対抗戦もこの試合が最終戦。青学大に敗れれば、大学選手権に進めず、4年生の引退が決まってしまう重圧のかかった一戦であった。前半は青学大の勢いに押されて一進一退の攻防を続け、3点のビハインドを許したままハーフタイムへ。後半は一転してCTB青井のトライを皮切りに5トライを奪うと、守備面では無失点に抑える。結果は、51-20と点差をつけての勝利。それでも試合内容には不満が残った。
関東大学対抗戦vs 青学大
2015/12/6(日)14:00K.O.@熊谷ラグビー場
得点 | ||||
慶大 |
| 青学大 | ||
前半 | 後半 |
| 前半 | 後半 |
2 | 5 | T | 2 | 0 |
2 | 3 | G | 2 | 0 |
1 | 1 | PG | 1 | 0 |
0 | 0 | DG | 1 | 0 |
17 | 34 | 小計 | 20 | 0 |
51 | 合計 | 20 |
得点者(慶大のみ)
T=青井3、清水、田畑、南、出口
G=青井5
P=矢川2
出場メンバー | ||
ポジション | 先発メンバー | 交代選手 |
1.PR | 加藤 宏(経4・慶應) | |
2.HO | 佐藤 耀(総4・本郷) | →16 松岡 大介(環3・小倉) |
3.PR | 大塚 健太(環4・國學院久我山) | →18 出口 桂(商4・明善) |
4.LO | 辻 雄康(文1・慶應) | |
5.LO | 佐藤 大樹(総2・桐蔭学園) | →19 末永 千加良(法2・慶應) |
6.FL | 廣川 翔也(環3・東福岡) | |
7.FL | 鈴木 達哉(環3・茗溪学園) | →20 岩本 龍人(政4・國學院久我山) |
8.No8 | 松村 凛太郎(商2・慶應) |
|
9.SH | 南 篤志(総4・清真学園) | →21 江嵜 真吾(商1・小倉) |
10.SO | 矢川 智基(環4・清真学園) | |
11.WTB | 清水 祐輔(環3・明和) |
|
12.CTB | 青井 郁也(商2・慶應) |
|
13.CTB | 田畑 万併(環4・桐蔭学園) |
|
14.WTB | 金澤 徹(商2・慶應) | →23 佐野航太(政4・慶應) |
15.FB | 澤根 輝賢(総4・佐倉) |
|
慶大のキックオフで始まった。負ければ今季終了という状況でのプレッシャーが大きかったのであろうか。青学大の勢いに対して後手に回る場面が多くみられた。開始早々、慶大は相手ハーフにインサイドブレイクを許すと自陣深くまで攻め込まれる。一時はターンオーバーしたものの、ハンドリングエラーでボールを再び奪われるとそのまま展開されトライを許しあっけなく先制点を許す。その後、PGで点差を詰めると、13分には順目でボールをつなぎ、CTB田畑がラインブレイクしそのままトライ。コンバージョンも決め10-7と逆転に成功する。それでも慶大は流れに乗り切れない。相手のランをタックルで一発で仕留めることができない。18分には自陣深くのスクラムからサイドに繋がれトライを許し再度リードを許す。青学大に追いつきたい慶大。20分にはFB澤根が大幅にゲインするも、パスミスでターンオーバーされる。嫌な流れが漂う中でも、30分には田畑と澤根が大きくゲイン。ゴール手前で反則を誘うと、スクラムを選択。押し込むとパスを受けたSH南がグラウンディング。キックも決まり17-14と再度リードを奪う。しかしリードも束の間。35分にはまたもインサイドブレイクを許すと、オフサイドからPGを献上。43分には細かくフェイズを重ねる相手にDGを決められ17-20でインターバルへ。
