１１月２４日の早慶ホッケー定期戦に合わせ、女子ホッケー部のみなさんにインタビューを行いました！
第３弾は、注目選手・岩越美佳（政３・慶應女子）× 村岡咲音（商４・慶應女子）の２人！
岩越（左）と村岡（右）
―ホッケーとはいつ頃どのように出会いましたか？
村岡：慶應女子高校出身で、大学に入る少し前に体育会に入りたいと思い色々な体育会を見学していたのですが、ホッケー部を見学したときに先輩後輩関係なく仲良さそうにしているのが印象的で、そこに惹かれてホッケー部に入ろうと決めました。
岩越：私も大学からホッケーを始めたんですけど、もともと父親がホッケーをやっていて、1回くらい体験会に参加しようと思って行ってみたら、すごく面白そうで気づいたら入部していました。
―大学からホッケーを始めるのは難しいことだと思うのですが、実際どうでしたか？
村岡：ほとんどの人が初心者から始めて、自分だけが初心者というわけではなかったので、それほど不安はなかったです。
岩越：高校の時にやっていたラクロスが中途半端に終わってしまったので、大学から新しいスポーツを始めてみようと思いました。
―ホッケーを始めてみてラクロスと似ている点や異なる点はどんなところでしたか？
岩越：スティックを持って走るところは同じですが、ラクロスのほうがスピード感があって、前に前に進んでスピードで勝負するというところが違うと思います。
―どちらの方が自分に向いていると思いますか？
岩越：個人的にはホッケーのほうが向いているのかなと思います（笑）
ドリブルで突破する姿が印象に残る岩越
―この１年を通してご自身のプレー面でどこが成長したと感じますか？
村岡：パスの選択肢が広がったかなと思います。この１年間はパスなどの基礎的な練習をやってきて、今までは自分が向いている方向にしか出せなかったパスも体を少しひねって逆の方向に出したりなど選択肢が増えたと感じます。
岩越：私はドリブル力が一番成長したと思っています。2年生の時は自分がボールを持つと焦ってしまったことが多かったのですが、3年生になってからは1対1の場面でもとりあえず逃げずに勝負することを練習の時に意識して取り組み、それが試合でも実践できるようになったかなと思います。
―お二人ともMFですが、お互いのプレーをどのように感じていますか？
村岡：本当にドリブルが上手で相手のディフェンスの動きを見てドリブルでかわしたり、足の間を抜いたりといったプレーが得意ですごく攻めの起点になっている選手だなと思います。
岩越：すべてが上手でミッドフィルダーに咲音さんがいると、バランスの良さや安定感が違うなと感じていて、本当に見習いたいです！
―逆に直してほしいところはあったりしますか？この際なので！
村岡：ドリブルが得意で何人も抜けちゃうんですけど、その分美佳はやっぱり疲れるので、”さっきはいっぱい抜いたから次はパスしよう”とか体力と相談してプレーしたほうが美佳のためかなと思います（笑）
岩越：強いて言うなら今ミッドフィルダーは下級生が多く、特に3年生が2人いて、我が強いのですが、反省の時に全然強く言ってくださって大丈夫ですという場面が多いです。皆さん本当に優しいのですが、従うのでたまには強く言ってください！
ーお二人から見て女子ホッケー部はどんな雰囲気ですか？
村岡：割といつでも誰かが話していて賑やかな雰囲気はあるかなと思います。上級生に限らず、1年生とかもおしゃべりな子が多くて活発なコミュニケーションがとれていると思います。
岩越：3年生の立場として思うのは、4年生は後輩がプレーしやすい環境をつくってくださっていると感じていて、試合中の指示も3年生が思いきり行うことができるのは今年のチームの良さだと思います。
守備でも目立っていた村岡
ー4年生から見て3年生はどんな学年ですか？
村岡：パワフルで、4年生に対しての意見も誰に聞いても言ってくれる存在ですし、コートの中の声も練習外の声も本当に賑やかで、楽しませてくれる学年です。
ー逆に3年生から見て4年生はどのような学年ですか？
岩越：本当に私たちは1年生の頃からすごくうるさくしていたのですが、どんな時も優しくしてくださって、優しいお姉さんという印象です。
ーこの代で迎える最後の早慶戦はどんな思いで臨みたいですか？
村岡：私が入部してからまだ早慶戦で勝ったことがなくて、今年も前回の秋リーグは同点でSOで負けてしまったり、惜しいところまで来てもなかなか勝ちきることはできていないので、最後は点を決めて、勝ちたいという思いのみです。
ー4年生とプレーするのは最後の機会ですが、どんな思いで4年生とプレーしたいですか？
岩越：もちろん今年は早稲田との試合は惜しいところまでいくことが多いので、勝ちたいという思いや自分が攻撃の起点になりたいという思いがあるんですけど、それ以上に4年生には自分が1年生の頃からすごくお世話になっているので、どういう形になってもとにかく勝って、4年生を良い形で送り出すことができたら嬉しいです。
(取材:宇田川志乃、岡里佳 記事: 檜森海希)
