苦しんだ

オフェンス陣も相手の対応に苦しんだ

勝てば日体大に勝ち点で並ぶ状況だったが、結果は惜敗。以前からチームの課題として挙げられる、時間の経過とともに出る「詰めの甘さ」(江口大輔主将)を今節も克服することができなかった。リーグ戦は残すところあと2節。後悔なく終えるためにも、最後まで希望を持ちながら戦い抜いてほしい。

(記事 木下彰)

 

次節予定

11月23日(月.祝) 19:30F.O. vs日大 @DyDoドリンコアイスアリーナ

 

以下コメント

 

江口大輔主将(環4)

(今日の試合を振り返って)第1Pではいいホッケーができたと思うんですけど、第2P以降は我慢することができなくて、結果先に2失点してしまったので。勝ち切れないところ、詰めの甘さが出たと思います。(今日のゲームプランは)相手はカウンターがすごい上手で。それでも2失点ともそこから喫してしまったので、一番気を付けないといけないところを怠ってしまったと思います。(再び連戦となるが)リーグ戦もまだ終わってないですし、2試合あるので気持ちを切り替えて、次の試合は必ず勝ちたいと思います。

 

~星取表~

 

【前半戦】

 

東洋

日体

×

△(3-3)

○(5-0)

●(1-2)

○(6-3)

○(10-1)

○(5-0)

○(6-2)

△(3-3)

×

△(4-4)

○(2-1)

○(5-2)

○(12-2)

○(7-2)

○(6-0)

東洋

●(0-5)

△(4-4)

×

○(4-2)

●(3-4)

○(7-3)

○(9-0)

○(6-0)

○(2-1)

●(1-2)

●(2-4)

×

○(3-2)

○(7-2)

○(4-1)

○(6-5)

●(3-6)

●(2-5)

○(4-3)

●(2-3)

×

△(4-4)

●(3-4)

○(8-0)

●(1-10)

●(2-12)

●(3-7)

●(2-7)

(4-4)

×

●(2-3)

○(9-2)

日体

●(0-5)

●(2-7)

●(0-9)

●(1-4)

○(4-3)

○(3-2)

×

△(2-2)

●(2-6)

●(0-6)

●(0-6)

●(5-6)

●(0-8)

●(2-9)

△(2-2)

×

 

 

【後半戦】

 

東洋

日体

×

  

△(2-2)

○(5-1)

○(10-3)

○(7-3)

○(4-1)

 

×

○(8-3)

 

○(7-3)

○(5-0)

○(7-2)

○(10-4)

東洋

 

●(3-8)

×

 

○(5-3)

○(10-0)

○(8-1)

○(10-0)

△(2-2)

  

×

○(6-4)

○(8-3)

○(4-3)

△(3-3)

●(1-5)

●(3-7)

●(3-5)

●(4-6)

×

  

○(4-1)

●(3-10)

●(0-5)

●(0-10)

●(3-8)

 

×

●(2-4)

 

日体

●(3-7)

●(2-7)

●(1-8)

●(3-4)

 

○(4-2)

×

 

●(1-4)

●(4-10)

●(0-10)

△(3-3)

●(1-4)

  

×

※2回戦総当たり

 

~勝敗と勝ち点~

 

勝ち点

9

2

1

29

10

2

0

32

東洋

8

1

3

25

8

2

2

26

3

1

8

10

1

1

10

4

日体

3

1

8

10

0

2

10

2

 

明:明治大学 中:中央大学 東洋:東洋大学 早:早稲田大学 法:法政大学

慶:慶應義塾大学 日体:日本体育大学 日:日本大学

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