秋季リーグ戦開幕まであと1日。本日は、富澤太凱選手(経3・慶應)と吉田祝太郎選手(政2・慶應)の対談をお送りする。対談後、富澤選手が「ホットライン対談」と命名するなど、終始和やかなムードで行われた今回の取材。高校時代からのチームメードであるお二人のエピソードや秋季リーグへの意気込みなど、たっぷりとお話を伺った。
(※この取材は8月30日(木)に行いました。)
――普段のお互いについて
富澤 慶應の頼れる司令塔の吉田祝太郎くんです。
吉田 普段のだよ、普段の(笑)!
富澤 普段か(笑)!バレーしていないときの祝太郎は、すごく人懐っこいというか、常に自分に厳しくしている中にも、良い意味で可愛さがあったりだとか。そういう意味では、高校からの付き合いでもあるので、良い後輩の一人だなと思っています。
――反対に、吉田さんから見た富澤さんについて
吉田 太凱さんは、すごく趣味が偏っているというか。趣味が仮面ライダー系で、変身のポーズとかがすごく面白いです。普段は面白いことを言うキャラです。100回やって3回くらいなんですけど、面白いのは。
富澤 (笑)
吉田 まあ外れているのも個人的に好きなので。外れているのを見て面白いなと思います。100回中3回すごくみんなに受けているなって。(富澤を見て)じゃない?数打ちゃ当たるって。
富澤 そうだね、数打ちゃ当たる。
吉田 すごく明るいです。僕あんまり遊びに行かないけど、多分遊びにいったらとりあえず太凱さん呼べば盛り上がるっていうムードメーカーですね、良い先輩です。
――では、バレーに関しては
富澤 1年生のデビュー戦からずっとチームを引っ張っているというか、プレーでもそうだし、行動であったりとか、そういうところもやっぱり、チームの司令塔として十二分に本当にやってくれているくらいで。本当にいつも助けられている存在ですね、チームとしても個人としても。
吉田 太凱さんは1個上で、塾高(慶應義塾高)のときからトスを上げているんですけど、太凱さんは中学の時3年間バレーボールをやっていなくて、他の大学の一般に強いと言われている人と全然違う決め方をしていて。それで結果的に決まるから、試合見ていたらわかると思うんですけど、本当にほとんど富澤先輩が決めるっていう状況が起きて、試合だったら本当に頼りになる存在だなってトスを上げていて思います。
――お互いにここがすごいなと思うプレーは
吉田 スパイクはもちろんなので言わないですけど、僕が思うのはブロック。ちょっと課題はありつつも、本当に高いんですよ。中央大学とか早稲田大学とかリーグの上位のチームに対しても、太凱さんのブロックが相手のレフトスパイカーをバンバン止めるっていう。後ろからレシーブしていても、調子いいときは本当に抜けてくる気がしないし、本当にすごいなって思います。手が長いのかな…
富澤 (笑)
吉田 (手の)出し方も。僕が言うのも変だけど、上手くなっているな、すごいなと思います。
富澤 祝太郎は、トスは言わずもがな。波があるけど…いや、嘘つきました。波はないです、ほとんど。なんて言うんだろう…
吉田 本音でいいんですよ(笑)。
富澤 もちろん本音は言うんだけど。あのー…良いときは彼のトスが来ると本当に決まる気しかしない。自分が上手くなったように錯覚させてくれるようなトスが上がってくるというか。そのトスワークはもちろんだし、本当にほしいところでのサーブだったり、ここ1本のディグであったりとか。勝負強さというのは一緒にプレーしていて本当にリスペクトできる部分だと思います。
――お二人の関係が特殊だと複数人からお聞きしていますが
