【バレーボール】サーブで魅せた!開幕6連勝でリーグを折り返す/秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 第6戦vs亜細亜大

バレー戦評

秋季リーグ戦も早いもので半分が終了。前半戦のひとつの山場と捉えていた亜細亜大との一戦もチーム一丸となって、力の差を見せつけ勝利した。第1セットの入りから雰囲気良好で試合は進み、第2・第3とセットを重ねるごとに攻撃と守備の連携も強固なものになり、見事ストレート勝利を飾った。全勝優勝・1部復帰に向けて開幕から幸先よく勝利を重ねた慶大。来週以降もまた強敵が名を連ねるが、どんな相手に対しても「やるべきこと」をやり、自分たちのバレーボールを展開できるかが勝負の分かれ目。リーグ後半戦も慶大の躍進に注目だ。

 

2022年9月25日(日)

秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦

第6戦 慶大×亜細亜大

 

得点

慶大

セット

亜細亜大

25

17

25

22

25

12

 

 

出場選手(サーブ順)

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

   
   

OH

島田航希(経3・慶應)

MB

降小雨(商4・慶應)

S

高倉真古都(商4・慶應)

OH

18

安達龍一(環4・洲本)

MB

芳賀祐介(環2・札幌北)

OP

松本喜輝(環3・九州産業)

L

12

内田克弥(環2・松江高専)

途中出場

 

 

OH

渡邊大昭(商2・慶應)

OP

山木柊(文1・慶應湘南藤沢)

 

 

高い打点から打ち込まれる安達のスパイク

注目の第1セット。序盤は相手のフェイント攻撃で得点を許すも、安達龍一(環4・洲本)や松本喜輝(環3・九州産業)の高い打点からのスパイクが決まり慶大も流れを渡さない。相手のバックアタックを芳賀祐介(環2・札幌北)がシャットアウトすると、続けて芳賀のサーブで相手を崩し松本や降小雨(商4・慶應)の攻撃につなげ、3連続ブレイク。中盤も流れを一度も渡すことなく12-7と慶大が大きくリードすると、相手チームはたまらずタイムアウトを選択。その後、高倉真古都(商4・慶應)がネット際に上がったボールを片手でセットアップし得点につなげると、降や芳賀らMB陣との相手の意表を突くクイック攻撃も決まり、点差を広げていく。終盤は、降のサーブや内田克弥(環2・松江高専)・島田航希(経3・慶應)のレシーブが光り、チャンスをしっかりとものにする。最後は芳賀のクイック攻撃が決まり、25-17で慶大がセットをものにした。

 

力強いスパイクを決める松本

第2セット序盤は、安達の高さを活かしたスパイクや、島田のジャンプトスが得点につながり、5-1とリードを奪う展開に。しかし相手の強弱ある攻撃やブロックが機能し、6-5と一気に点差を詰められてしまう。降・芳賀のクイック攻撃や松本のキレのあるスパイクでなんとか立て直しを図った慶大は、順調に試合を進め再び15-10と相手を引き離すことに成功。終盤、互いにミスが続くも、安達の相手レシーバーを弾くような力強いスパイクや芳賀のダイレクトが決まり、ここでも相手にリードを譲らない。ギリギリまで点差を縮められた場面もあった第2セットだったが、最後は安達のバックアタックが決まり、25-22で慶大がこのセットも手にした。

 

ピンチサーバーとして活躍した山木

決め切りたい第3セット。序盤はサイドアウトを取り合う展開が続いたが、慶大のブロックが試合の流れを大きく変えた。松本と芳賀が相手のスパイカーを素早くとらえシャットアウトした後、今度は島田と芳賀の2枚で相手の攻撃を封じ、合わせて5連続ブレイクに成功。そこからは一度もリードを奪われることなく順調に点を重ねていったが、ここで慶大の勢いが止まったわけではなかった。9-6で松本にサーブが回ってくると、巧みにコースを変化させた強烈なサーブを連続で放ちサービスエースを取ると、相手チーム陣からも思わず「あれは取れない…」との声が上がった。松本のサーブで4連続ブレイクを果たし、14ー6と相手を大きく引き離すと、安達や途中出場の渡邊大昭(商2・慶應)の攻撃も機能し、慶大が先に20点台に到達。ここで1年生の山木柊(文1・慶應湘南藤沢)がピンチサーバーとしてコートに入り、サーブで相手のミスを誘い連続ブレイクに成功すると、チームの盛り上がりは最高潮に。最後は渡邊のシャットアウトで25-12と危なげなく最終セットを取り、セットカウント3-0で慶大に軍配があがった。

 

