【ラグビー】ブレイクダウンで完敗し、シーソーゲームを落とす 筑波大戦

敗戦にうなだれる選手たち

 10月に入り、ラグビーシーズンの到来を告げるような肌寒さの中、筑波大戦が行われた。春に敗れた相手に対して気合い十分で臨んだ慶大であったが、激しいブレイクダウンの前に接点で後手に回り15-27で敗戦。チームとしてターゲットに挙げていた試合だけに悔しさの残る一戦となった。

 

関東大学ラグビー対抗戦A筑波大戦

2011/10/02(日)12:00KO@熊谷
得点
慶大 チーム 筑波大
前半 後半 VS 前半 後半
1 1 T 1 3
1 0 G 0 2
0 1 PG 1 0
0 0 DG 0 0
7 8 小計 8 19
15 合計 27
 
スコアプレー
時間 得点者 得点方法 スコア(慶大‐筑波大)
前半18分 松下(筑波大) PG 0-3
前半26分 浦野(慶大) T(G○仲宗根) 7-3
前半39分 竹中(筑波大) T(G×松下) 7-8
後半11分 宮川(慶大) T(G×仲宗根) 12-8
後半23分 彦坂圭(筑波大) T(G○松下) 12-15
後半31分 彦坂圭(筑波大) T(G×松下) 12-20
後半36分 仲宗根(慶大) PG 15-20
後半40分 中靍(筑波大) T(G○松下) 15-27
出場選手
ポジション 名前(学部学年) 交代選手
1.PR 古田 哲也(環4)  
2.HO 渡辺 祐吉(経3) →後6分16.高橋 浩平(経4)
3.PR 山田 亮介(環3) →後6分17.平野 裕馬(環3)
4.LO 栗原 大介(総4)  
5.LO 藤本 慎二郎(総4) →後6分18. 熊倉 悠太(政4)
6.FL 明本 大樹(総4)  
7.FL 石橋 拓也(環1) →後33分19. 三輪谷 悟士(総4)
8.NO8 鹿児島 昌平(経3)  
9.SH 猪狩 有智(経2) →後6分20.渡辺 諒介(経2)
10.SO 宮川 尚之(環2)  
11.WTB 児玉 健太郎(環2)  
12.CTB 仲宗根 健太(総4)  
13.CTB 甲斐 鑑(理3) →後29分21.高田 英(経3)
14.WTB 浦野 龍基(政1)  
15.FB 小川 優輔(環4)  
 

自ら仕掛ける宮川

 試合は互角の立ち上がりとなった。足首の怪我から復帰を果たしたWTB児玉(環2)のキックで陣地を取り合いながら試合は進んでいく。そんな中、最初のチャンスをつかんだのは慶大。前半7分にゴール前で得たラインアウトからモールで押し込みインゴールヘ。グラウンディングできず、トライには至らなかったが、強化を続けてきたFwdで得点チャンスを演出した。そして次のチャンスを迎えたのも慶大。12分にゴール前で筑波大がオフサイドを犯すと「守りに入ってPGを狙うのではなく、一気に7点先制しよう」(仲宗根主将・総4)とスクラムを選択。しかし、ペナルティでスコアできず2度のチャンスをフイにすると、17分にPGを確実に決められて0-3と先生を許した。得点を奪われたが、すかさず反撃。26分にモールから展開してBks攻撃を仕掛けると、FB小川が相手ディフェンスを引きつけながらフリーのWTB浦野(政1)へパス。最後はタックルを受けながらもしっかりとグラウンディングして逆転のトライを挙げた。その後もゲームは一進一退の展開が続くが、流れが変わったのは36分。CTB甲斐(理3)が不行跡によりシンビンを受けて退場。数的不利に陥ると、スクラムを起点にトライを許して7-8で前半を終えた。