富澤 特殊っちゃ特殊なのかな。練習中とかは基本的に、僕が祝太郎に「今のプレーどうだったのかな」みたいな話をして、祝太郎が普通にアドバイスをばばっとしてくれたりしていて、まあそういう関係とかがはたから見たらちょっとこう…
吉田 基本的に冷静なときはお互い普通ですよね。
富澤 冷静ならね、普通だね。
吉田 冷静なときは大丈夫なんですよ。太凱さんが「トス短いよ」って言ったりして、僕が「あ、そうだね」とか「次伸ばすよ」とか。「今、入り遅かったね」とか。まあ対等ですよね。
富澤 そうだね。余裕がなくなってくるとね。
吉田 そう、点数が僅差になってくると、僕が一方的にヒートアップしちゃうことが多くて、そうすると、太凱さんも上がるときもあるけど、太凱さんが委縮するときもありますよね。
富澤 あー(笑)。試合展開によってはね。
吉田 「やばい、吉田が怒ってる」ってなるときもあって。多分僕のヒートアップの仕方も、いいヒートアップのときもあるけど、怒りの方にヒートアップの方向がふれちゃうと、周りに良い影響が与えないので、太凱さんも意識してたりして。そのときはちょっとだめですね。
富澤 特殊になっちゃうね。
吉田 そうなんですよ、後輩が先輩にキレるっていう特殊な現象が起きてしまうんです。
富澤 言われたときは「ん?なんか違うな」って思うんですけど、あとあと考えてみたら、やっぱりあの場面はこうだった、みたいなことも自分で気付けたり。けどもうちょっと次から優しくいってほしいなーと思ったりもします(笑)。
吉田 そう、だから冷静なときはお互い大丈夫なんですけど、ヒートアップしているときは僕の言い方がひどくなっちゃうので、直さなきゃいけないと思っています。ごめんね。
富澤 いいよ。ギリギリ許せる。
――では普段は先輩後輩という感じなのですか
吉田 どうなんですかね…でも普段は、対等ですよね。
富澤 そんなに上下を作りたくない人なので、まあちょっとあればいいかな、くらいなので。
吉田 そう、太凱さん、ちょっと欲しいんですよ(笑)。
富澤 ちょっと欲しいんですよ、ちょっとだけ(笑)。
吉田 そこがね、ちょっと垣間見えるのが面白い。
――どういったところに
吉田 時々、本当に時々ですよ。普段は優しくて、荷物とかも1年生が大変なときは持ってくれたり、本当に気にしない人なんですけど、たまに意味が分からないときに発動する。この間は、サーブが入った人から終わりっていう練習で、太凱さんが一番早く終わって氷を取りに行くことになったとき、「ビニールはー?」ってビニールの場所を1年生に聞いたんですよ。そしたら、「え、そんなん自分で探せよ」って言われたんだよね?(笑)
富澤 「えぇー!?」って。
吉田 「それは違うだろ!」ってなってました。
富澤 なったなった。僕ちゃんと細部までは雑用やっていないので、どこにあるかなんて知らないし…
吉田 それを言われて、太凱さんはちょっといじけてた。だからそのちょっとが欲しいんですよね。それが上下関係なのかわからないけど、まあときどき発動する。
富澤 ちょっとだけね(笑)。
吉田 でも基本的には本当に、全然気にせず1年生をサポートしてくれるタイプの先輩ですね。
――加藤靖丈選手(商1・慶應)がタメ口を不思議がっていましたが
富澤 ああ。僕はあんまり気にしない人です。
吉田 でも先輩にタメ口きくの苦手なんですよね、僕、意外と、実は。
富澤 へったくそだと思う(笑)。タイミング本当に悪いと思う(笑)。
吉田 そうなんですよ。こうやって話していても「~っすよね」みたいになっちゃう。太凱さんくらい気を許していると、タメ口になる、というくらいです。
富澤 僕も1個上の先輩にたまに使っちゃうので、わからなくもないです(笑)。
――では次に高校時代について伺いたいと思います。初めて会ったのは高校時代?
