慶大39-24流経大
得点者(慶大のみ)
T=仲宗根、鈴木貴裕2、石橋、栗原G=仲宗根4
PG=仲宗根2
序盤、慶大は苦戦を強いられる。流経大のNO8・イシレリを中心としたFwd攻撃の前に自陣での攻防が続くと、6分にゴール前で相手ボールスクラムのチャンスを与えてしまう。ラックサイドをしつこく突いてくるアタックにタックルで応戦するものの、最後はラインを割られて先制を許した。しかし、ここから慶大は目覚ましいアタックを見せ始める。まず21分にSO宮川がゴール前でショートパントを蹴ってCTB仲宗根主将がトライ挙げて7-5と逆転。34分にはAチーム初スタメンのWTB鈴木貴裕が追加点となるトライを挙げた。37分に速い展開から1トライを許して14-12で前半を折り返した。
後半になると慶大の勢いはさらに増していく。開始早々に仲宗根主将がPGを決めると、3分にはFL石橋がキックチャージからトライを挙げて24-12とリードを広げた。この後1トライを決められたが、鋭いタックルで相手のオフェンスの芽を摘み続ける慶大は試合を優位に展開。対抗戦を不完全燃焼で終えた鬱憤を晴らすかのように縦横無尽のアタックで得点を重ねていった。終わってみれば強豪相手に5トライを奪い、39-24で大学選手権初戦を突破。次戦は12月25日に瑞穂陸上競技場で関西リーグ1位の天理大と激突する。
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