いよいよ間近に迫ってきたラグビー早慶戦は今年で100周年。慶應スポーツでは、慶大選手、監督へのインタビューを配信していきます。第3弾は、フルバックとして1年生から対抗戦に全試合出場する慶大の砦・山田響選手(総3・報徳学園)です!
――去年のチームと違うと感じるところは?
今年のチームは、特に今野主将が熱いプレーヤーなんで、例年の主将と比べると熱さが増していてチームを鼓舞してくれて、声も体も張ってくれるというところと、あとは今野主将のブレイクダウンに懸かっているので、ブレイクダウンに関しては例年と比べてもレベルアップしていると思います。
――今シーズンに入ってから意識していること
これといってあまり変化はないですけど、上級生としてチームを引っ張れるようなプレーを心掛けています。今までは下級生や先輩たちに頼っていた部分もあったので、自分自身で(チャンスを)演出できるようにすることに重きを置いています。
――日々の練習から変わったことは?
後輩と表(皆の前)でしゃべるというよりは、細かなコミュニケーションを取ることや、自分がプレーするときに自分の良さを前面に出せるようにすることを意識しています。
――様々なポジションを経験した中で、一番やりたいと思うポジションは?
やっぱり自分には15番が一番しっくりきて、そこでは自由にやれているかなと思います。
――対抗戦の前半を振り返って、自分の中で課題や手ごたえは?
今まではあまりランで切り裂くことができなかったのですが、ここまでは結構通用していて、チームを勢いづけていることが多いと思うので、そこは手ごたえを感じています。課題の部分では、ここまであまり接戦の試合がないので、そこに対してのプレッシャーに対応するというのは課題だと思います。
――強豪集う後半戦ではどのようなプレーをしたいか?
今までと変わらずに、アタックでは自分が鍵となれるようにしたいのと、やはり接戦が増えると思うので、キックやエリアで自分の役割を果たしてチームをマネジメントしていきたいと思います。
――ワセダに対する印象
率直に上手いチームだなと思います。慶應と対極的というか、アタックもディフェンスもいい様にやられているなという印象です。
――ワセダでライバル視する選手は?
強いてライバルというならば、自分の高校時代からの同期で有名だった選手だったので伊藤大祐選手(スポ3・桐蔭学園)ですね。
――ラグビー早慶戦百周年に対する思い
早慶戦というだけでも、今まで負けている相手であり伝統がある一戦なので、百周年に対して特別な思いはあまり持っていないですが、今まで築き上げられた伝統というものを噛みしめながら戦いたいと思います。
――読者の皆さまへ一言!
自分なりに精いっぱい戦って、皆さんにいい試合をお届けできるように頑張ります!
――ありがとうございました!
(取材:濱島 達生)