【庭球】「自分たちがしっかり歴史を変えるんだという思いが一番強かった」(藤原)/コメント集①:選手編

庭球男子

46年ぶりに悲願を達成した慶大庭球部。4年生は先日卒部し、新たなチームでの挑戦がスタートする。慶應スポーツでは、王座優勝時の率直な感想、今後についてなどインタビューを行った。

 

第1回は、エースの藤原主将はじめとする、歴史を変えた選手たちです!

悲願への最終章Ⅰ テニスにも「ノーサイド」が。完勝後に見えた王者の姿/王座2回戦 鹿屋体育大学戦

悲願への最終章Ⅱ 閑静な松山の夕空に、響き渡った藤原の雄叫び/王座準決勝 関西大学戦

悲願への最終章Ⅲ 應座奪還 〜「祝福された勝者たれ」〜/王座決勝 日本大学戦

♢藤原智也 主将 (環4・東山)

——改めて優勝おめでとうございます!率直な気持ちをお聞かせください

めちゃくちゃ嬉しいです。今まで自分たちだけじゃなくて、本当にOBOGの方々に王座優勝ということを掲げて支援してくださったというのもありますし、それを受けて自分たちも絶対王座優勝したいと思っていたので、達成できて本当に嬉しかったです。

 

——決勝戦のダブルス、とても楽しそうなプレーが印象に残りました

ペアの下村とも話して、自分たちに組むのはこれが最後だということを試合前に話し合ったので、どうせやるなら楽しくというか、思いっきりやろうよということで、楽しかったですね。

 

——何度も跳ね返されての優勝です!

今まで早稲田が17連覇していたと思うんですけど、早稲田がリーグ戦で負けた時点で今年はどこが優勝しても歴史的な優勝になるということで、そこは結構意識してましたし、自分たちがしっかり歴史を変えるんだという思いが一番強かったかなと思います。

 

——ご自身の試合について

関大戦は割と自分は入らないだろうと思ったんですけど、ダブルスで3−0ついて、林が1本とって4−0で勝利まであと一歩でしたが、みんな負けちゃって、これは自分に(勝敗が)かかるんじゃないかという思いで途中から見ていたので、あの試合に関してはもう自分の試合に集中していました。いつもなら結構周りを見て団体戦の雰囲気を意識して戦ってるんですけど、あの試合だけはあまり意識せずに自分の試合だけに集中してやっていましたね。

 

——仲間の試合を見て思うことはありましたか

去年は同じ立場で見ていて、何か少し頼りないところがあるというか、絶対勝ってくれるだろうっていう試合はあまりなかったんですけど、今年は結構もう見てても本当に安心して見れるというか、負けていても、ここから挽回してくれるだろうというその信頼というか安心感があったので、あとは応援が鼓舞すれば絶対勝てると思っていました。

 

——松山でのチームの雰囲気はいかがでしたか。

リーグ戦時とあまり変わっていなかったですけど、中でも「王座」というところに対してみんな気合が入ってるなと感じました。選手は特にピリピリしていたんですけど、サポートの人たちもすごい気合入っていたので、そこに関しては結構嬉しかったし、いい雰囲気でいけました。

 

——主将としてチームを率いてきたこのラストイヤーはどう振り返りますか。

結構大変でした。何が大変かって言われると難しいんですけど、みんな個性豊かだと思います。自分も「俺についてこい」というタイプの主将でもなかったし、周りも結構好きな感じにやっていたので、そこに関しては自分として特に言うこともなくって感じでした。ただ大事な場面とかはしっかり言うようにはしてきてましたし、この1年間何か自分があんまり言わなくても本当に1人1人が成長してくれたなと思います。

 

——改めてどういう4年間でしたか

めちゃくちゃ濃い4年間でしたね。入学した時はコロナでしたし、自分は手術が入ったので、手術して半年ぐらいテニスできないところから始まって。1年生は試合で何も勝てずのを1年を過ごして、2年でインカレ優勝して、3年は少し落ちたけど4年でもう一度カムバックして、という流れでした。トータルしてもすごい運も良かったなと思いますし、色々な人々のサポートとか、本当に助けがあってここまで来れたなという感じだったので、本当に周りの方々に感謝の4年間でしたね。