「選手のパフォーマンスがあまり発揮できていませんでした」と、金沢HCは前半を振り返った。しかし風下から一転風上に立った後半では、その条件が“追い風”になった。4分、澤根のパスを受けたWTB清水が大きくゲインし右へ展開する。そしてボールを受けた矢川が左サイドへキックパス。CTB青井がきっちりグラウンディングし、トライ。流れを掴んだ慶大は止まらない。13分にはラックから矢川が展開すると再びパスを受けた青井がトライ。さらに18分にはハーフ団のパス交換から相手を揺さぶると、南のパスを受けた途中出場のPR出口がラインブレイクしトライ。「バックスに球を回せるようになった」(青井)ことが功を奏し、慶大の攻撃にリズムが出てきた。30分にはPGを決め3点を追加すると、33分には相手ボールを、WTB金澤らの低く鋭いタックルでターンオーバーに成功する。そして順目にパスをつなぎ、最後は清水が左サイドに走り込みトライ。44分には青井が相手のパスミスをキャッチして50m独走し、この日3つ目のトライ。コンバージョンも決め、51-20となったところでノーサイド。前半とは一転、終始慶大ペースで試合を進めることができた。
31点差での勝利。しかし前半は接点の場面で後手に回ってしまったり、ディフェンスで連携が取れていないなど、相手にチャンスを与える展開が多かった。慶大は、自陣でのプレー時間が多く、セットプレーのミスも重なり得点することが出来なかった。しかし、後半は「敵陣でのFW中心のシンプルなアタック」(SH南)が攻撃のリズムを作った。BK陣にも効果的にボールが渡るようになり、後半だけで5トライを奪った。ディフェンス面では、辻・佐藤大の両LOの力強いタックルで相手の攻撃を食い止め、無失点に抑えた。前半の悪い流れを断ち切り、後半は終始主導権を握って試合を進められたのは収穫の一つだ。ただし、来週から始まる大学選手権では、前半のようなディフェンスでは心もとない。負けられない試合が続く中で、慶大がこれまで積み重ねてきたラグビーを体現していくことが求められている。
【ケイスポ的MOM】 慶大を支える若き血 CTB青井
正確なキックやパスでSO矢川主将とともにチームの攻撃の起点となる青井郁也。まだ2年生ながらもコンバージョンのキッカーを任されるなど、チームメイトや首脳陣からの信頼も厚い。相手の攻撃の芽を摘む鋭いタックルを見せたり、アタックのテンポを変えるようなパスやキックでチャンスメイクをする。彼なしには、今季の慶大は語れない。この試合では「待ってそこにボールがやってきてトライをとれただけ」と謙遜するも、3トライ5本のキックを成功させ、計25得点の活躍。今や、チームの好不調の鍵を握っているといっても過言ではない。来たる大学選手権でも、慶大の躍進に彼の活躍は欠かせないものとなるだろう。
(記事・合場將貴)
【コメント】
金沢ヘッドコーチ
(試合のテーマは)レッグドライブをテーマにしていました。ゲインラインをアタックでもディフェンスでも越えていくことにフォーカスしていました。青学大が前に来ると思っていたので、私たちもラインを下げないように意識しました。(ディフェンスで前に出ることを意識しながら、オフサイドに注意するためには)練習時から、オフサイドラインよりも一歩下がってスタートすることを意識しています。練習時にオフサイドラインを厳しく設定することで、本番も気をつけられるように意識付けをしています。(前半は拮抗していたが)選手のパフォーマンスはあまり発揮できていませんでした。大学選手権がかかった場面で緊張もあったと思います。そのために判断が良くなかったり、私たちのラグビーが出来ていませんでした。(後半の展開は)前半よりは良くなりましたが、慶大らしいラグビーは出来ませんでした。今日の慶大は、普段の力を100とすると60くらいの力しか発揮できていませんでした。それは、選手たちの精神的なものに起因すると考えています。練習時から、彼らを追い込んでやっていかなければならないと感じています。ただ、7トライを取れたことは良かったです。(早慶戦から変わったこと)早慶戦のパフォーマンスは悪くなかったですし、選手たちも一定の自信にはなったと思います。ただ、次の試合である今日はあまり良い出来ではありませんでした。あと一週間で私たちのスタイルを確立したいと思います。(大学選手権に向けて)対抗戦5位という結果には満足していません。一番の課題は、持てる力を発揮できていないことです。これからの3試合は、常に持てる力を発揮できるようにコーチングしていきたいです。
SO矢川智基主将
