【ホッケー(男子)】強豪の壁は高く決勝進出を逃す 準決勝VS山梨学院大

男子ホッケー

プール2位通過で準決勝進出を決めた慶大。準決勝の相手はここ数年勝てていない山梨学院大学。第1QにP Cから先制ゴールを決められると慶大はなかなかチャンスを作ることはできず。0−3で敗北を喫し、決勝進出を逃した。

強豪との一戦

令和3年関東学生ホッケー秋季リーグ 順位決定予選

 

11/7(日) 12:30試合開始 @駿河台大学ホッケー場

 

 

第1Q

第2Q

第3Q

第4Q

合計

慶大

山学大

 

 

スタメン

 

GK 小川慶人(経4・慶應)

 

DF 飯室隼(経4・慶應)、高橋駿(政4・慶應)、福田洸輔(政3・慶應)、小川隼弥(経2・慶應)

 

MF 田畑智哉(政4・慶應志木)、中山正暉(経4・慶應)、池田拓未(経3・慶應)

 

FW 村上慧(法4・慶應)、藤代茜利(経3・慶應)、森翔平(政4・慶應)

 

 

プール最終戦で明大に敗北を喫し、2位で準決勝進出を果たした慶大。悲願のリーグ制覇に向けて絶対に負けられない準決勝の相手は明大と並んで関東の2トップである山学大。厳しい展開になることが予想されたが序盤からゴール前での苦しい立ち上がりとなった。5分、P Cを取られるとコースを狙ったシュートを決められ痛い先制点を許してしまった。その後もピンチの時間が続くが人数をかけたディフェンスを見せ1点に抑えた。

 

第2Qも山学大のペースは変わらなかったが第1Qの後半の守りの堅さを維持し無失点で終えた。一方で攻撃に転ずることが難しい状況を打破できずに前半を終えた。

決死の守りを見せた

ハーフタイムを挟んでなんとか流れを変えた慶大だったが山学大の猛攻は続いた。P Cも連続で取られる場面もあったがそこはG K小川慶人(経4・慶應)が高い集中力で防ぎ続けた。第3Q終了間際の14分、ゴール前に侵入を許すとP Cを許してしまう。ここも防ぎたかったが決められてしまい失点を許した。

 

決勝進出へ、絶対に追いつきたい慶大は縦のパスを通しての展開を狙っていたがシュートまでは繋げられず。攻めあぐねている中7分、ロングパスを通されるとゴール前へ、1度目のシュートは防いだものの2度目のシュートは決められ0−3。その後も慶大はシュートを打てず試合終了。決勝進出はならずという結果に終わった。

チャンスを作れなかった

後ろからのビルドアップができず、試合を通して1本しかシュートを打つことしかできなかった。目標の優勝は逃してしまったが次なる目標は3季連続の3位。この3年間、着実に成長を遂げ上位が定位置となった慶大。来季への足掛かりとして飯室組の最終戦を勝って笑顔で終えて欲しい。

(記事:國本葉月/写真:金子拓登)

 

 

次戦11/21(日) VS早慶定期戦

 

 

以下、コメント

 

飯室隼主将(経4・慶應)

 

――今日の試合を振り返って

この試合に負けると優勝の可能性が無くなってしまうという大1番で結果を残せず非常に悔しいです。

 

――リーグ戦の間にインカレを挟みましたがインカレで得たものはありますか

天理大学戦での大量失点をうけて、組織的な守りの改善に取り組んだのでそういった意味では守備力向上の機会を得られたのかなと思います。

 

――攻撃陣はシュートを一本しか打てませんでした。後ろから見てどうでしたか

後ろからしっかりビルドアップで持ち上がるという事があまり出来ていなかったので必ずしも攻撃陣の責任では無いのかなと感じています。

 

――チーム守備はどうだったでしょうか

敵がサイド攻めを徹底する中で自分達はサイドに人数を固めるという事をやろうとしていたのですが、時間が経つにつれてサイドで1対1を作られるシーンが増え、崩れていってしまったのかなと思います。

 

――この試合で感じたチームの課題はありますか

プレッシャーがかかった時にその場しのぎのドリブルではなく、的確なパスを繋いで打開していく事が高いレベルでは必要になってくると考えています。

 

――次戦がリーグ最終戦です、意気込みをお願いします

優勝という目標は叶いませんでしたが、狙える最高の結果を残せるよう勝って終わりたいと思います!

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