 

——藤原さんの10年後の目標はありますか

カッコ良い大人になっていたいですね。カッコ良いというのもたくさんあると思うんですけど、今まではテニスばっかりやってきて、色々な人に支えられてきて、甘えたいときに甘えられる環境がありました。これからはそうじゃなくなってくると思いますし、10年後だともう30少しですね。しっかり胸を張って生きていたいなと思いますし、今優勝したこの感じを、そのまま10年後も持てたなっていうイメージです。

 

——後輩たちにメッセージを

4年生がいなくなっても、このチームは本当に強いと思いますし、底力を伸ばせるチームだと思います。そこに関しては本当に自信を持って欲しいなっていう思いですね。結構周りも強くなったり、他大学はあまり主力メンバーが抜けないという話もありながら、結構彼らは4年生がいなくて不安という話をすごいしてるんですけど、全然それは問題ないと思っていますし、今いる1、2、3年生の中で、本当にチームワークがいいと思うので自信を持って、常に謙虚に頑張ってほしいです。

 

——最後に一言お願いします!

常に考えて行動することが大事だなと思います。テニスだけでいうと、プレースタイルはすごく工夫して考えてやっていました。自分は癖も大きくなくて、武器もないので、そこに関してもすごく工夫して考えてやってきました。主将としても、1年間どうすればチームが勝てるのかなというのも考えながら行動していたつもりです。人生で波があって良くない時間帯が長く続いても、どうにか良い時間帯のために考えて工夫して行動したいなって思います。「絶対努力は報われる」とは言い切れないと思いますけど、でも報われてる人は努力していると思うので、その努力をしっかりするという意味でも、考えて行動していきたいなと思います。

 

♢林航平 副将(理4・名古屋)

——優勝おめでとうございます。率直なお気持ちをお願いします

ありがとうございます。入部してからの4年間ずっと目指してきた目標だったので素直に嬉しいです。また副将になって実際に色々なことをやってきた成果が王座優勝という結果に現れてよかったです。

 

——何度も跳ね返された王座優勝という夢を、見事に達成しました!

一昨年と去年で女子が王座を優勝している経験や、これまで先輩方が王座決勝で戦ってきた経験を含めてOBOGや先輩後輩合わせたチーム慶應で勝ち取った優勝だと思います。

 

——特にダブルスではどれも圧勝で、チームに流れを引き寄せたと思います。単複合わせてご自身の試合を振り返って、いかがですか

ダブルスはペアの翼と自分たちのプレーをやり切れた結果、チームに勢いをつけられるような勝利を挙げられたと思います。シングルスに関しては、序盤相手の良いプレーが続いたこともあって、簡単にセットを落としてしまったのですが、セカンド以降徐々に自分のプレーや良さを出すことが出来ました。ファイナルセットも劣勢に立たされたのですが、チームのみんなの応援のおかげで踏ん張ることが出来ました。最後にシングルスで勝ちきれなかったのは悔しい気持ちが強いので、これからある個人戦にこの悔しさをぶつけたいと思います。

 

——改めて庭球部での4年間はどのような4年間でしたか

4年間本当に色々なことがありました。嬉しいことよりも辛いことや苦しいことの方が多かったかもしれませんが、その度に同期や仲間が助けてくれて成長できたと思います。自分1人では絶対にここまでやってこれなかったと思いますし、本当に色々な方々のおかげで成長できた4年間でした。

 

——後輩にメッセージをお願いします

まずはここまで一緒に戦ってきてくれた後輩たちに感謝したいです。今年の代として初めての団体戦である早慶戦から何度も何度も後輩たちの応援の姿勢や戦う姿勢に救われました。そんな心強い後輩たちならこれからもっともっと良いチームを作ってくれると信じています。本当にあっという間に過ぎていく4年間を後悔のないように最後までやり切って欲しいなと思います。

 

♢今鷹洸太 選手(商4・慶應)

——改めて優勝おめでとうございます!率直な気持ちをお聞かせください

1年生の頃から王座優勝を目標にチームで動いてて、最後の年に自分たちの代で優勝をつかむことができたというのは、自分の集大成として本当にいい終わり方ができたなと思います。

 

——何度も跳ね返されての優勝です!