(どのような心境で臨んだか)大学選手権がかかった試合だったので勝ちにこだわりました。僕たちのラグビーができれば結果はついてくると思い戦いました。ただ、あまり良いパフォーマンスは出来なかったのですが、勝つことができて良かったです。(早慶戦を経てチームで意識が変わったこと)僕たちのアタックやディフェンスをしっかり発揮できるよう二週間準備をしました。(前半は拮抗していたが)僕たちに原因があったと思います。ディフェンスで低くタックルに入れなかったことや、順目に走ってないことで僕たちのラグビーが出来ませんでした。(後半から攻める時間帯が増えた)ハーフタイムで、後半は僕たちの練習してきたことをシンプルに行っていこうと意志を統一し直しました。(キックの手応えは)ペナルティキックは3本蹴って2本入ったのですが、1本外してしまったことを反省して、これからも厳しく練習してきたいと思います。(対抗戦を振り返って)試合ごとに波があって、臨機応変に対応できないことがありました。結果、大学選手権に進出できましたが内容的には満足のいくものではなかったです。(大学選手権に向けて)負けると引退がほとんど決まるので、一戦一戦しっかり勝ち上がりたいです。そして、帝京を倒したいです。
PR出口桂
(久しぶりの対抗戦でしたが)17-17で拮抗しているシーンで出ました。同点ですし、4年なので負けたら最後ということもあり、緊張しました。ただ、僕を使ってくれたヘッドコーチや、信じてくれた仲間に感謝をしてプレーで恩返しをしたいと思いました。結果、トライも決めることが出来て良かったです。(前半が終わった時のチームの雰囲気は)勝てる雰囲気はあったのですが、今ひとつ締まりきれていない印象でした。ただ、FL廣川が後半に入る時に、「2年前に青学大に負けた時も同じような雰囲気でした。ただ今回は勝つためにまず3トライしっかり取りましょう」と言ってくれました。3年ながらしっかりしているなと感じました。それで雰囲気が締まりましたね。後半はいい入りが出来たと思います。(ご自身の体の動きは)夏合宿で怪我をして、その後調子は上がってきていたのですがなかなか対抗戦に出られませんでした。ジュニア選手権などでアピールはしていたのですが、今回八木が怪我をしてチャンスが回ってきたので、絶対にものにしたいと思いました。(トライのシーンは)SHの南が、僕のランコースを分かってパスを出してくれたので信じて走りました。走力には自信がないのですが、相手に追いつかれなくて良かったです。(今後に向けて)大学選手権決勝で帝京大と戦って勝ちたいです。
LO辻雄康
(試合を振り返って)スタメンとして出場させて頂いたのですけど、 青学には絶対負けられないという気持ちもあって、かかってくるプレッシャーが凄かった試合でした。ただ、今までやってきたことをやれば良いと思って、焦らないでちゃんとチームのためにプレーをしようと思って臨みました。前の試合よりかは冷静にプレーできたのではないかなと思います。(前半押された原因は)相手のアタックに対して、自分たちがやってきたディフェンスの基本的なコミュニケーションが出来ていなかったことに、原因があったのではないかと思います。(前半を終え後半にかけてチームで話し合ったことは)チームでは、FWのセットプレーがキーとなるという話をしました。今まで練習してきたところに一度立ち返って、コミュニケーションをとり、そのセットプレーでどう負けないかいうことを話しました。(自身のプレーでよかった点は)スペースがあるところで少しでもレッグドライブをしてゲインできたのではないかと思います。(次戦にむけて)毎日ベストを尽くした結果だったら、どんな結果でも受け止められると、金沢ヘッドコーチはおっしゃっているので、僕も毎日しっかり練習して、試合では個人的にはタックルでチームのために体をはれるようなプレーが出来たらと思っています。
LO佐藤大樹
