【ソッカー男子】第67回早慶サッカー定期戦 試合後インタビュー

IMG_84087月6日に行われた第67回早慶サッカー定期戦。試合後、須田監督と90分間を戦い抜いた選手の皆さんに、早慶定期戦の振り返り、そして今後について、お話をうかがいました。

DSC_6793須田芳正監督
 
(今日の試合を振り返って)定期戦で次はないので、負ければ口無し。敗者には口無し。力が無かった。それだけです。(中盤での厳しいプレスについて)とにかくボールホルダーにいこうと指示を出しました。前半の立ち上がりはすごくいい形で入ってチャンスも作ったし、その後自分たちから相手のペースにさせてしまった。彼ら(早稲田)の強い所はCBの空中戦で、そこにボールを入れてしまった。そこをなんとかDFラインでパスを回していって、相手が来たら落ち着いてGKを使ってもう一回パスを回してしっかりとビルドアップすれば恐らくうちらが勝っていた。失点は無かったと思う。結局彼らの形での得点というかうちらの自滅だから。(定期戦でなかなか勝てないが)うちらの心が弱すぎる。勇気を持って自分たちのサッカーを90分間続けなければいけない。それができないと。それだけだけ。だから今日は「早稲田が相手じゃなくて自分たち自身だよ。自分たちのフットボールができるかどうか。勇気を持ってチャレンジできるかどうか。」と話していたんだけどやっぱりあの前半は我々のフットボールはできていなかった。(後期リーグ戦での早稲田戦はどのように戦うか)今日みたいなゲームをしないこと。自信を持ってしっかりとビルドアップしてバイタル使うサッカーをすれば勝てる。またどんどん蹴りこんでいけば負ける。自信を持ってやれば勝てるとは言わないが勝つ可能性が高くなると思います。
 
 
DSC_6695 宮地元貴主将 (総4・東京ヴェルディユース)
 
(今の気持ち)悔しいです。(閉会式をどのような気持ちで眺めていたか)今まで何度も眺めてきた定期戦で早稲田が喜ぶ姿をまた見てしまったなという感じです。(後期リーグ戦でも早稲田と戦うがその時に向けて)結果はついてこなかったのですが、僕たちがここでやったサッカーは恥ずかしいものではなかったと思うし、自分たちが目指すサッカーの片鱗は見せることができたと思うのであとはその中で勝負に勝ちきる。どんな重圧の中でも勝ちきるということに練習からやっていこうと思います。
 
IMG_8218井上大副将(総4・國學院久我山高)
 
(最後の定期戦を振り返って)結果が出なくて素直に悔しいことが一つとあとは、チームとしてやろうと言っていたことが大舞台になった瞬間になかなかできなくなってしまった残念な気持ちがあります。(試合中意識していたこと)個人的には7番に仕事させないようにということを意識していたので、ホイッスルが鳴るその瞬間までそれを整理していました。(今までの定期戦に比べれば、チャンスはあったと思うが)まず、前提として相手がすごく疲れていたので自分たちのボール回しについてこられなかったというのがあると思います。結局チャンスができてきたのも後半の最後の方だったのでサイドから入れる形とかサイドチェンジを多用するということを前半の最初からできていればもっともっとチャンスは作れたと思います。分母を増やすことでゴールにつながる回数も増えるのかなと思います。(前半は攻撃のペースをつかんでいた中での、失点だったが)中で崩せていい形は多かったんですけど、自分たちの狙いとしてはサイドチェンジを多用して相手を走らせた上でギャップを狙おうとしていました。サイドチェンジがあまりできずに中へ中へという感じになってしまい、いい形には見えたけどシュートまで行けたシーンが少なかったので途中で奪われてショートカウンターを受ける場面がいくつかありました。最後までやり切ることができなかったのが失点につながってしまったのだと思います。(学生サッカー残り半年に向けて)先ほども言ったように定期戦に負けて悔しいというのが一つとやりたかったことがなかなかできなかったことも悔しいです。試合前に自分たちがやることを確認し、それに向かって一つになるということをもっとやっていかなければ今季は勝てないと思います。ラスト半年、そこを突き詰めていきたいです。
 
DSC_6250溝渕雄志(環4・流通経済大学付属柏高)
 