王座決勝の壁が大きくて、その悔しい気持ちは毎年積み重なったんですけど、チーム全体では今年が一番強かったです。悔しい思いや反発力が大きかったから最後、その壁を越えることができたかなと思います。

 

——ご自身の試合について

僕自身はシングルスの下位で、チームとして今年は全体で競争力が強くて、誰が出てもおかしくないという状況で。僕は初戦出たんですけど、去年王座3試合出てたところもあって、明日出たいという気持ちもありましたし、いつ出れるか分からないから一戦一戦大事にしようと思って、今までの負けてきた分も、悔しい気持ちも試合に全部ぶつけて出し切れるようになりました。

 

——ラストイヤーはいかがでしたか

嬉しい気持ちが100%っていうわけではなかったです。僕の中ではやっぱり悔しい気持ちもあったし、自分が出て1本取りたかったいうのがありました。2年生と3年生で自分は結構レギュラーとして出ていて、最後の年に自分がどれだけチームに貢献できるかというところで、今年頑張ろうと思っていました。今までより出る数は減ってしまいましたが、その分出る1試合に対して、今までの悔しい気持ちとかをこめて全部出し切れるようにして集中できたので、その分1本に対する気持ちをすごい強くかけることができたので良かったかなと思います。自分的にはやり切れたというふうに思っています。

 

——蝮谷での7年間はどうでしたか

悔しい気持ちの方が多かったかもしれないですね。自分元々ダブルスで出てて、3年ぐらいのときに途中からシングルスに切り替えて、団体戦メインになったのですが、そこが自分の中で葛藤がありました。単複で頑張りたいという思いもあったし、自分の中でいろいろどっちもやらなきゃというのがあって、結局最後はシングルで出ましたけどいろいろな場所で団体戦のポジション取りにおいて、故障もあったし、個人戦の結果で結構、自分の場所が決まってくるので。そこでも勝負があって多くの場面でチーム内の競争力があって、もちろん負けたりもしましたが、いろんな面で勝負することができたっていうか、競争力があって高め合うことができました。

 

——4大目標に「よりよき部を作ること」とあります。今鷹選手の考える「よりよき部」とはどういう部活ですか

僕的には、1人1人が高みを目指して、いろんなことに対して真っ向勝負できる部かなと思います。僕自身も入部当初で、Bチームの下の方から始めたんですけど、自分も上を目指そうと思って。早慶戦にも出たいって思ったし、少しずつ結果を積み重ねて、最終的には団体戦に出ることができました。上を目指そうという入部したときの思いがあったので、こういう結果、今までの結果を積むことができたし、いろいろな相手と戦ってきて、1人1人がそういう気持ちを持って、上を目指してやっていくというのが大事かなと思います。慶應庭球部にいる限りそう心がけていくことが本当に大事かなと思います。

 

——同期の存在については

最初の頃は部活が無くて、本格的に再開したのは夏終盤でした。実際に会う回数は多くなかったんですけど、16人皆キャラ濃くて、面白い人もいれば、藤原みたいにテニス強い人もいて。自分の中ではテニス面で支えてくれる人もいれば、プライベートで支えてくれる人もいて、何かそういうすごいバランスが良かったなっていう感じです。

 

——後輩たちにメッセージを

来年から連覇という形で戦うと思うんですけど、チャレンジしていく立場の方で頑張って欲しいなと思っています。自分らは17連覇中の早稲田を追いかける立場でした。そういう勝負どころで守らなきゃっていう気持ちだと今年試合した人たちの精神状態がもっと負荷がかかってくるので。それよりは、藤原のチームは藤原チームとして王座を取りましたが、後輩のチームは後輩のチームとして、王座を初優勝するというつもりで頑張っていってほしいです。

