第85回早慶アイスホッケー定期戦がダイドードリンコアイスアリーナにて開催された。現役戦開始前に、早慶両校のフィギュアスケート部門の選手によるエキシビションが行われた。慶大からは主将・鈴木星佳(総4・慶應湘南藤沢)が登場。会場を沸かせる演技を披露した。
インカレ閉幕から4日での演技となった今回のエキシビション。披露したのは、映画「Greatest Showman」でお馴染みの楽曲『This is me』。「選手の皆さんに自分らしく頑張ってもらいたい」という思いも込めて選曲したという。忙しい中、自身で振り付けを行った、今回のみのエキシビションナンバーだ。
いつものようにリンクサイドにいる慶大フィギュアスケート部員、さらに早大部員ともハイタッチをして演技を始める。冒頭、トリプルサルコウを見事に着氷させる。会場からは大きな歓声が沸き上がり、一気に盛り上がりを見せた。手拍子を煽るような振り付けで、観客の手拍子も始まるなど、アイスホッケーの試合を見に来た人々も、鈴木の演技を楽しんでいた。緊迫した試合とはまた違ったリラックスした雰囲気の中、終始笑顔で演じきった。
(記事・写真:髙井真衣)
※掲載が遅くなり申し訳ございません。
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以下、選手インタビュー
鈴木星佳(総4・慶應湘南藤沢)
――今日のエキシビションを終えて
めちゃくちゃ楽しかったです。皆さんと応援してくださるし、トリプルサルコウも跳べて、大満足です。
――プログラムはどのように決めましたか
曲は誰もが知っていて、盛り上がる曲にしたかったっていうのと、選手の皆さんに自分らしく頑張ってもらいたい、という気持ちを込めて滑りたいなという思いで決めました。
――振り付けは?
自分でやりました。インカレの前にできたら良かったのですが、卒論とか色々あって。インカレが終わってから急ピッチで作って、なんとか形になったという感じでした。
――衣装は?
一個下の小堀瑛美が1年生の時に着ていた衣装を借りました。
――インカレからすぐの演技でしたが、疲れなどは大丈夫ですか?
なかったです。しっかり休んだので。今日はただただ楽しかったので、特に疲労はかんじなかったです。
――エッジの件は
引退まで残り少ないので、溶接してもらったエッジのままで最後までやることになりました。ちょっとしたズレとかを治してもらって、そのまま使います。
――演技前に早稲田の方ともハイタッチをされていたが、交流とかはあるのですか
普段から一緒に試合に出て応援し合ったりしてます。(早稲田の選手が)手を出してくれるとは思っていなくて、すごく嬉しかったです。
――早稲田の方の演技はご覧になりましたか
見ました。めっちゃ盛り上がっていて可愛くて、すごく素敵だなって思いました。私は結構スローテンポだったのですが、早稲田の選手はアップテンポで明るい衣装で、会場を盛り上げていて素敵だなと思いました。
――アイスホッケーの選手たちにメッセージを
たくさん練習してきたと思うので、ただただ皆さんがやりきれるように応援しています。