(率直に今の気持ちを)本当に悔しいです。(最終学年だがどのような意気込みで臨んだか)とにかく勝つことしか考えていなかったですし、そのために練習でやってきたことをやりつつ、最初の立ち上がりからは雰囲気と圧力を全面に出して、いい形で試合に入ることを意識していました。(アーリークロスが多かった)早いタイミングでキーパーとディフェンスラインの間を狙って行こうというイメージがありましたし、それだけを意識していたわけではなかったのですが、縦に行くこともそうだし、逆に縦を切られた時はカットインの動きも意識していました。いろんなバリエーションを出して行こうと思っていました。(球際も激しかった)そうですね。ファール覚悟で。いい意味でこの試合1試合だけなので、イエローの累積もないですし、そういう意味ではイエロー1枚くらいはもらってもいいという意識で、11人全員ファール覚悟で厳しくいくという意識は見せられたと思います。(これまでの早慶戦との違いは)最も可能性があって試合というか、自分たちのやりたいことができたシーンもあったし、やってる側としても「今日いいな」と感じながらやってるシーンがあったので、だからこそ悔しいですし、3年間に比べれば、4年生になって迎える早慶戦はこんなにも思いが違うのかと自分でもびっくりするくらいかける思いがあったので、勝てなかったことは残念ですけど、全力で戦えて悔いはないです。(今後に向けて)見ててあれだけ応援してくれたのも、ゲームの熱量が伝わったということもあるし、こういう熱量や気持ちをどれだけ出せるのかということは、前期の中で一番良かったと思います。その中で、サッカー的な戦術を体現できなかった僕らの力不足というのをまだまだ感じたので、そういう点をもっと煮詰められるように後期に向けてこのゲームから形を作れれば可能性を感じますし、優勝争いに入っていけると思います。全体的に、何がというよりは、守備もありますし、ポゼッションもありますし、最後のフィニッシュのところもそうですし、いろんなところがありますが、いい課題が出たと思うので、ポジティブに捉えてやっていきたいと思います。
 
DSC_6359望月大知(環4・静岡学園高)
 
(今の率直な気持ちは)このような早慶戦という舞台で多くの方々に携わっていただいて、同期や後輩たちも朝から仕事をしてくれているなかで、今日自分たちがピッチで戦っていることにまず感謝しなければいけないですし、結果が出なかったのは悔しいですけど、最後の早慶戦ということでそういう人たちに感謝したいです。(試合内容について)自分たちも気持ちを前面に出して戦っていましたが、最後決めるところとかは相手の方が1枚上手で、そういう部分で勝てなかったのかなと思います。(後半はチームも良くなりましたが)もう行くしかないですし、勝つためにはそれしかなかったので、捨て身で攻めてた分チャンスも多く作れたのですが、あれで決められないようだったらこの先のリーグ戦もつながっていかないと思います。(後期にはもう1度早慶戦があります。そこに向けての意気込みは)この早慶戦で勝てなかった分やはり後期のリーグ戦で同期や後輩たちと関東リーグ優勝やインカレに出場して日本一という形で終われるように頑張りたいと思います。
 
IMG_8184小坂慎太朗(総4・浦和レッズユース)
 
(今日の試合を振り返って)自分が中盤として試合をコントロールできなかったという思いがあって、負けてしまってすごく残念です。単純に勝ちたかったので、悔しいです。(大一番でのスタメン起用だったが)最近ずっと調子がよくて、シーズン始まって以降ずっとこの早慶戦に出たいと思っていたので、その目標は叶ったんですけど、それで勝ってこそ意味があったと思うので、まだまだ甘かったです。(試合前のチームの雰囲気はどうだったか)チームとしては監督から喝が結構入っていて、学年でも話し合ったりして、いい雰囲気で臨めたかなと思います。試合に出ないメンバーとかベンチ外で仕事をしてくれている人たちからも、一人一人から エールをもらって、チームとしてすごく一体感があったんですけど、それをピッチで表現できなかったことについて責任を感じています。(自分の仕事として特に意識していたことは)中盤として試合をコントロールすることと、僕のストロングポイントでもある運動量と、逆サイドに大きくボールを展開して幅を広げることが僕の役割だったんですけど、どれも結局あまりできませんでした。3割4割くらいしか出せなかったという感じです。(前半に慶大が見せたパスワークにはチームの進化を感じた)ずっとああいうサッカーを目指して監督とやってきたので、この大一番でああいうプレーができたことは自信になると思います。これを後期のリーグ戦につなげていきたいです。(交代で下げられたときどう感じたか) 単純にやっぱりすごく悔しかったです。最初で最後の舞台だったのでどんなことがあっても脚が攣るくらいまで走り切ろうと思ってたんですけど、まだ走れるというところで交代されてしまって、それまでにもっと走らなきゃいけなかったんです。その点で本当に悔いが残ります。(その後ベンチで試合を眺めて感じていたことは)僕にできることはもう声を出すことくらいだったので、声を出してチームのみんなに少しでも元気を与えられたらと思ってました。あとはもうなんでもいいから点を取って勝ってほしいということだけでした。(スタメンに定着するために必要なことは)自分の役割はさっき言ったように運動量と試合をコントロールしてボールをサイドに展開するということなので、例えば今日のようにプレ ッシャーのかかった大一番でも、プレスが早い相手でも、それが発揮できるようにしたいです。多分今日の経験もすごく生きてくるだろうし、練習でもっと突き詰めてやっていけばできるようになると思ってます。(これからについて)前期リーグ、早慶戦が終わってしまったけど、チームとして今日よくできたこともありましたし、そういう部分に目を向けて、前向きにやっていきたいです。これから天皇杯とかも始まるので、この夏また全員でパワーアップして、そして個人としてもパワーアップして後期リーグでスタメンで出れるように頑張っていきたいと思います。
 