 

——今鷹さんの、今後の目標は何かありますか

明らかに社会人になったらテニスする時間は無く、違う目標に多分進んでると思うんですけど。今のところ将来目標というと思いつかないんですけど、自分の仕事に対して、テニスと同じように一つ一つ目標を持ってコツコツと。小さな目標から大きな目標まで、自分の中で立てて、追っかけていけるように頑張っていきたいです、最終的には社会でも、大きな目標を持って取り組めるように、庭球部で培ったものを生かして、頑張っていきたいです。

 

 

♢下村亮太朗 選手(法3・慶應)

——王座優勝を振り返って

1年間目標にしてたので、達成感は大きいです。でもあと1年あってそれこそ自分の代になるので、本当に燃え尽きたという感じはなく、完全に切り替えられたわけじゃないすけど次に向かっていこうという感じです。

 

——菅谷選手が優勝を決めた瞬間のことについて

自分が負けた直後でしたが、その時に(第3セット)5-1だったので、王座優勝が目の前で純粋にちょっとその泣きそうだったことは覚えています。

 

——試合終了後に考えていたことは

藤原さんの試合が終わって、団体戦が終わり、本当に慶應が勝ったという強い実感でした。藤原さんやOBの方々が泣いていて、自分たちがしたことの大きさを実感することができました。

 

——坂井監督も涙を流していましたね

監督も十何年間やってきて念願だったと思いますし、もちろん自分たちも監督の話とか涙を見て感じるものもありました。もちろん自分たちの目標でもありましたけどそういう監督がずっと抱えていた目標を達成でき純粋に良かったなと感じました。

 

——決勝の日大戦のプレーを振り返って

ダブルスは藤原さんとの最後のダブルスだったので、何としてでも勝ちたいという気持ちもが強かったです。そういうプレッシャーがかかる中でも結構いいパフォーマンスができて、実際に勝つことができて本当に良かったです。シングルスは高木が4-0をつけたところで回ってきて、その後ろに藤原さん残っていることもあり、緊張せずに入れました。やっぱ相手のプレーも良くて、やれることやったけどやっぱ勝てなかったのはもちろん悔しいですけど、そういうチームが勝ったのは良かったなと思います。

 

——ダブルスは楽しそうにプレーしている姿が印象的でした

楽しかった……ですけど、藤原さんも緊張していた感じがして、いつもよりちょっと硬かったなと感じました。やっぱ藤原さんでさえもプレッシャーを感じてたのかなという感じです。ただ後半になってちょっと余裕が出てきてから、2人でも結構ノっていたので、そこは本当に楽しかったし、最後ああいう形で終わることできて良かったです。

 

——「来年は2本取るんだぞ」と声を掛けられている場面もありました

1、2年生の時から王座に出て、それこそ2年生の時2本取ることができましたが、今回はその役目を果たせなかったので、4年になってからは本当に絶対それ(2本取ること)を全うする義務があると思うので、そこを目標にというか、当たり前のことだと思って取り組んで1年間取り組んでいきたいです。

 

——王座での4年生はどんな存在でしたか

心強かったですね。本当にずっと熱心にサポートもしてもらって、4年生の応援の力も本当一番やっていて響いたので、力になりました。

 

——王座前には「3年生で勝つ」と言っていて、3年生が活躍しましたがどうでしたか

まだまだですね。関大戦のシングルスは3年生3人が負けてしまったり、決勝でも僕と脇坂は負けてしまいました。そういった意味で来年またリベンジというところ。同期全員が取り組んでやっていく必要があるなと思います。

 

——来年はどういうチームになっていきますか

藤原さんみたいな絶対的なエース、柱がいなくなってしまうってところで、絶対エースがチームにいた方がいいし、誰がなるのかというところです。もちろん自分もそうですけど、高木・脇坂もですし、3人全員がエースになってもいいと思います。競争力を持ってやるところです。また全員が存在感を出していく必要があると思うので、競争力と発信力を持ってチーム作りしていくのが重要かなと思います。

