17年ぶりの早慶戦勝利をかけて臨んだこの一戦。試合は0-4と完敗を喫したものの、4年間の集大成を最高の晴れ舞台で見せてくれました!早慶戦終了後、4年生にインタビューを行いましたので、全文を公開します!
▽以下、4年生5名
GK 久保田夕雅(経4・慶應湘南藤沢)
DF 斎藤由希子(経4・慶應女子)
DF 坂田絢音(経4・慶應女子)
MF 楫野彩貴(法4・国際基督教大高)
FW 峰岸未来(経4・慶應女子)
▽以下、早慶戦後選手インタビュー
――大学生活最後の早慶戦、どんな意気込みで臨みましたか?
楫野
チームとしての準備は万端だったと思うので、チームでの一体感も感じられる数ヶ月間だったので、絶対に勝とうという思いで、チーム全員で臨みました。
峯岸
このチームでできる最後の試合だったので絶対に勝ちたいというのと、これまで1年間同じメンバーでやってきてできる最後の試合だったので、楽しみながら今まで攻めに持っていくことができなかったんですけど、自分のやってきたことが出せたらいいなと思っていました。
坂田
チームの一つの目標として早慶戦勝利があったので、そこにはチームとしても人一倍強い思いがあったので、絶対全員で勝ち切って仲間にも恩返ししたいなという気持ちで臨みました。
久保田
この学年は4年生が少なくて、どの学年も全員で早慶戦に向けて頑張ってきたので、早慶戦はみんなで勝ちたいなという気持ちで臨もうと決めていて、春に比べて秋は失点数を減らせた分、攻めを強化して1-0で勝ち切りたいという思いで臨みました。
斎藤
1年間このチームでやってきて、みんなで「Believe」というスローガンのもと、仲間を信じてやってきたので勝ちたいというのと、春秋と負けてしまっていたので、その雪辱を晴らすことができたらいいなと思って臨みました。
――早慶戦を振り返っていかがですか?
峯岸
第3Qの時は攻めの時間を作れたりとか、春秋は守りの時間が長かったのに対して攻めの時間を長くしたいと話していた部分ができたので嬉しかったです。ただ得点にはつながらなかったのが悔しい思いです。
斎藤
守りの時間の方が長かったと思うんですけど、今までよりは攻めの時間も長くてPCまでいけてるシーンもあったので、点は取りたかったんですけど、そういう意味では成長した姿をいろいろな方に見せられた試合なのかなと思います。
久保田
今までより攻めれたシーンだったり、PCまでいけるシーンだったりを作れた一方で、スコアの面では秋よりも3点多く失点してしまって自分自身としても悔しい思いもあったんですけど、このチームで戦えて良かったなと思います。
坂田
個人的には相手にチャンスをつくられてしまったり、攻撃を止めることができなかったりということが多かったので、悔しい気持ちがあるんですけど、それでもチームみんなで攻めのチャンスを作れて以前より成長した攻めをできたのは、チームとして大きく成長できた部分かなと思います。
楫野
結果としては0-4で大量得点をしてしまって、1点以上は取りたかったというところもあったので、すごく悔しいなと思うんですけど、試合全体ではチーム全体での決め事であったり、一つ一つのプレーに対する思いであったりとかは、一人一人頑張ってくれて自分も後悔はないので、チーム全体で出し切った試合にできて良かったなと思います。
――ホッケー部での4年間を振り返っていかがですか?
峯岸
最後の一年間が印象に残ってるんですけど、4年生少なくてFWも人がいなかったので、自分がどうすればいいんだろうと思うことが多かったんですけど、同期とか後輩とかが自分が思っている以上に支えてくれて4年間やってきて良かったなと思います。
楫野
自分の中で体育会という環境に飛び込むのも初めてで、楽しいこともあったんですけど、辛いことの方が多くて、そんな中でも同期や後輩などいろんな方々に支えられて救われたと思う瞬間がたくさんあったので、自分の中ではこの4年間大きな成長があったのかなと思いますし、かけがえない時間をくれた仲間や環境に感謝したいと思います。
坂田
下級生の時とかは自分自身試合とかも出られなかったり、悩むことも多かったりして、なかなかチームに貢献できていないなと思うことが多かったんですけど、3年生、4年生になって試合に出させていただく機会が増えて、チームに自分が何をできるのかを考える時間も増えて、自分自身も大きく成長させてもらえた4年間だったと思うので、ほんとうに周りの人がいなかったらこのような大切な4年間を残すことはできなかったので、周りの人に感謝したいなと思います。
久保田
1年生の頃にキーパーになって、3年生の頃から一個上の代でキーパーとして出ることができてプレッシャーを感じることが多かったんですけど、最後の1年間は本当に濃くて、チームを運営したり強くしたりするのがこんなにも大変だったり、いろんな人が関わってくださったりしているというのが知れた1年でした。辛くて何度も何度も挫けそうになったんですけど、OB・OGの方々、後輩、家族とかいろんな人に助けられてなんとか早慶戦まで来ることができて、辛い思いも多かったけどホッケー部で良かったなと思える4年間でした。
斎藤
2年から3年にかけて怪我で1年間練習ができない期間があって、もし練習ができていたらもっと上手かったのかな思うこともあるんですけど、4年間練習して早慶戦を迎えられて良かったです。あと、4年生としてはチームをまとめるのが難しいなというところと、人数が少なかったので後輩の力も巻き込んで助けてもらいながらじゃないとチームが成り立たなかったので、そういうところが難しかったなと思います。4年間振り返って大変なことも多かったんですけど、楽しかったのでとっても良かったなと思います。
――後輩へメッセージをお願いします!
峯岸
「支えてくれてありがとう」ということと、ほんとに信頼できるチームメートになれて良かったと思います。すごく今日も試合をしていて楽しかったです。
斎藤
本当にみんな上手いと思うので、自信を持ってやってほしいなというのと、早慶戦ずっと勝てていないのでその屈辱を晴らすためにも来年は勝ってほしいなと思います。頑張ってください。
久保田
この1年間努力してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。来年は戦力面でももっと強くなれると思うし、大変なことがあったらすぐ頼ってほしいなと思います。好きなので!心の底から応援しています。
坂田
この1年たくさん支えてもらって、改めて頼り甲斐のある後輩だなと感じています。来年の早慶戦に向けて新しいチームが始まると思うので、困ったことがあったら頼ってほしいし、みんなでたくさん話し合って強いチームを作ってほしいなと思います。応援しています!
楫野
辛いことがあった中でも後輩に助けられたな思う瞬間が何度もあって本当に後輩には感謝の気持ちでいっぱいで、ほんとに大好きだなと思っているのでそれを伝えたいです。あとは、1年間でこんなに成長できるということは、もうあと1年でもっともっと成長できると思うし、今まで何年も勝てない早慶戦という舞台でぜひ後輩の力で勝利を掴んでほしいなと思います。
――本当に4年間お疲れさまでした!
(取材:金子拓登)