IMG_8374加瀬澤力(総4・清水東高)

(最後の早慶定期戦となりましたが)終わっちゃったな、というのと早かったな、という感じです。(今日の試合内容を振り返って)ボールを蹴り合うのではなくて、地上でつなぐというところで、ボールに関わって前に攻撃の起点として繋いでいくということを考えたときに、やっぱりもっともっと絡んでいかないといけないし、もっともっと自分が起点となっていかなきゃいけないし、あとはやっぱりチームの為にどれだけ自分がディフェンス面でも攻撃面でも責任もってできるか、というところはまだまだ足りないと思います。全然満足のいくものではないのかなという印象でした。(試合終了直後はシャツで顔をぬぐっていましたが)4年間本当に色々なことがあって。自分の中で、苦しい時も楽しい時もあったので、すごく、何と言いますか、恥ずかしいですね。色々な思いが込み上げてきちゃいました。(応援してくださった方々へ)本当に応援がすごく後押ししてくれて、もっともっと頑張るんだという気持ちにさせてくれてので、応援してくださった方々のおかげです。今度は自分がそういう人たちに元気が与えられるようなプレーだったり行動だったりというところを突き詰めて、自分自身納得できるように、周りの人たちにも「よく頑張った」と言ってもらえるように、最後まで諦めずに自分たちの目標に向かって、一生懸命やっていくだけなので、すぐに切り替えて明日から頑張っていきます。

DSC_6389山本哲平(政4・國學院久我山高校)
 
(自身最後の早慶定期戦を終えて今の率直な感想は)結局これで早慶定期戦では4年間で1回も勝てなかったので悔しいです。(今日の試合にはどの様に臨んだのか)今日はサブだったので、自分の役割は流れを変えることであったり決勝点をとることだと思っていました。その中で、前半は0―1で流れも悪くなく得点のチャンスもあったんですけど、得点できず残念です。(今日の試合、サブからのスタートだったことについて)サブだというのは試合の1時間前のミーティングで知りました。自分としてはやはりスタメンで出たかったし、サブからのスタートということに納得はいってないですけど、各々の役割というものもあるのでそういう気持ちは殺して臨みました。(今日はたくさんの応援も来ていたが)早慶定期戦は自分自身1年生から試合に関わらせてもらっている中で、やはり普段のリーグ戦とは違う独特の雰囲気がありますね。その中でやるのは声も通りにくいし、いつもより緊張するんですけど、球際などは厳しく行きながらも冷静にプレーすることを心がけていました。(今日の敗戦を今後どの様に繋げていきたいか)これで早稲田には今季も今のところ負け越していて、世間的にも早稲田の方が強いという印象があると思うので、早稲田との最後の試合になる可能性が高いリーグ後半戦の試合では圧倒的な勝ち方をして慶應の方が強いというところを見せたいです。また、チームとしてもリーグ優勝という目標を達成できるように、この後の試合も今日の敗戦を繋げて勝っていきたいです。(リーグ後半戦までの間、どの様に過ごしますか)やはりまだチームとして完成していないというか、伸びしろとも言えるんですけど、一体となっていないので、夏を乗り越えたときにはリーグ戦でどこにも負けないような試合ができるようにしたいです。

