【ラクロス】レモンガスWORLDCROSSE 2023 記者会見

ラクロス

2023年3月12日、富士通スタジアム川崎にてWORLDCROSSE2023が開催される、世界最高峰のラクロスプレーヤーが集うラクロスの国際マッチイベントに向けての記者会見が2月10日に開かれた。ラクロスのメジャーリーグ・PLLから選出された海外のトップ選手らと、日本の選抜選手戦う。特徴として今大会は現役大学生が主体となって企画や運営を行われており、慶大からは大石やまと選手(経4・慶應ニューヨーク)が実行委員会の広報の学生代表として参加している。

 

山田:ワールドクロス2023のイベントを開催したいと思います。よろしくお願いいたします。本日は足元の悪い中、本当に皆様ありがとうございます。ラクロスプレーヤーの山田幸代といいます。今回、レモンガスワールドクロス2023の大会実行委員をさせていただいておりまして、今日は司会をさせていただこうと思っております。よろしくお願いいたします。本日の流れを先にお伝えさせていただきます。初めに、私の方から少し挨拶をさせて頂きまして、その後大会のプレゼンテーションという形で皆様に今回の大会の概要をお伝えさせていただきます。その後、協賛者様や学生たちにコメントや挨拶をさせていただきたいと思っておりますので、そのうちに質疑応答という形に入っていきたいと思います。まずですね、私の方からご挨拶をさせていただきたいと思います。座ったままで失礼いたします。株式会社リトルサンフラワー代表取締役、そしてラクロスプレーヤーをさせていただいております山田幸代と申します。よろしくお願いいたします。今回のワールドクロスは今回で四回目という形になりますが、私がラクロスを始めた時から子どもたちの選択肢にラクロスプレーヤーになりたいという思いを持ってもらいたい、夢を持ってもらいたいと思いまして、本物の世界のトップの選手たちを子どもたちに見せたい、そして日本のラクロスプレーヤーたちにトップのレベルを見てもらいたいという思いからこの大会を作っております。まずはこちらの映像をご覧ください。

ありがとうございます。こちらがワールドクロス2023のイメージ映像になっております。今、少しお伝えさせていただきましたが、アメリカからトップ選手たちを招致しまして、そこから、日本の選手たちと試合をするという大会を開催しております。その思いを一つにさせていただきました。現在ラクロスは2028年のロサンゼルス・オリンピックでオリンピック種目に採用されるところを目指して活動をしております。その中で、日本の選手たちがその2028年のロサンゼルス、オリンピックでメダルを取るほどレベルを上げていただきたい。それが子供たちの目に触れて、子供たちがラクロスをしたい、ラクロス選手になりたいと言ってもらえるような、そういうきっかけをこういう大会から、日本の選手から届けていただきたいという思いがありまして、この大会を開催させていただいております。また今回大きな軸となりますが、この大会に携わってくれている学生たちがたくさんいます。その学生たちが現場でスポーツのマネジメントであったり、そのスポーツの現場で様々な事を学んでいただきたい。そういう思いがございまして、社会で活躍する学生たちに飛躍して欲しいと、そういうきっかけをこの大会から届けたいということで、学生たちと一緒にこの大会を作ってまいりました。そのことも後程お伝えをさせていただきますが、この学びの場を提供しながら子どもたちに夢を届けていくようなそういう大会にしたいと思っておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。ではここから大会の実行委員長を務めております石渡の方からこの大会の概要をご説明をさせていただきたいと思いますので、石綿さんよろしくお願いいたします。

 