プレースキッカーを務めた仲宗根

 攻勢に出たい後半、慶大は6分に復帰を果たしたHO高橋浩(経4)ら一挙に4人の選手を投入。すると、11分に相手のミスキックもありボール奪うと、自陣からBksが果敢に合アタック。浦野のビッグゲインで一気に敵陣深くまで進むと、最後はSO宮川(環2)がトライを挙げて12-8と再び逆転した。慶大らしいアタックも見え始め、一気に突き放したいところではあったが、筑波大の気迫溢れるディフェンスの前に慶大は中々ゲインラインを切ることもできずスコアを重ねることができない。お互いにターンオーバーをし合う目まぐるしい攻防が続いていくが、23分にモールからトライを許して再逆転されると、31分にはラックからボールがこぼれたところを拾われて独走トライを決められて12-20に引き離された。時間も10分を切り、勝利に執念を燃やす慶大は36分に仲宗根が40メートルあまりのロングPGを決めて15-20とする。1トライ1ゴールで逆転できる点差へと縮めるが、自陣で痛恨のノックオンでボールを失うと、その直後のスクラムでコラプシングを犯してしまい、相手にPGのチャンスを献上してしまう。だが、このPGは外れ、最後まで勝機を見出そうとする慶大は自陣インゴールからトライへチャレンジ。一縷の望みをかけて決死のアタックを仕掛けたが、無情にも筑波大にインターセプトされてトライも許し、15-27でノーサイドの笛が鳴った。

 この日はブレイクダウンで受けに回り、伝統の魂のタックルも鳴りを潜めた。「原点に帰る」(監督)という言葉通り、慶大の最大の武器であるタックル、ディフェンスを整備することは急務だろう。しかし、ここ2戦で課題となっていた「ハンドリングエラーが減った」(監督)ことや、最後まで勝利を諦めない姿勢は「これから成長できるチーム」(仲宗根)であることを実感したように、好材料もあった。これからはどこまでチームの完成度を高めていけるかが鍵を握る。
次戦の相手は大学王者・帝京大。対抗戦優勝へ黄色信号は灯ったが、優勝へはどんなチームが相手であれ敗戦は許されない。この敗戦を糧に黒黄軍団は再スタートを切る。

【ケイスポ的MOM】本能のトライゲッター・浦野

この日対面だった筑波大・竹中を抜き去る浦野

 「勝負に行くことは体に染み付いている」。7-8のビハインドで迎えた後半11分、ハーフライン近くでパスを受けた浦野龍基(政1)は広く空いたスペースを疾走。カバーに入った相手ディフェンスとの1対1の場面をもワンステップで抜き去ると40m近いビッグゲインを果たし、逆転のトライへとつなげた。

 「自分の持ち味はオフェンスしかない」と語る浦野は正にトライゲッター。春からBチームなどで活躍を見せると、秋にはジュニア選手権初戦からスタメンの座を勝ち取る。以降、順調にステップアップし、筑波大戦で対抗戦初スタメンを飾った。今季出場した公式戦では全試合でトライを挙げており、WTBとして申し分のない活躍を見せている。
 1年生ながら活躍を見せる浦野だが、「(今シーズンの目標は)ケガをしないこと。大学ラグビーに早く慣れること」といたって冷静だ。「ディフェンスの未熟さ」もしっかりと意識しており、自分のプレースタイルを持ちつつ、足りない点や自らの成長曲線をイメージできている。地に足着けた“龍”はどこまで昇るのか――。一歩ずつ確実に成長の階段を登る浦野から今後も目が離せない。