DSC_6240豊川功治(総4・ジェフ千葉U-18

(自身にとって最初で最後の早慶定期戦を振り返って)まだ冷静に考えられていないですけど、勝たないと何も残らない一発勝負の中、試合に出られないすべての選手の気持ちも背負い戦ったつもりでしたが、こういう結果になり、申し訳ないですし、力不足だと痛感しました。(試合前にプレッシャーは感じなかったか)プレッシャーは感じなかったです。色々な人から連絡が来たり、今まで経験したことのない注目度で気持ちは高ぶりました。(自身の攻撃面でのプレーを振り返って)セットプレーでのプレーは自分の特徴です。そのうえで、バーに当たったシーンは正直、入ったと思いました。ただ、入らなかったのは甘さがあったんだと思います。低い位置からのビルドアップに関しては、前半あまりうまくいかなくて、後半からは自分の持ち味を出せたと思いますけど、ミスも多かったです。(自身の守備面でのプレー振り返って)失点シーンでは、マークに付ききれていませんでした。あそこでマークを外してしまったのが、反省点です。声が通らない中でもいいプレーができるように、もっと練習からポジショニングを突き詰めていきたいです。(今後に向けて一言)目標は関東リーグ優勝です。まだまだ自分たちのサッカーを極められていないので、練習からしっかり取り組んで、その目標を達成して笑って終われるように頑張っていきたいです。

DSC_6199田中健太(法3・横浜F・マリノスユース)

(試合が終わって今の率直な気持ちを)悔しいというより、自分の力不足だなというのを痛烈に感じています。(初めての早慶定期戦はいかがでしたか)1年、2年のころはスタンドから見ていたのですが、すごく試合に出たいという思いが強くて。だから特別な思い入れがあって。それが完全に気持ちだけが空回りして、自分のプレーが出せなかったのが悔しいです。(無念の途中交代となりましたが悔いは)途中で交代させられるな、というのは薄々感じていたのですが、自分の得意なプレーをそれまで出せなかったことに関しての方が悔しいです(何度か惜しいシーンも)前半は縦に急ぎすぎてしまったり、前を向けるシーンで後ろに下げたりと、結構相手が来ているのに、雰囲気や声援もあってプレッシャーがあったかなと思うのですが、後々考えてみれば簡単に前を向けたプレーというのができたのではないかなと思って。そういうのを含めて、前に急ぎすぎてしまったりとか、自分の中で勝手に慌てていたり、そこで余裕を持てなかったというのが悔しいですね。(後期リーグ戦に向けて一言)どこのチームよりも練習して、強くなって備えることしかできないと思うので、気持ちの部分と考え方と運動量というので練習の質を高めていってもっと強くなった慶應の姿というのを後期は必ず見せたいと思います。

DSC_8056渡辺夏彦(総3・國學院久我山高)

(今日の定期戦を振り返って)このゲームは本当に何としても勝ちたかったです。でも、去年よりはやろうとしたことに近いことはできました。もちろんまだまだなんですけど。だからこそより悔しいし、勝てていないということがそもそも本当にまだまだだと思いました。もっとレベルを上げないといけないと思います。(今日は前へ前へという意識が見て取れたが)ここ何試合かは前への推進力がないと思っていて、そこをやろうと思っていました。ただ、もっと上手く使い分けることが必要だったと思うし、そんな簡単じゃないかなと思いました。前半は特に推進力があって、守備も前からだしボールを持っても前へ前へゴールを目指していました。後半はもう少し横を使いながら縦を狙おうと思っていたんですけど、逆にもっと前に行けたんじゃないかなと思います。(前半の入りは渡辺選手がとても良く絡んでチャンスを作っていたように見えたが、実はそうではなかったのか)結局、あれはもっと高い位置でやりたくて、ペナルティーエリア付近でゴールにつながるプレーにしたかったです。なんかまだまだゴールへのチャンス感が少ないので、そこが課題かなと思います。あとすごく悔いが残るのが、監督からの指示でもワイドに使おう、ボール持って縦に速く行くだけじゃなくて横を使おうというのがあったけど、前を向いたタイミングでもっとゴールへ行けたシーンがあったし、そこがものすごく悔しいです。(定期戦に限れば残り一回となったが)まぁ、内容なんかどうでもよくて、勝てば何でも良い。去年の四年生や今の四年生がそうだったように僕らは勝ちを一回も経験していないし、試合後に「若き血」を歌ったこともなくて。それが歌えればなんでも良いと思っています。ただ、それをするために僕らはそれを確実に獲るためにサッカーを追求するし、確実に勝てるサッカーを追求していきます。やることは変わらないかなと思います。

 DSC_6535池田豊史貴(総3・浅野高)