石渡:皆さん改めまして、大会委員長を務めさせていただいております石渡と申します。よろしくお願いいたします。それでは私の方からですね。大会の概要をお話させていただければと思います。まずワールドクロス2023という形で大会名となっております。2023年の3月12日ですね、2023年3月12日に富士通スタジアム川崎の方で大会行います。15時から女子の試合、18時から男子の試合という形で試合を行ないます。で、この試合の体制に関しては、女子の方は日本がクロスクロス選抜ということで、この大会特別に招集・選抜をしたチームが日本を代表して戦います。それに対してアメリカの選手たちが来日して戦ってくださる。男子の方はプレミアム・ラクロスリーグいうことで、世界で一番レベルの高いプロリーグ、アメリカのPLLの選手たちが来日します。それに対してラクロスの男子日本代表のメンバーを対戦相手としてアサインしております。ラクロス男子日本代表は今年の6月末からアメリカ・サンディエゴで開催されるワールドカップに出場するチームが主体になって大会を行ないます。放送に関してはGAORA様のほうでライブ配信を予定していただいております。付帯イベントという形で国際文化交流のためのプロ選手たちの出張事業というものを、川崎市の学校の方に行って展開していく予定にしております。ワールドクロスというイベントですけれども、先ほど申し上げた通り、世界最高峰のプレーヤーが集まるラクロスの国際マッチという形で展開をさせて頂いております。大会の特徴が三つほどありますので共有させていただきます。まず一つ目ですね、世界トップレベルが集まる大会になっております。PLLは野球でいうとメジャーリーグですね。アメリカとカナダがラクロスにおいては非常にレベルが高いのですが、そこの代表選手を含むトッププレーヤーが中心になっているリーグです。その中から選抜して今回日本に来日して試合を戦うというところが試合の特徴です。二つ目、今回ですね、現役大学生が主体となって企画運営を行ってまいります。今年初めての取り組みなのですが、学生たちの自由な発想・主体的な取り組みをイベントの推進力にしたいということで今回彼らにイベントの中に入ってもらって、そこを担っていただいているというところです。三つ目ですね。地域の学校を選手が巡り国際交流のきっかけとなる。これはワールドクロス、今回通算で4回目ですけど毎回実施している取り組みです。地域の学校を選手たちが巡ります。ただラククロス自体はまだまだ、日本の中でもマイナーなスポーツなのでやったことがない子供たちがほとんどです。そういう子たちに世界のトップが魅力を伝えるというところの面白さが非常にあります。その中で子供達は英語を使ったコミュニケーションの経験も積めるというところが非常にユニークかなというふうに思っています。ここで、前回実施したイベントの動画がありますので、見ていただければと思います。

運営側としてイベントに携わっていくなかで、彼ら自身がやっぱりすごく「スポーツは楽しいものだ」というのがベースにある。その楽しさを子どもたちに伝えるという上手さが非常に際立っているなというところがいつも見ていて関心するところでございます。先ほど学生が主体となって行うイベントになっているということを申し上げましたが、今回はラクロスが自分自身もプレーしておりスタッフとして関わっている学生100名と一緒に色んなプロジェクトを行っております。例えば先ほどの学校訪問に関しても、大学生たちが企画をして、その中でどんなことをしていくと選手と子供たちの交流がスムーズにいくのか、より良い体験が子供たちに提供できるのか、そういったことを考えてやっていますし、今回のイベントのキービジュアルも大学生たちが作るといったところで非常に大学生たちの主体的かつ独創的なアイデアがこのイベントを大きくしてくれています。ラクロスが今どんなものかというところを、少し資料を基に説明させていただければと思います。これはアメリカの資料になりますけども、アメリカの中で一番競技人口が増えているスポーツがラクロスになります。そういった意味で成長が非常に見込まれるスポーツだとアメリカの中でも言われています。日本もようやくここにきて段々小学生や中学生のプレーヤーの数が増えてきて少しラクロスの発展に対してルートが立ってきたというところです。ラクロスは現在オリンピックにでるような種目ではないのですが、2028年のロサンゼルス・アメリカでのオリンピックにおいて公開競技になるということを、世界のラクロス協会が主導しながら、各国の競技団体と連携しながら進めていっております。今年の5月・6月にそれが実現できるかどうか決まってくると思いますし、もしラクロスが採用されれば、日本の中の競技人口もさらに進んでいくのではないかというふうに考えております。放送概要です。放送局株式会社GAORA様の方に今回ついていただきまして放送していきます。当日のオンエアはライブ配信で、女子・男子の試合がそれぞれ15時・18時から行われます。再放送は男子の試合が3月18日22時から、女子の試合が3月19日日曜日の22時からという形で放送もされますので、会場に来られない方もこういう放送の中で見ていただけるという形になっております。イベントの概要については以上となります。ありがとうございます。

 

山田:ここからは関係者の皆様、そしてパートナーの方にお話をさせていただきたいと思います。まずご紹介の方をさせていただきたいと思います。まず今お話しさせていただきました、実行委員長の石渡圭輔です。今回ですね、日本ラクロス協会さんにもご協力をいただいておりまして、本日会場に来ていただいております。実行委員会の代表としまして、慶應大学ラクロス部4年生の大石君にも参加していただいております。よろしくお願いいたします。では、一言ご挨拶とこのプロジェクトに関わる思いをお話していただければと思います。お願いいたします。

 

記者の質問に答える大石やまと選手

大石:冒頭のイメージビデオの作成を担当させていただきました、実行委員会の広報の学生代表の大石やまとと申します。よろしくお願いします。今回このプロジェクトに関わったきっかけですが、私なりの恩返しだと思っております。私自身、高校と大学合わせて計8年間ラクロスに携わってきたのですが、こんな素晴らしいスポーツはないと思っています。こういった素晴らしいスポーツ、私が大好きなスポーツを次の世代だとかより多くの方に知ってもらいたいなと思い、プロジェクトに参加しました。今現在は、この日本ラクロス協会は昨年の世界大会のシックスネスでは日本が3位を獲ったように、ものすごく注目されています。そういった点で、日本もより世界をより知るべきだと思っており、みんながそれを知るきっかけになるイベントになればいいなと思っています。学生として頑張ります。よろしくお願いします。