By Tomoki Kakizaki

 
コメント
田中監督
 (試合を振り返って)2月27日に仲宗根キャプテンを中心としたチームがスタートしてから、今年は筑波戦から始まる大学選手権優勝と話しており、ここから帝京さん、明治さん、早稲田さんと勝ち上がっていき、大学チャンピオンという大きな目標を目指していました。そんな中、筑波戦に臨んだわけですが、この一週間はとても良い準備ができ、選手たちの気持ちも充実した中でゲームができていたと思います。筑波さんも明治さんに敗れて手負いの虎のように激しいプレー、しつこいプレー、勝利に対する執着心が強かったと思います。我々もそれに応じるのではなく、慶應の今まで培ってきた練習をやろうと。今年掲げてきた縱へ走り込んでそこへ素早く寄って、また縱へいくこと、そして伝統の魂のタックルを徹していこうとして臨みましたが、残念ながら相手の勝利に対する執念が強かった。特にブレイクダウンでは数は正確には把握していませんが、攻めている局面でターンオーバーを許してしまった。そこに筑波さんの巧さがあったと思います。ただ、今回敗れたことで得たこともあります。過去の2試合と比べてハンドリングエラーの数は圧倒的に減りました。そして陣地の取り方について、中盤から敵陣に入っていくこと、後半の風上の時に敵陣に入って戦っていくべきだったなと思います。置かれた状況下によって的確な判断をしていくことを突き詰めていかなければいけないなと感じました。次は10月16日に帝京さんとの試合があります。帝京さんは大学チャンピオンチームです。我々も手負いの虎になりましたので、がむしゃらに学生らしく挑んで勝利を掴みたいと思います。(後半3本のトライを許したが、タックルについては)ディフェンスの局面では一人目をきちんと止めきれていなかった、次のプレーヤーの寄りが遅かったと思います。ボールを奪い切れなかったことは課題です。慶應はやはりディフェンスから、私たちはローファーストと呼んでいますが、タックルから勝機を見出だしていくスタイルなので相手にスコアされてしまったことは反省であります。原点に帰って自分たちのラグビーを見つめ直し、出直していきたいと思います。(アタック面について)小川、児玉というスピードランナーが2人いて、1年生ですがスピードのある浦野がいて、学生としては外で勝負したいという気持ちがあっ。たと思います。相手にも竹中君、彦坂君というWTBがいて、そこに挑んでいった形でした。たらればの話になってしまいますが、選手が状況に応じて最適な判断をすることが一番です。僕が上から見ていて思ったのはもっと敵陣に入って戦えば良かった、筑波が一番苦手にしているFwd戦を挑んでも良かったのではないかと思います。ですが、選手が現場で判断したことが最優先されることなので、そこは尊重したいと思います。チャレンジをしていたと思うし、外につなぐことによってトライにつながるプレーもありましたから。(筑波のタックルについて)気持ちの部分がすごかった。明治に敗れて彼らは手負いの虎の状態でしたから、その中で慶應に対する一戦への執念があったと思います。我々も筑波戦の勝利をまず掲げていて、気持ちが入っていましたが、気持ちと気持ちの戦いで筑波さんが上回っていたと思います。(モールについて)モールはゴール前のラインアウトでは力を入れていますけど、フィールドの中では力を入れていないですね。今日もボールを外に振った時に筑波のディフェンスが外に散っていた。あれに振れば振るほど相手の枚数が多くなる局面があった。そういった意味で縦にボールを運ぶ手段の一つとしてリモールで押し込むのもあるとは思いますが、積極的に組むような形はとっていません。ラインアウトは強みなので、ゴール前のラインアウトから押し込むことは整備していきたいと思います。今日は一本取り損ねてしまって、あそこを取れていればと思うところもあるので、整備はしていきたいです。(収穫は)今回のゲームに臨む選手たちの気持ちの高まり、一体感はあったと思います。今日もウォーミングアップから良くて、集中力のある良いゲームができると思っていました。ハンドリングエラーが成蹊戦、日体戦と多かったんですが、今日はほとんど無かった。それは集中して良い緊張感を持ってゲームができていたことだと思うので、良かったと思います。結果的に一本とられてしまいましたが、最後の最後まで攻める気持ちを持っていたのは非常に良かったと思います。いろいろとご意見はあるかもしれませんが、攻める姿勢があったことは評価できることだと思います。この敗戦は次へのスタートであり、この悔しさが努力の源だと思います。次の帝京戦へ下を向いている時間もありませんし、前を向いて次の帝京戦の勝利へ一丸となってやっていきたいですね。
CTB仲宗根主将