(今の率直な気持ちは)悔しいし、何も出来なかったという気持ちです。(ベンチ入りして迎えた早慶戦。どんな気持ちで臨んだか)1,2年生のときは仕事面でこの早慶戦に携わってきて、色んな人が全力でサポートしてくれているというのを分かって、ベンチに入りました。それは素直に嬉しかったですし、やってやろうという気持ちや活躍したいという気持ちがありました(途中交代でしたがどんな指示で試合に入ったが)負けていたので、僕のところで起点を作って、とりあえず前へボールを運ぶよう指示を受けて入りました。(後半途中から攻撃も良くなりましたが)実際、僕が入ってから簡単にクロスを上げたり、セットプレーやスローインから簡単に入れたりするようになって、1度クロスバーに当たったり、何回も得点のチャンスはあったので、流れは良くなりました。しかし、やはり最後のところで決めきれないのが今のチームの力不足だし、そこを直していかないと絶対強いチームにはなれないと思うので、もっと改善して、チームとしても個人としても得点を取れるように成長していかないといけないと思います。(後期、そして来年の早慶戦への意気込みは)僕自身早慶戦のピッチに立ったのは前期と今日の2回で、前期は勝って嬉しかったのですが、今回定期戦で1万人以上の観客の前で負けてこんなに悔しいのかということを痛感したので、これからの早慶戦では絶対負けないようチームとしても個人としてもレベルアップして、勝てるように努力して前に進んでいきたいと思います。

IMG_8287松木駿之介(総2・青森山田高)

(今の率直な気持ちを)試合が終わった後のミーティングで須田さんもおっしゃっていたんですけど、やっぱり力不足で、本当に自分たちの力の無さというのを痛感したゲームでした。(自身初の定期戦だったが)去年試合に出られなかった分運営の人たちの動きとかを見ていたので、今日は朝から晩まで動いてくれていた仲間たちだったり今日の早慶戦を開催するために動いてくれた主務・副務・マネージャー・OBの方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。(試合を振り返って)なかなか落ち着かないゲーム展開で、早稲田の強みが出るようなスタートをしてしまったかなっていうのと、後半テンポ良くつなげていた中で最後の最後ゴール前に入っていく動きが無かったりだとか、そういうところに課題が見えました。(早大になかなか勝てないが、何が足りないのか)早稲田に負ける時はなかなか点を取ることができなくて。早稲田の守備というのは今日もずっと声を掛けていたんですけどもう「一瞬だぞ一瞬だぞ」という声が出ていて、本当に抜け目の無い守備というのが早稲田の強いところです。その守備を崩すことができない慶應の攻撃陣と、我慢できずに失点してしまう守備陣。相手がしたいゲームプランをされた時に勝てていないので、やっぱり相手が意表を突かれるような、今季(リーグ戦)の早稲田戦のような自分たちのやりたいことをやって上回ることができれば。そこが無ければ勝てないと思います。(今後に向けた意気込みを)一区切りついたといえば一区切りついた今日の試合だったので、オフがあるので冷静に前期を振り返って力を発揮することができなかった要因であったりそういった自分のプレーと向き合ってこれからオフ明け成長していければいいなと思います。

 
IMG_8438小谷春日(環2・藤枝東高)
 
(今日の試合を振り返って)今年こそ勝ちたかったのですが、悔しくてしょうがないです。(ゴール前での大きなチャンスシーンについて)ボールが落ちてくるのを待てなくて高いところで叩いてしまいました。待つ余裕があれば同点に追いつけたのですが、力不足でした。(後期リーグ戦でも早稲田と戦うが)戦う気持ちはもちろんですけど、落ち着いてやるのが大事かなと思います。気持ちが前にいきすぎて、普段みたいに落ち着いてなかったと分析しているので、落ち着いて謙虚にいきたいと思います。
 
IMG_8178上田朝都(総1・横浜F・マリノスユース)
 
(初めての定期戦の雰囲気は)リーグ戦とは全然違って実際ピッチに立つと、「すごいな、みんな来てくれてありがたい」と思って、それに応えなきゃと思いました。早慶戦がすごいというのを実感しました。(緊張はあったか)緊張は特になかったです。ただ自分のできることを精一杯やるだけでした。余裕がないといえばそうかもしれないです。チームがどうとかはまだ考えられなかったです。でも自分のできることはできたと思います。(相手に対して)早稲田がすごく走っていて、純粋にすごいなと思いました。アミノの決勝なんて、見てるだけでも暑かったのに、あの中で110分走ってPKまでやって、中2日であれだけ走れるのは、精神的にも体力的にもすごく強いというのを感じました。(今年2回戦って早大のイメージはできていたか)早慶戦を意識した練習をやる時間もあったので、かなりイメージしてきました。セットプレーの守備もゾーンに変えて、ヘディングでシュートもされていないので、セットプレーは改善できたと思っています。
 

試合後にインタビューに応じてくださった須田監督と選手の皆さま、ありがとうございました。今後も皆さまのご活躍を期待しております。

また、この度我々の取材活動にご協力いただいたスタッフの皆さまにも、この場を借りて深く感謝申し上げます。

(慶應スポーツ新聞会 ソッカー班一同)

 
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