【バレーボール】ストレート負けで9位転落、入替戦圏内へ 中大戦

ブロックに阻まれる柳田

前日見事ストレート勝ちをおさめ、勝率を5割に戻した慶大。しかしこの日はストレート負け。暫定リーグ2位の中大が慶大の前に立ちはだかった。

9月25日(日) 秋季関東大学1部リーグ 慶大―中大 @東海大学湘南キャンパス総合体育館 

得点
慶大 セット 中大
15 25
23 25
23 25

ジャンプサーブに跳ぶ間宮

1セット目は中大のサーブから。この日もケガの星谷に代わり金親がスタメンで入る。慶大は柳田(環1)のスパイクでまず攻撃の起点をつくる。だが序盤から中央に押され、スパイクミスも絡み2-2から3連続ポイントを許してしまう。さらに3-5からまたしても中央に3連続ポイントを奪われ序盤で5点差をつけられここで最初のタイムアウト。タイムアウト明けもなかなかその差を縮められず9-14となったところで後衛に周った柳田に変え川村(環3)を投入しレセプションの建て直しをはかる。この後岡田(商2)、間宮(政3)のスパイクが決まり出すも、サーブミス、スパイクミスが絡み15-22と中央の流れを止められない。さらにここからも中央はスパイク、サービスエースとポイントを重ね15-25と10点差をつけられこのセットを落とす。

続く2セット目、稲田(環1)のブロック、金親(政3)のクイック、 柳田のスパイクがリズム良く決まり慶大は7-5と滑り出しに成功する。しかしここから中央が怒涛の攻撃を見せる。4連続スパイクポイントにブロックをはさみ、さらにスパイクと一気に5連続でポイントを許し一気に中央に逆転される。慶大も必死に食らいつく。岡田、間宮がブロックポイントを奪いさらにピンチサーバーで入った前田滉(環2)がサービスエースを決め15-15の同点に。ここからは膠着状態が続き終盤へ。しかし終盤痛いスパイクミスで連続ポイントを決められ慶大は苦しい展開になってしまう。結局序盤のリードを活かせず23-25。惜しくも2セット目も落としてしまう。

ブロックをはじきとばす岡田のスパイク

試合は第3セットへ。2セット目同様慶大は上々の立ち上がり。柳田のスパイクが冴え、岡田のサービスエース等で4連続ポイントで9-4と走る。中盤、中央に追い上げられ11-11と同点となるもここからの慶大は2セット目とは違かった。コートキャプテン間宮の活躍もあり17-13と再び中央を引き離す。そしてリードを保ったまま21-18で終盤へ。このまま一気に逃げ切りを図りたい慶大だったが終盤またしても息切れとなってしまった。ブロックポイントを決められサーブでレセプションを崩されるなど終盤で痛い3連続ポイントで22-24。最後もスパイクポイントを決められ22-25でこのセットを奪われストレート負けとなった。

これで対戦成績は3勝4敗。セット率の差で入替戦圏内の9位に転落してしまった。次週は国士大、法大と下位との直接対決が控えているだけに、負けられない戦いが続く。ここからが正念場。「選手には完全燃焼してほしい」(宗雲監督)。リーグ戦終盤にさしかかる中、気の抜けない試合が続いていく。

By Tomohiro Sugawa

コメント

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)もったいない試合だったね。絶対的な力関係があるわけではないので、何度も主導権を握るチャンスがあったのに。ブレイクポイントの所で攻撃が上手く行かなかったり、波に乗れない所がありましたね。(第3セットはあと一歩のところでした)リードしているのに、押している雰囲気じゃないんですよね。中央大はうちにセット取られたり、足元を掬われるのが嫌なはずだから、そういう部分を上手く突いてほしかったのだけど。どこか、弾けていないというか、不完全燃焼というか…最近、そういう場面をよく目にします。昨日(専修大戦)もうちがすごい良かった訳ではないので。(柳田選手の調子は)日に日に良くなってきています。大分戻ってきたんじゃないかな。(国士館戦に向けて)もっとスッキリした内容でやって欲しいです。選手には完全燃焼して欲しいですね。
出場選手
レフト 柳田将洋(環1)
セッター 野口剛志郎(環1)
センター 稲田聡典(環1)
レフト 岡田拓巳(商2)
ライト 間宮秀太(政3)
センター 金親大夢(政3)
リベロ 前田優介(環3)
途中出場 渋谷隆太(環4)
川村昌平(環3)
前田滉介(環2)
 

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