(試合を振り返って)筑波戦をターゲットにしてやってきていたので、やってきた中で結果として良い結果が得られなかったのは非常に悔しいです。修正しなければならない点もあるかとは思います。でも最後の1プレーで、1年生の浦野が勝負して、結果的に失敗してしまってトライを取られてしまいました。僕はこのことに関しては前向きに、これから成長できるチームだな、と実感できました。僕たちの目標は大学選手権優勝なので、ここで1つの目標だった筑波戦で敗れてしまいましたが、後ろを向いていても仕方がないので、次に切り替えてしっかり日吉に戻って練習をしていきたいです。(縦にゲインラインを切るのが難しかったように見えたが)単純にサイン通りやってきたような感じだったので、ブラインドウィングを絡めてみたり、ターゲットを少し外してやってみたりすれば良かったのかな、と試合後に思いました。(相手ペナルティの際の選択ついては)序盤はFwdも良い状態だったので、守りに入ってPGを狙うのではなく、一気に7点先制しようと考えていました。後半のものは、1つPGを決めて、あと1トライ1ゴールすれば逆転できるという状況だったので距離があったのですがショットを狙うことにしました。(結構な距離があったが気にならなかったのか)先週まで中村圭がコンバージョンを蹴っていた中で、今週は僕が蹴ることに決まって、自分的にはすごく練習したつもりでした。だから不安なく蹴ることができました。(次戦に向けて)やはり個人としては、僕の強みである「前に出る」ことでチームを勢いづけたいです。しっかりやっていきたいです。チームとしてはターゲットだった筑波大に敗れ、落ち込んでしまうかもしれないのですが、ただ練習していくのみだと思います。
LO栗原副将
(試合を振り返って)全体的にブレイクダウンの精度がちょっと悪くてプレッシャーを受けてしまいました。Fwdの人数が足りないところが多くあったと思います。リアクションスピードの遅さが出てしまいました。試合の課題としても挙げられていたのですが、出来なかったです。(ブレイクダウンで慶大の集散が遅かった要因は)意識的なところが大きいと思います。練習して直していくしかないです。(モールに関しては)モールはフォーカスしていた面もあったのですが、どこに行ったらどうする等の対策が徹底できていませんでした。これから先(の試合で)は、帝京や明大などモールを使ってくる相手が多いので、この部分は精度を上げないと今後厳しくなってしまうと思います。(相手のタックルは)前に出てくる勢いがあるチームで対戦する度にすごいな、と思っています。でも僕たちのつなぐ意識や仲間がついてどんどん前に出る意識がもっと高かったら変わった結果にできたのかな、と思います。(今日出た課題は)試合の分岐点であるところで僕がペナルティしてしまったところがありました。2トライ分くらいは僕のせいで取れなかったものがあったと思います。またターンオーバーされたところで出足が遅かったと自分自身で気付くところもあったので、詰めが甘かったのかな、と思います。意識付けから変えてこれから臨んでいきたいところです。(次戦に向けて)帝京は夏も戦って引き分けた相手です。でも夏は相手は後半にメンバーを替えてきたので、実質負けたようなものでした。僕らはチャレンジャーだと思います。だからがむしゃらにやっていけたらいいな、と思います。
PR古田
(今日の試合を振り返って)全体としてエリアマネージメントができなかったことが敗因だと思います。あとはペナルティとかいらないシンビンとかが敗因だと思います。(スクラムの出来は)自分たちのスクラムをまだ組みきれていません。実力的には勝ってると思うんですけどそれが出しきれないところが力不足だと思います。(どのように改善するか)毎回相手に合わせた組み方をしてしまって自分たちのスクラムが組めないという課題があるのですがそれがまだ今回も克服できていなくて、最初から自分たちのスクラムを組めればいいのですがそれができませんでした。(FWD戦について)ブレイクダウンも相手の体が大きくてこっちの選手がバタバタ倒れているような印象がありプレッシャーをかけきれていない部分があったのでそこの仕事の質を高めていきたいと思います。(良かった部分は)前半の最初のほうは敵陣でプレーできて、プレッシャーをずっと与えられていてエリアマネージメントもわりとできていたと思うので、前半の最初は運びとしては良かったと思います。(次戦帝京大戦に向けて)春からこちらも体を大きくしてブレイクダウンも自信があるところなのであとは仕事の質を一人づつFWDだけでなくBKSも高められるような練習をこれから2週間やっていきたいです。
FL明本