山田:本当はですね。本日実行委員の立教大学・桶谷君も来ていただく予定だったのですが、雪のため電車が動かなくて参加できませんでした。後ほどコメントがございますので、お伝えできればと思います。ではこの大会のメインスポンサーでもございます、レモンガスグループの経営サポート本部課長、そしてグループ営業本部長補佐の高橋純平様にもお越しいただきましたので、一言よろしくお願いいたします。

 

高橋:ただいまご紹介いただきました、レモンガスグループ営業本部長代理の高橋と申します。本日弊社代表の赤津慎太郎が、業務の都合で参加ができないため私よりご挨拶させて頂きます。我々レモンガスグループは過去にプロを目指す若手女子ゴルファーの大会ですとか、地元九州のフットサル大会などの様々なスポーツイベントの支援をさせていただいておりましたが、今回このような形でラクロスイベントに貢献できることを大変嬉しく思っております。この度、初めてラクロスのスポンサーをさせていただきますが、このラクロスが2028年のオリンピック正式種目になり、日本のみならず世界のラクロス界が盛り上がることを期待し、応援したいという思いから今回このようなご縁を頂きました。日本においてはマイナーなスポーツではございますが、世界レベルのプレーが見えるこの大会を通じ、一人でも多くのラクロスファンの方が増え、見る方に感動が生まれることを期待しております。以上我々レモンガスグループの挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。

 

山田:本プロジェクトのご協力をいただいております、企業様のご紹介をさせていただきたいと思います。今回放送のご協力いただいておりますのが、株式会社GAORA様にご協力いただき放送をさせていただくことになっております。主催としまして、私どもリトルサンフラワーが担当させていただきまして、ワールドクロス実行委員会が運営をさせていただきます。そしてご後援と致しましてスポーツ庁、アメリカ大使館、そして公益社団法人日本ラクロス協会様にお力添えを頂いております。協賛パートナーという形でレモンガスグループ各社様、そして株式会社KPMGカスタマー、株式会社ECC様、そして株式会社フルタイムシステム様という形で、その他たくさんの企業様にご協力をいただいております。またオフィシャルフォトパートナーとしまして千株式会社様にご協力いただき、写真の方も残していきたいと思っております。そして協力としてプレミアラクロスリーグ、アメリカからPLLと呼ばれるプロリーグの選手たち、そして組織にご協力をいただいて、この大会をさせて頂くという形になっております。よろしくお願いいたします。以上がこの大会の概要、そしてご協賛いただいているパートナー様のご紹介です。この後、質疑応答の方に移っていきたいと思いますけれども、皆様の中からご質問等ございましたら、私ども答えさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

石渡圭輔・実行委員長は「来日するのは野球でいうMLB、バスケではNBAレベルの選手たち。世界トップレベルの選手が子供たちに教えてくれる交流もあります。ラクロスというスポーツは、人と人を結びつける力がある。来日する選手は『ラクロスを愛する人は仲間だ』という意識を、国を超えてもっている。ぜひ会場で仲間をつくり、体感してほしい」とこれから行われる交流を楽しみにしているようだ。

 

主催する山田幸代さんは「(ラクロス界は)五輪種目への採用を目指してロビー活動している。日本の選手たちがメダルを取れるほどにレベルを上げてほしい。今回、大きな軸になるのは学生たち。現場でスポーツのマネジメントや、様々なことを学んでほしいと、一緒に大会作りをしてきました。ラクロスの魅力は、プレーに激しさがあり、見ていてもやっていてもおもしろい。子どもたちには、ラクロスプレーヤーになりたいという夢をもってもらいたい。新しいスポーツに挑戦してもらうことで、チャレンジ精神も培うことができます」と話した。

 

実行委員会で広報を担当し、自身もラクロスに親しんできた慶応大4年の大石やまとさんは「今回このプロジェクトに関わったきっかけですが、私なりの恩返しだと思っております。私自身、高校と大学合わせて計8年間ラクロスに携わってきたのですが、こんな素晴らしいスポーツはないと思っています。こういった素晴らしいスポーツ、私が大好きなスポーツを次の世代だとかより多くの方に知ってもらいたいなと思い、プロジェクトに参加しました。インスタグラム、ツイッター、ティックトックも使いながら広報を進めています。普段のラクロス部の活動でも、グラウンドの確保、学生コーチの選出など、ほとんどの判断が学生主体。今回、世界とつながるのは、すごくいい経験になると思います」と意気込みを話した。

 

大会メインスポンサーのレモンガスグループ高橋純平・営業本部長代理は「五輪正式種目になるのを期待し、応援しています。大会を通じて一人でもファンが増え、感動を伝えることができればと思っています」と話した。

 

(記事:岡澤侑祐)

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