悔しさの残る1部・2部入替戦から1週間。慶大は、第72回全早慶明定期戦に臨んだ。初戦となった早大戦では、MBのクイックが効果的に決まったものの、0―2で敗戦。続く明大戦では、1セット目開幕から6連続失点を喫するなど要所でミスが目立ち、この試合もストレートで敗戦。「力の差はあります」(宗雲健司監督)と、まさに1部上位校との差を痛感させられる2試合となった。
2019年11月10日(日)
第72回全早慶明バレーボール定期戦
@早稲田大学早稲田アリーナ
第1試合 早大戦
得点(3セットマッチ) | ||
慶大 | セット | 早大 |
21 | 1 | 25 |
23 | 2 | 25 |
出場選手(サーブ順) | ||
ポジション | 背番号 | 名前(学部学年・出身校) |
WS | 2 | マルキナシム(総4・川越東) |
MB | 9 | 降小雨(商1・慶應) |
OP | 21 | 富澤太凱(経4・慶應) |
WS | 1 | 吉田祝太郎(政3・慶應) |
MB | 12 | 清水柊吾(総3・広島城北) |
S | 26 | 谷舜介(環2・徳島城東) |
Li | 23 | 小出捺暉(環2・駿台学園) |
途中出場 | 8 | 増田拓人(H31卒) |
〃 | 3 | 野口剛志郎(H27卒) |
〃 | 28 | 本多一大(商4・慶應) |
〃 | 5 | 宮川郁真(総2・松本県ヶ丘) |
初戦の相手は宿敵・ワセダ。6月に行われた第83回早慶バレーボール定期戦ではフルセットで敗れた永遠のライバル校と対峙し、今まで自分たちのやってきたことを信じて戦う一戦となった。
第1セット序盤、慶大はマルキナシム主将(総4・川越東)や富澤太凱副将(経4・慶應)のスパイクなどで早大と互角の戦いを見せる。中盤に入り3連続失点したところですかさずタイムアウト。タイムアウト明けに慶大も3連続で得点を奪うなど、粘り強いプレーを見せたものの、最後は地力の差を見せつけられ、このセットを21―25で落とす。
第2セット序盤、流れを掴んだのは慶大であった。清水柊吾(総3・広島城北)や降小雨(商1・慶應)のクイックが冴え渡り、2度の3連続得点などでリードを最大5点まで広げる。しかし、今季1部で全勝優勝を達成した早大の壁は高かった。21―16の場面から2度の慶大タイムアウトを挟んで6連続失点を喫し、21―22と逆転を許してしまう。その後同点に追いついたものの、このセットも23―25で落とし、悔しいストレート負けとなった。
(※ 監督・選手コメントは記事の最後にまとめて掲載いたします。)
第2試合 明大戦
続く第2試合は、秋季リーグ戦を1部4位で終えた明大。慶大は、スパイクが連続でアウトになるなど出だしでつまずき、0-6と大量リードを許す。その後は、なんとか食らいついていくものの、相手の強烈なサーブにも苦戦し、終始相手ペースで試合は進んだ。最後にマルキ主将が連続サービスエースで意地を見せるも、ストレートで敗戦。慶大は、全早慶明定期戦を2戦2敗で終えた。
得点(3セットマッチ) | ||
慶大 | セット | 明大 |
19 | 1 | 25 |
18 | 2 | 25 |
出場選手(サーブ順) | ||
ポジション | 背番号 | 名前(学部学年・出身校) |
WS | 2 | マルキナシム(総4・川越東) |
MB | 9 | 降小雨(商1・慶應) |
OP | 15 | 加藤靖丈(商2・慶應) |
WS | 1 | 吉田祝太郎(政3・慶應) |
MB | 6 | 片波見和輝(文4・成田) |
S | 26 | 谷舜介(環2・徳島城東) |
Li | 23 | 小出捺暉(環2・駿台学園) |
途中出場 | 4 | 五味渕竜也(環4・習志野) |
〃 | 10 | 浦部連太朗(総4・高松第一) |
〃 | 3 | 野口剛志郎(H27卒) |
〃 | 18 | 安達龍一(総1・洲本) |
