2024年5月13日(日)
春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦
第9戦 慶大×筑波大
@日本体育大学 健志台キャンパス米本記念体育館 12:30-
得点 | ||
慶大 | セット | 筑波大 |
8 | 1 | 25 |
14 | 2 | 25 |
22 | 3 | 25 |
出場選手(サーブ順) | ||
ポジション | 背番号 | 名前(学部学年・出身校) |
S | 6 | 山口快人(経2・慶應) |
OH | 12 | 内田克弥(環4・松江工業) |
MB | 9 | 松山鼓太郎(商2・慶應) |
OH | 11 | 入来晃徳(環3・佐世保南) |
OP | 1 | 渡邊大昭(商4・慶應) |
MB | 8 | 芳賀祐介(環4・札幌北) |
L | 7 | 山元康生(法3・慶應) |
4 | 今田匠海(政1・慶應) | |
途中出場 | ||
S | 15 | 久保田健介(商3・慶應湘南) |
L | 17 | 平山一之心(商3・甲南) |
第1セット、慶大は厳しい戦いを強いられた。相手の力強いサーブに対して山元康生(法3・慶應)がナイスレシーブを見せるも、なかなかつなぎが安定せず序盤から3連続失点を喫す。タイムアウトを挟み内田のスパイクで4ー1とするも、リーグ戦を通して意識的に強化してきたブロックでの得点も難しく、得点につながる攻撃を繰り広げられないまま8ー25で第1セットを終えた。
第2セットは相手の高さと力強さに押され立ち上がりからリードを許すが、今田匠海(政1・慶應)が強烈なサーブを丁寧に返し得点につなげる。相手OPの高く鋭いスパイクに4-9とされた場面では、渡邊大昭(商4・慶應)に代わりスタートメンバーとして起用された清水悠斗がコースを見極めた技ありのスパイクでこの試合初得点。チームの期待に応えるプレーを見せる。その後も、相手の強打を清水と今田の粘り強いレシーブでつなぎ相手のミスを誘う、清水がブロックアウトで2連続得点を挙げるなど、1年生が活躍を見せる中、入来も負けじと得意の強打を繰り出し、筑大に喰らいつく。しかし慶大のミスが続き、13-24で相手のマッチポイント。ここで今田、内田、清水が決死のレシーブを見せ、芳賀祐介(環4・札幌北)もクイックで応える。意地のラリーで得点をもぎ取るが、巻き返しはかなわず、14-25で第2セットも落とした。
第3セット、入来の正確なスパイクが相手コートを射止めると、直後には内田がサービスエースをとり3ー1とスタートダッシを切る。追いつかれた場面では渡邊と松山が2枚ブロックで相手のキレのあるスパイクを阻み会場を盛り上げる。その後は一進一退の攻防が続くも、あと一歩及ばなかったのは慶大だった。テンポよく繰り広げられていく相手の攻撃を前に得意とする攻守のプレーを発揮できず、22ー25で敗戦した。
(取材:長掛真依、ウジョンハ、河合亜采子、村田理咲、五関優太)
以下、コメント
渡邊大昭主将(商4・慶應)
ーー今日の試合を振り返って
筑波大学がいいバレーをしていたというのと、自分たちがミスをしてしまい良いバレーボールができなかったという印象です。
ーー第一セットで点をなかなか取りにいけなかったという印象ですが、慶應側の要因は何だと思いますか
サーブキャッチがあまり返っていなかったのと、自分たちがミスを出してしまって相手の雰囲気にやられてしまったという印象です。
ーー第3セットはブロックが決まるなど、点も僅差でしたが、第三セットを取り切れなかった要因は何だと思いますか
終盤にかけて勝負できなかったという点で、サーブを攻めきれなかったというところと、最後大事なところで自分が決めきれなかったというところが痛かったと思います。
ーー次戦に向けて
ホームということで東京学芸と法政の2戦がありますが、しっかり戦って1戦でも勝てるように頑張りたいと思います。
今田匠海選手(政1・慶應)
ーー今日の試合を振り返って
一言でいうと良くなかったです。自分の持ち味は、良い位置取りをしてそこからちゃんとコートに返すことなのに、相手の早い攻撃とかそういう状況に対してあまり反応、対応が出来ていなかったというのがあるかなと思います。
ーーディグでのでの位置取りや雰囲気作りといった点でもリベロの役割は重要になってくると思いますが、ブロックとのコミュニケーションを含め、プレー面や雰囲気作りで何を意識していますか
ブロックに楽をさせるじゃないですけど、気持ち的な面では後ろに抜けてきたボールは絶対上げるからまっすぐ出していいよという、(ブロックの)守備範囲以外は大丈夫だから、自分の守るところだけをしっかり守ってというのを伝えるようにはしています。
ーー1年生の春からリーグ戦に出ていて、昨日からはセットをフルで出るということもありましたが、初めてのリーグ戦を今まで振り返ってみて、どうでしたか
最初の方よりはディグも上がるようになってだいぶ慣れてきたかなという印象もあるのですが、1セットを通して出るとなると自分はまだキャッチがうまく返っていないと思うので、自分が1枚で出る可能性もあるということを考えて、キャッチの練習も、チャンスもそういう細かいところまでちゃんと出来るようにしていきたいと思います。
ーー次戦に向けて
来週は2試合とも勝たないといけない試合だと思うので自分のやることとして、ディグと段トスで(スパイカーが)打ちきれるところまでもっていくということを意識して頑張ります。