 

——来年こそ、追われる立場になります

タイトルを取ったというところでは追われる立場ですが、冷静に戦力を分析してみる藤原さんや林さんが抜けるというところで、追われる立場というところに固執する必要ないと思います。現状藤原さんと林さんが抜けた状態で日大と戦って勝てるかと言われたら厳しいところあると思います。同期3人もそうだし下級生もやっぱレベルアップしていく必要があると思うので、もう1回チャレンジャーな気持ちで1年臨む必要があるかなと考えています。

 

 

♢脇坂留衣 選手(環3・興國)

——王座優勝時のお気持ちや実感は

王座の優勝のために頑張ってきたので、まずは達成できて良かったなという気持ちと、来年に向けて頑張ろうという気持ちです。

 

——優勝が決まった瞬間のお気持ちは

自分が1敗してしまってどうなるか分からない状況の中、最後は後輩が決めてくれてすごい感動しました。

 

——監督や選手の涙を見て

僕も泣いてしまったのですが、昨年は悔し涙を流して、今年はうれし涙になって良かったです。

 

——王座優勝の勝因はどこだと思いますか

実力も確かにすごい上がっているのもありますが、チームの雰囲気が先輩後輩関係なく仲良く、でも練習のときは集中してやるというオンオフの切り替えが良かったのかと思います。

 

——試合中は緊張しましたか

やっぱり緊張します。

 

——何を考えて臨んでいましたか

普段の練習がやっていることを出し切ろうという気持ちと、応援してくれる部員の方を見ながら、いつも通りのテニスをしようかなと思っていました。

 

——シングルスでも出場。自分自身のプレーを振り返って

連戦で疲れももちろんありましたがテニス自体はすごく良くなっていて、今年1年すごい成長できたと思いました。

 

——成長は技術的なところが大きいですか

それもそうですし、試合で自分の力を出すこと、プラス(自分の)力以上のことを出したりとか、緊張感の中で戦うというメンタル面でも良くなったと思います。

 

——何かターニングポイントとなったことはありますか

リーグの前にインカレの個人戦があって、そこで今までよりも結果が良くなって、自信がついたと思います。

 

——ご自身の一番印象に残っている試合は

王座の準決勝で、結構もう足が全部つった状態で最後まで戦ったことです。結局負けちゃったんですけど。すごい緊張もあって体にきてしまったっていうのも悔しい経験になりますし、その中で成長できた部分もあったので一番印象に残っています。

 

——その試合はどういう気持ちでプレーしていましたか

最終セットでタイブレークになった時にやっぱ自分が取らないといけないなという気持ちもあって、結構周りの接戦だったので……絶対に一本取ろうという気持ちでやっぱ最後まで戦いました。

 

——下村選手や高木選手など同期からの刺激は

今回のリーグ王座で団体戦にずっと出たのが初めてで。あの2人は結構もう1年生から出ているので2人の背中を見て同じようにくらいついていかないといけない気持ちもありながら今回試合に出られたので良かったと思います。

 

——チャンピオンの立場に。来年はどういうプレーをしたいですか

最後の年ですけど、チャンピオンっていう気持ちも持ちながら、チャレンジャーの気持ちも持って、今回もその気持ちを持ってやっていたので、同じようにできればいいなと思います。

 

——今後の意気込みをお願いします。

一番上の代になりますけど、自分たちが引っ張っていけるようにがんばりたいです。

 

 

♢高木翼 選手(総3・関西)

——優勝を振り返って

いろいろな人から連絡が来て、優勝したんだなというのと、ちょっと喪失感というか、王座優勝を目指してやってきて実際に優勝して、何か達成感と喪失感の両方があるかなと思います。

 