明大戦は、チーム全体の「底上げをしたい」(宗雲監督)と、いつもとは異なるメンバーでスタート。MB片波見和輝(文4・成田)とOP加藤靖丈(商2・慶應)を起用した。
早大戦で十分に体を温めて臨んだ慶大だったが、試合は序盤から苦しい展開となった。慶大は相手のサーブに崩されてスパイクのミスが続き、6連続失点と手痛いスタートを切る。その後、マルキやOP加藤靖などを中心に高さのある攻撃で得点を重ねていくも、要所でスパイクやレシーブのミスが重なり、サイドアウトを切れないまま点差を広げられてしまい、第1セットを落とした。
第2セットも苦境は続いた。鋭いサーブを受けてレシーブが乱れた慶大は攻撃の精彩を欠き、序盤に連続失点を重ねてしまう。互いに粘り強くボールをつなげた長いラリーを慶大が落とすと、そこから一気に点差は6点へ。中盤は途中出場した安達龍一(総1・洲本)がブロックを決めチームを盛り上げたが、連続得点には繋げられなかった。そして迎えた終盤、明大のミスのないバレーが光り、14-24と勝利へ王手をかけられる。この場面で一矢を報いたのが主将のマルキだった。攻めたサーブで相手の陣営を崩し、明大から4連続得点を奪い取った。しかし、反撃には遅かった。最後はサーブがネットにかかり、試合終了。終始主導権を握れないまま、明大戦もストレート負けに終わった。
入替戦から1週間で迎えたこの早慶明定期戦。今大会の「位置づけは難しかった」(マルキ)と話すが、春季ぶりの1部上位校との対戦ということで、2週間後の全日本インカレへ向けてチームの課題を再確認する絶好の機会となったはずだ。2戦ともにストレート負けに終わったが、結果の受け止め方次第では次へつながる敗戦となるだろう。そして、全ては2019シーズン最後の大会である全日本インカレのために。今年の組み合わせについて「簡単に勝てる相手は一つもないんですけど、絶対負けるっていう相手もない」と、宗雲監督は話す。1年間の集大成となるこの全カレで、少しでも長くTeam Malkiの戦う姿が見られることを期待したい。
(記事:隅田一・堀口綾乃 写真:藤澤薫・菊池輝)
以下、コメント
宗雲健司監督
――早大戦を振り返って
局面局面はそんなに変わらないレベルにはあるんですけどね。細かいところだとつなぎの部分とか、ネット側のプレーとか、そういう部分は随分差があるな、と感じました。
――早大戦ではMBのクイックが効果的に決まっていました
サーブレシーブが良くて、Aパスが1セット目と2セット目中盤くらいまでよく返っていたので。本来はああいうバレーがしたいっていうことです。
――明大戦を振り返って
もったいなかったですね。スッキリしないね、1セット目の出だしにスパイクミスがあまりに多くて、途中取り戻してなんとか形にしたんだけど、最後に突き放されて。オール早慶明に懸ける選手たちの気持ちが一枚岩になっていなかったと思います。難しい試合ですけどね。
――2試合を通じてミスが目立つ展開となりました
相手が1部のチームでミスをしないので、こちらのミスがすごく目立つんですけど、ミスに関しては謙虚に受け止めて減らさないと、また同じレベルまでは戻れないと思うので、(選手たちが)どれだけ自覚できるかだと思います。
――いつもと違う選手の出場が多かった印象です
色々意図はあります。まあオール早慶明なんでね、まずは卒業生を出場させるっていうことと、もう一つはなかなか明治や早稲田と試合をする機会はないので、その機会の中でバックアップの選手を使ってどれくらいやれるのかっていうのも見てみたかったので。底上げをしたいっていうことで(いつもと違う選手を)使いました。
――久々に1部上位校と試合をして通用した点と通用しなかった点は
マークが外れているクイックなんかは序盤決まるんですけどね、中盤終盤の「ここ」っていうときにマークが厳しくなると、こっちが次の一手が打てない。勝負どころまでに慶應の場合は個の力としてもチームの力としても全部出している。もうちょっと余力を残して中盤までゲーム運びができたらいいなと思います。まあ力の差はありますね。
