慶應スポーツ新聞会

【男子ラクロス】男子もリーグ戦開幕!獨協大を圧倒して白星発進

 昨季のFINAL4での敗戦、3カ月前の早慶戦での敗戦を経て慶大ラクロス部が関東学生ラクロスリーグ初戦・獨協大戦を迎えた。激しい日差しが照りつける中行われた試合は相手を寄せ付けずに22-4で快勝。「STRONG」というスローガン通りの強さを見せつけて華々しいスタートを切った。

得点後、ガッツポーズを見せる本下主将

 

関東学生ラクロスリーグ1部Bブロック

2010/08/21(土) 15:00F・O@大井第二競技場

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶應義塾大 3 10 3 6 22
獨協大 2 0 1 1 4
 

 

5得点を挙げる活躍を見せた長島

試合開始直後は獨協大の「奇襲」(本下主将・政4)が慶大を襲った。1分に素早い攻めからシュートを打たれ、一度はG中井(商3)が弾いたものの、こぼれたボールを決められて先制点を許してしまう。格下相手にまさかの失点を喫してグラウンドは異様な雰囲気に包まれるが、こうした状況でも経験豊富な選手たちは冷静だった。失点後にAT齋藤副将(総4)が敵陣でパスカット。パスを受けたAT長島(商3)は相手ディフェンスが形を作る前にディフェンダーをかわして同点ゴールを決める。その後も勢いに乗れない慶大は14分に失点して1-2と再びビハインドに陥る。しかし、AT小原(商4)がゴール前で受けたパスを連続で決めて3-2。昨季も試合に出ていたリーグ戦経験豊富な選手たちの活躍でリードして1Qを終えた

 「2Qからウチのペースでラクロスをできた」(本下主将)と語る通り、このQは圧倒的な展開となった。まずはリーグ戦初出場となったMF粟田(経2)が連続ゴールを決めて5-2としてチームを勢いに乗せると、このQは慶大の猛攻が止まらなかった。ほぼ全てのフェイスオフボールを取り、ボールを常にキープし続け、得点機会を確実に決めていく。個人による突破、ロングシュート、華麗な連携を見せつけての得点などでこのQのスコアは実に10-0。慶大のラクロスを遺憾なく発揮して13-2として早くも試合を決める。

 3Qになっても慶大は落ち着いたラクロスを展開する。西日が射しこみ不利ともいえるサイドでの攻撃となったこのQだが、AT小原が独力で突破し、シュートを決めるなど相手に流れは渡さない。途中出場の選手も多く出場してリーグ戦の経験を積んだ。4Qではベンチに退いていた主力選手たちが出場し、更なる攻勢をかけにいく。AT齋藤副将が足をつるアクシデントもあったが、試合は終始慶大ペース。最終的に22-4という大差で試合終了を迎えた

守備の中心の中井と泉副将(右)

 先制点を許したものの、「ディフェンスとして崩されたシーンというのはあまり無かった」(泉副将・法4)と語るようにこの日はDF泉副将やG中井を中心とするディフェンスが安定。オフェンス面でも昨季のリーグ戦最多得点の19点を上回る22点を奪い既に攻守両面で高い次元のチームであることを証明した。だが、各選手が口を揃えて「入りが悪い」と振り返ることや「リーグ戦の緊張感の中では足を動かせていなかった」(本下主将)ことなど課題は残った。しかし、多くの2年生がリーグ戦の経験を積むなどチーム力はまだまだ伸びていくだろう。次戦の相手は明治学院大。格下と思われる相手だが、早大と4-4で引き分けていることを考えると決して侮れない相手だ。また、集客試合でもあり「雰囲気的に1Qで呑まれるのか、会場全体をチームに取り込むのか1Qの入りが試される試合」(本下主将)だ。この試合で出た「試合の入り」の課題を修正しての大勝したいところだ。

By Tomoki Kakizaki

 

