【バスケ】女子早慶戦・チーム一丸、関東王者早大に挑む!

加藤主将はプレイでチームを引っ張った

男子戦を前に女子戦が行われた。早大は1部リーグ所属、慶大は3部リーグ所属。その相手に対しどれだけ自分達のバスケットを見せることが出来るのか。伝統の早慶戦。自分達の力をはかる意味でも大事な試合となった。

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 16 19 14 57
早大 37 27 30 27 121

前川は持ち前のオフェンス力で早大に立ち向かった

慶大のスタメンは加藤主将(経4)、大嶽(商4)、石川(政4)、前川(文3)、柏木(文3)。

序盤から自力で上回る早大が攻守両面で慶大を圧倒する。なんとか反撃したい慶大は、オフェンスリバウンドから保井(経3)が決め初得点。続けて前川もスリーポイントも決まる。ここで慶大はゾーンディフェンスを仕掛ける。だが相手のインサイドを止められない。連続失点を許し16-37で1Qを終える。2Q、依然として早大のオフェンスに翻弄される展開。ここで再びゾーンディフェンスを試みる慶大。これが相手のシュートミスを誘い、速攻から森下(総2)が決めると、千代延(文4)も強引なドライブからゴール下を決める。石川もドライブからバスケットカウントを決める。だが相手にブザービーターを決められ24-64とさらに点差を広げられ試合を折り返す。

後半、なんとか点差を縮めたい慶大は、前川、加藤の2人がチームを牽引。前川はスリーポイントでチームに勢いをもたらすと、加藤もインサイドで奮闘。力強いポストプレーから得点し、さらにはターンからミドルシュートを決めると、前川もジャンパーで続く。だが2人の健闘虚しく、それでも点差はひらいていく。43-93で3Q終了。一矢報いたい慶大は加藤が決死もスティールからゴール下を決める。前川もスリーポイントやドライブインで続くも、反撃はここまで。57-121で敗れた。

終盤、下級生を中心にまとまる慶大

埋めきれない実力差はあるが、それでも前川、加藤は2ケタ得点を挙げるなど、早大相手に健闘を見せた。だが、他が続かなかったのも事実。さらに上を目指していくためには個々のレベルアップが必要不可欠である。そして、今日の敗北で得たものを必ず形にしていきたい。2部昇格に向けて、今後の戦いにも期待したい。

大嶽副将

早稲田が関東1位になってしまって、このチームと戦うと思ったときに怖くなってしまった部分はあったんですけど、チーム一丸となってこのチームにどこまで通用するか、是非試してみたくてそれを考えるとワクワクしていた部分もありました。今日やってみて通用しなかった部分もあったんですけど、戦えてた部分もあったと思うので収穫はあったと思います。(試合終わっての心境は)最後の早慶戦だったんですけど、個人的には悔しい点があって、ちょっと悔いが残る試合だったかなと思うんですけど、それも含めて結構楽しかったんでよかったですね。(試合前の心境は)去年は記念館での開催だったんですけど、今年は早慶戦を代々木でできるということでかなり緊張してしました。観客も多くてここで出来る最後のチャンスでワクワクするなと思って挑んでいましたね。(去年の早慶戦と比べて)去年は自分たちのホームということで力になっていた部分があったと思います。でも大学生活代々木に最後立ちたかったっていうのもあって記念館も良かったんですけど、最後の早慶戦を代々木でやれてよかったなと思っています。(チームの雰囲気は)とても少ないので誰一人欠けても困る状況で、4年だけだとできない部分があるので下からもどんどん来てくれるような環境作りをしていて、風通しの良いチームが出来てると思います。(3年生、2年生の森下さんの活躍は)本当に頼もしいです。私たち4年生が引っ張っていかなきゃいけないんですけど、それを下級生が補ってくれています。前川がガンガン攻めてくれたり、頼ってしまっている部分があって、私たちがもっと頑張らなきゃなと思っているんですけど、4年生としてはとても心強い後輩達ですね。(これからの目標は)慶早戦にかかわらず80点取って、勝ちに貪欲になるという目標を掲げていてそれを達成できるようにこの夏修正していって慶関戦や9月のリーグ戦を迎えて目標を達成して2部昇格していきたいです。

千代延

(試合が終わっての心境は)「80点以上を取る」という部としての目標が達成できなかったので、その点では悔いの残る試合でしたが、個人的には怪我で2年間試合に出ることが出来なかったので、4年生で選手として試合に出られて嬉しかったです。(試合前の心境は)私は試合で緊張しないタイプなので、やってやろうという気持ちでいました。(今日のチームの雰囲気は)緊張していましたが、その中で皆、自分の役割を果たそうとくれましたし、序盤を除けば伸び伸びとプレーしていたと思うので、良かったと思います。(去年の早慶戦と比べて)4年生で迎えるという点が去年と比べて違うかなと思います。怪我でプレーすることが出来なかったので、今年はプレーできて嬉しいです。周りの人に支えられていると実感していて、感謝の気持ちでいっぱいです。 (3年生や2年生の森下さんが頑張っていたが、4年生としては)私達のチームは皆で頑張るというスタンスでやっていますので、どのメンバーも頑張っていたと思います。練習を頑張っていた子も成果を出せて伸び伸びやっていたと思います。(今後の試合に向けて)どの試合でも80点以上取ることと2部昇格を目指したいです。簡単ではないですが、1試合1試合、目標を達成していきたいです。

石川

(試合が終わっての心境は)「80点以上を取る」というチームとしての目標を達成することが出来なく、悔しさが残る試合でした。例え早稲田という強いチームであったとしても、目標を達成したかったです。ですが、早稲田に通用する部分もあったので、悔しさが残るだけの試合ではないです。(試合前の心境は)緊張という言葉に尽きますね。私達の代は、今まで控えの選手が多かったので、代々木第2体育館という大きな所でプレーしたこともないし、初めてなので緊張しました。(今日のチームの雰囲気は) 代々木第2体育館でプレーするのが初めての子も多く、初めは固さもありましたが、伸び伸びやっていました。それぞれの良さがでたので、良かったと思います。(去年の早慶戦と比べて)自分が4年生、最上級生での早慶戦というのは今までとは全然思い入れが違いますね。あと、場所が記念館ではなく、代々木でやれたというのは私を含む4年生のみんなにとって大きなものだったと思います。(今後の試合に向けて)同じく部の目標達成と2部昇格を目標にしています。それから秋のリーグ戦も勝ちたいです。

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