3月末から予選が行われていた女子ラクロスの六大学交流戦。4月21日には準決勝、決勝が行われた。慶大は準決勝で昨年FINALで戦った立大をの13−5のスコアで制してリベンジを果たすと、直後に行われた決勝でも明大相手に12−1と圧勝。見事優勝を果たした。
六大学交流戦準決勝 VS立大
2012年4月21日(土)14:40FO@立大新座グラウンド
チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
慶大 | 8 | 5 | 13 |
立大 | 2 | 3 | 5 |
準決勝の相手は昨年FINALで優勝を譲った宿敵・立大。接戦が予想された。
序盤、慶大は速いパス回しを展開し、相手を無得点に抑えたまま一気に4得点を挙げる。その後両者一進一退の時間が続きミスを突かれたところから立大に2本のシュートを決められてしまったものの、終始リードを守りきった慶大は8−5で試合を折り返す。
後半も慶大はAT佐藤由主将(法4)のゴールなどで着実に得点を重ねていく。終盤にボールへの反応が悪くなり、立大に連続で2点奪われるシーンもあったが、それ以上の反撃を許すことはなかった。失点後もさらに追加点を挙げた慶大が最後は13−4として試合終了。昨年のリーグ戦FINALでは敗北を喫した相手に対し慶大の新しいチームがリベンジを果たし、六大戦準決勝に駒を進めた。
六大学交流戦決勝 VS明大
2012年4月21日(土)16:50FO@立大新座グラウンド
チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
慶大 | 7 | 5 | 12 |
明大 | 1 | 0 | 1 |
準決勝と同日に行われた決勝戦。選手たちの疲労も心配されたが、試合開始直後にAT川村(文2)がゴールを決めて見事に先制する。直後に明大に得点を許し同点となるが、前半3分にすぐさま佐藤主将が得点し、リード。その後は慶大が主導権を握り、ロングパスなども駆使し、多彩な攻撃を仕掛ける。結果的に、7−1と6点差をつけて前半を終えた。
優勝が見えてきた後半戦。4分に小嶋が相手ファールからチャンスを掴んで得点したほかは、開始直後から明大にずっとボールをキープされてしまう。それでも慶大はG渡邉(政3)の粘りもあり、明大に得点を許すことなく試合を進めた。終盤、勝利がほぼ確実となってからも慶大は気持ちを切らすことなく果敢に攻撃を続けた。結局後半は相手を無得点に抑え、12−1というスコアで快勝。見事に六大学交流戦の優勝を決めた。
今年度の六大学交流戦では引き分けが1試合あったものの、無敗だった慶大女子ラクロス部。女子ラクロス部は昨季から主力として活躍している選手が多くおり、これからの活躍に大いに期待が懸かる。約1ヶ月後の5月20日(日)には早慶戦も行われる。「圧勝します」(佐藤主将)と気合いも十分。今後も彼女たちから目が離せない。
(文・高橋 茜)
コメント
AT佐藤由主将
(優勝したこと、MVPに輝いたことは)うれしいです。(試合を振り返って)チームとしては今までいていなかった新しいチャレンジが増やしていました。そのチャレンジを今後チャレンジではなく、自分たちの強みにできるところまでもっていきたいです。(自身のプレーの出来)自分はまだまだ課題もたくさんありますが、今まで打たなかったようなシュートを打って決めることもできたので、自分的には少しは成長できたかと思います。(準決勝、決勝とも快勝だったが)勝因は今まで自分たちがやってきたことをしっかりやった結果ですかね。あとはやはりグランドボールの予測と反応の部分で勝てたのかな、と思います。(5月20日の早慶戦にむけて)学生日本一へのステップとして、絶対早慶戦は圧勝します。
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