【ソッカー男子】リーグ戦開幕目前!JFAハウスにて記者会見
リーグ戦開幕が目前と迫った今月4日に、東京御茶ノ水のJFAハウスにて第86回関東大学サッカーリーグ戦の開幕に向けた記者会見が行われた。慶大からは福井総監督と藤田主将(政4)が出席し、今季の目標などを話した。
各チームとも「十分な状態でリーグ戦に臨める」と関東大学サッカー連盟理事長の秋田氏が話し、その中でも昨季、リーグ、インカレともに制した専修大、同じく2位の明治大、そして3位の慶大に加えて、実力のある筑波大が4強となり、リーグ戦をにぎわすだろうと関東大学サッカー連盟技術委員の吉村氏が予想。慶大については、「総合力はあなどれない」とも吉村氏は話した。
今季も優勝候補の一角としてあげられる専修大の鈴木主将は昨季の結果を引き立てるため、「今年が勝負」と引き締まった表情で話すと、明治大の松岡主将も「なんとしても優勝したい」とした。一方の慶大としては「まずは1勝」(藤田主将)と足元を見据え、勝ち点を積み重ねていき、最終的には「インカレ出場」(藤田主将)とインカレ出場圏の4位以内を目標に置いた。「リーグ戦経験が浅い者が大半」と福井総監督は今季の慶大について話したが、その一方で「徐々にチーム力があがっている」と順調な仕上がりをアピールした。また、河井(政卒・現清水エスパルス)、日髙(総卒・現モンテディオ山形)など昨季の主力が抜けた分、武藤(経2)やルーキーの近藤(総1)などの若い力には大きな期待がかかる。早いうちに1勝をあげて波にのることができるか。まずは、8日の開幕戦の中大戦に注目が集まるところだ。
以下慶大出席者コメント
福井民雄総監督
慶應大学は昨年、関東3位、そしてインカレでも第3位ということで上々の成績を残すことが出来ました。ただ、今シーズンは昨年主力だった8名が卒業致しましたので、リーグ戦経験が浅い者が大半という状況でして、厳しい1年になることを覚悟しております。インカレ出場ということを目標としておりますけども、まずは早く1勝を挙げるということに尽力をしたいという風に思っております。この春の練習におきましては、プロのチームとのトレーニングマッチを数多く行なってきましたけれども、失点が多く、大敗しております。ただ、2週間ほど前からチームの状態は上向いておりますので、何とか開幕戦までにはチーム力を上げて、序盤戦で1つでも多く勝利を挙げたいと思っております。
藤田息吹主将
私たちは今年は「I WILL」というスローガンを掲げて、選手1人1人の自主性や、自分の力でチームを変えるんだという強い意識を持って今まで取り組んできました。先ほど福井総監督がおっしゃられた通り、昨年はインカレ3位という悔しい結果をしまして、また、実力のある4年生が卒業したということで、インカレ出場ということを目標としました。まずは1勝を目標に戦っていって、慶應義塾の代表としての誇りや責任感を持ったプレーをして、個人の力ではではなく組織力で戦っていきたいと思います。
(記事 櫻井 悠平)
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