【フィギュアスケート】学生王者は誰だ!日本学生氷上競技選手権大会 インカレ直前特集②

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今日から始まった、第88日本学生氷上競技選手権大会(通称:インカレ)。インカレ直前特集第2弾は、エースたちの出場するAクラス。出場する3選手に、再び激戦が予想されるインカレへの思いを伺った。慶大スケーターは皆個性豊かで表現力の高い選手ばかり。今季の振り返りと、予定しているプログラムもあわせてご紹介しよう。

 

 

 

Aクラス

小曽根孝浩(環3) SP『shutsujin他』 FP『tears of the dragon/blue dragon

小曽根今季は目標に向かって一直線に駆け抜けてきた小曽根。なかなか安定せず浮き沈みの合った1年、夢にはあと一歩及ばなかった。「目に見えるような大きな成長は無かったが、心の成長はあった」と振り返る。来季は遂に最高学年。後輩たちも、どんな状況でも堂々と演技する小曽根の背中を見ているはず。シーズン最後の今大会、「来季への飛躍の一歩を踏み出せるよう挑戦したい」と意気込んでいる。

過去2回のインカレは一昨年度21位、昨年度18位と、少しずつ順位を上げてきた。SP『shutsujin』では、現代に生きるサムライを演じる。 また、フリーでは新プログラム、『tears of the dragon/blue dragon』を披露する予定。今までのスケート人生のすべてを表現できるようなプログラムになっているという。惹きこまれるような演技に客席中が心を奪われるはず。インカレに向けてコメント「シーズン最後の試合になってしまったので、挑戦していきたい。目標は入賞!」

 

 

鈴木美桜(法2) SP『黄昏のワルツ』 FP『タイタニック』

鈴木美桜鈴木は2年目にして、慶大にはなくてはならない存在になった。いつも笑顔が印象的な彼女だが、今季は「悔しいシーズン」だった。東日本選手権、ここ一番というところでのミス。しかし、その経験が鈴木を奮い立たせたに違いない。関東予選は2位、東日本予選は3位と好調。笑顔を取り戻した彼女は無敵だ。

昨年度は入賞に一つ届かず9位。今回は「3位以内」が目標だと言う。SPは『黄昏のワルツ』、FPは『タイタニック』だ。両プログラムとも、選曲から音楽編集、振付まで全て自作。試行錯誤を繰り返しながら、思い入れのあるものに仕上がった。リンクがぱっと華やぐような、見どころのある演技に注目だ。インカレに向けてコメント「いつも応援してくださってありがとうございます!インカレでは、ブロックや東日本で組み込まなかったジャンプにも積極的に挑戦していきたいと思います。笑顔で滑ることも忘れずに、インカレ頑張ります!」

 

庄司理紗(総1)SP『ノクターン』 FP『ジゼル』

庄司フィギュアスケートファンであれば、庄司の名を知らない人はいないだろう。しかし、今の庄司はこれまでとは違う。ケガから復帰の兆しをみせると同時に、慶大スケーターとしての存在感を放つようになった。徐々にジャンプの精度も上がり、関東予選は11位、東日本予選では8位と順位をのばしている。今大会ではさらにジャンプの難易度を上げ、“完全復帰”を目指す。

SPは夜想曲『ノクターン』。FPではバレエ曲『ジゼル』を演じる。くるみ割り人形を意識した振り付けと、指先まで行き届いた表現力の高さで、会場を劇場へ一変させる。初出場のインカレで、どこまで挑戦できるかに期待だ。インカレに向けてコメント「いつも応援してくださってありがとうございます。今季で一番難易度を上げた構成になっているので、全部成功させて良い締めくくりにしたいです。毎回毎回精いっぱい私らしく頑張ります!」

 

 

ご協力してくださった選手の皆さま、ありがとうございました!

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