【レスリング】姉弟でさらなる飛躍を目指せ 淺野稔理×淺野稜悟 レスリング姉弟対談 後編/「中大スポーツ」新聞部コラボ企画

レスリング

慶應義塾大学レスリング部に所属する淺野稔理(法3・慶應女子)と、中央大学レスリング部に所属する淺野稜悟(法2・飛龍)との淺野姉弟対談が実現した。姉弟だからこそ語ることのできるプライベートな内容やレスリングに対する考え方などに迫った。

*今回は「中大スポーツ」新聞部とのコラボ企画となっております。前編は中大スポーツ新聞部のWEBサイトに掲載されていますので、併せてご覧ください!

前編はこちらから!

姉弟でさらなる飛躍を目指せ 淺野稔理×淺野稜悟 レスリング姉弟対談 前編/慶應スポーツ新聞会コラボ企画 | 中大スポーツweb

 

ーーお互いのいいところ

稔理:レスリングの面だと、私はあんまりタックルとか入れない、昔から入れなかったんですけど、弟はめっちゃバンバン入れて、それが気持ち的にも技術的にもすごいなって思ってます。あとは、練習中真面目にコツコツやってると思う。

 

稜悟:レスリングの面だと、練習してないでしょ。あんまり。

 

稔理:うん(笑)

 

稜悟:大学とか高校であんまり練習してないと思うんですけど、してないのに結構結果残してるからすごいなと思います。(笑)

 

稔理:他大学はみんな結構寮に入ってガシガシやってるみたいなところあると思うんで、比較的していないかなって思います。

 

稜悟:性格の面はそうっすね。あんまり怒ったりしないんで、めちゃめちゃ優しいかなって思います。はい。

弟に優しい姉の稔理

ーー練習はどれくらいの頻度で

稔理:部活は週5で日吉でやってるんですけど、授業あったりして私は実質週3か4です。

稜悟:授業がかぶってなければ基本練習があるって感じですね。

 

ーーお互い直してほしいところ

稔理:金遣いが荒いところ。私よりも財布の紐がゆるい

 

ーー何に使ってるか

稜悟:気づいたらなくなってますね。いつも怖いことに。でも自分は直してほしいところは性格面で特にない。

 

ーーお互いの大会とか試合は見るか

稔理:高校の時は結構ブロック大会みたいなのが多かったので、私は関東で、弟は東海。全国レベルの大会とかだと、一緒の試合会場とかになったので、そこは自分の試合あるから、見に行くみたいな感じだったんですけど、今は大学で、しかも一緒の関東なので、ほとんどの大会が、被ってて、試合出てる時もあるんですけど、審判みたいな感じで行ってる時もあるのでし、それを横目で見ながらみたいな感じで、でも、大体出てる試合は見れてるかなと思います。

ーーお互いアドバイスするか

稔理:弟はしてくれます。でも、私は、まあもう全然なんも言えない(笑)

姉にアドバイスするという弟の稜悟

ーー結構技術面とかでアドバイスをもらうのか

稔理:私が聞いたら教えてくれます。

 

ーーご家族は試合を見に来るか

稔理:そうですね。結構両親も、特にお母さんは見たいみたいで、いつも試合の時はコロナの時は行けなかったんですけど、(コロナ)開けてからは大体全部行ってるんじゃないかなと思います。

ーー名前の由来

稔理:漢字はお父さんがのぎへんが好きで、全員のぎへんがついてます。だからもうなんかみんな結構どんどん画数多いですね。

稜悟:自分が生まれた日の山の稜線が綺麗だったみたいで、そこから。

 

稔理:あと宮沢賢治の詩からとったんじゃないの。みんなの漢字。

 

稜悟:知らない。でも詩が好きだよね。

 

稔理:おじいちゃんが宮沢賢治が好きで、その詩の中に書いてある漢字をお父さんがとってるみたいな。言ってたはずです。多分。(笑)でも妹だけみんなで名前考えたんですけど、ちょっと見つかんなかくていいかって。(笑)

 

稜悟:そうなん?