――全日本インカレに向けて
すごく組み合わせ自体は良い山に入っているので、簡単に勝てる相手は一つもないんですけど、絶対負けるっていう相手もないので、なんとか一つ一つ(勝利を)もぎ取ってベスト4目指して頑張りたいと思います。
マルキナシム主将(総4・川越東)
――今日の早慶明定期戦はどのような位置づけで臨まれましたか
入替戦から1週間空けての試合だったので位置づけは難しかったのですが、うちのスタメンを中心に使っていって、積極的に来年も活躍してほしい選手を使ったり、OBのお二方に出ていただいたり、という方針でした。しかし、(目的は)勝つことには変わりないので、早稲田にも明治にもしっかりと勝ちにいこうという気持ちで臨みました。
――早大戦を振り返って
早稲田さんは基本的にリードブロックをやってくるので、それに対して序盤はうちのクイックが決まっていたのですが、終盤相手が対応してきたときにうちの対応が一歩遅れたことと、サーブで崩されてしまったのが1セット目です。2セット目は中盤までは良かったのですが、終盤に早稲田が安定した力を発揮してきたなという感じでしたね。
――明大戦を振り返って
個人的な振り返りとしては、2試合ということで、体は温まっている状態にも関わらず出だしが悪く、スパイクを決められなかったです。正直、今日の早稲田さんよりも明治さんの方がサーブは走っていて、狙いもはっきりとうちの後衛に打っていたので、それが効果的で崩れてしまいました。そこから(加藤)靖丈と僕が高いボールを打ちきることがあまりできなかったので、それが敗因かなと思います。
――明大戦は6連続失点からのスタートとなりましたが
サーブで攻め込まれて崩れた状態から攻撃につなげることできなくて。入替戦が終わってから1週間、サーブが崩れたときに高いボールを上げて、アタッカーの人に取らせて攻撃することを練習してきました。たまに低いコンビとかになってしまうのですが、それをやめて、しっかりと攻め込もうとしたのですが、今日はその2本目の修正が難しくなるぐらい1本目が崩れてしまったので、そこはしょうがない部分かなと思います。
――マルキ選手は終盤、積極的なサーブを連発しました
個人的には最近サーブの調子が良いと思っているので、ガンガン攻めていく方針でやっていました。今日全体としては良くなかったですが最後の方は良かったなと思います。
――今日挙がった課題としては
OBの方にも言っていただいたのですが、僕らは1点1点に一喜一憂してしまうところがあります。失点するときは相手が良かった場合とこっちが悪かった場合がありますが、それに関して1個1個話し合いすぎていて、切り捨てるものとのこれは駄目だとするもののメリハリがないという助言をいただいたので、そこのメリハリをつけることが今後の課題かなと思います。
――最後に、全カレへ向けてどのように動いていきたいですか
全カレは、去年チームが入れ替わってからの目標と同じで、ベスト4を目指すことに決まりました。2回戦目の筑波戦あたりが山場だと思いますが、1試合目からしっかりと準備して1試合1試合勝ち進んでいきたいなと思います。
吉田祝太郎(政3・慶應)
――第1試合を振り返って
早稲田戦は、サーブレシーブは返っていましたし、クイックも決まっていましたね。まあ色々敗因はあるんですけど、わかりやすくいうと、ディフェンス力というか。フワッと言うと、ディフェンスが良くなかったです。レシーブだけです、早稲田のときは。レシーブで差がついていると感じました。
――第2試合を振り返って
