男子シングルス決勝に進んだ今村昌倫(環2・清風)。決勝戦の相手は、昨年のインカレを制覇するなど、大学テニス界を代表する選手である島袋将(早大)。試合は、ファーストセットの中盤まで互角に渡り合ったが、それ以降、島袋のサーブとストロークに押され、初優勝とはならなかった。
● 今村昌倫 | 0{2-6、2-6}2 | 島袋将(早大) |
全日本学生室内テニス選手権 男子シングルス決勝
2018年12月2日@江坂テニスセンター
3時間を超える試合を制し、決勝に進んだ今村。決勝の相手は、早大の絶対的エースである島袋。ファーストセット、序盤は、ブレイクの応酬が続くなど、互角に渡り合った。しかし、2-3と迎えた6ゲーム目でブレイクに失敗すると、それ以降ゲームを奪えず、2-6でファーストセットを落とす。続くセカンドセットで巻き返しを図りたい今村だったが、島袋のサーブとストロークに押される場面が目立ち、主導権を奪えず。結局、セカンドセットを2-6で落とし、学生大会初優勝とはならなかった。
「いい流れでプレーしていた中、最後は簡単に負けてしまったのはとても悔しい」。決勝戦で悔しいストレート負けを喫したものの、「自分のテニスでここまで勝ち上がることができて、凄く自信になった」と話すように、今村は、今大会で自分のテニスに対して手応えを感じたと言えよう。その手応えと決勝戦での悔しさを生かし、来季は一回り二回りも成長した姿を見せたい。そして、進化したテニスで来年こそ初の学生タイトルを取りたい。
(取材:萬代理人)
今村昌倫(環2・清風)
――今日の試合を振り返って
1ゲーム目のサービスゲームで40-15とリードしながら、取られたのが大きかったです。それ以降、苦しい展開が続きました。全体的に自分のセカンドサーブの時、相手にプレッシャーをかなりかけられ、気持ち的に苦しい時間帯が続きました。それで相手に積極的なプレーで攻められ、終始苦しい展開が続きました。
――昨日の試合による疲れの影響はありましたか
試合に支障が出る疲れではなかったです。
――今大会を振り返って
羽澤(慎治=環1・西宮甲英)にも勝ちましたし、自分のテニスでここまで勝ち上がることができて、凄く自信になりました。いい流れでプレーしていた中、最後は簡単に負けてしまったのはとても悔しいです。
――来シーズンに向けての意気込みは
テニスの状態は良くなっています。サーブに課題があるので、サーブの強化を冬に努めていきたいです。
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