選手のコメント 

本下主将

(試合を振り返って)ゲームコントロールを上手くできた試合だと思います。初戦で経験の少ない選手がいた割には良くコントロールできたと思います。(入りに苦戦しているように見えたが緊張などは)2年生の選手とかも多かったので、リーグ戦の雰囲気に慣れるというのと相手をよく見るということで相手にどう対応していくかというのを見ているクォーターだったので、割り切って流れが悪いのを把握して2Qからウチのペースでラクロスをできたのは良かったかなと思います。(試合のテーマは)入りから自分たちのペースでやって大量得点を狙っていくというのはテーマとして持っていました。1Qの入りに奇襲みたいな形で自分たちの想定していないことをやられたんで、2Qにかなり大量得点できたのでそこは自分たちのラクロスができたと思います。元々15点以上、10点差というのはテーマとしてあったのでそこは達成できて良かったと思います。(課題は)特に1Qなんですけど、流れをどっちが掴むかなという時のグラボ(グラウンドボール)であったり、人頼りにならないで周りの人が足を動かすところ。リーグ戦の緊張感の中では足を動かせていなかったなというのはあります。(自身のプレー)個人的にはもうちょっと点を取らないといけないと思います。厳しい試合とかになった時に4年生とかリーグ戦を経験している人がプレーで引っ張らないといけないので、点を取るということが課題かなと思っています。(リーグ戦の展望は)いい感じの日程で最後の方に早稲田とか東大とか強いところとの試合が集まっているので、ここから徐々に上げていきたいと思います。ウチはチームとして年間を通して尻上がりというか、最後の方にチーム力が上がってくるチームなので、そこで良い状態で臨めると思うのでリーグでしっかり全勝して良い状態でFINAL4、FINALに入れたら、もちろん学生優勝も狙っているのでいい感じにいけると思いますね。(個人的な目標は)チームとしてしっかり優勝して、自分としてはMVPは絶対取りたいなと。リーグからも判断されると思うので、来週の試合でもMVPを意識したプレーをしていきたいなと思います。(明治学院大学戦に向けて)集客試合で今日よりも多くの人が入って、応援団とかも来て雰囲気的に1Qで呑まれるのか、会場全体をチームに取り込むのか1Qの入りが試される試合だと思うので、集客試合というのを逆に利用して流れを掴めるのか、会場を味方につけられるかというのをイメージして、上手くまた勝利につなげたいと思います。

泉副将

(試合を振り返って)1Qで先制点を取られてしまって、焦った感はあるんですけど、そこはオフェンスを信じてディフェンスとして耐えていれば大丈夫だろうと思っていました。そうしたら2Qでオフェンスが爆発してくれて良かったと思います。(入りに苦しんでいるように見えたが緊張などは)緊張はありましたね。やはり最後の年というのもありますし、入りは練習通りではなかったです。(試合のテーマは)15点以上取って10点差以上というのをチームとして掲げていてガンガン点を取っていこうというのはテーマとしてありました。結果22点取ることができたので達成できて良かったと思います。(課題は)チーム全体としては入りが悪いっていうのは課題としてあると思います。来週も試合があるので1週間でそこはどうにか修正していきたいと思います。ディフェンスとしては今日は4失点はしたんですけど、ディフェンスとして崩されたシーンというのはあまり無かったので、ディフェンスとしては今まで通り準備してやっていくという感じです。(リーグ戦の展望は)全勝して、去年はFINAL4で負けてしまったので今年は全部勝って全日までいって、日本一を取りたいと思います。(明治学院大戦に向けての抱負を)試合の入りからガンガン点を取っていって明治学院戦も15点以上10点差以上というのは目標として掲げているので、ガンガン点を取りたいと思います。