(記事:岩切晴菜・田中瑠莉佳、写真:田中瑠莉佳)

 

以下、コメント

 

星谷健太朗監督

――今日の試合を振り返って

昨日我々の試合のあとは雨の影響で試合が中止になってしまったし、改めてこうやって試合ができること自体ありがたいです。学生の皆も全力を出し切って好ゲームを展開できたことが何より良かったなと思います。皆さんに感謝したいです。

――雰囲気もテンポも良く試合が進みました

結果どうこうは置いといて、ずっと言い続けている「やるべきことをやる」意識ができていたし、プレーとしても発揮できるようになってきたのが良いことだなと思います。逆にやるべきことをやっているにも関わらず、相手のプレーが良ければ負けちゃうわけなんだけれども、雰囲気も良くしっかりやり切れたことは素晴らしいと思います。

――サーブで攻めることができていました。良かった点や伸ばしていきたい点は

そうですね、サーブで攻めるとか、つなぎのプレーを質高くやるとかそこは良かったなと思います。一方の課題としては試合の中でアドレナリンが出て視野が狭くなった時に、ブロックを飛ぶのが若干早くなってしまったり、レシーブに関しても突っ込んでしまって、触ったボールのカバーができなかったりという力んで冷静さを欠いてしまうプレーが散見されました。試合なので当然そういうプレーはあるんですけど「頭は冷静に、心は熱く」と言うように、そこは経験を積みながらやっていけたらいいんじゃないかと思います。

――リーグ前半戦の総括

最初の第1週はチーム事情もあって試合ができず、練習もあまりできていない中で初戦を迎えて、プレーの質としてもやるべきことができていないところからのスタートだったんですけれども、しっかり積み重ねてきて今は良い状態でできているなと思います。これがベストということではなく、日本一に向けてはまだまだスタート地点ですし、これが基準となるところだと思うので、もっともっとやるべきことの質を上げていきたいなと思います。

――後半戦、次戦に向けて

相手が誰であっても、やるべきことは変わらないと思います。大一番になることに変わりはないと思いますけど、しっかりとそれぞれの力が発揮できるようにいつもと変わらず準備をして最大のパフォーマンスを発揮出来たらなと思います。

 

高倉真古都主将(商4・慶應)

――ストレート勝ちおめでとうございます。今日の試合はチームの雰囲気がよかったですね

想定していたことがしっかりとできましたし、山場と言われている試合に対してみんながしっかり準備して、フォーカスして、試合中もいいパフォーマンスをして、といういいサイクルができているのがすごくいい点だと思います。

――秋季リーグ前半が終わりチームの調子は

山場と言われる試合をしっかりいい結果で勝ちきることができたので、上向きかなと思います。

――今後の意気込み

法政大学さんと国士舘大学さんとの連戦が今週土日にあるので、そこに向けてまたいい準備をして、練習をどれだけ積めるかだと思っているので、しっかり積んで頑張っていきたいなと思います。

 

松本喜輝選手(環3・九州産業)

――第3セットの連続サービスエースが光っていました。ご自身の調子はいかがでしたか

どんどん3セット目になっていくにつれ、自分の調子が上がっていったかなと思います。

――秋季リーグ後半戦に向けて、ご自身が伸ばしていきたいところは

これから後半戦で厳しい戦いが続いてくると思うので、もっと最後託される場面だったり大事な場面とかで、しっかり自分の力を出し切れるようなメンタルを作っていったり、それに伴う技術を身に着けていきたいなと思います。

――チームとしての今後の意気込みは

これから厳しい戦いが続いてくると思うので、チーム一丸となってもっと雰囲気を上げてやっていきたいなと思います。

 

山木柊選手(文1・慶應湘南藤沢)

――今日の試合を振り返って

今日は入りから雰囲気良くできていたなと思います。今週から1,2年生中心に練習を盛り上げていたので、その成果が出たかなと思います。

――ピンチサーバーとしてサーブで攻めることができていました

僕が3セット目入った時は点差もついていて、先輩方もプレーしやすい雰囲気を作ってくださっていました。ベンチからも「攻めていけ」と送り出されて、自分が一番やりやすい状況下だったので、なんとかジャンプサーブで攻めることができました。

――セット間でトスの練習もされていましたが、サーブで意識したことはありますか

僕はサーブトスが自分の方に戻ってきて被って打つと攻めたサーブが入れられないので、トスを前に出して体重を乗せてヒットさせるようにしています。

――次戦に向けて

僕が出番になるのはピンチサーバーだと思うので、練習からしっかりサーブで攻めて、今週のサーブよりも強いサーブをコンスタントに入れられるようにしたいと思います。

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