慶大の体育会を深掘りしていく連載企画、「What is 〇〇部?」。18個目の体育会はヨット部!ケイスポでは主将として部を引っ張る田中大和(法4・逗子開成)と副務として部を支える下林真璃奈(看4・東洋英和女学院)にインタビューを行った。慶大ヨット部の知られざる魅力とは?

左・下林、右・田中
――部員構成は
田中:3学年で合計31人おりまして、内訳としては4年生が15人、3年生が少ないですが3人、2年生が12人といった感じですね。経験者は14人なので、半分くらいが未経験です。男女比は男子22人、女子9人という感じです。
――練習場所や日程は
田中:神奈川県の葉山というところで練習をしていて、基本的に授業がある期間は週3日、金・土・日で行っています。春休みや夏休みは週5日ないし週6日で活動しています。
練習時間に関しては、大体朝8時ぐらいに海に出て4時半に帰ってくるという感じです。
普段は平日に練習ができない分、週末にがっつりやろうというのが全国的にもメジャーな練習方法となっています。他の部活に比べて活動日数は少ないかもしれないですが、その分1日の密度をどうやったら上げられるかというところが課題ですね。
――ヨットをはじめたきっかけは
田中:私は中学からヨットを始めたのですが、入学した中学校にヨット部があるというのを知って。学校が海に近いというのもあって、本当に興味本位ではあったのですが、新しいことを始めてみようかなというところがきっかけですね。そこから少しずつヨットの競技性みたいなところに惹かれて、今でも約9年ほど続けています。
下林:私はマネージャーをやっています。マネージャーの仕事はご飯を作ったりとか、海の上での仕事はモーターボートに乗って、何かあったときに選手を助けたり、部品の交換ができるものを積んで何かあった時の対応も仕事となります。ヨット部を選んだ理由としては、新歓の時に試乗会に来て、先輩にモーターボートに乗せていただいて。その日も風が強かったのですが、自然に触れるというか、ハードコンディションでどう活動するかというところにすごく楽しさを覚えて。今も変化する風に合わせて臨機応変に対応する力をどう磨けるかはずっと課題なのですが、そこを磨いていけることが楽しいなと思っています。
――どんなところに惹かれたか
田中:やはり爽快感ですかね。風が強いとめちゃくちゃスピードが出ますし、そういう時になんというか、言い方が難しいのですが、自然に生かされてる感じが本当にして。「自分今すごい生きてるな」みたいに感じることがあって、そういった感覚というのは他のスポーツでは味わえない感覚なのかなと思います。
――ヨット部の魅力は
田中:ヨットに限らず、マリンスポーツをやっている人は結構おおらかで、細かいことは気にしないみたいな、本当に温かい人が多くて。そういう人間性にも自分がずっと競技を続けている理由があるのかもしれないです。ヨット部の魅力は、自分の中では大学生の4年間の中で何か1つ集中できるものを見つけられて、特に濃い4年間が送れるのかなと。やはり海で自然と戦うのもそうですし、合宿所に泊まって、みんなで共同生活をする中でどんどん自分の性格だったりとか、人間性が磨かれる部分もあったり。自分の短所や欠けてる部分に気づいたりとか、ただ部活をする、スポーツをするだけではなくて、そういったところにも気づけることですかね。
下林:部員だけではなく卒業されてからもヨットに乗られている方も多くて、生涯スポーツとしてやっている方も多いです。やはり皆さんヨットがずっと好きでヨットに携わっているんだなと。そういった面でもOBの方々からご支援をいただいたり、優しくしていただいたりすることが多いと感じます。
――部の目標は
田中:最終的な目標としては、毎年11月に行われる全日本インカレで優勝することです。直近だと5月に行われる関東春インカレで優勝することを目標に、頑張っています。関東春インカレは団体戦ですが、その後6月に個人戦がありまして、そこもターゲットとしてやっています。
――注目してほしいところは
田中:僕は470(ボートの種類)に乗ってるのですが、470のバランスを取るポジションなので、ダイナミックさじゃないですけれど、そういったところに注目していただければと思います。
続きは後半でお届けします!
ヨット部は4月5、6、12、13日に試乗会を開催予定です。詳しくはヨット部新歓Instagramをご覧ください!
(写真提供:慶大ヨット部 取材:長掛真依 編集:鈴木拓己、野田誉志樹)