いよいよ4日後に迫ったラグビー早慶戦は今年で100周年。慶應スポーツでは、慶大選手、監督へのインタビューを配信していきます。第6弾は、1年生からスクラムハーフで活躍し、今季も華麗な足さばきで相手選手を翻弄する小城大和(商2・北嶺)選手です!
ー自己紹介
2年でスクラムハーフをやってる小城大和って言います。商学部です。
ーここまで5戦を振り返って
最初の2試合がチームとしてあまり良くなくて、勝てたのは収穫でしたが。そこから修正を重ねて、どんどんチームが明治に臨んだんですが、足りないところが多くて。上位校相手だと足りないところが多くわかって、そこを直して行ければいいなという感じです。
ー今後2戦に向けて
明治ではディフェンスで崩れてしまったので、慶應の強みってやっぱりディフェンスだと思うんで、そこでロースコアなゲームに持ち込んで勝っていきたいという印象です。
ー1年生からベンチ入り。
去年はイレギュラーで、ベンチ入りどころかいきなり早慶戦からスタメンという感じで出させていただいたんですけど、緊張とか結構すごくて、メンタル的にはキツかったです。そういう部分ではやっぱり1年からベンチ入り取ってる後輩たちはいい刺激になりますし、すごいなと思います。
ー自分の強み
プレー面だったら課題の方が多くて。強みっていう強みは…強いて言うなら、足の速さとか、仕掛けるところをアグレッシブに出来るところはいいのかなと思っています。
ー足の速さについて意識してることなど
スクラムハーフのコーチの方と結構話していて、毎練習事に意識するポイントを決めて、練習を通してこなすっていうのをやってて。1つずつ1日ずつでも昨日よりいい練習をするとか、いいパスを放るとかして。去年に比べるとパスとか色んなところで成長出来てるのかなと。
ー今年の試合を通じて得たもの
去年は分からないことが多くて先輩に頼りっきりなのが多かったんですが、今年は自分がチームを引っ張れる存在になろうというのを目標にしてて。ラグビーIQみたいな、ラグビー理解度を高めようということに挑戦してます。そこは少しづつなんですけど成長できていると思います。対抗戦を通して、勝ってる試合や競り合ってる試合など、色んなジャンルの試合があって、いい経験をさせていただいてるなという感じです。
ー早慶戦は100周年。伝統に対する思い
去年の早慶戦に初めて出て実感したことなんですが、雰囲気がすごく異質で。スタンドに入った瞬間に、普段の試合とは比べ物にならないくらい異様な空気感を感じました。100年続いてる早慶戦に出させていたいてることに誇りを感じますし、感謝しなきゃいけないかなと感じます。去年感じたのは、アップが終わって一回ロッカーに戻るんですけど、入場の時に、歓声は聞こえるんですけど、澄んでるというか。静まった感じで、集中できるなと。これから楽しい試合ができるのかな、という空気感でした。言語化するのが難しいんですが…(笑)
ー早慶戦の見どころ、意気込み
10年以上勝っていない相手で、早稲田の僕と同じポジションの選手(宮尾昌典、スポ2)も同期で、世代トップの選手なので、尊敬している部分もありますし勝ちたいなという思いは強いです。
見所としては、明治戦から意識し始めたんですけど、強気に自分から走ったりとか、そういうことを仕掛けるっていう部分で頑張ろうと思ってるので、そこを見て欲しいです。走るのもそうですけど、僕が動いて相手を撹乱するっていう動きを見て欲しいです。
ー読者の方にメッセージを!
自分の役割っていうのを出してしっかり勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!
ーありがとうございました!
(記事:東 九龍)