(早慶戦後から積んできた練習は)早慶戦の悔しさを忘れずにやりました。大学選手権のセカンドステージで早大にリベンジすることはできなくなってしまったのですが、その借りを返そうと練習に取り組みました。(互いに選手権出場をかけたなか、青学はかなり飛ばしていたようにみえた)慶大よりも青学が自分たちのラグビー、やりたいことができていたと思います。逆に慶大はやりたいアタックができずに、セットプレーでもミスが多かったです。流れが完全に青学に行ってしまったなと思っていました。(ハーフタイムに確認したことは)自分たちのラグビーをやらないといけないと。特に前半風下で、後半は風上になったので、そうした利点も生かしながらやっていきました。(ブレイクダウンの感触は)相手のプレッシャーが早くて、受けてしまいました。僕たちのアタックも圧力を受けて、テンポの良い球出しができませんでした。(対抗戦全体を振り返ってみると)僕は全部出ましたが…。もっとやれたなと。今一つです。(選手権ではどのようなプレーをしていくか)本当に自分たちの持てるラグビーを徹底して出していかないといけないです。練習でもみんなで厳しくやっていきたいです。
FL鈴木達哉
(敗戦した早慶戦から、どのような調整を)早慶戦に勝ち切れなかったことが悔しくて、次は絶対勝ってやろうと、細かいミスをしないようにすることを徹底して練習していました。(前半をビハインドで終えてしまった要因は)慶大が用意してきたことは要所で決まっていたと思うのですが、前半に関しては青学大にやりたいようにプレーさせてしまったかなと思います。慶大としてはレッグタックルを重点に攻めたかったのですが、思った以上に青学大のプレッシャーが強かったこともあって、それが得点に表れてしまいましたね。(青学大は接点で強い印象があった)一人一人というよりも、集団になってプレッシャーをかけるのが上手いなと思いました。しっかりアタックしてブレイクダウンしたかったところを、上手く封じられてしまったかなと思います。僕らとしては前半の時間内に修正したかったですね。(ハーフタイム内でどのようなことを修正しようとしたか)金沢HCから自分たちのスタイルを貫き通そうというお話がありました。早く立ち上がるライズとか、レッグタックルなどが全然出来ていないと指摘されたので、もう一度それを徹底しました。(対抗戦全体を振り返って)目標であった帝京大にも大敗し、ライバルの早大や明大に負けてしまったので、チームとしては大学選手権に進めましたけど、満足はいかなかったです。(大学選手権に向けて意気込みを)順位的にも1つでも負けたら厳しいと思うので、それぞれの試合で勝ち切って、まずはベスト4に進出したいと思います。
SH 南篤志
(今日の試合を振り返って)最初は青学大の勢いに対して後手に回ることが多くて、点数もなかなか取れず良いアタックができなくて、ディフェンスも少し甘かったので、結果として負けて折り返すことになってしまいました。後半からは多少修正できましたが、総合してあまり良い内容の試合ではなかったと思います。(前半苦しんだ原因は)ディフェンスが少し甘かったことと、接点の部分で受けてしまったことだと思います。(後半押し返した要因は)風上だったので、エリアを取れたというのもありますが、敵陣で自分たちのシンプルなFW中心のアタックでスコアできたので、そこを修正できたのが勝てた要因だと思います。(早慶戦以降積極的な球出しがみられるが)いつも通り、FWとバックスを自分がどう使うかコントロールしながらアタックしようかというのを考えていました。(選手権への意気込み)負けられない戦いで、ボーナスポイントも取っていかなければならないので、厳しい戦いになるとは思いますが、日本一になれるように準備していきたいと思います。
CTB 青井郁也
