昨季5位の慶大は絶対王者・山学大との開幕戦に臨んだ。第1Qは慶大が防戦一方の展開となる。慶大はサークル内にボールを運ばれるも粘り強い守備でしのいでいたが13分、PCから山学大に先制を許す。第2Qは無失点でしのいだものの、第3Qに1失点、第4Qに2失点と山学大の攻撃を止めきれず、結果的に0―4で開幕戦を落とした。
令和4年関東学生ホッケー秋季リーグ
9/10(土) 17:20試合開始 @大井ホッケー場サウスピッチ
| 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
慶大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
山梨学院大 | 1 | 0 | 1 | 2 | 4 |
スタメン
GK 澁谷友輝(経3・慶應)
DF 坂巻直都(経4・慶應)、福田洸輔(政4・慶應)、小川隼弥(経3・慶應)、福島諒太(政2・慶應)
MF 藤代茜利(経4・慶應)、割石翔太(法4・慶應)、安部優志(経3・慶應)
FW 大島樹(経4・慶應)、前田海(経2・慶應)、齋木壮之介(経3・慶應)
「秋リーグ優勝」を目標に掲げる慶大男子ホッケーの2022年秋シーズンが始まった。開幕戦は絶対王者・山梨学院大との一戦となった。
山学大ボールで第1Qがスタート。慶大は開始早々、山学大に攻め込まれPCを与えるも堅い守りを見せ得点を許さない。その後も試合は山学大ペースで進み、防戦一方となる。サークル内の侵入を許しながらも体を張って守っていた慶大だったが13分、山学大がPCを獲得すると、このPCを山学大・田村圭悟(4年・沼宮内)がゴール右隅に流し込み山学大が先制。第1Qは1―0で終える。
第2Qも戦局は変わらず山学大がペースを握る。8分、9分に山学大がPCを獲得。しかしこのPCはGK浦山大希(経4・慶應)のファインセーブもあり、得点にはつながらない。山学大の猛攻をしのぎ切った慶大は14分、PCを獲得し同点のチャンスを迎えるもここはボールを上手く収められず。このQは両者ともに得点が生まれることなく0―1で前半を折り返す。
エンドが変わった第3Q,第4Qも慶大は山学大の攻撃を止めきれずPCからの失点、山学大・安田薫平(4年・横田)の2ゴールで突き放され、結果的には0―4と完敗を喫した。
開幕戦は4失点&無得点と王者・山学大の前に完敗となった。主将・福田洸輔(政4・慶應)も「強豪校とのトレーニングマッチを重ね、自信を持って臨んだ試合だったこともあり非常に悔しい思い」とコメント。しかし、この試合での収穫も多く前向きに捉えられる一戦となった。次戦は一橋大との一戦となり、「秋リーグ優勝」を掲げる慶大にとっては勝利が必要となる。
次戦 9/18(日)17:20 VS一橋大 @大井ホッケー場サウスピッチ
(記事、撮影:金子拓登)
以下、コメント
DF 福田洸輔(政4・慶應)選手
――秋リーグ開幕戦、結果は0―4ということになりましたが、試合全体を振り返っていかがですか?
強豪校とのトレーニングマッチを重ね、自信を持って臨んだ試合だったこともあり非常に悔しい思いをしました。先制点を与えてしまい、自分達自身で苦しい状況を作ってしまったことが試合の勝敗を分けたと考えています。
――攻撃面、守備面で良かった点、反省点はどんな部分にありますか?
攻撃面で良かったところは、チームが決めていた戦術をメンバーが共通認識を持って取り組めたところです。一方で反省点としては、自分達のボール占有率が低かったことです。守備面では、練習を重ねてきた粘り強い守備を実践できたことが良かったです。一方で、及び腰になってしまい攻撃的な守備ができなかったことが反省点です。
――次戦に向けて
チーム全体を勢いづける一戦となります。ここから全勝する気持ちで突き進んで参りますので、応援よろしくお願いします!