——菅谷選手が優勝を決めた瞬間のことは

本当にどのくらいかな、3-2くらいから応援していて、均衡した中でタイブレークまでいって、本当に祈るような思いでずっと見ていました。素直にうれしく、自然と涙が出てきました。

 

——日大との試合全体が終わって、どんなことを思いましたか

優作(=菅谷)が勝った後に結構10分ぐらい泣いていたので、藤原さんの試合は結構スパンと買ってくれたので楽しく見られました。藤原さんが勝った後は自分は泣かずにいられましたが、挨拶のときに藤原さんが泣きながらスピーチをしてるのを見てまたグッとくるものがありました。

 

——監督の涙を見て

いろいろな他の仕事もあって忙しい中で王座の期間はいつも以上に練習に顔を出してくれていたので、そこは本当に優勝させたいっていう気持ちがいつも以上に強かったのかなと思っていたので、そこもグッとくるものがありました。

 

——決勝でのご自身のプレーを振り返って

ダブルスは林さんと組んでいましたが、組み始めたころは結構うまくいかないことの方が多くて、かなり2人で話し合いながらやっていました。それがインカレとかで、だんだん自信がついてきて、リーグと王座ではかなり良かったと思います。

シングルスは相手のミスにも助けられた部分もありましたが、自分のリターン、サーブから積極的にいけて、相手に「早くを展開させないとな」と思わせられたことが良かったです。

 

——林選手と組むのは最後でした

最後とか何も考えていなくて、試合が終わって監督のところに行ったらもうシングルの準備しようというふうに言われて。いつもはアドバイスあるのになと思ったら最後だからだとそこで気づきました(笑)。最後だからどうとか、試合前にそういう気持ちはなくて、いつも通り入ったという感じです。

 

——王座で4年生はどんな存在でしたか

試合でもかなり安定感、安心感があるし、引っ張ってくれる存在だったので、そこは心強かったです。

 

——今後取り組みたいことは

別に王座で優勝したからといって、自分たちのテニスが終わったわけではないので、もう1回しっかり次も優勝できるように。今までの先輩たちがやってきたことにプラスして、自分たちの代で何か新しいことにチャレンジできればいいかなと思います。

 

——立場的は追われる立場、責任感が増す立場になります

日大がかなりキーになってくるかなと。日大は人が抜けないですけど自分たちは藤原さん・林さん・今鷹さんが抜ける中で、追われる立場ながらも結構自分たちもチャレンジャーなのかなと考えています。優勝はしましたが、おごることなくやっていきたいです。

 

——改めて来年の目標をお願いします

チームで王座優勝をすることです。自分は個人的には日本一を獲ったことがないので、最後日本一を獲りたいなと思います。

 

 

♢菅谷優作 選手(法2・慶應)

——優勝時のお気持ちは

未だにうれしい感じです。最後に自分が試合をして決めましたが、すごい初めて部活に来てみんなで勝ち取ったというか…‥自分がうれしいというより周りが喜んでくれたり、泣くほど感動してくれたっていうことが、自分にとってはすごいうれしかったです。

 

——試合に入る前に、自分がもしかしたら勝敗を左右する可能性があると思って入りましたか

そうですね。林さんと脇坂さんと3人同時に入って、ほぼ高木さんがもうファーストセットって先制していたので、多分この3人の中の誰か決めることになるとは考えて入りました。

 

——試合中プレッシャーなどは感じましたか

思ったより緊張もせずという感じで。僕の1個後に藤原さんがいたというのはあると思います。それがある意味安心材料になったというか、藤原さんが僕の後にいてくれたので、勝たなきゃいけない試合ではありましたが、自分はそこまで緊張せずに試合できました。

 

——ご自身が勝った瞬間慶大の勝ちが決まる。その瞬間の心境は

うれしかったという一言に尽きますけど、最初は実感はなく、一つの試合に勝ったような感じが自分の中にありましたが、徐々に実感できました。相手に握手しに行くときに周りの顔を見ていて、先輩が本当泣きながら喜んでくれていたり、監督・コーチ陣も喜んでくれたのを見て、本当に勝ったんだなという感じが徐々に湧いてきました。

