【スケート】東日本選手権大会、2選手が奮闘

11月5日(土)、6日(日)に第31回東日本ショートトラックスピードスケート選手権大会が行われ、慶大からは三橋健司(政2)と大坪里希(商1)の2人が出場した。

 

大坪選手

大坪は1500mの予選4組第3位で準決勝に進出。準決勝ではスタートに成功し、いきなりトップに躍り出る。外側からうまくコースを取って先頭に立った。その後は順位を落とすが、決勝進出ラインとなる2位以上も十分狙える位置につける。集団の真ん中で抜け出すタイミングをうかがう場面が中盤は続いた。後半、ラスト3、4周のところで他の5選手に引き離され、差が徐々に開いていってしまう。最後は追い上げることが出来ず、6位でゴールした。

一日目を14位という順位で終えた大坪は二日目の1000mでも準決勝出場を目指すが、スタートで上手く前にでることができず、前半を4位で試合を進める。何度も仕掛けて前へ出ようとするも、上手く前に出れず、終盤スピードを上げるも、3位でゴールとなり予選敗退となった。

 

三橋選手

三橋は自己ベスト更新を目標に出場した。目標どおり1500メートルでは自己ベストを更新するも、予備予選2組5位で敗退。500メートルでも予選を敗退となった。二日目の1000メートルでも前日のように予選11組を4位で敗退となった。

コメント<一日目>(1500m終了時)

大坪

(予選を振り返って)予選は最低通過したかったので、思った通りのレースではなかったんですけど、順当に予選突破できて良かったです。(準決勝への意気込みは)チャンスがあったら決勝に残りたいと思っていました。(スタートには成功した)そうですね。最初先頭に出ているという作戦だったので、そこまでは良かったんですけどコース取りが全然できてなくて先頭をキープできなかったので最後の勝負の時にいい位置にいれなかったのが悔しいです。(レース途中の手ごたえは)最後勝負だと思っていたので、そんなになかったですけど、(力を)少しためておこうと思っていました。(準決勝敗退となってしまったが)力が足らなかったなという感じなので次はもっと頑張りたいなと思います。(収穫・課題は)レースを組み立てられるようにしていきたいと思います。(次のレースへの目標は)500でレース展開とかあまりないと思うんですけど、予選は確実に頑張って通過したいと思います。

三橋

(今日のレースを振り返って)思った以上に力が出せなかったですね。(具体的には)序盤に自分が先頭に立っているような仕掛ける動きが少なかったです。(今日のレースへの意気込みは)この前の学生選手権インカレで不本意な成績だったので、自己ベストを出せるようにと。今日何とか自己ベスト超えることが出来たんですけど、ただもう少しタイムは出せたかなと思います。(レース中手ごたえを感じる場面は)もう少し最後の方まで粘り強くいければ、最後に(上の順位に)上がれたかなと思います。(収穫・課題は)体力やフォームを鍛えるのはもちろんなんですけど、レースの感覚だったり前に出るっていう気持ちがもう少しあればいいかなと思います。(今後の目標は)大学4年までに全日本選手権に出ることです。

<二日目>

大坪

今日の試合を振り返って)前に出るのが遅くて最後間に合わなかったので悔しい。(初めに後ろに付く作戦だったか)本当は最初に前に出ようという作戦だったが、それが上手く行かず、途中スピードが上がらないうちに前に行こうと何回か思ったが、迷っているうちにどんどんスピードが上がってきて、前に行った時にはもう間に合わなかった。(東日本大会を振り返って)課題がいっぱい見つかったので、次の大会までに直していきたい。(具体的な課題は)レース展開がまだ全然できないので、それをもっと変えたい。また滑りもまだまだなのでもっと腰を下げて滑れるように直したい。

三橋

(今大会どのような目標をもって臨んだか)今回はシーズン入って2回目の大きな試合だったが、500M・100M・1500Mと3種目ある中で自己ベストを全て出せればいいなというのが目標だった。(今日のレースを振り返って)今日は思っていたよりもタイムが上がらずそのままズルズルいってしまったので、思い通りの結果にはならなかった。(今大会を振り返って)最初の1500Mでは自己ベストが出たが、その後500M・1000Mとタイムが出なかったので次頑張りたい。(タイムがでなかった要因として思い当るところはあるか)リンクの氷の状態も他のリンクに比べてあまりいいものではなかったが、それ以上にレース展開にのまれてしまったなと思う。(何か課題は見つかったか)フォームや体力はもちろん、試合の流れの中で自分の滑りをするというのが課題だと思う。(今後に向けて)これからまた練習を重ねて、今度こそ全部で自己ベストが出せるように頑張りたい。

By Shun Yasuda, Yasuhiro Namimatsu, Fumiko Yamaguchi

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