富澤 そうですね。中3で一回彼が練習に来て。
吉田 太凱さんが高1のとき。
――第一印象は
吉田 なんかもう、動きががちゃがちゃだなーって(笑)。でも、スパイク自体は…僕、慶應に来たときは、バレーボールは程々にっていうくらいだったので、まさかこんなすごいスパイクを打っている人がいるとは思わなくて。スパイクの球自体は、高校1年生かあれ、っていうくらいの強さでした。なんかすごい上から目線になっちゃった…
富澤 いやいや、いいよ。
吉田 すげー強えってなったのを覚えてますね。こんな人がいるんだって。まさかって。
――では人柄の面では
吉田 なんか最初は、太凱さん、なめられないように頑張ってたんですよ。
富澤 (笑)
吉田 ですよね?めっちゃ頑張ってたんだけど、1日目でばれて。
富澤 飽きた。もういいやって。
吉田 太凱さんは人間的にあれですよね、下級生に優しくしてくれるタイプだから、すぐ1年生に舐められてしまうというか。でも僕ら舐めないようには気を付けています。
――反対に富澤さんは
富澤 宗雲先生(宗雲健司監督)から「吉田くんっていうすごい子が来るよ」っていう話を聞いて、僕の同期にそういう上手い選手を調べるのが好きな人がいっぱいいたので、調べていたら「とんでもないやつだ!」みたいな。そのとき僕ら、神奈川のベスト8目指すレベルのチームだったので、そこに中学の経歴とかが本当に抜きん出ているプレイヤーが入ってきて、「え、こんな子が来てくれるの!?」みたいな感じになったのを覚えていますね。
――実際に会ってみて
富澤 最初は良い意味でかわいさをもってやってきたので。
吉田 いっちばん最初ね、見学のときね。
富澤 見学のとき、めっちゃ良い子で。「わー!よくしてあげたーい!」って思っていたら、まあボロボロと出始めてきて、本性というか。
吉田 本性(笑)。
富澤 負けず嫌いの部分が見え隠れし始めて、まああれよあれよとこんな関係に…
吉田 なってしまった(笑)。
富澤 ジュース奢った、思い出した。最初に会ったとき、ジュース奢ってみたんですよ、初めて。
吉田 見学のときは僕も結構良い後輩だったと思うんですよ。見学のときだけ。
富澤 だけ(笑)。
吉田 そのときは本当に僕、バレーボールを慶應でガチろうと思っていなかったから、優しくしてた。こんな感じかと思っていたら、入部してやり始めたら、勝ちたくなって。でも塾高も勝とうってなってないわけではなかったよね。県ベスト8を目標にしていたから。
富澤 うんうん。まあ、「勝とう」の幅がちょっとずれてたね。
吉田 ちょっと違った。僕は県大会で負けるとは思っていなかったから。
富澤 くー(笑)。
吉田 中学のときの当時の僕はね。
富澤 まあね?
吉田 僕はそんなこと今は思わないよ?当時の僕はそう思っていたから。そこで何回も怒りが…ただ、初対面でそんな後輩最悪だろうね。僕が先輩だったらそんな後輩最悪だと思う。
富澤 「え?」とは思うときもあったんですけど、一歩引いてみると、やっぱりそうだよね、みたいな。過去の勝ちっていう印象がある中で、こっちに来てイメージとのギャップがあったのかなと。ちょっとそこは多少申し訳なさも感じて…
吉田 申し訳なさではないでしょ(笑)
富澤 申し訳なさではないか。「彼をここで留まらせちゃいけないな」みたいな気持ちはちょっとはありました。
――高校時代で印象に残っている思い出は
吉田 思い出というか、「あ、太凱さんかっこいいな」って思ったことがあって。
富澤 うわー(笑)。
吉田 太凱さんが高3のときのインターハイ予選でベスト4に残って。最後神奈川のベスト4の4チームで総当たりをして、上位2チームが行けるんですよ。そのリーグ戦で僕ら最初負けちゃったんですよね、1戦目。荏田だっけ?