 

——藤原選手や監督のスピーチや涙を見て感じたことは

全員で築き上げてきたんだなという感じはすごい湧いてきて、46年ぶりということもあり、川島さんが最後の全体集合でも言っていましたけど、「なかなか開かない扉を全員でノックし続けた」という表現は僕の中で今も響いています。OB・OGの人たちも成し遂げたかったけど成し遂げられなかったことを、いろいろな人に支えられながらですけど成し遂げられたところは、本当にうれしい瞬間でした。

 

——ダブルでも強さを見せました

昨年王座の決勝戦に出させていただいいて、独特の緊張感の中でテニスを初めてして、自分たちがしたいことが何もできずに終わってしまいました。自分たちが勝っていればチームも5―4で勝っていたという悔しさがこの1年間すごくありました。この独特の緊張感の中で戦うことを想定して、この1年間やってきたというか、積み上げてきたものがありました。初戦は少し硬かったりもしましたけど、本当徐々に自分たちの持ち味が出せてきて、最後決勝戦では最高のパフォーマンスができたかなと思います。

 

——3年生・4年生は松山でどんな存在でしたか

4年生に関しては本当に熱い人が多いなという感じで。応援やサポートに関しても本当に情熱的な人が多くて、「この人についていっていれば大丈夫だな」と。苦しい場面も多くありましたけど、そういう人たちは本当に支えてくれました。心の支えになりました。3年生は結構真面目な先輩たちが多いので、自分たちが進むべき道を示してくれて、やるべきことを自分たちに示してくれる存在だったので、本当に先輩たちは心強かったです。

 

——来年は上級生になります

今年は1年生から2年生に上がって経験を積むというよりは勝ちが求められてきているところで今年1年間でした。3年生になったらよりチームの方向性を決めるというか、チームの流れを決めるような大事な年にもなってくると思ので、そういった意味で、日頃からの言動や試合中の振る舞いも求められてくると思います。自分の感情で動くというよりかは、チーム全体を見てやるべきことを決めていきたいと思っています。

 

——来年の目標を教えてください。

男女で王座アベック優勝です!

 

 

♢有本響選手(総2・慶應)

——優勝おめでとうございます。率直なお気持ちをお願いします

ありがとうございます、素直にうれしいです。

 

——王座でもダブルスで圧倒的な強さを誇る。プレー時に考えていたことは

自分たちがこの1年間積み上げてきたものを信じてプレーし続けました。

 

——監督や主将の涙を見てどのようなことを感じましたか

歴史を塗り替える過酷さやこのチームで優勝することができた嬉しい気持ちが同時に込み上げてきました。

——4年生はどんな存在ですか
パリピでとても賑やかな存在だったと思います。

 

——来年の意気込みをお願いします

来年は王座を死守できるように全力で頑張りたいと思います。

 

 

♢眞田将吾 選手(環1・四日市工業)

——優勝おめでとうございます。率直なお気持ちをお願いします

46年ぶりの優勝にメンバーとして貢献できたことは嬉しいです。

 

——1年生ながら王座に出場しましたが、王座はどのような舞台でしたか

大学入学後、半年間目標にしていた大会でした。勝つことはできませんでしたが、出場できたことはとても良い経験になりました。

 

——今年1年間、どのようなシーズンになりましたか

春関から王座までの期間、調子のアップダウンが激しく、思うような結果は残すことができなかったですが、早慶戦、リーグ、王座をメンバーとして経験することができたことは良かったと感じています。

 

——坂井監督が、「眞田選手は将来のエース候補で、これからチームを引っ張っていく立場」と仰っていましたが、これについてはいかがですか

期待を越えていけるようこれからも頑張っていきたいと思います。

 

——これからどのような庭球部生活を送っていきたいですか

チームとしては王座連覇、個人としてはインカレ優勝という目標に向け、残り3年間取り組んでいきたいと考えています。

 

(取材:長沢美伸 野上 賢太郎)

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