東日本学生選手権大会(秋季)が11月26日~28日にかけて行われた。1日目に行われた新人選手権グレコローマンには、慶大からは髙橋慧大(商2・慶應)が63㌔級に、佐藤秀一郎(環2・八千代松陰)が97㌔級にそれぞれ出場。佐藤は準決勝で敗れたが、見事銅メダルに輝いた。
2024年11月26日(火)@駒沢オリンピック公園 屋内球技場
【試合結果】
<男子グレコローマン63㌔級>
1回戦
○髙橋慧大(慶大)[VPO 6:00=9-3]飯見大飛(大東大)●
2回戦
●髙橋慧大(慶大)[VSU 2:57=10-1]坂下太一(育英大)○
<男子グレコローマン97㌔級>
準決勝
●佐藤秀一郎(慶大)[VSU 4:30=11-1]甫木元起(日体大)○
男子グレコローマン63㌔級に出場した髙橋慧大(商2・慶應)。1回戦目は序盤で5-0と突き放すも、中盤で5-3とされ追い上げられる。しかし、最終盤で4ポイントをもぎ取り、9-3とするとそのまま逃げ切り無事勝利。厳しい戦いにはなったが、しっかりと2回戦進出を決めた。
少し時間を空けて行われた2回戦。試合は相手選手ペースで進んでいく。試合序盤で1ー5とされると、第1ピリオド終了間際に4ポイントを取られ、1-10に。VSU(テクニカルフォール)で敗北した。
男子グレコローマン97㌔級には11月9日から10日にかけて行われた内閣総理大臣杯92㌔級で3位に輝いた佐藤秀一郎(環2・八千代松陰)が出場。対戦するのは内閣総理大臣杯97㌔級で優勝した甫木元起(日体大)。
序盤は拮抗した試合展開が続く。しかし、佐藤がパッシブを取られるとそこから一気に0-5とされる。第1ピリオド終了時点で0-7とされると、その後もなかなか攻め切ることができず、1-11で敗北した。
本日の試合はなかなか勝ち切ることはできなかったが、今回の試合で得た収穫も多くあった。来月に行われる早慶戦にむけて、改善点や修正点を克服し、万全の状態で早慶戦を迎えてほしい。
(取材:塩田隆貴)
【選手インタビュー】
◇髙橋慧大(商2・慶應)
――1試合目を振り返って
初戦にしてはいい感じでできたのかなと思いますね。いつも初戦は固くなってしまって調子悪いんですけど、今日はいつもよりいい構え、いい動きができたかなって思っています。ただやっぱりディフェンス面が課題で。そこでちょっとやられてしまって、点差も詰められてしまったんですけど、最後なんとかなったっていうのが1試合目の感想ですね。
――2試合目を振り返って
2試合目はもうボコボコにされちゃったんで。ただちょっと相手の攻撃に付き合いすぎちゃったかないうのはありましたね。そこをもう少し改善して、対策できれば試合展開も違ったのかなって思いつつ。そこを中心に今後もやっていきたいと思います。
――ありがとうございました
◇佐藤秀一郎(環2・八千代松陰)
――準決勝を振り返って
最初1ピリオド目で、相手にパッシブ取られて、グランドの状態から点差を広げられてしまったので。そこでもうちょっと自分が攻めれば、グランドからの失点を最少失点に抑えることもできたかなって思います。2ピリオド目は何度かその技をかける展開があったんですけど、やっぱどうしても力が足りなくてかけきることが出来なかったので。やっぱ明日の大会とか12月末の天皇杯に向けてそういうところ修正していければいいなと思います。
――天皇杯への意気込み
中学生からレスリングやってきて初めての天皇杯なので。怪我をせずに、勝ちにこだわって頑張っていきます。
――ありがとうございました
【お知らせ】
12月8日(日)には日吉蝮谷レスリング道場にてレスリング部早慶定期戦が行われます!
また12月20日(金)、21(土)にはレスリング天皇杯全日本選手権が行われます。慶大レスリング部からは佐藤秀一郎(環2・八千代松陰)、尾﨑野乃香(環4・帝京)が出場予定です!そちらもあわせてご注目ください!