齋藤副将

(今日の試合を振り返って)慶大は入りのチームだと思っていたのですが、入りがあまり良くなかったです。しかしそこからこれくらいの大差をつけられたことはすごく良かったと思います。個人的には反省の多い試合でした。とにかく「圧勝する」というのがテーマであり、学生相手でギリギリで勝つということは無いように、15点以上とって10点差つけるということが目安だったのでそれが出来たので良かったです。(開幕戦だったが、緊張などはあったか)ケガをしていて、試合に何度か出られていなかったということもあり、実際はそこまでではないのですが、すごく久々のような感じがして相当緊張しました。(自身の今日のプレーの出来は)足がずっと止まっていて、結局足をつってしまって惨めでした。(ゴールなど)一応決めるところで決められたのは良かったです。(圧勝だったが、今日の試合から出た課題は)相当あります。今日のディフェンスに対するオフェンスは上手く出来ていたのですが、これから相手がどんどん強くなっていくにつれて今日のオフェンスで通じなくなってくると思います。だからここからどんどん力を上げていかなくては、と思います。(リーグ戦の展望は)学生に対しては「全試合15点以上とり、10点差の圧勝」で、余裕で勝ちます。(自身の今シーズンの目標は)正直に言えば、今自分自身の目標もいろいろありますが、それ以上にとにかくチームに貢献できればいいかな、という感じになっています。だからとにかく出来る限り点を取ります。そして全日本選手権優勝ができるシーズンにしたいです。(次戦の明治学院大戦にむけてコメントを)次回は集客試合で観客が多くいるということで、いつもと少し違った雰囲気の試合になると思うのですが、今日のように大差をつけて絶対勝ちます。

中井

(試合を振り返って)初戦ということで、相手が格下であるとかいうことは関係なく、流れというものがあって、みんな緊張してたと思うが、しっかりいい形で試合に入って、良い状態で勝って次の試合に弾みをつけたかったのでそういう意味ではとても良かった。(試合のテーマは)特になかったが、大事なリーグ一戦目ということを意識して、いい状態で入ろうという考えで臨んだ。(相手の印象は)シュートをガンガン打ってくるチームと聞いたので、そこを抑えることができれば、オフェンス時間が必然的に長くなって、いい試合運びができた。(1Qに比べて2Q以降の攻撃が激しかったがどんな戦略があったか)特に戦略ということではなく、みんな開始直後は今年始めの試合で緊張していたと思う。どんな状況でも自分たちのやることを明確にしてやっていこうと決めていたので、第2Qではこちらが先制点をとろうと話し合った。(自身のプレーの出来は)特に自分が何をしようと決めていたことはなかったが、相手のシュートを止めたあとにいかにすぐ攻撃に繋げられるようにするかを考えてプレーして、上々の出来だった。(開幕戦でしたが緊張はしたか)自分はあまり緊張することはなかった。(圧勝でしたが課題などは見えましたか)全Qを通していい流れを保つのは難しいことなので、調子の良くないQに入ったときに、修正することを徹底していきたい。(リーグ戦の展望あるいは目標は)学生に負けることはありえないので、全勝してFINALにいって、関東学生リーグは優勝して、全日本大学選手権も優勝して、勝ち続けて全日本選手権にいきたいと思う。(今期はどういうシーズンにしたいですか)去年は怪我をしてなかなかプレーができなかったが、今期はラクロスを楽しんで、一番いい結果を残したい。(明治学院大戦への抱負は)個人としては無失点で頑張って、どんどん点取れるようなオフェンスをしたい。

長島

(今日の独協戦を振り返って)前半の流れが悪かったが、点が入ってみんな流れに乗ってきてから良くなったので、すごく楽しめたしみんなも楽しんでいたので良かった。(開幕試合ということだったが意識したことなどは)特に個人的に意識したことはない。開幕であろうがどんな試合であろうがあまり関係ないと思うので。でも初戦はしっかり勝ちたいと思うものなので勝てて良かった。(第1Qは劣勢だったが、第2Qから変えたことなどは)特にはないですね。それぞれが点をとるところで取ってくれたというのが良くなった理由だと思う。(今日はチームトップの5ゴールだったが得点王など狙っていくか)そんな意識はしていないけれど、とれればいいかな程度ですね(笑)やっぱり最終的にはチームが勝てないとだめなので。(今季はどのようなシーズンにしたいか)去年はファイナル4で負けるというシーズンだったので、しっかりと日本一を目指していきたい。(次の明治学院戦に向けて)集客試合ということなので、観客を楽しませることができるような試合にしたいです。

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