(前半は青学大相手に苦戦していたが)試合前の戦力分析で相手の9番10番が来るとわかっていたのですけれども、その9番のところで結構ゲインされることが多くて、その9番のチェックが全然できておらず自分たちが後手に回って受ける試合になってしまったのかなと思います。(前半のご自身のプレーは)そんなにボールタッチもしていなかったのですが、バックスから声をかけて内側のケアや整備をしようと試みました。それでも前半のうちに改善ができなかったので、そこはもうちょっと意識して改善していきたいなと思います。(ハーフタイムにはどのようなことを話し合ったか)まずハーフタイムに入った瞬間に、みんな気持ちが負けている部分があって声が出ていなかったので、まずは全員で声を出して自分たちのプレーをしていれば絶対に勝てると思っていたので、自分たちのプレーをしっかりやるように心がけました。(前半と比べて後半はどのようなところが良くなったか)後半は前半よりもバックスに球を回せるようになりました。また風上風下というのもあって、後半は風上だったのでエリアも取りやすくて自分たちのペースで試合をできたのが一番良かったのかなと思います。(後半のご自身のプレーは)僕自身はそんなにいいプレーができていないのですけれども、もっと改善しなければいけないタックルであったり、パスのところも前半の初めにミスをしてしまったので、そこはもっと改善していかなければいけないのかなと思います。(方向を変えるパスが効いている場面もあったが)うちのチームのトライゲッターが金澤徹であり、彼を使ったサインプレーを練習でやってきたのでそこにボールを集めることを意識してプレーしました。(3トライだったが)3トライとっていますけれども、待ってそこにボールがやってきてトライをとれただけなのでもっと自分でラインブレイクしてトライをとれる選手になりたいです。(コンバージョンは)今日も結局何本か外してしまっているのでそこは精度を上げて100%にしていかなければいけないかなと思います。(対抗戦を振り返って)負け始めてチームに負け癖がついてしまって、そこから全然勝てていなかったのですけれども、この最後の試合は負けたら4年生が引退ということで最後の試合を勝ててよかったと思います。(来週の同志社戦に向けて意気込みを)関西のチームということで体は大きいと思うのですけれども、自分たちがやってきたラグビーを貫き通せれば絶対勝てると思うので一歩も引かないで自分たちが前がかりになってしっかり試合を運んでいきたいと思います。
WTB金澤徹
(今日の試合を振り返って)思ってこともやりたいことも全然できなくて、課題ばかり残る 試合でした。(前半相手のプレッシャーの前に苦戦していましたが)前半は相手のタックルをどんどん食らって、後手後手に回っていたので、 辛かったです。(後半チームの中でどのように切り替えていきましたか)ハーフタイムに廣川選手が一声かけて、それでチーム全体の意識が変わって持ち直せました。(廣川選手はどんな言葉をかけたのですか)一昨年青山学院大に負けていて、その試合に廣川選手は出場していて、その時はこのままずるずると行かれてしまったけど今のチームは違うぞと声をかけてくれました。(最近WTBでの出場が多いですが)WTBもFBも僕としてはあまり変わらないイメージでやっているのでそんなに辛くないです。(来週から始まる大学選手権に向けて)応援宜しくお願いします。
FB澤根 輝賢
(今日の試合を振り返って)お互い大学選手権が懸かった試合で、厳しい戦いになると予想していて、実際に前半はリードされてしまったのですけど、負ける気はしなかったです。(ハーフタイムではどのような話し合いを)前半は風下で仕方ない部分もあったので、後半はしっかり陣地を取ることと空いてる所にボールを運ぶことを意識しようということでした。あとはタックルが前半は全然良くなかったので、レッグタックルからしっかりやっていこうという話はしました。(澤根選手のカウンターアタックからチャンスを生み出す場面があった)風下で、キックも蹴りにくい所もあったので、空いてる所はカウンターを狙って行ってました。(2試合続けてFBとして先発出場)自分のやるべきことをしっかりやるということを意識しています。(対抗戦を振り返って)チームとしては成長しているかなと思うのですけど、まだまだ隙も多くて、そこを修正していかないと目標の帝京まで届かないと思います。自分のプレーでは、ある程度チャンスメイクなど出来たと思うので、そこは良かったと思います。(大学選手権に向けて)次戦からは負けられないし、トライも4トライ以上取らないといけないのでとにかく一戦一戦頑張っていきたいです。