(今日の試合を振り返って)慶應のアタックをスピード良くやりたかったんですけどそれが出来なくて残念です。(敗因は)継続ができなかったこととブレイクダウンで相手のほうが接点が強くてそれにやられたしまったことだと思います。(ブレイクダウンについて)FWD としてはしっかりとブレイクダウンやったつもりなんですけど、やられてしまったところがあって、そこが大きくなってしまったことが敗因だったと思うのでブレイクダウンを修正しないといけないと思っています。(良かった部分は)継続できたところでは慶應らしいアタックができて、得点になったところでは継続できたところなので継続の動きは良かったと思います。(次戦帝京大戦に向けて)本当に帝京大は強いと思うので帝京大に一歩も引かずに次の試合はFWD戦でしっかりと勝ってBKSに球を供給出来るようにしたいです。 
WTB児玉
(振り返って)個人的には久しぶりの、夏合宿でけがをして以来の試合だったので、試合感とかをしっかり戻したいと思っていたし、そういった意味でもそこそこの出来だったかなと。チーム的には去年までのようなチームのストラクチャーを持った、形を持ったラグビーが出来なくて、アンストラクチャーな形な試合になってしまったかなと思う。(復帰戦だが自身のコンディションは)足首にちょっと不安はあったり、チームと合わせていないというのがあったが、大丈夫です。(アタックについて)ストラクチャーがなかなか作れなかった。(ディフェンスについては)そんなに悪くはなかったと思う。(以前彦坂選手を意識されているとおっしゃっていたが対戦しての印象は)マッチアップする機会があまりなかったので、なんとも言えないが、刺激的で良かった。(キックについて)まだ前半ちょっとゼネラルのキックがいまいちだったが、後半風上になってタッチキックは久々に蹴ったが、強く蹴れて良かった。(次戦・帝京大戦は負けられない一戦となるが)最高の準備をして、試合に臨むだけです。
WTB浦野
(試合を振り返って)春にやった時に負けていたんですけど、いつも通りやれば勝てない相手ではないので、一つのミスとかペナルティとかでやられてしまったと思います。後半に敵陣でいた時間が短かったのが敗因だと思います。(ゲームプランは)先制点を取ることと、敵陣で戦おうということ。あとは我慢する時間が来るので、そこをしのぎ切って、その後の良い流れの時に取りきろうと話していました。(ゲインラインを切れないシーンが目立ったが)ゲインできなくて下がった時に焦って、落ち着いてプレーできていなかったと思います。(二つのトライに絡んでいたが)オフェンスは通用することが分かったのが今日の唯一の収穫です。(ディフェンス面については)対面や小さいところに集中するのが精一杯で、カバーのディフェンスとかでは自分のディフェンスの未熟さがありました。そこから得点された部分もあったのでそこは未熟さを痛感しました。(竹中選手を外に出したタックルがあったが)僕たちの代で竹中はナンバーワンのWTBで走らせたら負けと試合前から思っていました。なので、逆に走らせる前に止めようと、しっかり間合いを詰めて止めることを心がけていました。(帝京戦に向けて)自分が出られるかは分かりませんが、もっともっと走って今日できなかったディフェンスをできるように、タックルを練習中からやっていきたいです。自分の持ち味はオフェンスだけなのでどんどんチャレンジしていきたいと思います。(二本目のトライも勝負していった結果か)対面と勝負することは体に染みついている。自分のポリシーなので強きに行きました。
FB小川
(振り返って)自分たちでボールがキープできなかったというのが大きかった。自分たちのミスで相手に奪われてだったので。(ターンオーバーされるシーンも多かったが)ボールキャリアの次のサポートが遅かったりして、そこで絡まれてしまったので、それが原因かなと思う。(バック3のディフェンスについては)特には問題ないかなと思う。一個前半の最初の方で抜かれたところがあったので、そこらへんを修正したい。(この試合でフォーカスした点は)特にはないが、ブレイクダウンのところはしっかりしようというのがあったが、そこは出来てなかったというところが修正するところだと思う。(筑波大に勝てなかった原因はどのあたりにあると思うか)ディフェンスで結構刺さらなくて、一発で倒せなくて、ゲインされて、ズルズル行ったところが多かったので、一人目のディフェンスのところだと思う。(けがなどでBks陣のメンバーが入れ替わっているが連携面は)特には問題ないです。練習中はしっかりしているので。(次戦・帝京大戦に向けて)帝京はブレイクダウンのところでFwdがでかいので、そこでプレッシャーをかけてくるので、そこでしっかりボールが出れば、展開してトライが取れると思うので、それを重視して頑張っていきたい。

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