明治は、早稲田に比べてサーブが強かったんですよ。見ていたらわかると思うんですけど、最初もうサーブがめちゃめちゃ強くて。捺暉(小出捺暉=環2・駿台学園)であれだけ崩れるっていう。サーブで崩されて、序盤でリードされて、そのまま明治に持っていかれちゃったっていう感じで。2セット目は、捺暉がその強いサーブを何とか返していたんですけど、向こうのブロックが。早稲田はずっとリードブロックで、こっちのクイックがめちゃめちゃ通る状況だったんですけど、明治はそうじゃなくて。Aパス返す、クイック使う、ってやっても、コミット(ブロック)飛んできて、ワンチ(ワンタッチ)取られて。それで、中盤で点差が開いちゃうっていう状況になっちゃった。で、そのまま持っていかれたなって。まあキャッチ(サーブレシーブ)返ったときのサイドアウトが課題かなと思います。サイドアウトと、あとは早稲田のときのディフェンスかな。その2つがちょっと足りないなって感じましたね。
――今、サイドアウトのお話が出ましたが、ブレイクはいかがでしょうか
今、段トス(二段トス)を高くして、ネットに近付けようっていう取り組みをしていて。結構それは上手くハマっているんですよ、近くになって、リバウンド取ったり、打てたりして。結構グーなんですけど、まあレシーブが上がらないから、そもそもその機会が少ないんですよ、うちのチームは。そんな感じですね、やっぱりレシーブがちょっとひどい。
――では、ご自身のプレーに関しては
今日はサーブカット(サーブレシーブ)が良かったですね。あとサーブも良かったですね。スパイクもまあ悪くなかったですね。…まあ80点ですね、今日は。ブロックも止めたんで、1本。80点ですね、今日。別に点数つけろとか言われてないですけど(笑)。
――全日本インカレまで残り2週間余りです
コンビ練たくさんします、多分。僕の意向ですけど、勝手な。コンビがやっぱり微妙なので。まあ舜(谷舜介=環2・徳島城東)が悪いとかじゃなくて。スパイカーとセッターのお互いの意思疎通だったりとか、本数が足りていなかったりとか。それをめちゃくちゃ練習しようかなと。キャッチ返るし、それだけやれば、無限にサイドアウトが取れる。なのでそこかなと思います。
清水柊吾(総2・広島城北)
――第1試合を振り返って
向こうがずっとリードブロックで基本きてくれたので、こっちの速いクイック、僕と降、どっちも通りやすかったので、そこは良かったんですけど、それはあくまで向こうがずっとリード(ブロック)してきたからっていう理由があるので。コミット(ブロック)来られたり、2枚とかで封じられたりすると、多分クイックが全然通らなくなるので。早稲田みたいにずっとリードを貫くチームって結構珍しいので、そういうコミットを使ってくるチームにも対応できるように、もっとコンビを合わせていく必要があるなって思いました。
――第2試合を振り返って
2試合目は、まあ2セット目だけだったんですけど、ちょっと最後集中が切れてしまって。やるべきことがしっかりできていなかったのが残念なところですね。
――「やるべきこと」とは具体的にどういったことでしょうか
ネット際の処理だったり、サーブのネットインの処理だったり。そういうのがちょっと疎かになっていたと思います。
――1部上位校との久しぶりの試合でした。通用したところと通用しなかったところ、それぞれ挙げるとすれば
通用したと思うところは、やっぱりクイックの高さと速さっていうのは、1部で上位の早稲田とかのリードブロックでも、ある程度通じるのかなっていうふうに思いました。通用しなかったと思うのはやっぱりブロックで。どうしても2部よりもトス回しが速かったり、段トスからでもがんがん攻撃してくるので、そこに対して、今までみたいにボールが上がってから動くんじゃなくて、ある程度自分の中でまあ張るというか、張れる山をもってブロックついたほうが良いのかなと。(早大・明大は)結構そういうふうにブロックしているなって。「1本目のボールがここに返ったからここは絶対にない」みたいな、そういう潰し方を、明治も早稲田もすごくできていたと思うので、そこは自分も、しっかりブロック練習をしたいなと思いました。
――今日、ジャンプサーブを打っていましたね
そうですね、そうなんですよ!