 

稔理:そうだよ。あとみんな心が入ってるみたいな名前に。稜悟は心の代わりにりっしんべんがあって、あとはみんな心が名前にあるって言ってました。

淺野家の名前のこだわりに迫った

ーー最近の趣味は

稔理:パン屋さん巡りですね。うろうろ歩いて、見つけたら入ったりしてるんですけど、最近入ったのは家の近くのパン屋さんですね(笑)

 

稜悟:寝ること。趣味は寝ることです。休日オフの日は大体授業で。あんまりオフはないですね。お金は一番は交通費に使ってて。練習場所が決まってないんで、土日は八王子行ったりとか、平日は学校行ったりとか、自衛隊のとこに練習行ったりとか、結構動くんで、一番そこにかかりますね。

 

ーーアルバイトは

稜悟:まあ一応部活で禁止なんでやってないです。

 

稔理:私はやってます。でも、ちょっと週1回とか2回とかあんまりやってないんですけど、一応やってるぐらいです。パン屋さんは昔やってたんですけど、時間が合わなくなっちゃって、やめちゃいました(笑)。

 

ーー去年の天皇杯の振り返って

稔理:自分自身の天皇杯は1回取材させてしていただいた時も言ったかもしれないんですけど、1年前からしたら、天皇杯に出るなんて全然考えてもなかったので。そもそも出れるというだけですごい嬉しいというか、良かったなって言うのがあって。1回でも勝ちたいと思っていたんですけど、2回も勝つことができて。ただ、全4試合のうち残りの2試合はもうボロボロだったので、ちょっとそこは良くなかった点が多かったなと思ったんですけど。強い相手と試合できたっていう経験もすごい良かったかなと思うので、自分的には全体として満足できる大会だったかなと思ってます。弟に関してはめっちゃ緊張して見てました(笑)。負けた試合は最後まで試合頑張ってたんですけど、負けちゃって。個人的には勝って欲しかったなと思ったんですけど、よくちゃんと戦ってたので、また次頑張ってほしいなって思いました。

今年も姉弟で天皇杯へ

稜悟:去年1年間はそのチームの関係もあってずっと86キロ級で出たんですけど、天皇杯はその1年の最後の大会ってこともあって1個下の79キロ級で出て、最低でもメダルは狙ってたんですけど。2回目で敗れてしまって敗者復活でも上手く勝てなくて。自分が結構思ってた結果と違ったのdr、結構悔しい結果でした。メダル狙ってたこともあって、反省が残った大会でしたね。姉の試合は試合は自分が先に負けちゃったんで、ずっと上から見てたんですけど。あんまり練習してない聞いてたんで(笑)3位決定戦まで勝ち上がって。結構僅差とか最後逆転勝ちとかしてたんで。練習してない?のにすごいと思いましたし、姉は5位に入ったので、来年出る権利をもう持ってるんですけど、自分はまだ天皇杯の権利持ってないんで、自分も来年度、天皇にできるように自分も頑張りたいと思います。

 

ーー階級はなぜ変わった

稜悟:監督と話して。高校の時はずっと79キロ級でやってたんで、監督と話して、今回だけでいいよって言われたんで、最後出ました。

 

ーーやっぱり階級が違うと難しさはあるか

稜悟:自分が出たのは79キロ級で、普段出てるのは86キロ級なんですけど、 86キロ級ははオリンピック階級ってこともあって、レベルが全然違うのと、体重的にも軽くしたほうが自分が動けるというのがあって、79キロ級で出たいと監督に自分から言いました。

 

ーー今年の目標をお願いします

稔理:去年よりも自分をレベルアップできるように頑張ることと、あとは試合に出る機会があったらどの試合でも絶対に一勝することを目標に頑張りたいと思います。

 

稜悟:自分はJOCで優勝すること。あとはリーグ戦が5月にあるんで。チームとしては優勝目指して練習してるので、去年は4位だったんですけど、去年よりいいいい結果出せるように頑張りたいです。

 

前編は中大スポーツWEBサイトよりご覧ください!

(取材:塩田隆貴、塚越香都<中大スポーツ>)

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