【G】西戸良(総3・洛南高)
この1ヶ月間、東海を倒すためにいろいろな対策を練って練習して来ました。要所要所では自分たちのやりたい事が出て流れを掴む事が出来たんですけど、その一枚上手をいく東海のうまさがあって勝ちきれずとても悔しい試合でした。(東海大への対策は)特にディフェンスで常に先手をとることを意識して、ダブルチームをしかけたり、ゾーンディフェンスで守ったり、リーグ戦では見せなかった慶應のディフェンスを秘策として練習していました。(どんなことを意識してプレーしていたか)インカレが4年生との最後の試合になると考えていたので、まずは責任感というより自分が4年生との試合を楽しもうという意識で臨んでいました。(今年1年を振り返って)今年1年間は来年にむけての準備段階として捉えていて、4年生になったときに自分がどういう選手になっていれば来年のチームを戦えるチームにできるのかを考えながら練習して来ました。個人的には途中からガードのポジションにうつって、難しいこともいろいろあったんですけど、福元さんと相談しながらやったりとか自分でも得点を狙うシーンを増やしたりとか、多くの学びというか収穫があった1年だったと思います。(4年生にむけてのメッセージ)4年生とは3年間一緒にプレーしてきて、本当に個性の強い人たちがたくさんいます。僕が今まで出会わなかったような慶應らしさを持った人たちに囲まれて、慶應というチームはどういうチームなのかというのを教わったし、自分自身もそれを受け継いでいかなくてはいけないなと感じています。今年のチームで勝てなかったことはとても悔しいんですけど、4年生と一緒にやってきた3年間で得た学びを来年のシーズンで体現して、結果として4年生に恩返しが出来ればいいなと思います。ありがとうございました。
【G】後藤宏太(環3・藤枝明誠高)
今日は全員で本当に勝ちたいという思いで臨んだので、今まで負けたどの試合よりも悔しいという思いが一番あります。(東海大戦への対策は)もちろん東海に勝つということで、東海のビデオを何回も見たり、向こうのセットプレーに対して対策を練っていたんですけど、その中でも慶應の伝統であるディフェンス、ルーズボール、リバウンドっていう部分は、そこで東海に負けたら絶対に勝てないので、まずは基本をという思いで、みんなで一丸となって取り組みました。(2年前と同じ組み合わせだったが)組み合わせが決まった瞬間に、3、4年生みんなが2年前のことが頭に浮かんで、だからこそ本当に勝ちたいという思いは2年前以上に強かったんですけど、それでもやっぱり東海にはまだ一歩及ばなかったなと感じました。(1年間を振り返って)春のシーズンは個人的にちょっと怪我をしてしまってトーナメントも出れなくて、早慶戦もちょっと出ただけで全然満足いかなくて、その中で臨んだ秋のリーグ戦だったんですけど、個人的に全然プレーが揮わなくて満足がいかなかったし、チームとしても満足がいかなかったです。やっと最後このインカレに臨んで、一昨日の試合だったり今日の試合だったり、リーグ戦に比べたら少しは自分の役割ができたと思うんですけど、それでも3年生としてもっとやるべきことがいろいろあった中で、結果としてチームの勝利に貢献できた部分がすごく少なかったので、総括してみたら全然満足のいかない一年でした。(4年生に向けて)今までは自分が何かミスをしても4年生がいるという思いでやっていたんですけど、逆に今度は自分が後輩たちのミスをしっかり拭っていくというか、自分が先頭に立っていかなくてはいけないので、そういう意味で今までのようなふがいないプレーはできないし、バスケットボールの面じゃなくても、私生活や精神的な面でも後輩を引っ張っていって、今年の4年生を超えられるような存在になりたいと思います。
【F】高橋晃史郎(政2・慶應義塾高)
終始辛い時間帯とかがあったんですけど、4年生がシュートを決めてくれたり、気持ちを出してくれていたので、途中出場で出る身としては、リバウンドやルーズボールで絶対負けないように心がけていました。(シュートも好調だったが)まだ全然改善できるので、黒木さんに認められるように頑張っていきたいです。(1年を振り返って)個人的には活躍できない場面が多かったんですけど、同級生がチームを引っ張っているなというのは強く感じて、だからこそ下級生が上級生のためにプレーしたいと思えるチームでした。自分も来年からは上級生になるので、下級生が率先してついてきてくれるようなチーム作りができたらいいなと思います。(プレー面での成長は)成長というか昔に戻ったという感覚ですね。高校の時からやっている相手が、今日の東海大の#23佐藤とかがそうですけど、力の差が昔はそんなになかったと思うんですけど、フィジカルの面とかディフェンス面で差ができてしまっていて、この1年で戻せたので、ここからどれだけ上積みできるかですね。(4年生は引退となってしまうが)4年生の意地が今日の試合では伝わってきて、もっと自分にできたことはあったと思うんですけどできなくて、ミスもしてしまったし、本当に申し訳ないんですけど、今日までの4年生の姿を忘れることはないと思いますし、これからも4年生を見習って頑張っていきたいです。(来シーズンへの意気込み)慶應の大黒柱になれるように頑張ります。
【CF】トカチョフサワ(環2・國學院久我山高)
みんなよく頑張ったと思います。負けちゃったのは勝ち負けがあるので、仕方ないと思います。先輩たちの思いを受け止めて、来年も頑張ります。(今年1年を振り返って)チームとしての目標は日本一だったので、いい試合だったんですけど、正直先輩たちの涙とかをみても不完全燃焼な気がしていています。個人的にも迷走していて、答えをずっと探していたんですけど、正直いまいちな部分が多くて。今年はチーム的にも個人的にも不完全燃焼だった気がして悔しさがあります。(上級生になるが)よく阪口先生にはまだ上級生にするつもりはないと言われるので、下級生の気持ちで、初心を忘れずにひたむきにできることをやっていきたいなと思っています。慶應の、自分の強みである泥臭さを発揮することで来年チームを支えていきたいですし、そういう姿を2年生や新しく入ってくる1年生に見せていきたいです。(4年生にむけてのメッセージ)おつかれさまでした。この一言に尽きます。また暇な時があればご飯行きましょう。
【G】鳥羽陽介(環1・福大大濠高)
4年生が最後の試合で、4年間が詰まった試合を1年の僕が見せて頂いて、結果は負けてしまったんですけど、ベストゲームだったと思います。(この1年間を通して)1年生なので、まだあまりチームが分からない中でのプレーだったので、試合に出たら思い切って1年生らしくという事を自分のモットーとしてやっていました。(4年生の引退に対して)4年間お疲れさまでした。最後、慶應らしいバスケットを見せて頂いてほんとに感謝の気持ちで一杯です。(来年は2年生ですが)やっぱり4年生が沢山抜けてしまう分、チームとして一人一人がもっと強い気持ちを持って、プレー面でもチーム面でも色々な面でもっとやっていかないといけないと思うので、2年生にあがり1年生からレベルアップした自分を体現しながら、またチームの勝利に貢献していきたいと思います。
※以上を持ちましてバスケットボール部男子の2015年度シーズンは終了となります。4年生のみなさん、本当にお疲れ様でした。それに伴い、今年度の慶應スポーツの試合取材もこの記事が最後の記事となります。1年間、ご愛読頂きありがとうございました。また、お忙しい中でも快く取材に御協力頂いた選手、スタッフの皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。来年度も慶應スポーツはバスケットボール部を精力的に取材してまいりますので、ご意見ご感想がありましたらぜひ慶應スポーツまでお寄せください。今後とも慶應スポーツをよろしくお願い致します。
慶應スポーツ バスケットボール班一同