富澤 うん、荏田。
吉田 その負け方も、「これどっちなの?」みたいなジャッジで荏田にとことんいっちゃって、まあ途中でちょっとキレちゃって。終わった後も審判にめっちゃ怒鳴ってて。でもそのとき太凱さんが、「落ち着け、お前ら」みたいなことを言い始めて。「俺らは勝ちに来たんだぞ。インターハイに出場するためにここに来ているんだ。1試合負けたくらいで、そんなになってないで、あと2試合に向けて頑張るぞ」みたいなことを全体に言っていて。「…そうだな!」って思った。すごくかっこよかった、そのときは。
富澤 まあ副将っぽい仕事をしたと言えば、したんでしょうかね、そのときは。
――富澤さんは覚えていらっしゃいますか
富澤 覚えて…ますね(笑)。ばっちり覚えています。
吉田 改めて言われると恥ずかしいよね(笑)。
富澤 恥ずかしい。
吉田 かっこよかったな、あのとき本当に。
富澤 でも本当に、言わなきゃなって思いましたね、この場面は。最初に当たる高校ともう1校に勝つっていうプランだったと思うんだけど、最初で負けちゃって。計画がちょっと狂ったけど、「それでも行きたいんだ、行くしかない!」って思っていて。とっさに出た一言でしたね、あれは。
吉田 (小声で)かっこいいー。
富澤 はずーい(笑)。
――富澤さん何かありますか
富澤 僕らの引退試合かな。県大会ベスト4まで残って、あと1つ勝てば春高(全日本高校選手権)っていうところで、まあ結果的には負けちゃったんですけど。相手のマッチポイントの状況で…
吉田 太凱さんがサーブだったんだっけ、あのとき。
富澤 俺サーブだね。祝太郎と最後目が合って。「まだ終わってねーぞ」みたいな感じで通じた気がしたよね?
吉田 僕言ったけどね、そのとき確か。「いってこいよ!」みたいな。
富澤 「いってこい!」「まだ終わってねぇよ!」みたいな感じで、ここでちょっときたよね、バチバチって気がした。
吉田 僕はちょっとわからないけど…(笑)。いや、たしかに思いました。最後太凱さんにサーブ回ってきて、「頑張れよ!」って言ったのは覚えています。
富澤 嬉しかったなー。
――今年度後期に向けての質問に移りたいと思います。前期の振り返りをお願いします
富澤 チームとしては、色々なことを試しました。祥樹さん(伊藤祥樹主将=総4・清風)のもと、色々な役割分担とか、チームですべきことを統一したりだとか試行錯誤した結果、多少の波はあったんですけど、少しは自信になったシーズンだったんではないかなと思います。「組織バレー」の形をある程度見つけ出せた春だったのかなと思いますね。去年、一昨年と見ても、この段階でここまでやることが明確になっている代はなかったですし、その分コートに入っている面々も動きやすかったのかなと思います。
吉田 たしかに。やることが明確化されたというのはたしかにそうかもしれない。雰囲気作りも含めて。だから早慶戦(第82回早慶バレーボール定期戦)はそれが結構うまく出たのかなー。東日本(東日本大学選手権)も。だからあとは波が、今回の合宿でも結構課題になったんですけど、そこを秋は修正できるようにっていう目標で頑張っています。
――この夏で取り組んできたことは
吉田 技術的なことで言えば、ファーストサイドアウト(最初の攻撃で切るサイドアウト)をかなり練習しました。こっちからの攻撃で、センターが特に高さがあって攻撃すごい有利なので、そこで一回で決めるっていうことを意識してやっていましたね。そこがこの秋リーグに向けての第一目標でした。ブレイクに関しては、春も、まあ試合によって波はあったんですけど、サーブ入って、ブロックも高いし。
富澤 ちょっとサーブの意識直したよね。
吉田 たしかに。
――韓国遠征はいかがでしたか
