4月3日、国立霞ヶ丘競技場で第43回東京六大学対抗陸上競技大会が開かれた。慶大は砲丸投げの秋本壯樹(総2)が優勝したほか、100mで本橋秀章(経2)、走高跳びで宇都宮健祐(経3)、円盤投げで堀内隆太(1)が2位。また、4×100mリレーと4×400リレーでは共に2位と、チーム全体で得点を重ねた。
その結果、部としては101.5点を獲得し、早稲田大学、法政大学に続く3位。掲げた目標『脱3位』にはあと一歩及ばなかったものの、新1年生の奮闘が光るなど、明るい材料も見受けられた。およそ1ヵ月半後に控えた関東インカレへ向けて、それぞれ調整が続くところだ。
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木村副将
(ふりかえって)六大学を迎えるにあたって、直前で怪我をしてしまう選手が続出して、チームがベストな状態でこの大会を迎えることが出来なかったのは非常に残念なんですけれど、1年生から3年生、下級生がしっかり結果を残してくれたおかげで2位は達成できなかったけれど、しっかりと3位をキープすることはできたかな、と。(逆に改善点は)4年生が就活との兼ね合い…かどうかはわからないんですけれど、シーズンの最初で調子が上がってきていなかったので、今後の課題として4年生はもっとチームを引っ張っていけるようにしないとなというのはあります。(ご自身が出られた4×400リレーは)例年以上のタイムと順位が出たので、シーズン最初の試合としては成功だったんじゃないかなと思います。(関東インカレに向けて)昨年の関東インカレで塾新記録と入賞を果たしたので、その記録に負けないように調整等をしっかりして、関東インカレでも結果を残せたらと思います。
廣瀬選手
(今日出場された4×400リレーは)ラップでみると少し満足のいかないところはあったんですけれど。今日はちょっと気温が低くて、前を走っていた選手もすごく速い選手だったので、その選手に追いつけたということは、結構いいかんじで冬の練習ができていたのかな、今年いいタイムが出るんじゃないかなという好感触は得ました。(早大に続いての2位ということで、関東でも期待できますか)マイルは他の人の出来次第なところもあるんですけれど、今回は怪我人もいたので振るメンバーになるともっといい記録が望めると思うので期待してもいいんじゃないでしょうか。(調子は)少し前にナショナルの合宿に言ったんですけれど、その中の練習でスピードがついたかなというのがあって、去年よりすごくいいかんじがあります。(次はすぐ関東インカレですが、意気込みを)もうすごく大事な試合なので、もちろん頑張ります。
秋本選手
(シーズン初戦でしたが)やっぱりすごく緊張はしてました。でも、初戦だからということで、記録よりも順位、1位を目指して投げようと思ってました。(では、1位獲得で目標達成ですね)結果的に順位としても、記録としても結構出せたので、ちょっと…自分の中で点数をつけるとしたら100点(笑)。(ではこの結果をどういう風に関東インカレにつなげていきたいですか)同じ国立ということで、雰囲気とかも似ていますし、去年も出ているので、そういう意味では慣れというかいい意味で緊張せずに、やれたらいいなと。あと、関カレもやっぱり対抗戦なので、記録よりも順位を優先で、頑張りたいと思います。
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