東日本学生選手権大会(秋季)が11月27日~29日にかけて行われた。3日目となる29日には、慶大からは髙橋慧大(商3・慶應)がグレコローマン60㌔級に、佐藤秀一郎(環3・八千代松陰)がフリースタイル97㌔級にそれぞれ出場。高橋は準決勝で敗退。佐藤は決勝で敗れたが、銀メダルに輝いた。
2025年11月29日(土)@駒沢オリンピック公園 屋内球技場
【試合結果】
〈男子グレコローマン60㌔級〉
準決勝
●髙橋慧大(慶大)[VSU 2:38=0-8]木村友也(大東大)●
〈男子フリースタイル97㌔級〉
準決勝
○佐藤秀一郎(慶大)[VFA 1:55=6-0]木村友也(大東大)●
決勝
●佐藤秀一郎(慶大)[VSU 1:42=0-10]能瀬龍樹(国士大)○
髙橋慧大(商3・慶應)はグレコローマンレスリング60㌔級に出場。相手の棄権で勝ち上がり、メダルをかけて準決勝に臨んだ。序盤は0ー0の展開も、体勢を崩され0ー4とされると、第1ピリオド終了間際に回転技で0ー8とされ、テクニカルフォール負けを喫した。

決勝進出とはならなかった髙橋
佐藤秀一郎(環3・八千代松陰)はフリースタイルレスリング97㌔級に出場。準決勝では相手を押し出し1点を奪うと、さらに相手の背後を取り、3-0とする。その後も、相手を寄せ付けない攻撃を見せ、最後は相手の体勢を上手く崩し、フォール勝ち。見事決勝進出を決めた。

見事フォール勝ちをおさめた
優勝を目指す佐藤は決勝戦で能瀬龍樹(国士大)と対戦。序盤に回転技で一気に6点を奪われる。その後0-8とされると、最後は相手に背中を取られ、0-10で敗北。思い描いていた結果には至らなかった。銀メタル獲得も悔いの残る結果となった。

決勝戦では悔しい結果に終わった佐藤
(取材:塩田隆貴)
〈スコア見方〉
(例)[VSU、4:30=11-1]
・VSU→勝利方法、詳しくは下の図を参照
・4:30→試合終了時間(この場合は試合開始から4分30秒後に試合終了)
・11-1→試合終了時の点数(フォールによる勝利は点数を問わない)
VFA | victory by fall フォールによる勝利 |
VIN | victory by injury 負傷棄権による勝利 |
VCA | victory by 3 caution 警告3回による勝利 |
VSU | victory by technical superiority テクニカルフォール(10点差) |
VPO | victory by points ポイント判定勝ち |
VFO | victory by forfeit 不戦勝 危険試合による勝利 |
DSQ | disqualification 罰則による失格 |
2DSQ | double disqualification 両者失格 |