――今まではフローターサーブでしたが、ずっと練習されていたんですか
ボールが変わって、個人的にあのボールでフローターサーブがすごく打ちにくくて、逆にジャンプが自分的にはすごく打ちやすかったので、ボールが変わってからずっと(ジャンプサーブの)練習をしてきて。今日も、何本かミスはあったんですけど、まあ結構思った通りには打てていたかな、っていう感じです。もうちょっと正確性とかコースとかっていうのを、全カレまでに上げていきたいなって思います。
――では、今日のご自身に点数をつけるとすると
そうですね、今日は、50点。
――残りの50点分はどうやって上げていきましょうか
やっぱり全カレまで残り2週間しかないので、そこであんまり技術とか上げるのは難しいと思うので、まあ練習の雰囲気から。細かいところとかっていうのをもっと、この2週間とくに厳しく、まあ自分にも周りにも厳しくやって、なんとか70~80点くらいまでやって。あとは、しっかり自分の実力が出せるように、コンディションを整えたいと思います。
――全日本インカレに向けて意気込みを
1試合目も関西の1部ですし、2試合目も(関東1部の)筑波ですし、それに勝ってもまだ専修とか、東亜とか、まあどこも強いチーム。でも、自分たちのバレーがちゃんとできればどこにでも通用はすると思うので、それがコンスタントに毎回出せるように。毎年言っているんですけど4年生最後なので、4年生のためにも、また自分が4年になったときのためにも、しっかり結果にこだわって頑張ります。
加藤靖丈(商2・慶應)
――久しぶりの出場となりましたが、どのような気持ちで臨みましたか
久しぶりに出場して緊張はしませんでしたが、しっかりやらなきゃなという気持ちはありました。
――明大戦を振り返って
最初の入りがまずくて、それ以降はあまり悪くはなかったですが、良くも悪くも平坦な試合で盛り上がりに欠けて取り切れないまま点差が開いた感じでした。
――今日のご自身の活躍について
悪くはなかったですが、最初の1本目をアウトにしたのが、もしつなぎでもしていたらと考えるとまだ改善できる部分はありました。
――1部上位校と対戦して、通用する点と課題は見つかりましたか
スパイクは決まってはいましたが、ブロックで良いワンタッチを取れなかったり、2枚以降相手がしっかりついてきているときの決定力が落ちてしまったのが課題です。
――全日本インカレに向けて
必要時間がどれくらいか分かりませんが、チームの目標に向かって、2週間ほど準備をしていきたいと思います
野口剛志郎さん(H27卒)
――慶大の選手として久しぶりの出場となりました。率直な感想は
大人になってからバレーをやる機会は減っているので、緊張したというのが正直なところです。社会人5年目なので、6年前くらいにコートでやっていて気持ちだけは学生に戻った感じで頑張りました。
――後輩の姿はどう見えましたか
力は及ばなかったんですが、インカレ、来年のチームも含めより良いチームを作ってほしいなと思います。
――インカレに臨む後輩へメッセージ
一戦一戦が4年生にとっては最後ですし、学生時代にバレーをできるのは貴重な経験だと思うので、一戦一戦噛み締めて、自分たちのできるプレーを出してほしいと思います。
増田拓人さん(H30環卒・元主将)
――久々の出場となりましたが慶大の雰囲気はいかがでしたか
全カレに向けてこれからじゃないかなという雰囲気でしたね。これから盛り上げてくれるんじゃないでしょうか。
――今の3・4年生で成長を感じた点は
チームの先頭に立つという貫録というか、引っ張る力みたいなものが出てきていると感じました。
――特に成長を感じた選手は
やはりマルキですかね。キャプテンをやって、責任感というものが出てきたのではないかと思います。
――コートへ入るにあたり、意識した点は
緊張が顔に出ないようにすることですかね(笑)。緊張した。足ガクガクしました(笑)。
――慶大のプレー面の良さは
やっぱり高さですかね。高さのあるプレーはやっぱり迫力がありましたし、このチームの強みになるんじゃないかなと思います。
――あと2週間で全日本インカレを迎える後輩たちへ何かメッセージをお願いします
僕らの代(2017年)から出ているメンバーがたくさんいるので、積年の思いを晴らしてくれればいいなと思います。