吉田 韓国は、日本とちょっと考え方が違っていて。日本はサイドアウトのときに、ファーストテンポと呼ばれる速い攻撃で攻撃しようというのが結構主流で、1部のリーグもそういうチームが多い。東海大学とかは、高いトスでしっかり打ってくる。韓国もどちらかというとその考え方に近くて。僕らはすごく相性が良かった。すごく背が高いけど攻撃が遅いから、その分ブロックがつきやすくて、結構止まるっていうことが多かったですね。
富澤 そうだね。
吉田 最終日のチームはちょっと日本に近くて、速い攻撃、時間差攻撃をしてきたりしたので、負け越しちゃったね、そこだけね。
富澤 そうだね。
吉田 日本のスタイルと違って、それが1部に通用するかわからないけど、こちら側のファーストサイドアウトをとる点においては、ブロックも高かったし、それはすごく経験になったのかなと。収穫はありましたね。あとは、初見で当たる相手に対して対応していく、っていうのもすごい意識してやっていました。全カレ(全日本大学選手権)は、関西のチームだったり、初見のチームと当たることも多くて。そのときに、1セット目取られてから2セット目対応する、とかではなくて、1セット目の中で対応できるようにっていうのをすごい意識してやっていました。まあ結果はよかったのかな?
富澤 経験は積めたよね。
吉田 うん。その対応する方法などは、ミーティングしたりして確立できたかなと思います。
――観光などはしましたか
吉田 しました。
富澤 初日は移動日で完全にOFFだったので、2年生は、準(呂凖基=経2・ソウル国際高)っていうバレー部に在籍している子と会ったりしていて。僕とかは、市街地の方に出てみて。
吉田 明洞!
富澤 明洞。知見を広めてきました。面白かったです。
――ご飯を食べたり?
吉田 初日はご飯食べてから解散だったので、あんまり。ご飯というよりはデザート系。タピオカミルクティーとか。
富澤 そう、タピオカジュース飲んだり。僕の同期の本多(本多一大=商3・慶應)が、企画したり、探したりするのが好きなので、彼についていけば間違いないかなと思って、一緒に回って楽しんでいました。
――現在のチームの状態について
富澤 決してまだいいとは言えないですけど、確実に前に進んでいる感じはしますね。ちょっと止まって、でもやっぱり進んで、みたいな。戻っている感じはしなくない?
吉田 たしかに。ミーティングで、祥樹さんを中心に、個人の目標とチームの目標を毎日確認してやっていたので、逆戻りもしようがないというか。ちゃんと前日の課題を潰して、次また新しく出た課題、それが終わったらフィードバックして。PDCAを祥樹さんがやってくれていて、頭も使いながら、っていうのができているので。
富澤 進んではいると思います。
吉田 春よりはまあ強くなっているんじゃないかなって。
――では、秋季リーグ戦に向けて意気込みを
吉田 春リーグで、勝てそうだったのに勝てなかった、みたいなチームが何チームかあったんですけど、そういうところで、やっぱりこの夏取り組んできたサーブとか、波をできるだけなくそうっていう取り組みがあったので、そこを改善して、「それ本当は勝てたんじゃないか」っていう試合をしっかり勝ち切れるようなリーグにしたいと思っています。
富澤 攻撃の中心として、誰からでも信頼されるようなスパイクを打って、支えてくださったすべての方々に感謝して、リーグ1つでも多く勝てればいいなと思っています。
――ありがとうございました!
(取材:藤澤薫 写真:尾崎崚登)
◇プロフィール◇
富澤太凱(とみざわ・たいが)
1997年9月1日生まれ/経済学部3年/慶應義塾高/身長191センチ/最高到達点335センチ/オポジット
吉田祝太郎(よしだ・しゅうたろう)
1998年9月24日生まれ/法学部政治学科2年/慶應義塾高/身長184センチ/最高到達点321センチ/セッター